Novel

おまけ解説コーナー「教えて! アンゼロット様」

アンゼ「はい、始まりまし……」
柊「ノエルーーーーーーーっ!?」
アンゼ「(無言で柊の頭上にタライを落とす)」
柊「ぐはぁあっ!?」
アンゼ「もう、人が挨拶している時に邪魔しなーい。ノエルさんが心配なのは分かりますけど、どうせ生きてますよ」
柊「ホントか〜? ここの作者、殺す時はさっくり殺すぞ?」
アンゼ「大丈夫です。意味もなく本編で生き残ったキャラを殺したりはしない人ですから」
柊「……(渋い表情)」
アンゼ「それに、わたくしの『祝福』効果もあることですし」
柊「それが一番心配なんだよっ!?」
アンゼ「……本編であれだけ持ち上げておいて、柊さんは本当にツンデレですわねえ」
柊「違ぇええええーーーーっ!?(でも顔は赤い)」

アンゼ「さて、今回の解説ですが……」
柊「祝福とやらの話しろよ」
アンゼ「ええ、もちろん今回はそれを中心に解説いたします。簡単に言うと、柊さんがダメージを受けた時に反応して、自動で防御魔法や回復魔法を使ってくれる超☆スグレモノですわ」
柊「んー……多機能な魔装、って感じか?」
アンゼ「もっと分かりやすく言えば、わたくしのヒーラー能力だけを凝縮して《融合》、あと勝手に《リザレクト》してくれるという……」
柊「なんでダブルクロスで例えるんだよっ!? ナイトウィザードで説明しろよっ!?」
アンゼ「(無視して)……とまあ、便利な防具兼回復装置兼お守りのようなものですね」
柊「……もういいや、それで」
アンゼ「ともかく、NW2nd、S=FMシステムにおけるヒーラーの重要性がよく分かるおまじないでしたね」
柊「まあぶっちゃけ言えばそうなんだけどよ……」
アンゼ「何か、ご不満でも?」
柊「これって、ダイス目操作とかカウント操作とかの特殊能力ないの?」
アンゼ「あらあら柊さんったら……そんなにディフェスさんがお好きですかぁ?(ゴゴゴゴ)」
柊「な、なんでそうなるんだよっ!? ただちょっと、あったら便利だなーって思っただけだろうっ!? つーかお前、レベル無限大なんだからそのくらいできるんじゃねえのかっ!?」
アンゼ「まあ、できないこともありませんが……そんな便利能力ばかりだと、面白くないじゃありませんか」
柊「面白さはどーでもいいんだよっ!? そっちの方が強いだろっ!?」
アンゼ「全くもう……分かりました。そんなマンチキンな柊さんには、次の任務にはヒーラーとしてくれはさんをお付けしましょう」
柊「か、勘弁してくれっ!? 回復でファンブル振られるのだけは勘弁してくれーーーーっ!?」
アンゼ「あら? 嬉しくないんですか?」
柊「当たり前だっ!? 回復魔法で死ぬくらいなら、お前の方がまだマシだよっ!?」
アンゼ「柊さん……今、全国のくれ派の方に喧嘩を売りましたね?」
柊「このサイトはアンゼ派だから……問題はないっ!!」
アンゼ「ふふ、ありがとうございます、柊さん。ではクライマックスも後もう少し……それまで、よろしくお願いしますね?」
柊「え? お、おう……何だ、このしてやられた感は……?」

アンゼ「さて、柊さんはやっぱりわたくしのことが大好きと分かったところで、今回はこの辺で。次回まで、くたばれ☆地獄で懺悔しろ!」