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ベネットの意外な特技・前編

ベネット(以下、GM):じゃあ次のシーンでやんす。シーンプレイヤーはシュンサク(仮名)でやんす。シュネルギアから降りた君にトゥアレタが詰め寄るでやんすよ。「バカッ! どうしてあんな無茶なことしたの? 下手をしたら死んでたかもしれないのよ!?」
アル(以下、シュンサク(仮名)):もちろん真顔でトゥアレタを見返すぞ。「けど、ああしなけりゃお前が死んでただろ」
GM:「どうして、どうして私なんか庇うの……」
シュンサク(仮名):「そ、そりゃあ……お前は俺のシュネルギアのナビゲーターなんだから、いなくなられたら困るだろ」
GM:トゥアレタは涙目でじっと見つめるでやんす。そして小声で「……それだけ?」と呟くでやんすよ。
ピアニィ(以下、ミユ(仮名)):ベネットちゃん……GMうまいですよね……
ナヴァール(以下、ジュンイチロウ(仮名)):うむ、相当の経験を積んでいるようですね……まあ、私ほどではないですが。
GM:ふっ……それについては、色々とわけがありまして……(遠い目)
ミユ(仮名):というか、ベネットちゃん、NPCの口調は普通なんだね……
シュンサク(仮名):ええい、外野うるせえっ!? と、ともかくそれにはちょっと慌てながら……そうだな、もう一押し欲しいのでとぼけてみるか。「それだけって、何だよ?」
GM:さすがアル、分かってるでやんすな! トゥアレタはさらにずずいっと近づくでやんす。「あなたにとって私は、ただのナビゲーターでしかないの……?」少し寂しそうでやんす! デレでやんすよっ!
シュンサク(仮名):そうそう、その反応が欲しかった!(笑)そこでトゥアレタの肩をぐっと掴む!「そうじゃねえよ! 俺は……トゥアレタっていう一人の人間が大切なんだ!」GM、ここでダーザイン【トゥアレタ からの 信頼】を4レベルまで上昇させる。ついでに信頼を慕情に変えるぞ!
GM:了解でやんす! そうするとトゥアレタの頬を涙が伝い……「シュンサク(仮名)……!」と胸に飛び込むでやんす!
ミユ(仮名):ううぅ〜っ! シーンに登場したい〜っ!!(一同爆笑)
ジュンイチロウ(仮名):はっはっは、ミユ(仮名)、野暮なことはするものではありませんよ。
GM:そうそう、ミユ(仮名)のシーンは次だからしばし待つでやんす。それまではあっしとアル……もとい、トゥアレタとシュンサク(仮名)のラブコメを黙ってみてるがいいでやんすーっ! けーっけっけっ(一同爆笑)
ミユ(仮名):くぅぅ……あ、後で覚えててねベネットちゃん……!

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あとがき。

エンギアでラブコメプレイをやってしまうアルとベネット。
王子は結構ツンデレ好きですよね(笑)しかもきくたけの出す幼馴染系暴力ツンデレじゃなく
委員長的解凍系ツンデレ。あれ? トゥアレタ、ばっちりじゃね?(笑)

※エンゼルギア 天使大戦TRPG The 2nd Editionは、有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です。