※このなんちゃってリプレイに登場する人名などは全てフィクションであり、実在の人物、団体とは一切関係ありません。
また、キャラクターの口調が違う(いわゆる『プレイヤー発言』)ことがあるので、お気をつけください。
その日、GMである私は少々困っていた。
何を隠そう、今日は『テイルズオブジアビス』セッションの番外編の収録日なのだ。しかし、肝心のPC1、ルークのプレイヤーが仕事で来られなくなってしまった。
だが何とかしなければならない。私はあるアイデアを持って、プレイヤーたちの待つセッションの行われる会議室へと向かった。
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GM:というわけで、今日はルークがいません!
一同:ええええー!?
ジェイド:そういえば、さっき事務所で書類積んでヒーヒー言ってたな。
アニス:別にいんじゃないですか? 5人もいるし。
ティア:でもそれだと前衛きつくならないですか?
GM:それに関しては、代役を頼んでみます。皆さんはレベルアップ作業などをやっておいてください。
ナタリア:私はどちらでもいいですけど……誰が来るんですか?
GM:それは来てのお楽しみです。
ここでGMは、おもむろに携帯電話を取り出し誰かと連絡を取り始めた。
GM:あ、もしもし? ──さんですか? そうです。それでですね、アビスのセッション、ルークの代わりに参加しませんか? 他のメンバーはいつもと同じです。ええ、ナタリアもいますよ。はーい、ではお待ちしてます(電話を切る)
ジェイド:なんて言ってた?
GM:「何ぃ!? ナタリア!? あの女もいるのかよ! なんで俺を呼ぶんだよ!! ……まあしょうがないから行くけどさ」……だそうです(笑)
ガイ:相変わらずツンデレだな、あいつ(笑)
ナタリア:え、ちょっと待って、ってことは代わりのメンバーって……
その時、会議室のドアが開いた。
アッシュ:おう、来たぞ。
ナタリア:やっぱり! じゅんいっちゃーん!!(一同爆笑)
アッシュ:じゅんいっちゃんじゃねえっ! だからなんで俺の行くとこには必ずお前がいるんだよ!
アニス:愛だね。
ジェイド:愛ですねぇ。
アッシュ:お前らうるせえっ!?
ナタリア:もーじゅんいっちゃん照れちゃってぇ〜。
アッシュ:違ぇよっ!?(一同大爆笑)
GM:いいから席についてください。
ジェイド:ではナタリアの隣にどうぞ(笑)
アッシュ:なんでだよっ!?
GM:イニシアティブ順ですから(笑)
アッシュ:ちっきしょー絶対行動値上げてやるからな!
こうして、ツンデレを加えたセッションが始まるのであった……
アッシュ:だから違うっつってんだろうがーっ!?
GM:いいからセッション始めるぞ!
ナタリア:私はじゅんいっちゃんを愛せばいいんですね?(笑)
……続かない。
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