I'm Playing Easy To Get  アイム・プレイング・トゥ・イージー・トゥ・ゲット
何の暗喩かなんて
勘繰るのはおよしよ 納得したことなんかないでしょ?
どうして未だに僕が傍にいるのか
不思議がるのはおよしよ
僕はただ尻軽を演じているだけ

僕がやらなきゃいけないことは
セイラーのように錨を下ろして
君の頭のスイッチを入れることかな?
僕の体をチェックするのはやめな
沈黙が君の答え
僕はただ尻軽を演じているだけ

裏に隠された意味を
勘繰るのはおよしよ
もっと悪いことに、君は
裏を表と間違えちゃったのかもしれない
僕がここにいるのを
不思議がるはおよしよ
僕はただ尻軽を演じているだけ

僕はとってもお手軽
もう君のものかもね
もしそうなら、僕を忘れられないだろ
コール通りとカフエンガ大通りの間で
僕を見るなら
僕は本当にあからさまに必死

だから、僕を知ろうとして
時間を無駄にするのはおよし
僕は君のもの 僕は君のもの
そして洒落た会話なんかで時間を無駄にしないで
僕は君のもの
誰もが知るとおり
僕は君のもの


・Between Cole and Cahuenga
 コール通りとカフエンガ大通り
 ロサンジェルス、ハリウッド近辺にある通り名。その昔、この周辺は女装したゲイ男性の遊び場だったそうです。

 I'm just playing easy to getとかI'm yoursとか、まあ良くあるフレーズなのですが、これを歌っているのがモリシーというだけで何故にこんなにも胸がキュンキュンするのか。 もの凄いエロティシズムを感じる。だって、やっぱこれも片思いの歌だから。

「僕はすぐにアンタと寝てあげるよ(と、言ってるのに何で手を出してくんないの?)」
「でもビッチなのはみせかけで、本当の僕は純なのさ(と、いうことにしといてくれよ)」
「僕は君のもの(と、言っておくれよ)」

 ダブルミーニングを勘繰るなという「僕」の心はダブルミーニングばかり。

 ボズ・ブーラー作曲。

収録アルバム
基本的にオリジナル・アルバムのみの記載です。
アルバム未収録曲に限りベスト盤等を記載します。

アルバム未収録。シングル、B-side未収録だ。