SPEEDWAY  スピードウェイ
そして君が
ハンマーを打ち下ろす時
心の奥底では分かっているのだろうか?

噂の数々すべてが
僕を地に這い蹲らせたままにする
僕は一度たりとも 一度たりとも
事実無根だとは言っていない

そして君が
ハンマーを打ち下ろす時
心の奥底では分かっているのだろうか?
よくもそんな雑な調査ができるものだな?
そして 君が僕の指を
踏みつけにして立っている時
心の奥底では分かっているのだろうか?
僕の魂を壊そうとしても
無駄だよ
どうせ壊れるものなど残っていない
もうこれ以上はね

噂の数々すべてが
僕を地に這い蹲らせたままにする
僕は一度たりとも 一度たりとも
事実無根だとは言っていない

君は眠るつもりがないんだね
僕を欲する地面の下に、
つに僕が埋葬されるまで

おお、君はやり続けるつもりだ
手を緩めたりはしない
僕にふさわしい霊柩車が
ついに僕を連れて行くまで

おお、君は微笑んだりしない
僕の麗しい唇が
ついにお行儀良く黙るまで
永遠に!

噂の数々すべてが
僕を地に這い蹲らせたままにする
僕は一度たりとも 一度たりとも
事実無根だとは言っていない
そして それら嘘すべて
書かれた嘘 捩れた嘘
いいとも 嘘じゃないよ
嘘じゃないよ
嘘じゃないよ

僕は一度たりとも言わなかった
一度たりとも言わなかった
もしかしたら 君の名を漏らしたこともあったかもしれない
君を無理やり引きずり込んだかもしれない
「ほのめかし」により有罪
「連想」により有罪
いつだって僕は君に誠実だった
僕なりの、病んだやり方で
いつだって僕は君に誠実だった
僕なりの、病んだやり方で
これからもずっと誠実であり続けるよ


 詞、楽曲、SE、全てが素晴らしく噛み合っている。冒頭のホイール音が聴こえただけで、もうゾクゾク。確かにThe Smithsは偉大だったけれど、モリソロにはモリソロならではの傑作があると示してくれる名曲。

収録アルバム
基本的にオリジナル・アルバムのみの記載です。
アルバム未収録曲に限りベスト盤等を記載します。

Vauxhall & I