SUEDEHEAD  スウェードヘッド
どうしてここに来るの?
どうして付きまとうの?
お気の毒様
お気の毒様

どうしてここに来るの?
僕にとって辛い時期だって知っているくせに
知っているくせに
どうして来るの?
どうして電話をよこすの?
おまけに あの馬鹿げたメモの数々は何?
お気の毒様
お気の毒様

どうしてここに来るの?
僕にとって辛い時期だって知っているくせに
知っているくせに
どうして来るの?
君は僕の部屋に忍び込まなきゃならなかった
ただ日記を盗み読むため”だけ”に
「ちょっと見るだけ ちょっと見るだけ……」
(そして僕が君について書いたこと全てが
 君の知るところとなった……)
おお イラストもいっぱい描いていたな
おお けれどね
僕は、とてもウンザリだよ
今はもう、本当にウンザリしてる

寝るには良かったよ 気持ち良かったさ
寝るには良かったよ 気持ち良かったさ
寝るには良かったよ ヤルにはね
おお……


・suedehead
 ツルツルのスキンヘッドではなく、5ミリから1.5センチほど伸ばした五分刈状態の髪型のこと。触るとスウェードのような手触りがするから?

 リリース当時のモリシーのインタビューによると、リチャード・アレンの不良小説「Suedehead」との関連は無く、タイトルにしたのは言葉の響きが気に入ったから。

 そういえば以前モリシーと親しいと噂された男性達の髪型がこれだった。この髪型自体も好きなのかもしれない。いやまあ、でも特に珍しい髪型ではないから偶々かもしれんけどね。

 それとは関係なく、95年にギタリストのアラン・ホワイトはモリシーに言われて自慢のクイッフを切り落とし、スウェードヘッド状態にしたことがある。あまりにも似合わなかったので、またクイッフに戻したそうだ。何かの罰ゲームとかだったのだろうか?

・Oh, so many illustrations
 個人的には、ここが一番セクシーな、尚且つちょっと笑える箇所だと思う。  

・good lay
 世の中にはドキツイ言葉を並べたてた露骨なエロ歌が溢れていますが、good layの一言だけで、こんなにもドキドキさせてくれるのはモリシーだけ。まさしく稀有なキャラクターの為せるわざ。

収録アルバム
基本的にオリジナル・アルバムのみの記載です。
アルバム未収録曲に限りベスト盤等を記載します。

Viva Hate