Trouble Loves Me  トラブル・ラブス・ミー
トラブルは僕を愛してる
トラブルは僕を必要としてる
この二つの事
君よりもやってくれるよ
あるいは、君がそうしようとしたよりも

だから 僕を慰めて
でなきゃ 抱きしめて
全てが安定して
バランスが取れたと思った途端に

トラブルが僕を愛している
僕の隣に寄り添って歩き
小言を言うけど
導きはしない
それでも
君よりは
傍にいてくれるだろう

だから 僕を慰めて
でなきゃ 抱きしめて
全てが安定して
バランスが取れたと思った途端

僕がどんな馬鹿をしでかすか見てごらん
未だに辺りを駆けずり回っている
肉体の狂騒に
未だに辺りを駆けずり回っている

舌先三寸の準備をして
肉体の狂騒に
未だに辺りを駆けずり回っている
……お前のその歳でね!
ソーホーに行けよ
間違った腕の中で
時間を浪費すればいい
未だに辺りを駆けずり回れば

トラブルが愛してくれるよ
奴は僕を付狙い、探し出し
ペテン師にしてしまう
まるで、それが当然だと
言うかのように

おお、どうか僕を満たして
さもなきゃ 殺しておくれ
僕に大酒をくれよ
底まで飲み干すのを見てごらん
音楽 今までどおりに
音楽には向き合っていくさ
薄明かりの中では
あまりにイギリス人的な しかめっ面
そうこうして真夜中になると
頭から君を振り払うことができない
幻滅の味
未だに辺りを駆けずり回われば
幻滅の味
未だに辺りを駆けずり回われば


 抑え気味に始まり、だんだんと熱烈に感情を露にしていくこの曲、これを聴くと、アランって本当にモリシーのベスト・コンポーサーだと思う。「モリシーのために、モリシーにぴったりな曲を書く」という一点において彼以上の人はいない。

収録アルバム
基本的にオリジナル・アルバムのみの記載です。
アルバム未収録曲に限りベスト盤等を記載します。

Malajusted