There's a guy works down the chip shop swears he's Elvis (Kirsty MacColl)
 ゼアーズ・ア・ガイ・ワークス・ダウン・ザ・チップ・ショップ・スウェアーズ・ヘー・イズ・エルヴィス
おお、ダーリン どうしてそんなに早口で話すの?
いつもと同じ夕方は、あっという間に夜になり
そしてもう夜明けがやってくる
私にはどうにもできないし そんなのってずるい

したこと、見たこと あなたは何でも私に話すけど
私が一緒にいなかった場所の話なんか
ねえ、ちっとも聞きたくないの
けれど私は黙って聞こう それから立ち去ろう
それでも あなたは私のことを考えたりしない

あのチップス屋には 自分がエルビスだって誓う男が働いている
あなたが私に誠実さを誓うのとまるでそっくり
あのチップス屋には 自分がエルビスだって誓う男が働いている
けれど彼は嘘つき そしてあなたはどうかしら

おお、ダーリン あなたは人気者
ヒックスビルにやって来た最高の男
モヘアのスーツに 外国製の靴
キャデラックに乗せる子を変えれば、それがニュースになる

そして今 私はここで一人で横になっている
何故って あなたは電話の向こう
スターになるためNYにいる
あなたの笑い声は聞えるけれど
話す言葉の何もかもが
本気で言っているとは思えない

あのチップス屋には 自分がエルビスだって誓う男が働いている
あなたが私に誠実さを誓うのとまるでそっくり
あのチップス屋には 自分がエルビスだって誓う男が働いている
けれど彼は嘘つき そしてあなたはどうかしら

あのチップス屋には 自分がエルビスだって誓う男が働いている
あなたが私に誠実さを誓うのとまるでそっくり
あのチップス屋には 自分がエルビスだって誓う男が働いている
けれど彼は嘘つき そしてあなたはどうかしら
私、彼は嘘つきだって言ってやった そしてあなたはどうかしら
彼は嘘つき そしてあなたはどうかしら


 一見、相手の嘘や自分勝手さを責めるような歌詞でありながら、優しいカントリー・フォークの楽曲※と、これまた芯の通った力強いカースティの歌声にかかると、不思議と美しい悲しみと諦めだけが心に残る。彼女の声は、心の醜さを感じさせないんですね(※「What Pretty Girls Do?」収録のアコーステッィク・ヴァージョン)。