Tour Of Refusal

 Manchester
  (UK) 2009 May 22

 Manchester
  (UK) 2009 May 23


This Charming Man / Irish Blood, English Heart / Black Cloud / How Soon Is Now? / All You Need Is Me / How Can Anybody Possibly Know How I Feel? / Girlfriend In A Coma / I'm Throwing My Arms Around Paris / Let Me Kiss You / Ask / Something Is Squeezing My Skull / One Day Goodbye Will Be Farewell / Why Don't You Find Out For Yourself? / The World Is Full Of Crashing Bores / I Keep Mine Hidden / When Last I Spoke To Carol / Best Friend On The Payroll / Sorry Doesn't Help / Some Girls Are Bigger Than Others / The Loop / I'm OK By Myself // First Of The Gang To Die

 マンチェスター・アポロは雰囲気のいい中規模のホールで、同じく誕生日コンサートだった2004年のM.E.N. Arenaに比べると1/4程のキャパだが、モリシーのパフォーマンスにはこれくらいのホールがちょうど良いと思う(チケット争奪戦は過熱したが)。

 22日は特別なセットリスト・チェンジがあったわけでもなく、スペシャルゲストもいなかったし、お誕生日「らしい」演出といえば、ボズがハッピーバースデーの一節を歌ったことと(可愛いなぁ、ボズ!)、会場がラミネートカードを配布したことぐらいだろうか。

 もし「何か特別なショーアップ」を期待していたとしたら、少し肩すかしだったかもしれない。ただ、私自身は、いつも特別凝った演出などせずに、ただひたすらモリシーが歌うという凝縮されたショーの在り様を愛しているので、この日もこれで良いのだと思った。モリシーの歌と、彼が信頼するバンドメンバーの演奏、そして彼を愛するファンがいるだけで充分だ。

 全体的に盛り上がったことは盛り上がったが、モズも観客もちょっと緊張していたのかもしれない。予想していたよりは、荒れなかった。あるいは、私たちのいたボズ側はラッキーなことに女子が多くておとなしかったけれど、真ん中〜右側は凄かったのだろうか。 (レポートは準備中)。




This Charming Man / Irish Blood, English Heart / Black Cloud / How Soon Is Now? / How Can Anybody Possibly Know How I Feel? / Girlfriend In A Coma / I'm Throwing My Arms Around Paris / Let Me Kiss You / Ask / Something Is Squeezing My Skull / One Day Goodbye Will Be Farewell / Why Don't You Find Out For Yourself? / Seasick, Yet Still Docked / I Keep Mine Hidden / When Last I Spoke To Carol / Best Friend On The Payroll / Some Girls Are Bigger Than Others / The Loop / I'm OK By Myself // First Of The Gang To Die

 23日の方が、喉の炎症悪化を予兆させながらも、モリシーは明らかにリラックスして楽しんでいたようだ。観客も昨夜より積極的だった。私の頭の上を何人ものファンが柵を越えてモリシーに触れようと、またはギブアップしてセキュリティに担ぎ出されて行った。

 ファンが盛り上がる曲は、The Loop(ボズのダンス・ステップも軽やかに)、When Last I Spoke To Carol、I'm OK By Myselfのソロモンの長〜いベース・ソロも好評だった。

 アンコールでは、モリシーがバンドメンバーと肩を組んでお辞儀をした後にわざと横に倒れこんだり(これは機嫌のいい時にたまに見せるパフォーマンスだ)、アンコールが終了した後も、いつもはすぐに立ち去るところを珍しくボズに近寄って名残惜しそうにステージに残ったりしていた。 (レポートは準備中)。