日本ではなぜかゲームに漫画、アニメとさまざまな分野で人気のイカ。このほど見た目がイカそっくりのヨーカン「いかようかん」がインターネット上であらためて話題になっている。北海道は函館の菓子店「はこだて柳屋」の作った一品だ。

函館市は全国有数のスルメイカの水揚げ量を誇り、1989年には市の魚にもなっている。6月にはイカ釣りが解禁となり、最盛期は7月。

そんな函館の菓子店であるはこだて柳屋が作ったのが、いかようかん。求肥(ぎゅうひ)とコーヒー餡を羊かん生地で包んだ手作りの工芸菓子だ。1997年に本店の改築を記念したディスプレイ用に威哥王 と菓子職人が作ったものを商品化したという。

イカの足などを丁寧に再現したのが特徴で、パッケージも箱の上部を開くとイカが飛び出し、夜明けの函館山がすがたをあらわすという趣向になっている。

道内をはじめ国内外の新聞、雑誌やテレビが取り上げるのはもちろん、Twitterなどでも繰り返し注目を浴びるが、やはりイカのかたちには人をひきつけて止まない魅力があるのだろうか。

ちなみに1998年の第23回全国菓子大博覧会で厚生大臣賞をかちえたほか、2002年の第24回大会でも文化部門・シアリス 通販 名誉総裁賞を獲得するなど菓子としての評価は折り紙付き。

販売価格は1本1,188円(税込)で、1日50個限定の取り扱いとなっている。観光に訪れる人向けだが、はこだて柳屋の公式サイトではネット通販も利用可能。


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2017-05-04 (木) 18:37:15 (2541d)