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あ 行 |
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ランク |
タイトル |
著者名 |
出版社 |
文庫名 |
出版年 |
価格 |
主要人物1 |
主要人物2 |
主要年代及び派閥 |
分類 |
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サブタイトル・目次及び内容・感想 |
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沖田の容貌・性格 |
土方の容貌・性格 |
土方からの沖田象・沖田への態度 |
沖田からの土方象・土方への態度 |
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☆1 |
新選組副長助勤斎藤一 |
赤間 倭子/著 |
新人物往来社 |
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1998.03 |
2,000 |
斎藤一 |
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新撰組 |
小説 |
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文久3年2月上洛後〜大正4年死。3年前に土方と会っている。斎藤の女の前の亭主は密偵で、斎藤自身も会津の密偵をするようになる。総司の出番少ない。斎藤は土方と湯に入るシーンあり。 |
「女をみる眼は人の意表をつくものがあった」 |
「緻密さ」 |
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☆4 |
土方歳三秘話 |
赤間 倭子/著 |
新人物往来社 |
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1978.12 |
1,300 |
土方歳三 |
沖田総司 |
新撰組 |
小説 |
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[秘仏]山南切腹〜仙台、山南が持っている観音は、願いの代償に人柱を求める。山南→沖田→周→宿の女→隊士→土方と秘仏はわたり、最後に因縁の母恋沢に。土方が近藤に山南より好きか聞くシーンあり。総司の幼馴染の周が生意気、この周に三浦啓之助が絡み、また泊っていた宿の女が新見錦の女で総司を誘き出すために、周をさらう。[月夜舟]女郎が死の際に土方が薬売りの時の関係を語る話、[落椿]椿の下に近藤勇の首が眠る、[紫の旗]淀競馬場の道路拡張工事にまつわる怪談話、全長編1編・短編3編
「沖田総司への愛と友情」というキャッチコピーがすごいが中身はそれほどでもないのが残念。 |
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[秘仏]「浅黒い面」「ひとなつっこい良い性格」 |
[秘仏]「女のような優しい表情」「黒々とした艶冶な眼」「自分の意見と合わない人間を、徹底的に毛嫌いする性癖」「俊敏で、鋭くて、頭のきれる才子」「しんそこ孤独な微笑」「眼裂の大きな涼しげな眸と、やや鼻底骨のあたりで二股になっているかたちのいい鼻」[月夜舟]「ほっそりとした眉目すずやかな男振り」 |
[秘仏]「猫可愛がりに可愛がりすぎて、少しも厳しくしない」 |
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☆2 |
青春新撰組 BARAGAKI!(1) (2) |
秋月 こお/著 |
角川書店 |
ASUKAノベルス |
1996.01 |
738 |
土方歳三 |
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試衛館 |
小説 |
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1[多摩のバラガキ]土方15歳・総司7歳、11歳のときの奉公先で犯られた痛みを知り、ゴロツキを返り討ちにして目明しに目をつけれる、[一振り一両]かどわかされた娘を助けて目をつけられていた目明しに見逃してもらう、伊庭八郎も登場、[男の面目]かどわかされた娘が土方を若衆に仕立てたところ、武士の絡まれ果し合いを目論む、[番外編
挽歌 小説 沖田総司]慶応3年初夏、総司を斬って名を上げようとする浪人との話、2[サムライ志願]16歳、玄武館に他流試合にいき山岡鉄舟出会う、[偽紫曲輪立引]吉原で花魁の身代わりをさせられる、[文・行・忠・信]前に手当てをしてもらった医者に学問を教わるが、その契りの相手に疑われる。 |
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「ほっぺたを真っ赤にしたカワイイ男の子」[番外編 挽歌 小説 沖田総司]「背の高い、痩せた」「切なさと諦めを混ぜ浮かべた、澄んだ微笑」 |
「ととのった甘い顔立ちに、世間を斜めからにらむきつい目つきが不良っぽさと同時に精悍さをつけくわえて、すらりとした肢体もふくめた印象は、人馴れしない猫族の美獣(中略)野生の色香」「三白眼と仏頂面の下に隠した見掛けによらない面倒見のよさ」「本性は気の強さが喧嘩っ早さになっている男」「若衆の、すらりと伸びやかな柳腰に江戸紫の衣装をまとった姿の美しさや、きりりと整った色白の女とは別の色香を匂わせる美貌(中略)紅をさしたような色合いの唇」[番外編
挽歌 小説 沖田総司]「目は、切れ長で冷酷な」 |
「竹刀を構えれば大人の目になる沖田宗次郎という天才少年の、無邪気だが真摯な剣術者ぶりが気に入っている」 |
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☆2 |
壬生狼(ろ)伝 (1) (2) (3) |
秋月 こお/著 |
小学館 |
パレット文庫 |
2001.04 |
467 |
沖田総司 |
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新撰組 |
小説 |
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元治1年5月〜山南脱走・酒井兵庫脱走(病没)。主人公が新撰組に入隊するところから。沖田×帯刀朔次郎(架空)。池田屋では喀血せず、肺炎で昏倒だけ。主人公と休息所を持つ。1はBまで、2はC、3は明里との3Pもありのシーン満載。 |
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「ひょろっと背が高くて、浅黒い顔だち」「肩幅は広いが痩せた体格のノッポな若者で、汗が光っている浅黒い顔にはいまもなにやら苦笑のような表情を貼りつけているが、子どものようになにかと表情豊か」「むだな肉はこそげ落としたような体」「鼻は、高いというわけではないが、低いというほどでもない。鼻梁の狭いすっと通った鼻筋の左右の小鼻は、くっきりと張った形」「口は、やや大きめで、唇は薄い」「目の上の眉は、太すぎはしない男っぽい一文字」「見た目にもがっちりとした顎骨が作っている顔全体の輪郭も、青年らしい力強さがあふれ」 |
「野犬のような目をした男」「沖田より年上だが上背は少し低く、色白で役者のような顔だち」「沖田よりこぶし一つほど背が低い中肉中背。色が白く整った顔立ちをしていて、容姿は役者のような優男だが、たぶんめったに笑わない男」「根は案外やさしくて面倒見もいい男」 |
「可愛がられている」 |
「一緒に育ったような幼なじみの兄貴分」「手駒で満足」 |
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☆3 |
スーパーバトル軍団『徳川大艦隊』-異次元・征夷大将軍、大日本帝国を救え! |
秋山 康郎/著 |
白石書店 |
白石ノベルス |
2004.07 |
857 |
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現代 |
小説 |
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土方歳三の子孫・土方隼人が、自衛隊の訓練中に、次元を超えて蝦夷共和国のある太平洋戦争の周旋間際にタイムスリップし、、そこで最終的に共和国総裁になる話。
蝦夷共和国にいるのは、大鳥や榎本らの子孫。また、島田魁の子孫も出るけど、彼は土方でなく榎本べったり! |
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秋山 香乃 |
どの本も読み応えたっぷりです。ただ『新選組藤堂平助』は、沖田&土方ファンにはあまりお勧めしません。総司のお株を奪う藤堂の存在が、欲求不満になること請け合い。 |
☆4 |
歳三往きてまた |
秋山 香乃/著 |
文芸社 |
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2002.04 |
1,800 |
土方歳三 |
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戊辰戦争 |
小説 |
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鳥羽伏見〜五稜郭。総司が勝手に土方の下げ緒と自分のを取り替える。玉置良蔵(労咳)を沖田の代わりに可愛がる。島田以下土方の色気に当てられる表現があって、この後皆で娼館に繰り出す。伊庭八郎函館で登場。 |
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「野性味を帯びた獣のようなしなやかさ」「人気役者のように美しい」 |
「見栄っ張り」「土方のすべてを受け入れ指示し続けた青年」「誰よりも孤高な男」「自分の一部のように愛しかった」 |
「皆の光」「世話焼きで心配性で優しくて温かい」皆「襦袢の上に着流し一枚を羽織り、伸びた髪もばさらのまま片膝を立てた行儀の悪い格好が妙に色気を誘う」「肘下の意外に白い腕をあらわにしつつ、髪をかき上げチラリと流し目」 |
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☆3 |
獅子の棲む国 |
秋山 香乃/著 |
文芸社 |
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2002.11 |
1,800 |
山川大蔵 |
斎藤一 |
佐幕派 |
小説 |
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慶応4年8月会津篭城〜明治10年西南戦争。斎藤は会津の間諜で、後に大久保の下に、西南戦争では市村鉄之助と敵同士になり斬る。新撰組の名は少し出る程度、土方はちょくちょく。 |
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斎藤「前だけを見つめ、前進することしか知らない男」 |
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☆2 |
五稜郭を落した男 |
秋山 香乃/著 |
文芸社 |
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2004.04 |
1,800 |
山田市之丞 |
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箱館戦争 |
小説 |
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山田市之丞が主役で、土方さんらがちょこっと出る程度。でも斎藤や芹沢は出るのに、総司は出ない。 |
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「低いが凛と響く声」「想像に反して美麗であった。が、どこまでも冴え冴えとしている。二重瞼の伏し目がちの瞳はぞくりとする冷たさを含み、この男の冷徹さを伝える」「冴え冴えとした美しい顔」 |
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☆3 |
新選組藤堂平助 |
秋山 香乃/著 |
文芸社 |
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2003.10 |
2,000 |
藤堂平助 |
土方歳三 |
新撰組 |
小説 |
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『SAMURAI 裏切者/藤原青武』の改題後。
文久1年〜。土方と藤堂の出会いから。藤堂×土方か土方×藤堂という雰囲気で、二人の結びつきがものすごく強い、総司のお株を奪うほどの親密ぶり。藤堂は本当に御落胤という設定で、江戸に隊士募集に行ったのは土方が除隊させるためで一時姿を隠すが、土方に伴われて帰隊。山南は土方をかばい、剣が握れなくなる。隊士同士の男色話が所々出る。『歳三
往きてまた』の橘の意味がわかる。 |
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「目の涼やかな若者」「上背のわりに子供っぽい顔」「一見無邪気で子供っぽい」「他愛無い笑顔」「くるりとした目」「浅黒い顔の中、子供っぽい目」「背も高く、剣士らしく鍛えられてひきしまった身体の青年だ。妙に不自然な子供っぽい目が、くるくるとよく動く」「常と変わらず軽口と叩いて」「鮮やかな笑顔」「くりくりと可愛い表情」 |
「好悪の激しい」「改めてよく見ると端正で美しい。だが、ひどく冷たい横顔だ」「人の好悪が激しい質とはいえ、もともとは社交性のあった」「いつも冷静な」「神経が濃やか」「そんな気の弱い顔は誰の前でもできないのがこの男の性分」「すらりとした長身」「逆境でも沈まぬ根本的な明るさがある。全ての可能性が潰えてもなお立ち上がることのできる強さ」「人の悪いこの男」「あの気難しい」「以外に優しげに見える整った顔」「低い、いい声」「目的のためには手段を選ばない」 |
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☆4 |
総司 炎の如く |
秋山 香乃/著 |
日本放送出版協会 |
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2003.10 |
1,800 |
沖田総司 |
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新撰組 |
小説 |
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万延1年3月(17歳)〜。長州藩士が試衛館からの総司の友でずっと話しに絡む。総司は当初密偵の連絡係。周平がよく書き込まれている、また江戸での総司の世話をする。斎藤は会津からの監視者。総司の療養先は土方の別宅。土方は総司に自分の写真を渡し、総司は刀を渡す。最後に近藤から指南免許を授かり、端座して死ぬ。 |
「浅黒い顔の中の、子供っぽいくるくるとした目」「下戸」「誰にでも優しい」「お人よし」「不器用な優しさ」、芹沢「可愛い顔をして、いざとなれば貴様は誰よりも非情になれる」、藤堂「やるせないことがあると、髪に手をやる」 |
「役者のようなと評判の涼しい目尻」「見た目より繊細な(中略)他人に弱みを見せるのを以上に嫌う性質」「侍に焦がれる歳三は、出自に触れられることを人一倍嫌う」「仕事の依頼をした後に、歳三はひどく少年ぽい顔でそう付け足した。勇や総司のような親しい者たちなら見なれている、この男が無理な頼みごとをするときの癖」「器用なようで、今一つ不器用な人」「ごろりと横になり、手枕を作った。こういう姿を取ると、妙に腰の線が艶めく」「よく通る低い声」「昔から歳三は、勇が苦しむくらいなら、自分が傷ついた方がましたと思う性質」 |
「総司か九つのときに知り合ったからか、いつまでたっても子供扱いだ」「勇や歳三とは身内ともいえる」、総司「あの人はわたしに甘いからな」 |
「江戸にいる頃、歳三は傷つきやすい繊細な男であった。だから今の冷徹な歳三がどこか痛々しくも思え、彼のやろうとしていることを、総司は手伝ってやりたいと願うのだ」「もっとも心配する素振りを見せるとますます依怙地に強がるから、そっと見守るしかない」 |
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☆2 |
近藤勇 |
秋山 香乃/著 |
角川春樹事務所 |
ハルキ文庫 |
2004.06 |
720 |
近藤勇 |
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新撰組 |
小説 |
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池田屋〜流山。
山南が労咳!になってます。じゃ、総司は山南さんからうつったのかな。話は、『歳三往きてまた』などの比べるとインパクトが少なく、物足りない感じだします。 |
「体格は一人前なのに二十一歳とは思えぬ子供っぽい顔(中略)目が怖いくらい澄んでいる」「涼しげな声」「浅黒い愛嬌のある顔(中略)くりんと子供っぽい目」「丸い子犬のような目」「相変わらず緊張感のない顔」「いつもの人懐っこい笑顔」「見栄っ張りだから下手に労わると嫌がるのだ」 |
「平素涼やかな二重瞼の瞳」「二十代中ごろにしか見えない。美丈夫だが、底の知れない目をしている」「人の好悪の激しい」「風物に心奪われる性質」「歳三の神経はみなに思われているよりずっと細かい。放っておくと身食いする獣のように自分を追い詰めていくところがあの男にはある。ちょっと目を離した隙に、取り返しがつかないほど傷ついてしまっていることが、これまでに何度かあった」「存外長い睫」 |
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「いけないことを考えているときの土方さんは綺麗だなあ」「……土方さんは優しいな」 |
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☆2 |
壬生義士伝 上・下 |
浅田 次郎/著 |
文芸春秋 |
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2000.04 |
1,524 |
吉村貫一郎 |
斎藤一 |
新撰組 |
小説 |

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吉村の鳥羽伏見の戦い後の切腹までの足取りとある人に語る維新より50年後のそれぞれの回想。ある隊士のは出会いから鳥羽伏見の戦いでの別れまで。吉村の南部藩時代の教え子で吉村の息子の友人のは、吉村の南部藩時代と南部藩脱藩後の息子の事情と戊辰戦争を。池田七三郎のは入隊から高台寺党との確執から鳥羽伏見の戦いまで。斎藤のは出会いから会津の国替えで南部通過まで。
吉村の親友で重臣大野の息子のは、維新後の苦労して医者になり吉村の娘と結婚した話と吉村と親との関係と脱藩までと吉村の息子の蝦夷渡航を手紙で。大野の中間佐助の脱藩前と鳥羽伏見後の南部と江戸と大阪藩邸とでの話。ある隊士のは土方とともに渡った蝦夷での出来事で吉村の長男の参陣。吉村の長男の死に際。吉村の農学博士になった次男の南部へ帰る列車の中での回想。沖田が腹黒い。 |
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「色黒で丈の高い」「甲高くて明るい」、ある隊士「身丈が五尺八寸は優にある大男だ。肩幅がむやみに広くって、そのせいか衣文掛に吊るしたみてえな、薄っぺらな体に見えた。(中略)だが性格は妙に剽軽な奴だぜ。おしゃべりで、いつも冗談ばかり言って人を笑わせてやがった」「面倒なことの嫌えな短気者」、斎藤「気のいい奴」「他人の不幸を茶化す癖のある」 |
「豊かな総髪を結った、賢そうな侍」「理詰めで物を考える人」「ふさふさの髪」「役者のような顔」「むこうっ気の強い男」「切れ長の目」 |
斎藤「たとえ幕末が百年続いても決して斬られることのない剣客であったな」「案外役者じゃ」 |
斎藤「奴はまったく無駄な動きをせぬ男じゃった。抜け目がないという評価は中らぬ。言うことなすこと、すべてに何らかの意味のある男じゃった。(中略)思慮深いうえに、まめな性格で、何よりも他人の心を忖度することができた」「天下の洒落者」ある隊士「計算高い、要領のいい男だって思っていたんです(中略)実はあれほど不得要領な奴はいねえ」「ええ格好しいの男だったが、あそこまで格好をつけられる男てえのは、まずいねえ。みてくれ同様、中身もまったく格好のいい男だったな」 |
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☆2 |
輪違屋糸里 上・下 |
浅田 次郎/著 |
文芸春秋 |
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2004.05 |
1,576 |
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新撰組 |
小説 |

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上洛後〜芹沢暗殺。
お梅のことなど、なるほどと唸らされる話運びです。糸里と土方さんの関係も。ただ、最後の糸里の太夫あがりなどの辺は、ご都合主義? とも思いましたが。あと、第一人称が「僕」というのも、不可でした。折角の重厚さが半減以下です。
永倉は語り部的役割。芹沢暗殺あたりは、総司の独壇場のような展開で、嬉しかったですね。土方さんへの理解度も。 |
「青黒い顔」「剽軽者」「厚みこそないが丈は高い」「剣の腕前は随一ということだが、いっこうに物事の要領を得ない」「剣の達人だとはいうが、沖田には二十歳の齢には見えぬ稚さがある」「まだ前髪の似合いそうな横顔」「千年の武士の世に突然顕れた、奇跡の剣士の顔。そして人ならぬ鬼の貌」 |
「豊かに結い上げた総髪で背がすらりと伸び、役者かと言われればそうとも思えるほど顔立ちが良い」「なすことにも口にする言葉にも、いちいち理由があって、ぼんやりとしたところが少しもない」「切れ長のきついまなざし」「甲高く澄んだ声」「剣の腕もたつが弁もたつ男」「利発さの芯にある、一本筋の通った誠実さ」「飲んでも酔わぬ」「思慮深い」「たしかに人並みはずれて賢く、肚も据わっているが、侍を手玉に取ることのできる侍というところが、土方の真骨頂なのである」「目はしのきく」「土方の男ぶりは、おなごならずともすれ違う人が振り向くほどである」「豪胆に見えて、土方があんがい人目を気にする質」 |
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「ただ己は、先生や歳三さんの親心兄心というやつが、内心うっとうしくてならない」「歳三さんは賭けをしない。確実に勝つ方法をいつも考えている」「自分で物を考え出すわけではないのだ。機に応じて何かを考える。運命を利用する術に長けている」「歳三さんはそもそも女を人間だなぞと思っちゃいないのさ」「女の命に腐心するあんたじゃなかろう」「今更言われなくたって、あんたに逆らう己じゃないさ」「まこと大胆にして細心、太平を動かしたらさぞ戦がうまかろう」 |
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☆1 |
油小路の血闘 |
安西 篤子/著 |
読売新聞社 |
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1991.12 |
1,400 |
伊東甲子太郎 |
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新撰組 |
小説 |
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[油小路の血闘(伊東甲子太郎)]新撰組加盟・離脱・暗殺・近藤襲撃、[草莽の血涙(相楽総三)]鳥羽伏見の戦い〜その死、ほか全13編
総司の出番なし。 |
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