編  集
ランク タイトル 著者名 出版社 文庫名 出版年 価格 主要人物1 主要人物2 主要年代及び派閥 分類
サブタイトル・目次及び内容・感想
沖田の容貌・性格 土方の容貌・性格
土方からの沖田象・沖田への態度 沖田からの土方象・土方への態度
代表作時代小説は、日本文芸家協会編纂で昭和30年度から年次アンソロジーとして発行されたもの。
新選代表作時代小説は、代表作時代小説の選定版で、昭和40年度〜昭和63年度まで。
時代小説傑作選は、代表作時代小説より数年(度分)を厳選したもの。昭和58年〜
代表作時代小説 最初は東京文芸社。平成2年度36巻から光風社出版。平成17年51巻から光文社。
昭和30年度 第1巻〜
☆1 代表作時代小説 昭和30年度 第01巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1978.06 950 幕末 小説
[遊女薄雪/井上友一郎]新徴組隊士山本仙之助が同じ隊士の親の仇、新撰組の名が1度だけ、ほか全18編
☆1 代表作時代小説 昭和31年度 第02巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1978.06 950 幕末 小説
[兵児一代記/海音寺潮五郎]薩摩郷士の数々の失敗談、ほか全16編
☆1 代表作時代小説 昭和32年度 第03巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1978.07 950 幕末 小説
[地獄の鬼と/子母澤寛]岡田以蔵の勝海舟との竜馬を介しての出会いから刑死まで、ほか全20編
☆1 代表作時代小説 昭和33年度 第04巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1978.07 950 幕末 小説
[お仁王さまとシバテン/田岡典夫]竜馬の姉乙女が妖怪と相撲を取る話、ほか全22編
☆1 代表作時代小説 昭和34年度 第05巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1978.09 950 幕末 小説
[賊将(中村半次郎)/池波正太郎『秘伝』]、[宵月物語/子母澤寛]岩崎弥太郎と関係のあった姉妹の話、ほか全23編
☆2 代表作時代小説 昭和35年度 第06巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1960.08 370 新撰組 小説
[維新の狐(パークス)/戸川幸夫『仇討ち遺聞』][落日]山野八十八の甲陽鎮撫隊以降、原田と共に彰義隊で戦い、総司を見舞った時総司は黒猫を切り絶命、[雨の音/子母沢寛]箱館戦争まで行った隠密の最期、ほか全24編
[落日]「丸顔で、新鮮な魚を思わせるぴちぴちした気性の男で、その気性をあらわすように、からだつきも、ぴちぴちした若さに溢れていたのだが、半年ばかりの間に、頬はこけ、目は落ちくぼみ、幽鬼のようにやつれてしまった」
☆2 代表作時代小説 昭和36年度 第07巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1961.09 950 新撰組 小説
[近藤と土方/戸川 幸夫『侍志願』]、[梅一枝/柴田錬三郎]ある男の一生の話だが、幕末の出来事が幾度か描かれている、[春の淡雪/梅谷松太郎]奥御医師桂川法眼の幕末から明治まで、福沢諭吉などが出る、ほか全25編
代表作時代小説 昭和37年度 第08巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1962.05 950 新撰組 小説
[色/池波正太郎]、ほか全21編
☆2 代表作時代小説 昭和38年度 第09巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1963.05 950 幕末 小説
[水の天女/伊藤桂一]天誅組を参加した隊士と、それを助けた女の話、[さんずん/神坂次郎]土佐脱藩のある郷士と坂本竜馬の話、竜馬の有名な剣から銃へ、銃から万国公法へとよりどころを変えた話で、さんずんは舌先三寸のことだと思われます、[腹/戸川幸夫『侍志願』]、[涙壺/永岡慶之助]成島柳北のパリ滞在時の話で、函館政府と行動を共にしたフランス軍事顧問団のシャノアンが登場する、[反逆児/中山義秀]中山忠光の死について、ほか全21編
代表作時代小説 昭和39年度 第10巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1964.05 950 幕末 小説
[陰の剣士/早乙女貢『陰の剣士』]、[斬ってはみたが/司馬遼太郎]鏡心明智流の剣士の話、[樽屋鶴翁記事/子母澤寛]彰義隊の頭だった男の話、[楽屋話/穂積驚]肥前佐賀を共に脱藩した男に騙されていた男の話、ほか全25編
☆2 代表作時代小説 昭和40年度 第11巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1965.05 1,100 幕末 小説
[開化散髪どころ/池波正太郎]桐野利秋の中指を切り落とした男の話、[倉敷の若旦那/司馬遼太郎『アームストロング砲』]、ほか全19編
☆2 代表作時代小説 昭和41年度 第12巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1966.05 1,100 幕末 小説
[アームストロング砲/司馬遼太郎『アームストロング砲』]、[幕臣一代/柴田錬三郎]吉岡良太夫の一代記、[ながれ/子母澤寛]無名の八王子の千人同心の話、ほか全??編
☆2 代表作時代小説 昭和42年度 第13巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1967.05 1,100 新撰組 小説
[美濃浪人/司馬遼太郎]井上聞多と奇遇なかかわりを持つ、美濃浪人が志士として活動する話、[霧の底から/滝口康彦]人吉藩の洋式派(佐幕派)と和式派(尊皇派)の諍いの話、[おはぐろどぶ/穂積驚]明治5年に出会った元遊女と飴売りのとこの話だが、飴売りの男が博打打の当時処刑前の近藤の髭を剃った話が出てくる、ほか全27編
☆2 代表作時代小説 昭和43年度 第14巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1968.05 1,100 新撰組 小説
[ごめんよ/池波正太郎『秘伝』]、[叛臣伝/早乙女貢]稲田家の最後の当主の話、[小室某覚書/福田定一]自由民権運動の先駆者であり木像梟首事件にかかわった男の話、[薄野心中/船山馨『新撰組烈士伝』]明治初期の札幌での斎藤の話、[鴉/村上元三]からす組の話、[ジェロニモ武者/八切止夫]尾張名古屋の一人の武士がアメリカにわたりジェロニモと名乗る話、ほか全22編
☆2 代表作時代小説 昭和44年度 第15巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1969.05 1,100 新撰組 小説
[橋の上/立原正秋『新撰組烈士伝』]明治になって永倉が鈴木三樹三郎と出会った話、ほか全22編
なし 代表作時代小説 昭和45年度 第16巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1970.05 1,100
なし
☆2 代表作時代小説 昭和46年度 第17巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1971.05 1,300 幕末 小説
[三州無宿・疾風の理吉/青山光二]侠客の話、[敬神党自刃/宇野鴻一郎]肥後の敬神党に加担した三人の武士の話、[葡萄酒譚/小田武雄]ある元藩士の葡萄酒に関わる思い出話、[飛騨の残雪-合羽屋おらく物語-/川口松太郎]おらくと言う女と新政府の知事の男との因果話、[銃殺/早乙女貢]長州の一部隊の隊長が銃殺へと至る過程、[河内介の切腹/南條範夫]寺田屋騒動に関係した田中河内介の最後についての考察、[刺客の娘/船山馨]坂本竜馬暗殺の犯人足らんと願う父と娘の話、ほか全24編
[三州無宿・疾風の理吉]浪士組に参加した祐天仙之助の名が出る。[敬神党自刃]は読み始めて「あれ?」っと思ったら、やっぱり衆道の話でした! しかも3Pなんですよ〜〜。びっくり。[葡萄酒譚]は幕末・明治の話なので、長州征伐のことなどが話しにでる。
☆2 代表作時代小説 昭和47年度 第18巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1972.05 1,300
[一夜の客/早乙女貢]新宿で飯盛女をしている近藤が初めてだった女の元へ、甲陽鎮撫隊の時に近藤が一夜の客として現れる、[人斬り彦斎/三好徹]河上彦斎の半生、ほか全26編
☆2 代表作時代小説 昭和48年度 第19巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1973.05 1,300 新撰組 小説
[姓名判断/小田武雄]同姓同音の男二人の行き違いを、会津藩や岩倉具視と絡めた話、[大楽源太郎の生死/司馬遼太郎]長州藩で大楽源太郎の、[橋を渡って/陣出達朗]堺事件で切腹し損ねた男の話、[巴里北停車場/永岡慶之助]明治5年ベルリンに留学中の男の話、[笊ノ目万兵衛門外へ/山田風太郎]坂下門外の変の安藤信正と、彼が信頼した同心との話だが最後に大どんでん返しがある、ほか全26編
[姓名判断]には、時代的に新撰組の名前が出る。[巴里北停車場]では主人公の回想に鳥羽伏見の戦いが少し描かれ、主人公が江戸に帰還する際乗船した船が「富士山艦」となっていて、同じ船室に近藤が居ることになっていて、その後も少しだけ名前が出てくる。
☆1 代表作時代小説 昭和49年度 第20巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1974.05 1,300 幕末 小説
[谷地の花/船山馨]函館戦争から5年後の函館での異人斬りの話、[髪/風巻絃一]はからずも彰義隊に加わらざるをえなかった男の末路、 [浅草榧寺屯所/永岡慶之助]乳虎隊という彰義隊とは異なる市中治安の為に結成された隊の話、[志士と写真/山岡荘八著]大政奉還後に坂本龍馬が、越前で新政府の財政政策をした話、[讐/綱淵謙錠]明治になって禁止された敵討ちを、一時的に首切り役人の門人となって行う話、ほか全24編
☆1 代表作時代小説 昭和50年度 第21巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1975.05 1,500 幕末 小説
[勝海舟の素顔/杉森久英]勝海舟の幼少期やその先祖に関する話、 [おらんだ時雨/船山馨]ヒュースケン暗殺を題材にした話、「ある会津人のこと/司馬遼太郎」会津藩公用方・秋月悌次郎の話で、禁門の政変など、ほか全23編
代表作時代小説 昭和51年度 第22巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1976.05 1,800 幕末 小説
なし
☆2 代表作時代小説 昭和52年度 第23巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1977.05 1,500 幕末 小説
[夫の首/多岐川恭]彰義隊に加わった夫の首を求めにいった妻女の話、ほか全22編
☆2 代表作時代小説 昭和53年度 第24巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1978.05 1,900 近藤勇 新撰組 小説
[近藤勇の最期/長部日出雄]永倉は甲陽鎮撫隊での大久保大和に変節した近藤勇を見て失望し袂を分かつが、最後は近藤として死ぬ、[一心不乱物語/柴田錬三郎]名工の刀鍛冶が、伊庭八郎に依頼されて作った刀が、転々として運命的な事件に遭遇していく話、ほか全22編
代表作時代小説 昭和54年度 第25巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1979.05 1,900 小説
なし
☆1 代表作時代小説 昭和55年度 第26巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1980.05 1,900 幕末 小説
[世良斬殺/早乙女貢]ほか全20編
☆2 代表作時代小説 昭和56年度 第27巻 1981.05 1,500 幕末 小説
[鬼姫/白石一郎]西南戦争の折西郷隆盛の子と偽った男とそれに惚れた女の話、[刀痕記/古川薫]井上聞多暗殺未遂事件を題材にした明治の話、ほか全22編
☆2 代表作時代小説 昭和57年度 第28巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1982.06 1,900 新撰組 小説
[見事な御最後/古川薫]長州藩の三家老の切腹、[祇園石段下の決闘/津本陽]ほか全22編
☆1 代表作時代小説 昭和58年度 第29巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1983.06 1,900 幕末 小説
[虎の牙/早乙女貢]戊辰戦争を背景にした余話、[暗殺の腑/仁田義男]岡田以蔵の半生、ほか全23編
☆1 代表作時代小説 昭和59年度 第30巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1984.06 2,000 幕末 小説
[斃(へい)/綱淵謙錠]吉岡艮太夫の半生、伊庭道場の名が出る、[うそつき小次郎と竜馬/津本陽『明治兜割り』]、[命なりけり晋作様]高杉晋作の妾の一人語り、[謎の人ブラキストン/戸川幸夫]榎本軍の名が出る、ほか全20編
☆1 代表作時代小説 昭和60年度 第31巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1985.05 2,000 幕末 小説
[猿ヶ辻風聞/滝口康彦]姉小路公知暗殺の謎、[明治兜割り/津本陽]榊原健吉の半生、[八郎、倒れたり(清河八郎)『さらば新選組』][妻よ、わが軌跡を/尾崎秀樹]中村半次郎の半生、[新兵衛の肚/羽山信樹]田中新兵衛の島田左近暗殺から姉小路公知暗殺まで、ほか全25編
☆3 代表作時代小説 昭和61年度 第32巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1986.05 1,600 土方歳三 近藤勇 新撰組 小説
[歳三の瞼/羽山信樹『幕末刺客列伝』]ほか全22編
☆2 代表作時代小説 昭和62年度 第33巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1987.05 2,000 新撰組 小説
[行かないで!/南條範夫]鳥羽伏見の戦いを経て彰義隊で親友をなくし大鳥軍に参加した男、[虎の尾/早乙女貢]会津藩分家の飯野藩森要蔵と息子虎尾との確執、土方の名が1度だけ、[難(なん)/綱淵謙錠]美加保丸の遭難話、伊庭1度登場、[北の狼(永倉新八)/津本陽『密偵 -幕末明治剣豪綺談-』]ほか全23編
代表作時代小説 昭和63年度 第34巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1988.05 2,000 小説
なし
☆2 代表作時代小説 平成01年度 第35巻 日本文芸家協会/編 東京文藝社 1989.05 2,200 新撰組 小説
[夜寒の桜/澤田ふじ子『冬のつばめ -新選組外伝・京都町奉行所同心日記-』][剣菓/森村誠一『士魂の音色』]ほか全27編
☆1 代表作時代小説 平成02年度 第36巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 1990.05 2,200 幕末 小説
[織田桜/澤田ふじ子]織田信長の血を引いた女流画家の話で、坂本暗殺の舞台近江屋がでる、[仇(きゅう)/綱淵謙錠]秋月藩士が維新のおり暗殺された父の敵を明治13年になって討つ話、ほか全24編
☆1 代表作時代小説 平成03年度 第37巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 1991.05 2,200 尊攘派 小説
[三絃の志士/古川薫]160年の三味線が高杉晋作を語る、ほか全25編
☆1 代表作時代小説 平成04年度 第38巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 1992.05 2,200 幕末 小説
[天誅越後街道/早乙女貢]会津落城前後から明治になって、藩士が嫌がらせをした役人に天誅を加え、また偽札作りをした話、ほか全24編
代表作時代小説 平成05年度 第39巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 1993.05 2,200 小説
なし
代表作時代小説 平成06年度 第40巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 1994.05 2,200 小説
なし
☆1 代表作時代小説 平成07年度 第41巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 1995.05 2,300 幕末 小説
[まよい蛍/早乙女貢]新撰組隊士間違えられた見廻組隊士の鳥羽伏見の戦いの後日譚、[涙橋まで(中野竹子)/中村彰彦]ほか全26編
☆2 代表作時代小説 平成08年度 第42巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 1996.05 2,300 幕末 小説
代表作時代小説 平成08年度 第42巻 [伏刃記/早乙女貢]鳥羽伏見の戦い以降の、筆頭老中板倉勝静の国許備中松山藩の動?と混乱、新撰組の名が1度だけ、[秘剣浮島/戸部新十郎]近藤周斎(美形)の若年から天然理心流3代目宗家になるまでと、最後に近藤勇の入門や総司・土方の名が出る、ほか全26編
☆1 代表作時代小説 平成09年度 第43巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 1997.05 2,200 幕末 小説
代表作時代小説 平成09年度 第43巻 [香水/東郷隆]明治6年〜10年西南の役、中村半次郎の改名後の話で香水が取り持つ縁、[お龍/北原亞以子『埋もれ火』]、[開城の使者/中村彰彦『修理さま 雪は』]会津城開城の使者に立った藩士の悲喜劇、ほか全26編
[香水][お龍]新撰組の名が1度だけ。
☆3 代表作時代小説 平成10年度 第44巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 1998.05 2,200 土方歳三 近藤勇 新撰組 小説
代表作時代小説 平成10年度 第44巻 [遥かなる慕情/早乙女貢]会津で出会った土方に想いを寄せる二本松藩の姫君に慕情を持つ藩士が嫉妬ゆえに土方を狙撃?、[[武士の妻/北原亞以子『埋もれ火』]ツネが近藤勇に嫁ぎ留守宅を守り、そして斬首後の悲しみ、ほか全23編
[遥かなる慕情]「色白の秀麗な容貌の男」「三十代半ばの見当だが、どう見ても、三十歳になったかどうかしか見えない」
☆1 代表作時代小説 平成11年度 第45巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 1999.05 2,200 幕末 小説
代表作時代小説 平成11年度 第45巻 [雪の音/大路和子]井伊直弼の妾村山たかの一生、先妻の子帯刀との母子相姦、[無明の剣/津本陽]岡田以蔵の一生、ほか全25編
代表作時代小説 平成12年度 第46巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 2000.05 2,200 新撰組 小説
代表作時代小説〈46(平成12年度)〉 [大切腹/団鬼六]堺事件を聞き書き方式で、[高台寺の間者/新宮正春『死に損ね左之助』]、[お蘭さまと十一郎/南條範夫]維新後の側室と家臣の話で伊藤博文などの名前が出てくる、ほか全22編
☆1 代表作時代小説 平成13年度 第47巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 2001.05 2,200 幕末 小説
代表作時代小説 平成13年度 第47巻 [燃える水/高橋義夫]長岡での北越戦争に加わった田舎出の剣士と彰義隊の隊士の二人、ほか全21編
代表作時代小説 平成14年度 第48巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 2002.05 2,200 小説
なし
☆2 代表作時代小説 平成15年度 第49巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 2003.05 2,200 幕末 小説
代表作時代小説 平成15年度 第49巻 [髪切り異聞―江戸残剣伝―/東郷隆]時代は幕末で髪切りの犯人が主人公を敵と狙う男だったと言う話、[夢裡庵の逃走―夢裡庵先生捕物帳―/泡坂妻夫]夢裡庵先生捕物帳の最終話、与力であった主人公が彰義隊に加わり逃げるまでの話、ほか全16編
☆2 代表作時代小説 平成16年度 第50巻 日本文芸家協会/編 光風社出版 2004.05 2,200 幕末 小説
代表作時代小説 平成16年度 第50巻 [桑港にて/植松三十里]咸臨丸に乗船した水夫が病人と残り共に帰国する話、[洲崎の女/早乙女貢]会津藩が京都守護職となる頃、その実直な藩士が起こした女を巡る出来事、[思い立ったが吉日―八州廻り桑山十兵衛―/佐藤雅美]連作の一つ、会津藩と水戸藩の特殊な関係を題材にした話、[勇の首/東郷隆]勇五郎らが捕らえられた近藤に行方を追い、その処刑を目撃し胴体を持ち帰る話、ほか全18編
[勇の首]では、近藤の胴体を持ち帰るけど、これを偽物と分かりつつ持ち帰らざるを得ない勇五郎に哀れを誘われます。首の行方自体については謎のままです。
☆2 代表作時代小説 平成17年度 第51巻 剣と十手の饗宴 日本文芸家協会/編 光文社 2005.05 2,200 幕末 小説
平成十七年度 代表作時代小説 剣と十手の饗宴 (51) [情けねぇ/白石一郎]鳥羽伏見後の横浜居留地と御家人とを描いた話、[雪中の死/東郷隆]偽官軍と言われた赤報隊の一部隊の顛末、ほか全16編
☆1 代表作時代小説 平成18年度 第52巻 長屋のさざめき、荒城の夢 日本文芸家協会/編 光文社 2006.05 2,200 新撰組 小説
[妖刀時代/泡坂妻夫]幕末に妖刀が流行り、それが最終的には池田屋騒動などを起こしたというオチ、新撰組の名前は一度だけ出る。ほか全15編
☆1 代表作時代小説 平成19年度 第53巻 人情と艶、想い溢れて 日本文芸家協会/編 光文社 2007.05 2,200 幕末 小説
[坐視に堪えず/東郷隆]請西藩主林忠崇と、伊庭八郎・人見勝太郎との箱根山崎の戦い、[二度の岐路に立つ/三好徹]長崎海軍伝習所の一期生・川村純義の話、[吉備津の釜/泡坂妻夫]長州探索に出て行方知れずになった隠密を探す話、[殺人刀/津本陽]中村半次郎の話、ほか全18編。
[吉備津の釜][殺人刀]どちらにも新撰組の名前だけは出る。
☆1 代表作時代小説 平成20年度 第54巻 町屋の情け、宿場のえにし 日本文芸家協会/編 光文社 2008.05 2,200 幕末 小説
[天命の人/三好徹]海軍伝習所の生徒だった赤松大三郎で咸臨丸でのアメリカ行きなど、榎本も出てくる、ほか全17編
なし 代表作時代小説 平成21年度 第55巻 男と女、秘めた想いを 日本文芸家協会/編 光文社 2009.05 2,200 小説
なし
新選代表作時代小説 代表作時代小説の選定版。
新選代表作時代小説 01 昭和40年度〜昭和63年度まで。
☆2 新選代表作時代小説 01 昭和40年度 八百八町春爛漫 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1998.06 629 新撰組 小説
[倉敷の若旦那/司馬遼太郎『アームストロング砲』]、ほか全11編
☆2 新選代表作時代小説 02 昭和41年度 剣鬼らの饗宴 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1995.07 650 新撰組 小説
[アームストロング砲/司馬遼太郎『アームストロング砲』]、[幕臣一代/柴田錬三郎]吉岡良太夫の一代記、[ながれ/子母澤寛]無名の八王子の千人同心の話、ほか全13編
なし 新選代表作時代小説 03 昭和42年度 浜町河岸夕化粧 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1995.10 650 小説
なし
『代表作時代小説 昭和42年度 第13巻』と中身が違う
☆2 新選代表作時代小説 04 昭和43年度 秘剣闇を斬る 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1996.01 650 新撰組 小説
[ごめんよ/池波正太郎『秘伝』]、[叛臣伝/早乙女貢]稲田家の最後の当主の話、[小室某覚書/福田定一]自由民権運動の先駆者であり木像梟首事件にかかわった男の話、[薄野心中/船山馨『新撰組烈士伝』]明治初期の札幌での斎藤の話、、ほか全10編
☆2 新選代表作時代小説 05 昭和44年度 慕情深川しぐれ 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1998.06 629 新撰組 小説
[橋の上/立原正秋『新撰組烈士伝』]明治になって永倉が鈴木三樹三郎と出会った話. ほか全10編
なし 新選代表作時代小説 06 昭和45年度 風の中の剣士 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1996.07 650 小説
なし
☆2 新選代表作時代小説 07 昭和46年度 血しぶき街道 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1998.06 629 幕末 小説
[銃殺/早乙女貢]長州の一部隊の隊長が銃殺へと至る過程、[三州無宿・疾風の理吉/青山光二]侠客の話、[敬神党自刃/宇野鴻一郎]肥後の敬神党に加担した三人の武士の話、ほか全10編
☆2 新選代表作時代小説 08 昭和47年度 おもかげ行灯 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1998.06 629 新撰組 小説
[一夜の客/早乙女貢]新宿で飯盛女をしている近藤が初めてだった女の元へ、甲陽鎮撫隊の時に近藤が一夜の客として現れる、ほか全12編
☆2 新選代表作時代小説 09 昭和48年度 躍る影法師 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1997.05 629 幕末 小説
[橋を渡って/陣出達朗]堺事件で切腹し損ねた男の話、[大楽源太郎の生死/司馬遼太郎]長州藩で大楽源太郎の、[笊ノ目万兵衛門外へ/山田風太郎]坂下門外の変の安藤信正と、彼が信頼した同心との話だが最後に大どんでん返しがある、ほか全11編
☆1 新選代表作時代小説 10 昭和49年度 剣光闇を裂く 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1997.07 629 幕末 小説
[髪/風巻絃一]はからずも彰義隊に加わらざるをえなかった男の末路、ほか全12編
☆1 新選代表作時代小説 11 昭和50年度 剣鬼無明斬り 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1997.10 629 幕末 小説
[勝海舟の素顔/杉森久英]勝海舟の幼少期やその先祖に関する話、「ある会津人のこと/司馬遼太郎」会津藩公用方・秋月悌次郎の話で、禁門の政変など、ほか全13編
なし 新選代表作時代小説 12 昭和51年度 ひらめく秘太刀 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1998.01 629 小説
なし
☆2 新選代表作時代小説 13 昭和52年度 明暗廻り灯籠 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1998.04 629 幕末 小説
[夫の首/多岐川恭]彰義隊に加わった夫の首を求めにいった妻女の話、ほか全13編
☆2 新選代表作時代小説 14 昭和53年度 魔剣くずし秘聞 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1998.07 629 近藤勇 新撰組 小説
[近藤勇の最期/長部日出雄]ほか全13編
「いつも冷静な」「愛嬌のある若者であった」
なし 新選代表作時代小説 15 昭和54年度 夢がたり大川端 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1998.10 629 小説
なし
☆1 新選代表作時代小説 16 昭和55年度 必殺 天誅剣 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1999.01 629 幕末 小説
[世良斬殺/早乙女貢]ほか全12編
☆2 新選代表作時代小説 17 昭和56年度 血汐花に涙降る 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1999.04 629 幕末 小説
[鬼姫/白石一郎]西南戦争の折西郷隆盛の子と偽った男とそれに惚れた女の話、[刀痕記/古川薫]井上聞多暗殺未遂事件を題材にした明治の話、ほか全12編
☆2 新選代表作時代小説 18 昭和57年度 剣侠しぐれ笠 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1999.07 629 幕末 小説
[見事な御最期/古川薫]禁門の変の責任を取らされた長州藩三家老の切腹話、ほか全12編
☆1 新選代表作時代小説 19 昭和58年度 江戸恋い明け烏 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 1999.10 629 幕末 小説
[虎の牙/早乙女貢]戊辰戦争を背景にした余話、ほか全13編
☆1 新選代表作時代小説 20 昭和59年度 剣が哭く夜に哭く 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 2000.01 629 幕末 小説
[うそつき小次郎と竜馬(陸奥宗光)/津本陽『明治兜割り』]ほか全12編
☆1 新選代表作時代小説 21 昭和60年度 星明かり夢街道 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 2000.05 629 幕末 小説
[誰が広沢参議を殺したか/古川薫]明治4年に起こった広沢参議暗殺事件の100年後、その犯人と疑いの出た木戸孝允を模擬裁判にかけようというもの、ほか全13編
『代表作時代小説 昭和60年度 第31巻』とは収録内容が全く違う
☆2 新選代表作時代小説 22 昭和61年度 鍔鳴り疾風剣 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 2000.11 724 沖田総司 近藤勇 新撰組 小説
[総司の眸(山南脱走)/羽山信樹『幕末刺客列伝』][近藤勇、江戸の日々/津本陽『明治兜割り』][京しぐれ/南原幹夫]芸妓と尊攘商人、桂小五郎と幾松、それぞれの情事との係わり合い、新撰組の名も出る、ほか全15編
☆2 新選代表作時代小説 23 昭和62年度 剣よ月下に舞え 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 2001.05 724 新撰組 小説
[切腹-八木為三郎翁遺談-/戸川幸夫]八木為三郎の聞き書き形式で、新撰組結成から山南の切腹まで、ほか全13編
『代表作時代小説 昭和62年度 第33巻』とは収録内容が全く違う
[切腹-八木為三郎翁遺談-]「背が高く肩の張り揚がった色の黒い人で、いつも冗談を言って回りの者を笑わせ、誰とでも気軽に付き合うので我が家では一番みんなに好かれていました。近藤さんの子飼いの弟子だとかで、よく”総司、総司”とかわいがっていました。剣術は隊士の中で一番強く、若いのに自分よりずっと年上の隊士たちに稽古をつけていましたが、その稽古は普段とうって変わって荒いので隊士たちからは恐れられていました」 [切腹-八木為三郎翁遺談-]「役者のような好い男でしたが、どこか冷たい処のある人」「権謀術数の人で、他を押し退けても我意を通そうとする」
☆1 新選代表作時代小説 24 昭和63年度 花ごよみ夢一夜 日本文芸家協会/編 光風社出版 光風社文庫 2001.11 724 幕末 小説
[銀杏の実/南條範夫]幕末から明治にかけて、旗本の子息と農家の娘が身分違いを越え結婚したその顛末、[二人の彰義隊士/多岐川恭]入りたくなかった彰義隊に入らざるをえなかった二人の武士の話、ほか全16編
[銀杏の実]後藤象二郎の名が一度出る。
『代表作時代小説 昭和63年度 第34巻』とは収録内容が全く違う
代表小説傑作選 1巻に代表作時代小説より数年(度分)を厳選。昭和58年分から発行。
☆1 篝火の燃ゆる街道-時代小説傑作選- 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 1976.06 580 小説
昭和46〜49年。
[浅草榧寺屯所/永岡慶之助]乳虎隊という彰義隊とは異なる市中治安の為に結成された隊の話、[讐/綱淵謙錠]明治になって禁止された敵討ちを、一時的に首切り役人の門人となって行う話、ほか全12編
どちらも昭和49年度版から。
☆2 大川端上げ潮どき -時代小説傑作選 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 1991.11 640 小説
昭和57〜58年度。
[祇園石段下の決闘/津本陽][虎の牙/早乙女貢]戊辰戦争を背景にした余話、ほか全13編
☆1 花散る里の伝説 -時代小説傑作選- 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 1992.05 620 幕末 小説
昭和57〜59年。
[明治兜割り/津本陽]榊原健吉の半生、[命なりけり晋作様/古川薫]高杉晋作の妾の一人語り、ほか全14編
[明治兜割り]は昭和60年度から。[命なりけり晋作様]は昭和59年度から。
☆1 熾烈なり秘剣往来 -時代小説傑作選- 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 1992.11 620 小説
昭和60年度。
[行かないで!/南條範夫]鳥羽伏見の戦いを経て彰義隊で親友をなくし大鳥軍に参加した男、ほか全16編
昭和60年度版を中心に、ということだが、上記の作品は昭和62年度版収録作品。
なし われもまた剣法者 -時代小説傑作選- 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 1993.09 620 小説
昭和61〜62年。
なし
☆2 剣よ風を呼べ -時代小説傑作選 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 1994.09 640 新撰組 小説
剣よ風を呼べ―時代小説傑作選 昭和60〜63年度。
[北の狼(永倉新八)/津本陽『密偵 -幕末明治剣豪綺談-』]ほか全23編
なし 江戸風鈴恋物語 -時代小説傑作選- 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 1996.09 600 小説
平成01〜02年。
なし
なし 鬼火が呼んでいる -時代小説傑作選 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 1997.09 638 小説
鬼火が呼んでいる―時代小説傑作選 平成02〜03年度。なし
☆1 剣が舞い落花が舞い -時代小説傑作選- 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 1998.09 685 幕末 小説
平成04年度。
[天誅越後街道/早乙女貢]会津落城前後から明治になって、藩士が嫌がらせをした役人に天誅を加え、また偽札作りをした話、ほか全16編
なし 剣の意地恋の夢 -時代小説傑作選- 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 2000.09 695 小説
平成05年。
なし
☆1 鎮守の森に鬼が棲む -時代小説傑作選- 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 2001.09 695 小説
平成06年。平成07年度。
[まよい蛍/早乙女貢]新撰組隊士に間違えられた見廻組隊士の鳥羽伏見の戦いの後日譚、[涙橋まで/中村彰彦]会津の中野竹子の話、ほか全18編
美女峠に星が流れる -時代小説傑作選 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 1999.09 695 小説
美女峠に星が流れる―時代小説傑作選 平成04〜05年度。なし
☆1 春宵濡れ髪しぐれ -時代小説傑作選- 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 2003.09 714 幕末 小説
平成07〜08年。
[開城の使者/中村彰彦『修理さま 雪は』]会津城開城の使者に立った藩士の悲喜劇、ほか全17編。
[開城の使者]は平成9年度第43巻からの収録。
☆2 紅葉谷から剣鬼が来る -時代小説傑作選 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 2002.09 667 幕末 小説
紅葉谷から剣鬼が来る―時代小説傑作選 平成08〜09年度。
[伏刃記/早乙女貢][秘剣浮鳥/戸部新十郎『秘剣 花車』]、ほか全17編
地獄の無明剣-時代小説傑作選 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 2004.09 820 小説
地獄の無明剣―時代小説傑作選 平成10年度。
[遥かなる慕情/早乙女貢][武士の妻/北原亞以子]ほか全17編。
☆1 愛染夢灯篭 -時代小説傑作選- 日本文芸家協会/編 講談社 講談社文庫 2005.09 781 幕末 小説
平成10〜11年度。
[雪の音/大路和子]井伊直弼の妾村山たかの一生、先妻の子帯刀との母子相姦、[無明の剣/津本陽]岡田以蔵の一生、ほか全19編。
風の中の剣士
躍る影法師
剣光闇を裂く
ひらめく秘太刀
星明かり夢街道
花ごよみ夢一夜
秘剣闇を斬る

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