第1話「見参!壬生狼の娘たち」

あらすじ&感想>赤文字部分はあらすじです
>つばめ組の早乙女美姫が古びた鏡に力を与えるところから、物語は始まります。
が、ゲームソフトが元ネタの所為か、この早乙女美姫って何者?という感じ。
説明が一切なくって唐突なのよ〜。それは話全体に言えることなんですけどね。
>弓月新太郎と坂本竜之介、猫丸が朝風呂しているところに乱入(?)した勇子が、皆をたたき出し湯船に使っているところに、更に歳絵が薫を伴って乱入。
でも、ここで勇子が「三千世界の鴉を殺し」って唄ってるのは、あんまりいい感じがしないのだけどなぁ。だって維新の立役者でもある高杉晋作の作でしょ、これ。ま、気にしすぎなんだろうけど。
>どうやら、勇子が歳絵のペンダントを質屋に入れちゃったものだから、二人は大喧嘩!
>そのとばっちりで屋敷がつぶれ、薫が取っておいた菓子もつぶれちゃって、薫激怒で屋敷は更に大崩壊!

お菓子が絡んだ薫が、一番最強のようですわ〜。
それから質屋の名前が、わざわざ「山崎屋」っていうのも、なんかいいな。
仲が悪い勇子と歳絵っていうのも、新鮮でいいかも!
>妖しい辻馬車から降り立ったのは写真を携えた異国の紳士。
>彼が写真を撮ると、撮られた侍が忽然と姿をかき消した。
>ほとがら妖怪と言われる彼を捉えるため、囮となる新太郎たち。

だけど笑えるようなぁ。勇子たち女がいるにもかかわらず、男を女装させてするってどうよ?(笑)
で、遭遇の連絡が入って勇子たちは出動するんだけど、このときにでる「出動」の文字が横書きなんだけど右から左に読むもんだから、一瞬読めなかったよぉ。
パトカーのある場所に行くのに、わざわざシューターに飛び込んじゃったりして。
そんでここで、土方だけおみ足が麗しく見えたりして……。
で、猫がいっぱいランニングマシンを走って動力を発生させてるのが、可愛くて笑えますね。
>ほとがら妖怪の術中に一度は捕らえられた近藤たちだったけど、辛くも脱出。
そして、近藤勇たちが守りたかったのは古き時代ではなく、「誠」の一文字のみ、っていうのはいいなぁ。やっぱりこうでなくっちゃね。
んで、姿を変えた妖怪に攻撃され、「機動甲冑」なるものを身に纏ってやっつけちゃう。
勇子が「虎」、歳絵が「龍」、薫が「鶴」って、なんで鶴? 「虎」と「龍」はまだ判るけどさぁ。
>ほとがら妖怪に攻撃を加えるも効き目なし、それもその筈本体は写真機は鏡であり、見破った勇子たちの攻撃を受け力を失い、捕らえられた人間たちは無事に戻ってきた。
>ラストは写真撮影中に喧嘩を始めた勇子と歳絵に巻き込まれ、薫の残しておいたお饅頭がまたまたつぶれて、屋敷の大崩壊で〆!!

お菓子で切れた薫が最強ってのが、ほんとにいいですわ〜〜(笑)
第2話「激突!祇園祭の怪」

あらすじ&感想>赤文字部分はあらすじです
>明治政府のお達しにより祇園祭の山鉾を壊すシーンから始まり、牛頭大王の怒りが?
池田屋に一度は来たかったっていう勇子が、歳絵とやってきたが薫は一緒じゃない。なんで〜〜??
しかも、捨てられるのも同然に寺に預けられて総司の顔も知らないってそんなぁ。総司はそんな奴じゃないよ〜〜(泣)
でも「薫は親の顔を覚えてない」って言っていたとすると、勇子と歳絵は、親の顔を覚えてるってことかな?
一応、池田屋事件が回想されるけど、そこで「御用改めである」って出てきた人物は近藤さんかな? あと、総司かな〜?と思える人物も一瞬だけ映ったような気がしたけど、気のせいかなぁ?
>薫は一人、茅の輪が飾ってある神社に。そして懐かしい想いが甦る。
>そして、この横の茶店に何故か居る新太郎と竜之介と葛きりの大食いに挑戦!

いや、この茶店の人の言うどっかで見たことがあるっていうのは、総司のことじゃないかなぁ?
もちろん35杯食べた記録保持者もそうだと思うんだけど、違うかなぁ?
>薫の居た神社の奥にあった祠が破られ、牛頭大王が出現!!
実態のない牛頭大王を、勇子ら三人の剣圧でやっつけたよう?
しかし、歳絵はお色気キャラですねぇ。
普段着がスリットのあるチャイナだし、隊服着てるときも片肌脱ぎ(?)状態だし。
>何かが猫丸に取り付き、それが更に勇子に取り付いて、薫が四神を呼び出し、悪霊退散の儀式へ。
薫が胸が小さいって気に病んでるのは定番なんですね。
で、大きくしようとパット代わりに饅頭を入れて、それを潰されて激怒するのも。
だけど悪霊退散の儀式が、くすぐりの刑というのは……。お笑いとしか言いようがないよね。
>悪霊追い出したところで実体化させたら、それはなんと祇園神社の守り神・牛頭大王。
実体化したら可愛いのなんのって。
でも、ここでも薫は、牛頭大王に「会ったことないか?」って言われる。
>早乙女美姫の手下二人・田中右京と鈴木左近に、この場面を報告され、良からぬことを企む早乙女美姫。
牛頭大王を歓待する食事で牛鍋を出すってどうよ? 共食いじゃん。
それが狙いではあるんだけどさ。
そっか。牛頭大王は明治政府の廃仏毀釈の影響で、落ちぶれちゃったわけだね。
共食いしたってショックで寝込んだ牛頭大王を看病してやる薫。優しいね!
薫は母と総司と共に、茅の輪くぐりをしていたんだって。
や〜〜〜ん! 総司の映像が出たよ〜〜〜〜!! カッコいいわ〜〜〜!!!
神様である牛頭大王は頼まれたことは、忘れないらしい。
いよっ! それでこそ神様!!
でも、捨てられたと思い込んでる薫は、素直になれないのね。
>早乙女美姫が呪文を唱えると牛頭大王が巨大化。
おっ! ここで、やっとつばめ組として登場ですか。しかし、皆に無視されまくりですね(笑)
普通に向かって行っただけでは、巨大化し力を増した牛頭大王には勝てなくて、その牛頭大王の足を止めるために、薫は四神に命ずるが無理で、勇子と歳絵が車に乗り2台にロープを張って足をぐるぐる巻きにするんだけど、この息の合い様はぴったりだねぇ。流石だ!
>牛頭大王が倒れ伏したところを冒頭に登場し、勇子が屋敷の修理のために持ち帰った壊した山鉾の一部に貼ってあった牛頭大王封印の呪符で、封印を。
でも、歳絵が薫を「沖田さん」と言うには違和感を感じるなぁ。
ここはやっぱり「薫」って言って欲しいなぁ。呼び捨てでないと!
>祭り見物する勇子と歳絵に対し、一人葛きりの大食い記録に挑む薫。
やっぱり大食い記録は総司だったね。
ああ、近藤さんと総司も台詞がせっかくあるのに、キャストに名前がない〜〜。馬鹿馬鹿〜〜〜。
第3話「冷汗!仇討ち先斗町」

あらすじ&感想>赤文字部分はあらすじです
>早乙女美姫が甲冑に力を与えたところから始まり〜。
ご飯と味噌汁、ちりめんじゃことたくあん。
しかし、歳絵が元気がないと、治療中の虫歯の所為ってことになるのね(笑)
治療の機械のボタンを押し捲って暴走させて、その挙句壊しちゃうって、とっても「萌えよ剣」での勇子ならではと言ったところですね!
しかし、歳絵の気持ちをほぐそうとして逆効果になったり、薫の胸パット代わりの饅頭くすねたり、あげく番茶で酔って薫の逆鱗に触れたり、勇子ってホント馬鹿だなぁ。
そんでもって、歳絵の刀で沢庵切ったり、ペンダントを質草に入れたりと、散々な仕打ちですね。
>視察に来た岩黒(?)卿は、歳絵の父歳三を撃った張本人。と本人が吹聴しているらしい。
歳絵の気欝は、どうやらこれ?
ここで、土方さんの洋装姿とお声も、戦死シーンの回想として登場です。やっぱりこういうシーンもなくっちゃね。
>岩黒卿の命を狙う早乙女美姫。冒頭の甲冑に力を与えたのはこのため。
姫の高笑いが怖い〜。

でも、この岩黒卿って、いちいち「五稜郭で有名な」って名乗るのって、馬鹿じゃない? って感じ。
>この男の座敷にやってきました、警護を命ぜられた勇子と薫の二人。
今回は第一回目と違って、この二人が舞妓姿ですね。
意気の良すぎる勇子を気に入っちゃう岩黒卿ってもしかしてM? なんでしょうかね(苦笑)
>いい気になって勇子に言い寄ってるところへ、歳絵がやってきて岩黒卿を斬るのかと思いきや、その背後に隠れていた鎧武者を一刀両断!
さすが、冷製沈着な土方さんの血を受け継ぐだけありますね〜。
結局、岩黒卿は二人の名前に、土方さんの顔も知らない、撃ったのは嘘八百だって白状しちゃうし。
でも、薫は一体何処行ったの〜〜? 出てくるの遅いよ〜。
月ってやっぱり、あやかしの力を象徴するものなのね。
しかし、鎧武者の数が、沢山すぎませんか〜?(笑)
>でっかい親玉みたいな鎧武者が出てきたところで、歳絵の独壇場。
歳絵の獲物は薙刀だけど、和泉守兼定も持ってるのね!!
「今宵の和泉守兼定が暴れたくてどうしようもない」って、カッコいいぞ〜〜
しかも、吹雪で倒すなんて、凄いぞぉ。
でも、剣を抜くときは鞘を左に持って右手で抜いたのに、戻すときは右手に持った鞘に左手で納刀するってのは変だと思うの。
結局、歳絵の塞ぎこんでいた原因は、土方さんの俳句ならぬポエムに悩んでいたからだって(笑)
ただ、ここでそのポエムをおちょくるのは、薫ではなく勇子なのが、ちょっと残念かな?(笑)
第4話「復活!百鬼の王都」

あらすじ&感想>赤文字部分はあらすじです
>髑髏の浮かんだ禍々しい月。
>子連れ狼の紛争をした勇子と猫丸。

捜査って言ってたけど、一体何の捜査??
まぁ、とにかく不審人物と言うことで、警官に追い掛け回されるうちに、早乙女美姫が出現させた魔方陣に激突。
そんでもって、ここで早乙女美姫と勇子の関係が明らかに!!
って、幼馴染だったのね、二人は。へぇ〜、初耳。
この世に魔界を現して、古の美しき都を取り戻す、って最終回にして初めて聞いたよ。
でもさぁ、そう言いながら早乙女美姫の服装ってドレスなんだよね。着物じゃなくってさ。つぎはぎだらけだけど……。
ところで、お風呂のシーン多いですね〜。1話に1回ある?
でも、お色気は皆無な気がしますけどね。
>ここで、やっと今回の事件の説明が。
>西の白虎、北の玄武、東の青龍の結界が破られ、薫の四神の式神たちも具合が悪くなった。残りは南の朱雀のみ。
>すべての神獣が解放されれば、京都と魔界を分かつ結界が消え、強力な物の怪が復活するかも。

勇子が捜査していたのもこれですね。
さて、出動ってところで、機動新撰組廃止の命令書が出て、質屋の山崎屋が一切合財持って行っちゃう。
廃止の理由の一つが、勇子の刀集めってところがミソですかね(笑)
だから、最後の決戦にと勇子が土下座しても、皆そっぽ向いちゃうし。
おっ! 歳絵と薫の二人一緒の旅立ちですか!
もしかして一緒に行くの! って、ぬか喜びしちゃったよぉ。
結局行き先は違うようだけど、それでも二人並んでくれてるだけでもなんだか嬉しいなぁ。
こういうところで、とことんこの二人の取り合わせが好きなんだと、実感できます。
歳絵の生まれ育った場所は、函館か〜。
ああ、でも二人がそれぞれ違う汽車に乗るなんて、なんだか物悲しいなぁ。
>一人京都に残った勇子は、空威張りしつつも刀を買いすぎたと反省したところへ、歳絵・薫以外の機動新撰組の面々が。
>しかし、都での狼藉は許さんと、京都府警に誤解され再び追い掛け回されてる中、つばめ組登場し結界が破られる。

狙いは酒呑童子の力で、百鬼夜行の跋扈する魔の都へ。
ところが、勇子は阻止するどころか、機動新撰組の苦労と有り難味を判らすために、やってくれと奨励しちゃうんだものなぁ。
ホント身勝手だよ(笑)
やけくそになった早乙女美姫の行動で、みんなが倒れ伏したから、酒呑童子が暴走したのかと思いきや、牛頭大王なみのミニサイズだとはね。しかも、二日酔いだし。
おでん屋で愚痴吐きつつ、眠りこけちゃって可愛いですわ。
もっとも、早乙女美姫にしろ、勇子にしろ、これじゃ見込み違いもいいとこですけどね。
>さて、ここで取りいだしましたるは、猫丸が上海から持ってまいりました超強力強壮剤。
>ところが、強壮剤は効いたけど、その名のとおりに効いちゃって、お姉ちゃんを追い掛け回しに行っちゃったから、さあ大変!!
>そこへ、山崎屋の蔵を破った歳絵と薫が登場。

二人が戻ってきた理由が、質入されていたペンダントと、京土産を忘れたからだって。それも、らしいっちゃ、らしいのかな?
>酒呑童子の暴言に切れた三人は、式神を使い力を合わせて倒す。
>しかし結局、京の町を壊して、京都府警に追いかけられて終わる。

結界が破れて力がへろへろになっていた式神たちだけど、酒呑童子の暴言による薫の怒りのパワーで充電できたって、薫のパワーって凄いんだねぇ! さすが新撰組最強の総司の娘だけあるよ!
総 評(?)

ゲームソフトが元のネタだけに、全体に説明不足かな〜。
設定を知ってるって前提な感じ。
早乙女美姫って誰? つばめ組って何? だし。
坂本竜之介は、まぁ竜馬とおりょうの子だということで、まだ納得だけど、弓月新太郎ってなんで機動新撰組に居るのか、ほんとにわかんないしぃ。
そういや、猫丸の存在もだなぁ。
できれば、その辺も描いてくれていれば、もっとわかり易く良かったんじゃないかなぁ。
4話では無理があるとは思いつつも……。
まぁ、奇想天外で面白いことは面白いけどね。
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