皆との繋がりが遠ざかってゆく。
手放してしまった風船のように、
はるか空の彼方へと…。
残酷な真実を突き付けられ、
哀しみに暮れる少女、相馬由美。
宴と化した過激な陵辱の日々の中で、
彼女が選んだのは堕落の道か、生き残りの道か?
それとも…。
泣きたい。
でも、今ここで泣けるほど素直になれない。
だから、わたしは笑ってごまかした。