「おい…貴様。自分で図々しいとは思わんのか?」
「ん〜…何がだ?」
「…オレの足を枕代わりにして眠るのはいい加減にしろ。」
「なんで?いいじゃねぇか。今、休憩なんだからよ。」
「そういう問題ではないと、前にも言っただろうが…!!憶えておらんのか、貴様は。」
「わかってけど、おめぇの足を枕にして眠ると気持ちいいっからさ。仕方ねぇだろ。」
「…いつも判らんことを言うヤツだ。」
「はは…っ」
「何がおかしい。」
「そんなにイヤなら、ジッとしてなきゃいいじゃねぇか。おめぇこそ、なんで足枕にしてくれるんだ?」
「ふん…くそったれが。眠るのなら、さっさと寝ろ!!」
「ああ。そうする ♪」

- 極上の居場所 -

コピー本「Color Package」初出



BACK