13.死神(最も危険を暗示する)・・・変化・死・最大の試練・苦境



空が青いのはきっと私が心をひとつに決めたからだ。
涙のように星が降る夜十字架の前で誓った。
それを一番大切な人が聞いてくれたからもう迷いはない。
私にはまだ家族がいるし、母は私を愛していると言ってくれた。
だからもう何があったって平気。
一番怖ろしいことは通り過ぎた。





8年後に私は泣いた。





空が青いのは私が心をひとつに決められたからだ。
洪水のように溢れた星空の夜十字架の前で告げた。
もう何も私たちを変えないもう誰も無為に殺されない。
そして私には4人も仲間が増えた。




泣くのを堪え続けた私を思う。
一番苦しいそのときに大切な人がそばにいたことを思う。
何があってもずっと肩を組んでくれる奴がここにいることを思う。
もう何があったって平気。




私はもう一度、海へ出た。