空が青いのはきっと私が心をひとつに決めたからだ。
涙のように星が降る夜十字架の前で誓った。
それを一番大切な人が聞いてくれたからもう迷いはない。
私にはまだ家族がいるし、母は私を愛していると言ってくれた。
だからもう何があったって平気。
一番怖ろしいことは通り過ぎた。
8年後に私は泣いた。
空が青いのは私が心をひとつに決められたからだ。
洪水のように溢れた星空の夜十字架の前で告げた。
もう何も私たちを変えないもう誰も無為に殺されない。
そして私には4人も仲間が増えた。
泣くのを堪え続けた私を思う。
一番苦しいそのときに大切な人がそばにいたことを思う。
何があってもずっと肩を組んでくれる奴がここにいることを思う。
もう何があったって平気。
私はもう一度、海へ出た。