17.星(壷から水を湖に注ぎ込む乙女)・・・希望・夢



「出来たーっ!!」
「ほんとかウソップ!見せて!見せて!」
「何だ、まだ作ってたのか、懲りねェな」
「失礼なやつめ!スゲェぞ今回の星は」
「見せて見せて!」
「おう、でもチョッパー、まずはおれさまおやつが食いたい」
「ホレ、もって来たよ、手間かけさせやがって」
「お、助かったぜ」
「ありがとうございますと言え」
「きゃぁ、サンジ君ステキィ」
「・・・その黄色い声いらねェ」
「うひょー、どしたのサンジ、乙女だな今日のおやつは」
「何となくロマンチックに」
「んでウソップ、今回の星は?」
「おお、今回はだな、名付けて"ウソップフラッシュ彗星"!」
「おおー、すごそー!」
「・・・思ったんだけどよ」
「んあ?」
「お前、火薬飛ばす時は"星"なんだよな」
「おお、それだけじゃないぞ、あと火炎星と、鉛星と」
「まとめて飛ばすときも、"星星"とか言ってたっけ」
「ああ、三連火薬星もあるぞ」
「おおすげー」
「そんでよ」
「何だよ」

「"彗星"って何が違うわけ?」






星のかたちしたクッキーがおいしかった日。
とりあえず星のような光が海を瞬いた日。