これだけは許せないと思った
あれは・・滅多に撮らせねぇあいつの唯一の写真だったから―――――――
大好きだから許せなかった
俺が何もしてねぇのにあいつの気分で殴られたとき俺が持っていたあいつの写真が飛び出した
「・・何だこれは・・。」
「っ・・!別に何でもいいだろぉ!とっとと返せぇ!!!/////」
アイツは、俺に愛の言葉も何もくれない
別にそれぐらいいいだろぉ?
あいつは俺が持っていた写真を見るとすぐにびりびりに破いた。
「なっ・・!!!」
「こんなもん持ってる暇があんなら仕事ぐれーちゃんとこなせカスが。」
ドンっ・・・
俺はアイツの肩を押してそのまま逃げた
自分の部屋へと飛び込み鍵を乱暴に閉める
「っ・・くっ・・・!!」
涙が止まらねぇ・・・。
あいつの・・・唯一の写真だったのに・・・。
がっしゃあぁぁん!!!
「!?」
振り向くと俺の部屋の窓を蹴破りアイツが・・XANXUSが俺の部屋へと入ってきた
「な・・何だよ!また殴るのかぁ!?」
俺は一歩XANXUSが近づくたびによろよろと後ろへ下がる
どんっ・・
「あっ・・・。」
壁へとぶつかり今度こそ本気で殴られる。
そう思い覚悟し、目を瞑る。
「・・・!?」
だが衝撃はいつまで経っても来ないで代わりに暖かい何かが体を包み込んだ
「・・俺から逃げてんじゃねぇよ・・・。
・・あんなの持たなくても俺が居るだろ・・・・?」
・・・・つまりXANXUSは写真に嫉妬した、のか・・・?
「くっ・・くっくっ・・!」
「何笑ってんだよ!?」
「悪ぃ・・。でも・・・嬉しいぜぇ・・。//////」
大好きだから、もう許すよ
それに、もっといいものも見れたからなぁ・・。
君の、焦った顔とか、
写真に嫉妬してる顔とか――――――
「愛してる」だから 大好き!
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花さんのサイト、
狂愛ラプソディー(閉鎖されました。お疲れ様でした!)の2650番を踏んで、キリリクしました…!
すっごい甘くて素敵なんですが…!もうすっごい萌えました…v
花さん、本当にありがとうございました!
何か問題がありましたらご報告頂けると助かります!