2007年06月29日・ひっそりこっそり一人絵茶



一人でこっそり絵茶しました。一人もなかなか乙ですね!
ですがまた色んな方と絵茶したいなぁ…と切実に感じた一人絵茶でしたーv





驚いちゃってる乙女スク。オンマウスでこれまた乙女なカラーに変化
描いてたらなんだかこんなになって焦りました(笑 そしてこれだけじゃ何なので文章↓


ザンザスの言葉に俺は相手を見ながら目を見開いてしまって
ボス、とポカンと口を開けながら言ってしまえば「馬鹿な面してんじゃねぇ」なんて
それでも顔を背けて照れたような慣れていないような彼に
どうにも愛しさを感じてしまうなんてあぁどうにも自分は滑稽だった。

何を言われたかと言えばそれは独占欲に満ちたもので
他の男に気軽に触らせるななんて
不覚にも嬉しくなってしまったのだ。執着してもらえることに。


「あ、たりまえだぁ。ボス以外許すわけねぇぜぇ」

「フン、どうだかな。跳ね馬の野郎にさっき散々触られてたくせに」

「彼奴は昔っからそーだろぉ!」

「…。」

まだ不満気な、不機嫌全開な相手。
近づいたら殴られそうだとは思う、思うけれど
近づかずにはいられず俺は足早に近づいて、
イスに座ったまま俺の方を見たザンザスに屈んで口付けた。

「…ん、なこと…お前にしかしねぇぞぉ…ザンザス。」

恥ずかしさで頬に熱が集まる。
目を逸らしながら言えばザンザスが軽く笑ったのがわかった。
少し馬鹿にしたような、でも不機嫌なものではない。
けれど、


「甘ぇんだよ、カス」


ザンザスはそういったかと思うと立ち上がり、ツカツカと近づいてきた。
思わず後ずさった俺を壁際まで追いつめると髪を引っ張る。
いつものことだが、毎度のことだが、禿げたらどうしてくれるんだろう。

「い、てぇ…ぞぉ…!」
「…黙れ。」

叫んだ俺ともう一度髪をグンと引くボス。
かとおもえば塞がれる口。奥深く入り込むもの、ぎこちない、自分。


「ん、…はっ…ザ、ンザ……」

「このくらいしてもらわねぇと許せねぇ。」
「無、理だぁ…!」
「じゃぁ明日の任務はキャンセルだ。」
「は、はぁあ?」

わけがわからない、といった俺にザンザスは笑った。
そして目線の先にあるものをみて、俺は悟った。
抵抗できるわけもなく、否応なしに連れて行かれる自分。


そして案の定次の日は腰痛で立ち上がるのもままならず
任務キャンセル、は現実のものとなった。





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オチがごめんなさいなツンデレバカップルザンスク。