吹雪様の御髪



 陰陽殿。
 そこは、『神』たる紅の王、並びに太四老たちが住まう至高の要塞。
 その荘厳な外観は見る者を圧倒し、まさに神の名にふさわしくうんぬんかんぬんむにゃむにゃほにゃらら……
 ……とまぁ、小難しい話はこっちに置いておきまして。
 時は、鬼目さんと愉快な仲間たちが乗り込んでくるよりだいぶ前。
 ほたるがまだ五曜星一筋でご活躍されていた頃。
 ぼちぼち平和で呑気な(?)日々を送っていた壬生を揺るがす大事件が、この陰陽殿で起こったのでありました……




 太四老のお仕事。
 は、裏で暗躍したり暗殺したり人体実験やったり…などの、まさに悪役というものの他にも、 壬生の政治や経済をうまく動かしていくための事務仕事やら会議やら、 ちょいと地味〜なんだけど大切なんだよ♪というものがちゃんとあります。
 …あることにいたしましょう。そうしないと話が進みませんのでね。はい、決定!
 さて、この日は月に2回(←これも今決定)の定例会議の日でございまして。
 陰陽殿の奥にある会議室に、太四老の方々がお集まりになっておりました。
 面子は根暗さんにバスケ選手、お子様。
「吹雪の奴、遅ぇな」
「……そうですね」
「誰かさんの辛気臭い顔を見たくないんじゃない?わかるな〜。吹雪さんのその気持ち」
「時人。それは吹雪が会議をサボるということですか?」
「そんなことは言ってないだろ!バッカじゃない?」
「……そうですか」
 このように、皆さん極めて和やかに(←?)お話になりながら、長たる吹雪のご登場をお待ちになっていたのです。
「……お。来たみたいだぜ」
 最初に足音を聞きつけたのは遊庵。
 続けて気づいたひしぎと時人も、扉のほうに視線を向けます。
 やがて皆が注目する中、会議室のドアがガチャリと開き・・・・・
「すまない。遅くなったな」




 ピッキーーーーーーーンっ!!!!!




 しかし、吹雪が姿を現した瞬間、全員凍りつきました。
「……どうかしたか?」
「「「………」」」
「何を黙っている?」
「「「…………」」」
 固まってしまった皆を見つめて、吹雪は不思議そうに尋ねました。
 しかし、誰一人としてそれに答えません。答えられません。
 だって……だって……!
 いつも「潤沢すぎです。ちょっとは減らしてください」と言ってやりたいけど誰も言えない吹雪様の御髪が。
 もっさりフワフワで見るも暑苦しく、一部では(何処?)異次元に繋がっていると専らウワサの吹雪様の御髪が!
 三つ編みされていたのです!しかも一つ二つではなく、いっぱい!
 おまけにその一つ一つに、赤やら黄色やらピンクやら緑やら青やらのカラフルな かわいいリボンで丁寧に結ばれていたりした日には……
 もう、おかしいんだか怖いんだか。
 固まる以外、どうしろと!?
 はい!そこのあなたも、脳みそをフルに使って想像してみましょう!
 ……できましたか?間違っても笑い死んではいけませんよ?傷は浅くありませんが、しっかりしてくださいよ?
「ふ、ふふふふふ吹雪さんっ!?」
 あまりに衝撃的な光景を目にしてしまったため、時人の猫かぶりも限界です。 思いっきりどもっている上に、声が裏返って震えております。
「そそそそそそそれ……は……」
 必死に冷静になろうとしていますが、無理なご様子。
 うっすらと目に涙が浮かんでいるのは、泣きたいのか、それとも笑いたいのか。
「どうした時人?」
「あの……あ、あ、あ、あた……あ…………」
 しどろもどろの時人に対して、吹雪が訝しげな瞳を投げかけました。
 が、そのツンツンツンツン三つ編み生やした頭で、真正面から見つめられちゃったりしたら……
「……(くらり)」
 わー!時人が倒れましたー!!
「吹雪さん……僕の吹雪さんが……三つ編み……」
「おーい、時人ー……ダメだなこりゃ。完全に向こうの世界にいっちまった」
 倒れた時人を受け止めた遊庵が、やれやれとため息をつきました。
 その遊庵も、この事態にどう対応したら良いのかわからず、混乱しています。
 目が見えないのにわかってしまうなんて、これほど心眼が邪魔だと思ったことが、 短くもないこれまでの人生の中であったでろうか。いや、ない。
「では吹雪……」
「まてぃひしぎ!!」
 その一方で、何事もなかったように会議をはじめようとしたひしぎの肩を、遊庵はぐわしっと後ろから掴みました。
「お前アレ見て何とも思わねぇのかよ!?」
「………………ええ」
「今の間は何だ今の間はっ!!」
「どんな姿でも、吹雪は吹雪です」
「……さりげなく笑ってねぇか?お前」
「いいえ」
 あー、ダメですね。この奥さん。
 遠まわしに「おかしい」と言ってるくせに、それを認めようとしないんだから、性質が悪い。
「あー……吹雪」
 どいつもこいつも役に立たねぇ!と、同僚たちを見限った遊庵は、 仕方なく(ちょっと怖いんだけど)事態を打開するための第一歩として、勇気を出して尋ねてみることにしました。
 コホンと、咳払い一つ。
 心の準備、多分おっけー。
 遊庵は意を決して、ビシッと『それ』を指差しました。
「なんかいつもと違くねぇか? 頭とか頭とか頭とかよ」
「ああ、これか」
 吹雪は手近な三つ編みのひとつを摘み、のんびりと話し始めました。
「実は今朝、螢惑がな…」
「「「ケイコク?」」」


 ―吹雪様御回想中―


『……ねぇ吹雪。あんたのその髪、縛ればもう少しマシになるんじゃない?』
『マシ、とはどういうことだ?』
『だって邪魔なんだもん。頭でかくて』
『……どうしろと言うのだ?』
『オレみたいにまとめちゃえばいいんじゃない?』
『ふむ…』
『やったげようか?』(吹雪の髪を掴む)
『ああ』
『……(あみあみあみあみ)』(三つ編み編み編み)
『……どうした?』(ほたるの手が急に止まる)
『ダメ。量多すぎて、一つにまとまんない』(←当然だ)
『無理か?』
『むー、じゃあ二つに分けて……ダメ、多すぎ』
『もっと細かく分けてみたらどうだ?』
『あ、それいいね。やってみようか』
(そして三つ編み大量生産)


 ―吹雪様御回想終了−


「……と、いうことだ」
「「「……」」」
 いつの間にやら復活した時人も含め、太四老たちは顔をつき合わせて「うーむ」と唸りました。
「つまり、原因は螢惑であると」
 と、ひしぎは冷静に分析すれば、
「あのバカが……!」
 と遊庵が舌打ちします。
「遊庵。あんたのバカ弟子だろ。なんとかしてよ。僕の吹雪さんを返せ!」
 時人は唇を尖らせて遊庵に文句を言いました。
「誰の吹雪でも、オレはどうでもいいけどよ……」
 しかし、時人の台詞に関しては、遊庵は知らん顔。
「ま、とにかく話はしてくるわ」
 ひらりと手を振り、遊庵は会議室を後にしました。





 遊庵がほたるの部屋に駆けつけると、すでにそこには先客がいました。
「ケイコク!貴様ァっ!吹雪様に何をしたーーーーーーっ!?」
 ほたるの胸倉を掴んでギャンギャンと喚いているのは、今さら説明するまでもありませんが、 異母弟に絡ませたら壬生一やかましい男、辰伶です。
「お〜ま〜え〜と〜い〜う〜や〜つ〜は〜」
「……何、怒っ、てん、の?」
 首をガクガクと揺らされたため、ほたるは不自然なところで言葉を切りながら尋ねます。
「な〜に〜だ〜と〜ぉ〜?」
 辰伶の声は、まるで井戸の中でお皿を数える某人のようなオドロオドロしいものでした。
 効果音は「ヒュー、ドロドロドロ」でお願いします。
「……何してんだ?お前ら」
 どー見てもいつもの兄弟漫才にしか見えなかったので、遊庵はちょっとキレ気味に間に割って入りました。
 こっちは非常事態なのです。
 壬生存亡の危機なのです。
 下らない漫才は、後にしてもらいたいものなのです。
「遊庵様!」
 遊庵の存在に気づいた辰伶は、すぐに居ずまいを正しました。
 けれど視線があっちにいったりこっちにいったりと、どこか落ち着かない様子。
「……いえ、遊庵様のお手を煩わせるようなことではないのですが……ないのですが……その……」
「何だぁ?はっきりしねぇな……あ!」
 遊庵はイライラと足を踏み鳴らしました。
 しかしその時、遊庵は気づいたのです。
 この辰伶のうろたえ具合。挙動不審ぶり!
「……辰伶、まさか……」
 思い当たる節は、ただ一つ。
「『アレ』……見ちまったのか?」
「……」
 辰伶はこっくりと頷きました。
「今朝、朝のご挨拶をと吹雪様の元へ参上したら……」
「……よしよし。怖かったな」
「遊庵様〜(泣)」
 恐怖を思い出したのか、ぶわっと相好を崩して泣き出してしまった辰伶の頭を、遊庵はポンポンと撫でてやりました。
 なにせ、太四老の自分でさえあんな状態だったのだ。純粋バカの代名詞である辰伶がどれだけショックを受けたか、 想像に難くない……
 憐れすぎる。
 いくらなんでも、これは可哀想だ。
「ねぇ。さっきから、何の話なの?」
 自分の師匠の胸でおいおいと泣く辰伶に冷ややか〜な視線を送ったほたるは、さすがに不機嫌そうに眉根を寄せました。
 ただし、話についていけないことが不愉快なのか、それとも目の前の二人がくっついていることが嫌なのか、 詳細は定かではありません。
「どうもこうも、お前のせいじゃねぇかよ。ケイコク」
 遊庵は、まだ泣き止んでいない辰伶の頭をベリッと引き剥がしました。
 だって鼻水なんてつけられたら嫌だから。
 ……人情家に見えて、案外冷たい人です。
「だから何?」
「吹雪の頭だ、頭!!」
「頭?吹雪の?」
 ほたるは「うに?」と首を傾げて考え込みました。
「…………」
 そのまま固まること、360秒。
「三つ編みにしただろうが!あいつの頭を!!」
「ああ、アレ」
 痺れを切らした(の前に、よく6分も待ってましたね)遊庵に言われて、ほたるはぽむっと手を鳴らしました。
「なんとかしろ!じゃねぇと壬生が滅ぶ!!」
「ええ、すでに廊下ですれ違った者たちが8人、ショックで泡を吹いて倒れ、意識不明の重態に……」
 ……?おや?この陰気な声は……
「私です」
 あれ?いたのかひしぎ!?
「遊庵の後からついてきたのですが」
 ああ、そうだったのですが。それは失礼。
「何にせよ、立派な殺人兵器となっています」
 ……そりゃ大変ですね。なんとかしなければ。
「なんで?」
 い、いや、ほたるさん。なんで、とこちらに尋ねられましてもね……
「いいじゃん。滅んじゃえば?」
 ああ、ほたるの壬生嫌いが炸裂です!
 そして、そんなほたるの台詞を黙って聞いていられない奴が一名。
「何を言うかケイコクッ!貴様はどうしていつもいつも……」
「うっさい辰伶」
「黙っとけ辰伶」
「あなたが口を挟むと収拾がつかなくなるので、静かにしていてください」
 ……が、すげなくあしらわれた上に、にっこりさわやか(!?)に微笑んだひしぎ に言外に「邪魔なんです」とプレッシャーをかけられ、すごすごと口を閉じました。
 辰伶、外見年齢23歳。ちょっぴり切なくてたそがれたくなっちゃった夏の日(夏なの?)
 さて、一人たそがれている辰伶の存在は無視して、師弟のやりとりは続きます。
「ってーか、なんでオレがどうにかしなきゃなんないの?」
「元凶が後始末するのは当然だろ!?」
「むー。やだ」
「イヤだと〜?どの口で言いやがる〜〜〜!?」
「この口」
「お前な……いい度胸だ!!」
「って!なんでぶつの?」
 ……喧々轟々ギャンギャンビースカ。
 師弟の言い争いは止まりません。
 たそがれてしまった辰伶は、口を挟む余裕がございません。
 ひしぎは止める気もないようです。
 しかし、そんな無益な争いも、ほたるがぽつりと呟いたこの言葉で強制終了させられました。
「……あ、吹雪」




 ヒク……ッ!




 おおっと!引きつったー!
 ギギギギッ、と壊れかけたからくり人形のような音を立てて、三人は振り向きます。
「お前たち、こんなところで何をしている?」
 そこにあったのは、二度と見たくなかったあの姿……
 三つ編みツンツン。リボンたっぷり。たてがみのような、かわいいライオン頭v






 ピシッ!さらさらさらさら……






 おお!さらにほたる以外の全員、石化して風化したーーーーーーー!悪魔の眼もびっくりだーーーーーー!
「……どうしたのだ?こやつらは」
「さぁ?」
 砂になってしまった皆を見た吹雪は、のんびりとほたるに話しかけておりました。
 最初からそうでしたが、この人、自分のおかしさを全っっっく自覚しておりません。 ほたるに負けず劣らずのボケです。
「なんかさ。その頭、マズイんだって」
「ふむ。そうか」
「かわいくできたのにね」
(((かわいいというか、むしろ不気味だっ!)))
 周囲への甚大な被害を顧みず、ボケ同士の会話は続きます。
 ……と、その時。
「太四老の方々、こちらにおいででございますか?」
 見るからに誰かの使いっぱしりっぽい人物が、ほたるの部屋を訪ねてきました。
 ひしぎが素早く応対にでます。
 ちなみに、これ以上の犠牲を出さないため、さりげなく身体をずらして吹雪の姿を隠すことを忘れません。
「……ええ、わかりました」
 使いの者と2、3言葉を交わしたひしぎは、「ごくろうさまです」とその者をねぎらって下がらせると、伝えられた用件を同僚たちに告げました。
「吹雪、遊庵。先代が我々をお呼びだそうです」
「げっ」
 最悪のタイミングの召集に、遊庵はうめきました。
 が、それに対して吹雪は、軽く頷いて身を翻しました。
「そうか。すぐに行く」
「待て待て待て待てーーーーーーー!!」
 すぐにでも先代の元へ赴こうとする吹雪に前に、遊庵は慌てて回り込みました。
「お前、そのまま先代に会うつもりかよ!?」
「そうだが。何かおかしいか?」
「全部おかしいんだよ!!」
「……何故だ?」
「だっから!何でわかんねぇんだ!?下手すりゃ侮辱罪だぞ!!」
「何を言うか。私の何が先代を愚弄している?」
「…………もう勘弁してくれ」
 遊庵は、いい加減やさぐれたくなりました。
 弟子といいこいつといい、どうしてこう言葉が通じないのでしょう?
「ねぇねぇ、ゆんゆん」
「何だ!?」
 完全に殺気立っていた遊庵は、不意に手を上げたほたるに「うがぁっ!」と牙をむきました。
 まるであんたがライオンです。
「とりあえずさ、その頭何とかすればいいの?」
「そーだよ!!」
「じゃ、吹雪、吹雪。こっち来て」
 ほたるは、吹雪に向かってちょいちょいと手招きしました。
 吹雪も、特に文句を言うこともなくそれに従います。
「もうちょっと頭下げて」
「ああ」
 そして言われたとおり、吹雪が膝をついてほたるの胸あたりの高さに頭を持っていきました。
 ほたるは、その頭に手をかざし……
「まおーえん」






 ボワッ!






「「「……げほげほげほっ!!!!」」」
 もくもくと、部屋に煙が立ち込めました。
 ほたるが何の前触れもなく炎を出したため、皆思いっきり咳き込みます。
「ケイコク!何だいきなり!?」
「貴様、吹雪様に向かって何を…!!」
「……驚きましたね」
 三者三様、ほたるに文句を言います。
 しかし、そんな余裕があったのもここまで。
 煙の中から出てきた吹雪の姿を目にした時、彼らは真の意味で魂が抜けました。
 ……さあ、あなたの想像力を、もう一度フル回転させてください。
 煙の中から出てきたのは、アフロ!
 炎に焼かれてチリチリに縮れた、 まごうことなき究極のアフロヘアー!!!
「……ケイコク、お前…何してんだーーーーーっ!!!」
 今度こそブチキレた遊庵は、ものすごい勢いでほたるに掴みかかりました。
「悪化させてどうすんだよ!?こんのボケがっ!!!」
 しかし、当のほたるは涼しい顔。
「え?だってほら、なくなったじゃない。三つ編み」
「「「………………」」」
 無遠慮に吹雪の頭を指差して、ほたるは「ね?ないでしょ?」と逆に聞き返しました。
「ゆんゆんが三つ編みなくせばいい、って言ったから、そうしたんだけど?」
 どうやらほたる本人は、「いいことをした」と思っている様子。
 「えっへん」と胸を反らす姿は、ちょっと得意げです。
 呆れて言葉もないというか、何といいますか……
「ほどけばいいだろうが!三つ編みを!!」
「だって面倒じゃん。あんなにたくさん」
「あんなにたくさん作ったのはお前だろうが!!」
「……そうだっけ?」
 遊庵はそれでもまだほたるに詰め寄りましたが、やはり、こうなっては後の祭り。何をしてももう手遅れ。
「オレ……もう何もかもどうでもよくなってきた……」
「遊庵。あなたはよく頑張りましたよ」
「何もしてねぇお前に言われたかねぇよ……」
 怒り続けるのもいい加減疲れてしまった遊庵は、がっくりと首を落として床に座り込みました。
 気分はまさに、「グレるぞコンチキショー」です。
「……では、行くか。先代がお待ちだ」



 で、一連の騒ぎと、 アフロヘアーに対するコメントはないのですか!?吹雪様!!










 その後、もっさりヘアーから三つ編みを経て、アフロになり、頭の体積が更に2割増しとなった吹雪と謁見した先代「紅の王」でしたが、吹雪が不気味なほど平然としていたため、さすがの宇宙の理も恐れをなして何も聞かずにいたそうな。













「……ところでケイコク、お前何だってあんな時間に吹雪の部屋にいたんだよ?」
「言ってもいいけど……ゆんゆん泣くと思うよ」
「はっ!?待てケイコク!!そりゃどういう……!」
「さぁ?」
「『さぁ?』じゃねぇだろ!!お父さんに説明しろっ!!」
「ゆんゆんオレの親父じゃないでしょ(さりげなく怒)」
「ケ〜イ〜コ〜ク〜(大泣き)」
「あれ?言ってないのに泣いちゃった」




 −結局謎のまま終了ー


 執筆日:‘04年4月24日




 友人とチャットで会話したときに出てきたネタです。
 「吹雪の頭を縛ってみたらどうよ?」→「三つ編みだよ!」という流れで。
 青藍は「ほたるみたいなお下げだったら可愛いなv」と思っていたのですが、 友人曰く「いっぱい。ライオンみたいでいいじゃない」と……
 死ぬほど大受けしたので、書いてみた次第であります。

 推敲、一切なし。日本語適当。
 遊庵と辰伶のキャラが被りました。
 ので、お兄ちゃんには早々に黙ってもらいました。
 ……あまり出した意味がなかったかもしれません;
 そしてひしぎがそこはかとなく腹黒い(笑)
 吹雪とほたるは、案外いいコンビなんじゃないかと思います。はい。





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