KYO用語集について


あれはいつのことだったか。
知る人ぞ知る超大手同人検索サイト、「Surfersparadise」のゲーム館内に、 「俺の座敷」という馬鹿サイトがあった(←座敷を馬鹿にしているわけではなく、管理人自らがこのサイトをまとめた同人誌、 『俺の座敷 青龍の書』の中でこのように仰られている)
そのコンセプトは、「ゲームを愛するものたちがゲームをネタにして大いに楽しもう」というもので、 アホネタ上等ギャグ歓迎、悪口罵詈雑言どんとこい、掲載条件は何でもいいから管理人を笑わせること、という、 かなりふざけた……いや、ユニークな内容であった。
ネタが採用されるとポイントが溜まり、上位者には豪華賞品が贈呈されるという特典の効果もあって、座敷は大いに盛り上がった。
ゲーマー達は笑いと豪華賞品を目当てに座敷に集い、毎日必死になってネタを絞り出し、 ゲームの「なんじゃそりゃあ?」な部分、現実的に考えるとものすごくおかしい部分をツッコミ、笑いあった。
ゲームで感動したシーンや思い出を語り合ったりもした。
皆このおきらくごくらく馬鹿サイトにのめり込んだ。
かくいう私も、のめり込んだゲーム馬鹿のひとりである。
その情熱たるや、見事入賞を果たすまでに至ったほどである(注:今とはHNが違うので探さないでください)

本当に、どうかしている。キサマの頭は大丈夫かと問い正したい。真剣に問い正したい。

だが、オツムがどうかしてしまっても後悔しないくらい、座敷は楽しかった。
あの楽しさを、情熱を、私は未だに忘れられない。



……ここまで読めばもうお分かりでしょうが、このKYO用語集の元ネタは、「俺の座敷」なんです。
あの時の感動を今一度!…というわけではないけど、少しでも似た雰囲気のものができればいいなー、と思って作ったものです。
あとは、ゲーム系のサイトではたまにこういった辞書系のコンテンツを見かけることもあるのだけど、 コミック系のサイトでは見かけたことがなかったので、面白いかと思いまして。
暇つぶしに眼を通してみた人が、一瞬でも笑ってくださると幸いです。




最後に、
「俺の座敷」よ、永遠に。





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