KYO用語集





あ行 / か行 / さ行 / た行 / な行 /
は行 / ま行 / や行 / ら行 / わ行 / 

    

あ行


・紅い眼(あかいめ)
壬生一族でそれなりに人気があって、作中でそれなりのポジションについているキャラなら、きっと誰でもなれます。気合で。

・灯(あかり)
四聖天、最後の一人。身体は男でも心は女という人。ようするにオカマさん。 高い治癒能力を持つシャーマンであり、パーティの救急箱として初登場の時からその能力を如何なく発揮する。 性格は完全な女王様で、最凶最悪の四聖天の中でも間違いなく最凶。 登場が遅かったため、四聖天が揃っているコマでも彼女(彼?)一人だけ影である絵が多い。

・アキラ(あきら)
最初に登場した四聖天。壬生一族でもないのに氷を操る特殊能力を持つが、 元々は狂に拾われた孤児なので、正体は謎であるとのこと。 初登場時こそ、狂に裏切られた復讐と称して見事なまでの悪役ぶりを披露したが、四聖天が揃った今となっては、ただの虐められ役。 しかし壬生篇にて色々あって精神的に大きく成長。見事な「おとーさん」になりつつある最終回。

・庵家(あんけ)
遊庵一家のこと。どう考えても「庵」が苗字であるとは思えないのだが、何故か原作公認の呼称となっている。 その役割は、ドーピングという名の味方キャラのお手軽パワーアップ支援。そして灯がいない場合の即席救急箱。

・出雲阿国(いずもおくに)
狂を慕い、付きまとう情報屋。連載当初は過剰なまでの色気を放出する、 小悪魔的な笑みが似合う美女だったが、作者や編集部が多少方向転換したのか、 後半は色気も押さえ気味の良いおば…いや、お姉さまにおなりあそばせた。

・イロモノ(いろもの)
多い。というか、イロモノばっかりだ。この漫画。

・詠唱(えいしょう)
特殊能力を持つキャラが、持ち技(大抵は大技)を初めて披露する際に言う呪文めいた台詞。 次に使用する時は、当然のように省略される。

・H氏(えいちし)
KYOの担当編集者。上条氏という金の卵をコミケで拾い上げた張本人。好みのタイプは庵樹里華。

・鬼眼の狂(おにめのきょう)
出番がある時とない時の差が激しい主人公。

・陰陽殿(おんみょうでん)
内部構造理解不能。



か行


・狂の体(きょうのからだ)
中の人の違うと爪の長さまで変わってしまうというミラクルパワーを持つ、真の壬生一族の体。

・禁忌技(きんきわざ)
本来の意味は、ほたるや辰伶等、五曜星の連中が使用する命がけの必殺技のことだった。 が、命の一つや二つかけないでどうすると言わんばかりの特攻技のオンパレードになった後半では、 珍しくもなんともない一つの現象と化した。

・黒猫(くろねこ)
吹雪が戯れに、というより、読者に能力をわかりやすく説明するために生き返らせた猫。ただの猫。 ……だったわけだが、いつの間にか吹雪の密偵という超重大な役割を背負わされていた、KYO界一の出世頭。

・熊鍋(くまなべ)
真田ファミリーの定番料理。具はすべて、まるごとそのまま煮るのがポイント。 大根だろうがネギだろうが熊だろうが、まるごと。

・黒衣の騎士(こくいのきし)
第二百六十三話がマガジン本誌に掲載されたときの、ラストページのひしぎを示していると思われるアオリ文。 一体どこのRPGですか?

・五曜星(ごようせい)
壬生の実戦部隊を率いる上級戦士。相当のお偉いさんのはずなのだが、裏の実戦部隊である太四老の近衛やら、 「紅の王」直属の禁軍やらの存在が明らかになった後半では、 「下っ端の兵士よりちょっと偉い人」ぐらいの認識しかしてない読者がとても多くなったのだとか。

・五曜星入隊筆記試験(ごようせいにゅうたいひっきしけん)
あるらしい。信じられないことだが。詳細は単行本35巻おまけページ参照。 マークシートを猫型に塗りつぶせば100%合格。全国の受験生の皆さんは決して真似してはいけない。



さ行


・歳世(さいせい)
本人はとうの昔にお亡くなりなのに、何かにつけて出番がある人その3(その1は村正、その2は太白)侍学園ではラブコメ担当。

・朔夜(さくや)
意外と巨乳だった未来見の巫女。彼女が淹れる阿寒湖特産マリモ茶は絶品です。

・雑魚(ざこ)
主要キャラに適当な見せ場を与えるために存在するもの。 ぞろぞろと複数で出てくる。デザインに個性がない。以上の条件を満たせば立派な雑魚。

・真田十勇士(さなだじゅうゆうし)
そのキャラの濃さや人外ぶりでは、壬生一族に勝るとも劣らない忍者集団。

・真田信幸(さなだのぶゆき)
幸村の実兄。十巻あたりまではまだかろうじて出番があったが、「そんな人いたかしら?」というのが後半における読者の正しい認識。

・真田幸村(さなだゆきむら)
初期は典型的な美形キャラだったのに…最後まで変わらず典型的な美形キャラで第一線にて活躍した、恐怖の37歳。 長期連載物でここまでキャラが変わらないのも、ある意味珍しい。

・侍学園2(さむらいがくえん2)
二十四巻限定版に付いてくる、作者本人が脚本を書いた、現代版KYOのドラマCD。 辰伶とミゲイラの壊れっぷりが大評判の一枚。

・侍学園3(さむらいがくえん3)
三十一巻限定版に付いてくる、作者本人が脚本を書いた、現代版KYOのドラマCD。修学旅行篇。 アキラとミゲイラの壊れっぷりが大評判の一枚。

・SAMURAI DEEPER KYO(さむらいでぃーぱーきょう)
史実や設定やキャラの濃さ等、もはやおかしくないところを見つける方が難しい漫画。

・鞘(さや)
戦闘が始まると、真っ先に行方不明になるもの。 ほたるに至っては、四聖天時代と初登場時の五陽星服の時以外、一度として鞘を持っていたためしがない。

・猿飛佐助(さるとびさすけ)(小さいほう)
小さいサスケ。主人公より主人公らしい性格と行動力を持つちびっ子忍者。

・史実(しじつ)
KYOを読むにあたって、絶対に気にしてはいけないもの。

・四聖天(しせいてん)
かつての狂の仲間、アキラ、梵天丸、ほたる、灯たち四人のこと。 その存在はもはや伝説と化し、最強最悪、武神、死神などとも呼ばれる。ただし侍学園においては、暴走族のチーム名と同列。

・主要キャラ(しゅようきゃら)
たくさん作りすぎです。

・心眼(しんがん)
遊庵の登場以来、彼の能力としての心眼ばかりが注目されているおかげで、 アキラも心眼を持っていることはもう忘れ去られているとしか思えない。

・真の紅き眼(しんのあかきめ)
ひでぇ充血があったもんだ。

・真の壬生一族の血(しんのみぶいちぞくのち)
血だけで無数の兵隊を生み出したり灯以上の回復能力を持っていたりするあたり、 これぞまさしく人外魔境という域に達している代物。さすがはファンタジー。

・水破七封龍(すいはななほうりょう)
無明歳刑流「奥義」のわりには、惜しげもありがたみもなく、しょっちゅう使う辰伶の基本技。

・朱雀(人名)(すざく)
京に潜伏していたアキラに付き従っていたらしき人物。 アキラの部下のような様子だが、いつどこでアキラと会い、どういった経緯で従うようになったのかはまるで不明。 というかもはや、読者や作者、アキラ本人でさえ存在を忘れているんじゃないかと思われる。 別にどこかの影武者のように、アキラを守るために命がけで壬生に来るようなこともしないだろう。 当時作者は、狂VS四聖天でも本気でやらかす気だったのだろうか?

・朱雀(技)(すざく)
無明神風流、四大奥義の一つ。習得後は、「みずち」の後を継いで狂のニュー決め技となったが、 四大奥義というわりにあまりにこればかり使用していたため、他の技があるかどうかが一時期危ぶまれた。 結果、辰伶戦で白虎を披露したため、その疑いは晴れることに。

・先代「紅の王」(せんだいあかのおう)
初顔見せ時のぐるぐる眼鏡のおかげで、「鎮明の小さいヴァージョン」と認識されたラスボスさん。 ラストバトル時のビジュアル系のお姿は、「誰あんた?」状態であった。

・双頭の龍(そうとうのりゅう)
四聖天アキラの二つ名。他の四聖天には、何故かこういった呼称はない。



た行


・太四老(たいしろう)
五曜星の上に位置する、壬生のお偉方。紅の王の側近中の側近。 紅の王に代わり、壬生の実権を全て掌握する。「神」になるための計画を実行しようとしていたわけだが、 計画の全容を知っていたのは年寄り二人(吹雪とひしぎ)のみ。 しかも若者二名を表向きは裏切り者の血筋から選出しているあたり、組織としてまとまりがないにも程がある。

・太四老選抜筆記試験(たいしろうせんばつひっきしけん)
きっと、ある。五曜星入隊筆記試験があるくらいなんだから、きっとある!

・太白(たいはく)
本人はとうの昔にお亡くなりなのに、何かと出番がある人その2。 侍学園では、どうも幼等部にしか興味がないように見える星徒会長。

・血(ち)
どれだけ流しても誰も貧血にならない。もしくはいつの間にか回復(増血)している。

・血化粧(ちけわい)
戦闘状態のほたるが、これを出すと本気モードへと切り替わる。ようするにスイッチのようなもの。 どう見ても自分の血を顔に塗っているだけだが、どういう原理なのか、これをやると戦闘力が増すらしい。 この異母兄弟の禁忌技の性質から察するに、 無明歳刑流の血には、我々浅ましき人間ごときには到底理解することなどできない特殊な成分が含まれているようです。

・東京タワー(とうきょうたわー)
アニメ版KYOの最終決戦の舞台。 「もはや笑うしかない」と、一体何人の視聴者が思ったことであろう。



な行


・生足(なまあし)
主にサスケを中心とする、若アキラ、時人などのショタ用少年キャラの武器。(時人は後に女性と発覚するが、割合) 外見が成人男性でも、ほたる、紅トラ、遊庵なども生足を披露しているが、 こちらはズボンの丈が膝あたりまであるので、一応区別されている様子。「すね毛がない」とかいう野暮なツッコミは不可。

・二十一巻(にじゅういっかん)
KYO史上初、主人公が表紙にいない単行本。 これ以降、作者は何か吹っ切れたのか、二十三巻、二十四巻と続けて主人公がいない表紙を出す。

・二十六巻(にじゅうろっかん)
幸村表紙。初めて「奇数巻は白、偶数巻は黒」というお約束を破った。作者は本当に吹っ切れてしまった様子。

・忍者マスター(にんじゃますたー)
初代猿飛佐助(=大きいほう)のクラス。地・水・火・風その他全ての自然現象を操れるらしい。 おかげさまで五曜星の立場が全っ然ない。

・姐さん(ねえさん)
=四方堂。姉さんではなく、姐さんであることがポイント。

・年齢(ねんれい)
不詳の奴が多すぎる。



は行


・バカ(ばか)
=辰伶。

・パンチラ(ぱんちら)
KYOが少年漫画であり続けるためには、必要不可欠な要素…かもしれない。

・筆記用具(ひっきようぐ)
筆と墨のはずだが、「キュキュキュウ」と効果音がついたり油性があったりするあたり、 本当に筆と墨であるのか極めて怪しい。

・氷繭星霜(ひょうけんせいそう)
見れば見るほど、『NARUTO』の白が使用する某技とよく似ている。

・フード付きマント(ふーどつきまんと)
新キャラが顔を出す前に着用するもの。ほたる、吹雪、灯、シャトラ、真の十二神将などが着用。 一度脱いで顔見せが終了すると、まず二度と着られることはない。

・舞曲水(ぶきょくすい)
辰伶が扱う曲刀。通称カニの爪。ありえないほどの破壊率を誇る武器。

・服(ふく)
どんなにボロボロになっても、そのうち元に戻るもの。 ただし、自動修復機能が付いているのは男性キャラだけであるらしく、女性キャラの服が自動で修復されることは滅多にない。

・伏線(ふくせん)
気にしている人ほど、マジメな読者。

・合体融合技(ふゅーじょん・あたっく)
四聖天が複数に集まった時、協力して発動させる技。単純に計算すると最低十一種はあるはずなのだが、 よほどのことがないかぎりそんなにいくつも出てくることはありえないと思われる。 しかも「死合い一対一が基本」という理念のためか、主にザコ一掃のためにしか使用されない。

・ブラコン(ぶらこん)
=アキラ。しかし、何故壬生兄弟はこう呼ばれないのか疑問。

・「フワフワフワフワしおって!」(ふわふわふわふわしおって!)
ほたるVS辰伶戦における、辰伶の毒づき。 フワフワと攻撃を避けるほたるが気に食わなかったらしい。 しかし舞曲の太刀を使う辰伶は、以前トラに「フラフラしおって!」と言われている。

・紅虎(べにとら)
未だに裏・八寸以上に強い技が出てこない。

・ボケ(ぼけ)
=ほたる。

・ほたる
または螢惑。壬生の五曜星の一人でありながら、四聖天でもあるという、 KYOを知らない人間に彼の立場を説明するのが非常にやっかいな二重軍籍を持つ。 強いと言われているが、初登場から初勝利をあげるまでに十八巻もの長い年月がかかっているあたり、 どこか矛盾している気がする。

・ほたるとサスケ(ほたるとさすけ)
おそらく精神年齢が最も近いコンビ。何故かよくわからんが、妙に仲がよさげだったりする。

・焔血化粧(ほのちけわい)
ほたるの禁忌技の一つ。血化粧と違い、血管内の血を燃焼させて模様を浮き立たせている。 潜在能力を限界まで引き出すが、身体への負担が大きく、命を縮めてしまう。 発動する時は、必ず上半身の服は脱ぐものと思われる。でないと見えないから少年漫画的に発動する意味がない。 辰伶も後半の吹雪戦にて発動。やっぱり脱いだ。

・梵天丸(ぼんてんまる)
四聖天のひとりにして奥羽の暴れん坊、伊達政宗その人。 出かけてばかりのようですが、そろそろお国元が気になりませんかお殿様?と聞くのはヤボであろうか。



ま行


・魔皇焔(まおうえん)
ほたるが最も頻繁に出す技。灼欄炎帝より火力は強いようだが、いまいち違いがわからない。

・魔法戦士(まほうせんし)
シャーマンである椎名望の体に入り、その力を得た状態の信長のこと。一体どこのFFですか?

・みずち
四大奥義が出てくる以前の狂の決め技。京四郎、村正も使用。今では単なる持ち技の一つ。

・壬生京四郎(みぶきょうしろう)
もう一人の主人公。侍学園ではいつも円い小窓の写真で参加。

・壬生篇(みぶへん)
時間経過がとんでもなく遅い。

・無明神風流(むみょうじんぷうりゅう)
狂、京四郎、村正が使う流派。創始者は当代「紅」の王。もとい、京三郎。 代々太四老から紅の王へと受け継がれる伝説の流派…ということだったが、「代々」と言うほどその歴史は古くない。

・村正(むらまさ)
狂の師匠にして元太四老の長。ご本人はとうの昔にお亡くなりだが、何かにつけて登場する機会があり、 どこぞの主人公その2よりよっぽど出番がある。しかし短髪姿は滅多に拝めない。



や行


・遊庵(ゆあん)
ほたるの師匠でケイコクの名付け親で、太四老で一番最初に倒された人。 早い話が、太四老の中では一番のザコ。しかも下っ端っぽい。 親父くさい言動が目立つが、壬生一族の中ではそれなりに若いほうだったりする。

・ゆんゆん
=遊庵。遊庵との再会時、ほたるがいきなりぶちかました迷言によって確立した遊庵の愛称……の、ようなもの。 本人の了承は得ていないが、あまりにゴロが良く、可愛いく、面白いため、ファンの間ではすっかり定着している。 また、遊庵がパンダにデフォルメされる原因ともなっている。



ら行


・雷喉剣(らいこうけん)
サスケの技。落雷による電力の帯電させるのだそうだが、最近はサスケ自身が自家発電しているようにしか見えない。

・ルビ(るび)
邪魔になることが多い。しかもたまに間違っていることがある。



わ行


・若アキラ(わかあきら)
四年前のアキラのこと。他の三人に比べて現在と見た目の違いが大きいためか、 よく区別される。今では見られない大きな瞳がチャームポイントの推定年齢十五歳。他、昔アキラ、子アキラなど。








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