有働
足にチュウ
有働
内腿へチュウ
ベロチュウ
稲嶺
有働でも負けるときはある。
有働
「有働みたいなエロガキのどこがええんやろなぁ」
オレが女の子に囲まれてるとこを見た後は必ず嫌味を言う。
「エロ」はいいけど、「ガキ」が気に食わへん。
「あんなぁ、先生。オレ結構女の子には大人や思われてるんやで」
身体が大きいことと、つい無愛想にしてると、
「有働くんクール」
と、本当のオレに一番遠いであろうイメージを持たれてるのは事実や。
「ふん、ガキは見る目ないから・・・・」
「そういう先生も見る目ないってことやな！」
「え・・・」
「先生、オレのこと、好きやもん」
・・・・き・・・・きっと・・・・多分・・・・・。
「わ！このエロガキ、すっごい自信家！」
先生は呆れた顔をした。
「大好きやろ？」
オレが顔を近づけると、下を向いた。
「そういう有働、大嫌い」
顔は見えへんけど、耳が赤くなってる。
「どういうオレが大好き？」
その耳を優しく噛むと、先生はもう何も言わへんなった。
稲嶺
わざと焦らす。
抵抗して抵抗して抵抗しまくってジーンズになかなか手をかけさせへん。
そうすると有働は余計に興奮して、すこし乱暴になる。
しばらく格闘技みたいなことをしてると、しまいに有働が本気の力を出す。
ガッといきなり抱え上げて、ガッとベットに放り、
ガッと押さえ込まれて、ガッと下着ごとジーンズを脱がされる。
その圧倒的な力に興奮するオレ・・・・。
稲嶺
普通にやります
山沖
身体はまだ私を忘れていない。
トモに触れてわかった。
おそらく、強引に迫ればすぐに落ちる。
でも、それは身体だけだ。
有働
・・・・まぁ、そんな先生やけど、勉強だけはできるから
オレがテストで赤点とったりすると
「なんでこんなんがわからへんの？」
本当に不思議そうな顔をする。
呆れてる顔やなくて、わからへんのがわからへんという顔。
これが一番きつい。怒ったりバカにしてくれる方がまだマシや。
でも、けっして勉強の個人指導はしてくれへん。
キスやセックスはしてくれても、なにかのこだわりのように
そこだけはキッパリ線を引いてる。
「・・・・・・・・・・言い訳はしません・・・・・
練習が終わって、寮帰ってたらふく飯食って、風呂入って
いろいろして（←オナニー）寝てるだけの毎日でした・・・・。
勉強まったくしてません・・・・・・」
「はぁ・・・・・」
先生はため息をついて、赤点用紙を飛行機に折り
「まぁ、将来、有働がアカンとこはオレが補うから、
有働は自分ができることを徹底的にやったらええよ」
しょんぼりしてるオレ目掛けて飛ばした。
あれあれ？たまには優しいこと言うんや。
紙飛行機はオレのデコにコツンと当たって落ち・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・。
あれあれあれ？それってプロポーズ・・・・・・？
中学時代のクラスメート
中一から同じクラスで、ずっと片思いやった。
すこしでも彼のそばにいたいと、ラグビー部のマネージャーになったぐらい好きで・・・。
彼は運動神経抜群で人気者やったから、しょっちゅう女の子に告白されてたけど、
「今ラグビーだけやから」
の決まり文句で断り続けている。
私もそれを言われた一人・・・・。
でも、その後も変わらず接してくれる彼のこと、やっぱり大好き！
中出し有働
部屋中、栗の木の香り・・・・というより、
焼く前のホットケーキミックス（水でといた小麦粉）の匂い・・・。
有働
先生はたまにオレの身体にイタズラをする。
知ってて背中を引っ掻いたり、見える場所にキスマークをつけたりするんや。
それも、セックスしてへん普通の時に！
おかげで着替えるときはマッハの勢いで。
でも、そうすると余計に先輩らは疑って
「なんやなんや、有働、また年上女とええことしたんか！」
と殴られる。
オレが先生にそうやるときは「所有物！」みたいな気持ちからやけど
先生の場合は完全にイタズラや。
あとで
「どやったどやった？誰かにばれた？」
って、子供みたいに目を輝かして聞いてくるから絶対そうや。
この前なんか、体操服に着替えるとき、教壇の上から
腕を組んでニヤニヤみてたもんなぁ。
悪趣味先生！
稲嶺
校庭を走る背中、いつも目で追いかけてる
そんな視線を彼は知らへん
有働
高橋は、オレにラグビーを教えてくれた、ねえちゃんの彼氏に似てる。
高校入学してはじめてラグビー部の顧問として紹介されたとき
驚いて腰を抜かしかけたぐらいや。
ねえちゃんの彼氏は２年前に交通事故で亡くなってるんやけど
性格まで似てるから、高橋と話してる時、たまに２年前に戻ったのかと錯覚する。
高橋は、先生にちょっかいさえ出さへんかったら、いい教師やと思う。
（呟き日記１１月参照）
