二つのからだ(ガンマ×トキオ)
大友さまから頂きました。ありがとうございます!
夏休みごろ、ガンマは久しぶりに大阪に帰った時だった。彼が外出している時。トキオが急いで走ってるのを見た。
そこでガンマは久しぶりやな〜と声をかける前に・・・。ゴツン!と彼とトキオがぶつかった拍子に・・・・。
「いてて・・・。」「あっ!スマンスマン」おかしなことに・・。ガンマが「先輩!」と言っていたのだ。「え?なにゆうとんねん?」
「え・・。うそこんなことって・・・」 「も、もしかして・・・」 「オレ(ワイ)達身体が入れ替わってるー!?」
ここは商店街だったため近くのブランド品ショップのガラスにお互い身体を見てみた。「ほ、ほんまや・・・・・」
「ホンマにオレら身体いれかわってもーたんやー!!!」とガンマになったトキオが叫ぶ。「ワ、ワイも信じられへん・・。」
「TVで見たことはあるけど本当にこんなことには・・」 「あっ!そう言えばオレ!注文しといた本を取りに行くところやったわ!」
「なにー!?」 「そうや!おれがいそいどったんはそのためや!早く行くで!先輩!」 「しかたあらへんなー」
2人はトキオの本を取り寄せに行くためある本屋へ向かった。
トキオとガンマが本屋から出ると二人は歩き出した。「前から読みたかったんやー。Vジャンプ」 「それそんなに人気あるんか?」
「そんなにどころやないで、メチャクチャや!オレはこれでデジモンが楽しみなんやー♪」 「そういや、それタマゴも見とったで」
「おっ!あのパワーシューターもか!?」 「ああ、アイツもデジモンがイチバン楽しみって・・」 「よっしゃー!じゃあタマゴってやつによろしゅうな!」トキオの地域ではデジモンはあまり流行ってなかったらしい。
「でもやっぱ世界でいちばんすきなんはビーダマンや!」
「やっぱそうやな!」 トキオはしばらくVジャンプを歩きながら読んでいて、急用をいきなり思い出した。
「あっ!そういや今日!悠と約束しとったんや!」 「何を」 とガンマが問い詰めると 「ゲーセンでや!あいつ遅くなると何するかわからへんで!」
「そういえば。先輩になったオレがいくとやばいで・・。先輩行ってきてくれるか?」 「なんでワイが!」 とガンマが怒る
「一生のおねがいや〜!たのむ!おれのビーダま4個やるから!」 「ビーダマ4個かー。悪くあらへんな。じゃあ引きうけたる!」
「ありがとうございます〜!せんぱ〜い!」 とトキオはガンマの腕で感涙する。 「まあなかんでもええねん。悠のためやろ」
トキオは付けてある腕時計を見ると・・ 「あっ!もう時間や!もういかへんとあかん!」 トキオはガンマを引っ張って悠が待っているゲーセンへ向かった
走ってゲーセン前の信号で止まった。「じゃあオレは自分の家にいくから先輩は悠をよろしくな」 「ああなんせビーダマ4個がかかっとるからな」
「じゃあたのむでー!まっとるからなー!」 「ああー!行ってこーい!」 トキオになったガンマは信号前で悠を見かけ手を振った。
青になった時ガンマは走っていった。「はぁはぁすまん!」 「もう!おそいでー!自分から誘っといて!・・ウソや!うそ!オレも今来たところや!」
「じゃあ中に入ろうか」 「うん!」ゲーセンの中はゲーセンらしく騒がしかった。こんなことはいつもだった。「ここのゲーセンって有名らしいな」
「そうなんか?」 「なんや?そういうことはトキオ兄ちゃんのことが詳しいやないけ。」 トキオとは違ってガンマはこういうところには普段行かないためだ。 「どうしたんや?トキオ兄ちゃん。んー。なんか怪しいな・・」 「そ、そんなことないで一瞬記憶が消えかけとったんや」
「ほんとかー?まあええであそべるんやから」 (ふう。よかった)とガンマは心のなかでホッとした。「じゃあなにやるん?」
「ちょっとワ、いやオレ、ダンレボやってみたかったんや。いっチョやってくるで。」 「はーい。オレはビデオゲームでもやってくるでー!」
2人は楽しくゲームをやっている時トキオは・・・。
「ただ、いや、お邪魔しまーす。」 「あら、ガンマ君?なんの用?」トキオの母親が笑顔で迎えてくれる。「と、トキオいませんか?」
「ゴメンねー。今本屋さんにいってるのー。それにしても遅いわねあの子。どこ行ってるのかしら」 心配そうに母が言う。
まさか自分の子供だとは知らずに・・。「じゃ、じゃあトキオの部屋で待ってます・・・。」 「そうね。前にもこういうことあるし、いいわ待ってて」
トキオは自分の部屋に行く。ベッドに寝転がって。机にある自分の写真を見た。
(オレと先輩や・・・。な、なんでああいうことしてしもうたんやろ・・
うう・・・。先輩スマン・・・。本当にスマン・・・)と思わず涙がぽろぽろこぼれる。どうやらかれはTOPビーダ―選手権の準決勝のことを思い出したらしい。かれは自分のベッドの毛布で涙を拭く、ぐしょぐしょになるまで涙を拭いた。「うっ・・。うっ・・」と声もあげて泣いてしまったのだ。コン。コン。
ドアのノックが聞こえてトキオは涙を袖で拭った。「ガンマ君ー?いるー?」
「はーい!」 「おやつここにおいておくから食べてね」
「は、はい」 と母のもってきたおやつを自分の机の上において、堪えていた涙をわっ!と流す。彼の目から涙がすごく溢れて枕が一瞬で
ぐしょぐしょになるほどだった。でも涙は時間がたつたび消えてった。
ガンマの方もゲーセンからでて悠と別れた。トキオの家にいくと威勢良く「たっだいまー!」といった。「あらもう帰ってきたの?ガンマ君が来てるわよ」
「えっ!そうなんか?」と完全にトキオになりきってトキオの部屋に上がっていく、トキオの部屋に着いた時、トキオは立って
ガンマのところに走り。「うあああああ!ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!」
と抱き着いて泣きながら誤った。「ど、どうしたんや?」
「TOPビーダ―選手権の事・・。オレあの時に先輩にひどいことしたんや!今思い出すととても恥ずかしい・・。だからあの時のこと・・・。ほんっとうにスマン・・・。うあああああああああああああああああああん!」と大声で泣き叫んだ。そしてガンマは
「まあええで、あの時はワイが勝手に引っ越したからあかんかったんや」とトキオの頭に手を優しくふわりとのせた。
いつのまにか彼らのからだは元にもどっていた。「せ、センパイ!?」 「と、トキオ!」 「元に戻ったんですね!」 「そう見たいやな!」 「やったー!」彼らはとっても喜んでいた。
「せ、先輩・・。これ・・、約束の・・」 トキオからビーダマが渡された。「ああこれか。もうええねん。お前のや」 「で、でも・・」
「お前の物を簡単にもらうことはできへんからもうそれは完全にお前のや」 「せ、先輩・・・」 ガンマはビーダマがビーダ―にとってどれだけ
大切なものかを教えた。「じゃあもうワイあっちへ帰るな」 「あ、うん。じゃあまた会いましょう。先輩」 「また絶対会うで!」
ガンマはトキオと約束して「おじゃましましたー!」 「はい。じゃあねまた遊びにおいで」 「はーい!さよーならー!」 「じゃあな。トキオ」
と、トキオに別れを告げてから走って帰ってしまった。「ねぇ。トキオ」 「貴方。いい友達持ってるのね」 「か、母さん・・・」
このことは彼ら2人だけの秘密でいい思い出になったようだ。
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comment>>>
トキオとガンマのからだが入れ替わるというアホな設定にしてしまいました。
すいませーん<(_ _)>
トキオがVジャンプ買ったりとデジモンが楽しみにしてるかとこちらも超でたらめな設定にしました。
母のことを「母さん」といったり・・。(なんちゅう設定じゃ!オイ・・)でも結構頑張りましたよ。
できれば乾燥を待っております。