妖獣武装ブライオー 1巻
Date:ガンガンコミックス・松本久志・ENIX
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敵である蛛姦女を倒した直 後、芦部は小さな蜘蛛に刺さ れる。 |
蜘蛛の毒が次第に芦部の全 身に回っていく。 |
芦部は蜘蛛の毒に込められ た意志のままに操られてしま う。 |
敵の元へ行くのを阻止しよう とする主人公の戦いを妨害す る芦部。 |
解説
ヒロインである芦部を狙う邪怨衆とそれを護る姫護一族の主人公、闘馬の戦いを描いた漫画です。
該当箇所は闘馬が敵である蛛姦女(蜘蛛女)を倒した直後からです。蛛姦女が死に際に放った蜘蛛が芦部を刺し、その毒によって芦部は自我を「何があっても邪怨衆の元へ行く」という意志に支配されてしまいます。
一見人形系ですが、実は洗脳系。邪怨衆の元へ行くのを邪魔する主人公を足蹴にする様はなかなかにインパクトがあります。ハイライトが無いのにトーンを使わない処理も珍しいと言えば言えるかも知れません。
2巻で完結しており、続編として『妖獣戦線ブライオー』が出ています。
バトルものとしてはありがちですが、主人公や敵キャラの発言のセンスが微妙にずれていて面白いです。