ファントムウィザード 2巻
Date:ドラゴンコミックス・大森葵・角川書店
傷ついた兄の為に自ら隷属 の刻印を受け入れるべく胸を はだけるマティエ。 |
二年の時を経て、すっかり心 を閉ざしてしまったマティエ。 |
僅かに残っている良心から か、黒霊呪の幹部の言葉に 目を伏せてしまう。 |
キーワードに反応し、自らの 力を強制的に発揮させられる マティエ。 |
解説
別項で紹介したソニックウィザードの過去に当たるお話。話としては昔ですが、刊行されたのはこちらが後です。基本的に、主人公であるルディスとその妹のマティエが黒霊呪と霊呪会の争いに巻き込まれるくだりの話となります。
該当箇所ではマティエが傷ついたルディスの為に、黒霊呪に隷属する為の刻印を受け入れます。そして、それから二年の時が過ぎ、仲間の前に現れたルディスとマティエは黒霊呪によって心を縛られた黒き血の御子となっていたのでした。
マティエは自我は薄くともあるようなので、操身+条件付けの系統に入るでしょう。特定のキーワードによって強く支配されて、力を引き出されてしまうようです。ちなみに、兄のルディスは人形系です。
3巻で完結していますが、これはあくまでもソニックウィザードに続くお話。続きのお話が待たれます。
女の子も可愛いですし、バトルも格好良いです。やや背徳的な設定が多いのは作者の趣味なのでしょうか?