ZMAN 10巻
Date:ガンガンコミックス・西川秀明・ENIX
敵に捕らえられ、洗脳装置 に関するモリモトの講釈を聞 かされる。 |
無機質な表情と共に、変わり 果てた姿で仲間達の前に現れ る。 |
恋人であるギャンザの胸に、 容赦なくブレードを突き立て る。 |
ギャンザの必死の説得に より、洗脳装置の支配を抜 け、血の涙を流すアジャンタ。 |
解説
ナナシと呼ばれる記憶喪失の少年が、荒廃した千年大地を舞台に自分の記憶を探し、人々を恐怖と暴力で支配する悪魔(イーデア)を仲間と共にぶちのめしながら旅をする超熱血漫画。
該当箇所では敵に捕らえられたナナシの友人、A・アジャンタが神官モリモトによって666ユニットという洗脳装置を額に取り付けられてしまいます。彼らはこのユニットを使い、人間たちを自分の食料として効率的に育てようとしていたのです。ナナシ達の前に現れたアジャンタはモリモトの命じるままに襲い掛かり、ついには恋人であるギャンザまでもその刃に・・・。
ご主人様の意見に忠実、人形系です。コスチュームもばっちりエロスなボンテージコスチュームに着替えています。恋人には「愛してるわ」などと言って隙を作る徹底振り。攻撃の際の非情さも好評価です。敵役のモリモトが周到かつ狡猾な計画を巡らせるも、愛の前に破られてしまうのはお約束。
11巻で完結。ちなみに、1巻、5巻でもそれぞれMCネタがあります。ちょっとした後日談が外伝でどこかに掲載されていたような、いないような。
独特の絵柄と台詞回し、感情豊かなキャラクターに王道的展開は格好良いと言うか、すげぇです。絵も可愛いですし。お勧めですが、現在ではやや手に入れにくいかも。