今日も今日とて、なんだかんだでいたしちゃってるルリ姉と弟クンなのですが、最近ルリ姉、ちょっと困ってます。それは……

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「ちょ……あんたっ、どこ触ってんのよっ!?」
おシリいじいじ♪  そう。最近弟クンってば、ルリ姉の「おシリ」、正確には「おシリの穴」にいたく興味を示しちゃってるのです。  今だってほら、自分の身体に跨ったルリ姉のアソコをいきり勃ったおチンチンで突き上げながら、おシリの穴を指先でいじいじとまさぐり始めちゃって……
「こっ、こら! そ、そんなトコ、弄るんじゃないのっ!汚いでしょっ!?」
「き、きたなくなんか……ないよっ」っb  ルリ姉の慌てた声に動じることもなく、弟クンは鼻息を荒げながらおシリの穴の縁をすりすりもぞもぞ……
「さっきだって……僕の、挿れる前に……舐めてあげてたじゃない……っ」
「そ、それは……」
 ルリ姉の頭の中に、先ほどの光景が思い浮かび上がります。
 大きく開かれたルリ姉の股間に顔を埋め、舌先でルリ姉の「オンナノコの部分」を隅から隅までなめ回す弟クン……その舌先は、確かに何回もルリ姉のおシリの穴まで届いていたのです。
「僕の舌が当たるたびに……ルリ姉、ピク、ピクってしてた……声だって……うっ……上げてた、じゃない……!」
「そ、それは、び、びっくりしたから……」
「ホントは、気持ちよかったんでしょ……?」
「そ、そんなことないっ……はうっ!?」
 それまで縁をなぞるだけだった弟クンの指が、ゆっくりと、狭い入り口を押し広げるようにしてルリ姉のおシリの穴の中へと進入し始めたのです。
「こっ、こらやめなさいっ! や、やめないと、ぶつわよっ!?」
「ぶたれたって……いいよ。僕は……ルリ姉のおシリの穴を……触りたいっ……!」
 つぷ、つぷと小刻みに出し入れされる弟クンの指先。そのたびにルリ姉のおシリの穴はめくれ上がり、押し込まれ、めくれ上がり、押し込まれ……
(やだ……これ、まるで雄太のおチンチンが動いてるみたい……)
 弟クンの指先がおシリの穴を弄り続けている間にも、ルリ姉のアソコの中いっぱいに収まった弟クンのがちがちにボッキしたおチンチンは休まずに彼女の体内を突き上げ続けています。アソコとおシリ、同時に二つの穴を攻められているような感覚がルリ姉の体温をどんどん上昇させていきます。
「ああ……ルリ姉の膣内(なか)、いつもよりトロトロで、熱いよ……すごく、感じてるんだね……?」
「ばか……はずかしいこと……言うんじゃ、ないッ……!」
 口では否定していても、弟クンが腰を突き上げるたびにいつもより粘っこく、そして大きく響く水音が何よりもそれを証明して。最初は指先だけを出し入れしていた弟クンの指先も、今ではすっかり熱く柔らかくほぐれてしまったルリ姉のおシリの穴の中に、ほとんど第二関節部分まで収まりそうな勢いで、じゅっぷじゅっぷと抜き差しされて。
(あつ……熱い……おしりが……あつい、よぉ……!)
 おチンチンに突き上げられるアソコの奥から、指の動きに煽られるおシリの穴からこみ上げてくる熱が、ルリ姉の性感をどんどん高めていきます。そしてそれが飛び火したかのように、弟クンの腰の動きもどんどんどんどん大きく激しく変わっていって……
おシリで感じちゃうルリ姉♪
「るっ、ルリ姉……僕、もう、ダメ…………っ!」
「あ、あっ、わ、わたし、わたしも、わたしも…………ダメぇっ!」

『びくんっっっっっっ!』

ふぃにっしゅ〜♪

…………弟クンのおチンチンが一際大きく反り返りながら大量の精液を放出した瞬間、その熱さを感じながらルリ姉も達してしまいました。
「うっ…………くっ……うっ、う…………ううっ…………!」
 いつもより熱く激しい感覚に耐えるように歯を食いしばり、ビクビクと身体を震わせながら…………

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ジト目ルリ姉(でもホントは……?) 「…………あんたねぇ」
 絶頂の嵐が引いたあと、ジトっとした目で弟クンを睨め付けるルリ姉。
「よくもいろいろやってくれたわねぇ……ってか、いつまでわたしのおしり弄ってる気よ!?」
「……ルリ姉が、もう一回その気になってくれるまで」
「なるかっ!」
 顔を真っ赤にして怒鳴りながら立ち上げるルリ姉。にゅぽん、と弟クンのまだ固さを残したおチンチンが抜け落ちると同時に、とろとろとろとろとろとろと、いつもよりすっと量の多い精液がルリ姉のアソコからしたたり落ちるのでした。
「姉のおシリの穴弄ってこんなにコーフンするなんて……あんた、いつの間にそんなヘンタイになっちゃったのよ」
「……自分だって弟におシリの穴弄られて、いつもより感じてたくせに……」
「なんですって?」
「………………いえ、べつに」

 縮こまる弟クンを睨め付けながら、心の隅っこでルリ姉は考えていました。
(指一本であんなに熱かったのに……もしもっと太い物がおシリの中で動いたりしたらどうなっちゃうんだろう……たとえば、おち)
 はっとして我に返るルリ姉。
(ダメダメ……おシリは、そんなことに使うトコじゃないのよ!そんなの、ヘンタイのすることよ!)

 でも、まだかすかに残るおシリの熱いうずきは、そんな考えとは別の感情をルリ姉の心の中に呼び起こそうとし続けるのでした……