たぬき学園文化祭2002

  <そのじゅういち>

 年に一回開かれる『たぬき学園文化祭』!
 もっとも入場者数を獲得した展示やイベントを行ったクラス・クラブに与えられる
名誉ある『ゴールデンたぬき杯(謎)』を目指した戦いが繰り広げられる!(^_^;)>



説明しよう! 「たぬき学園文化祭2002」第11の出し物は、「生活文化研究会」による
<ラッキーホール>です。
<ラッキーホール>というのは、フェンス(女性のヌード写真などが
貼られていることが多い)に空けられた穴にお客さんがボッキした
おチンチンを差し込み、その向こうにいるお相手にシコシコやって
もらって気持ちよくなるという、昭和の末期に大流行したことの
ある性風俗商法の一つです。
 生文研では「昭和の生活文化を振り返る」というテーマで展示を
行う一環として、このなつかしの<ラッキーホール>を再現して
みたわけなのですが……

*     *     *     *     *     *

ぷんすか 「お〜い、ちゃんとやってんの?あんまり
きもちよくないよ〜〜〜」

 フェンスの向こうから男子生徒の苦情が
聞こえても、フェンスの穴からつきだした
コンドーム付きのおチンチンをしごく生文研
会員、キャサリン・ヘイワードさん
(2年1組)の手つきには一向にやる気が
こもらないのでした。
「キャサリンちゃ〜ん、もうちょっとまじめに
やってよ〜」
「回転良くして入場者数稼がないと<ゴールデン
たぬき杯>もらえないんだよ?」
 とうとう同じようにラッキーホールを担当
している生文研会員の女子たちからもお小言が
出てしまいました。
……<たぬき杯>をゲットすると、副賞として
次年度の部(クラス)活動費が倍額になるので
みんな結構本気なのです。
「でも……コんなのツマンナイよ〜〜」
 普段明朗快活な彼女らしくも無く、ぶちぶちと
キャサリンさんが愚痴ります。
「タノシイのはオトコノコばっかで、アタシ
ちっとも気持ちヨクなんないシ〜」
「しかたないでしょ? これはこういうモノ
なんだから……」
「でも、ヤッパアタシ、ヤだ」
 キャサリンさんはとうとうしごいていた手を
離してしまいました。
「こんなツマンナイのNo Good!
 セックスは、オトコノコもオンナノコも一緒に
気持ちヨクなんないとダメね!」
「キャ、キャサリン!?」
 生文研のみんなは思わず声を上げてしまい
ました。
……キャサリンさんってば、いきなり自分の
制服に手をかけ始めたのです。

「ん、え、なんだ?」
 フェンスにおチンチンをつっこんでいた男子も、思わず声を上げていました。
 スッポン!とおチンチンにかぶせられていたコンドームが断りもなく抜き取られてしまったからです。
「ちょっとちょっと! オレまだ最後までイってない……って、わひゃっ!?」
 突然おチンチンに加えられてきた新たな刺激に、不平の途中で男子は奇妙な声を上げてしまいました。
「な、なんだこれ……あったかくって、ぬるっとしてて、きゅっと締め付けて……
 き、っ、きっ ……きもち、イイ〜〜〜〜!」

じゅっぽじゅっぽ♪

 そりゃぁ気持ちもいいでしょう。
 だってすっぽんぽんになっちゃったキャサリンさんったら、フェンスにおシリをつきだして、男子の
おチンチンを自分からアソコの中に銜え込んじゃったんですから。
「ンッ、ンッ、ン〜〜ッ!! や、やっぱ、セックスは、こう、で、ないとォ〜〜♪」
 切れ切れに歓喜の声を上げながら激しく前後左右、縦横無尽に腰をふるうキャサリンさん。その動きに
あわせて大きなおっぱいがぶるんぶるんと揺れ動き、アソコから止めどなくあふれ出るおつゆがぽたぽたと
床の上にしずくをまき散らしていきます。
「だ、だめだってキャサリン!」
「本番えっちでもてなすのは禁止なんだよぉ!?」
 あわてる他の生文研会員たちの声なんて、もうキャサリンさんの耳には入りません。
「イイの、イイのォ…… どっちかだけが気持ちイイなんて、ホントのセックスじゃないヨ…… こうやって、
アタシもオトコノコも気持ちイイ、これがホントのセックスよォ〜〜〜〜ッ!!」
 姿の見えない相手とセックスしていることに、そして他人の目の前でセックスしていることに興奮しているのか
キャサリンさんはいつもにも増してハイテンションです。おチンチンとつながっているアソコを支点にして
大きく全身を揺すりながらセックスを楽しんでいる様子は、まるでロデオの暴れ馬のようでした。
「Oh! Ah! Good、Gooooooood!! Very,very Hard! So Hot!」
 こちらで覚えたニホン語も吹っ飛んで、母国語で人目もはばからず喘ぐキャサリンさん。
「I……I’m Comming、Come,Come………… Ah〜〜〜!!」
 そして、全身を震わせながらひときわ大きく叫んだ瞬間でした。
じゅっぽじゅっぽ♪

「あっ……ああーーーーっ!」
 フェンスの向こうからも男子の感極まった声が響き、キャサリンさんのアソコにきっちりと
くわえ込まれた彼のおチンチンがびくん! びくん!とけいれんを繰り返し……
 キャサリンさんのアソコから、ごぷごぷと白く濁った体液があふれだしてきたのです。
「Ah…… u……m♪」
 それと同時に達してしまったのでしょう。キャサリンさんは喜びに満ちた表情でぷるぷると
身体を震わせながら、くたりと床の上に崩れ落ちました。
「……イっちゃったよ、キャサリン……」
「う、うん……」
 気持ちよさそうなキャサリンさんに見とれているうちに、他の生文研女子たちにも微妙な変化が
現れ始めていました。
「やだ……あたしも、へんなきぶんになってきちゃったよ……」
「あたしも……」
 そのときでした。
「ね〜、こっちはまだ〜?」
「はやくコスってくれないかな〜〜〜!」
 他のラッキーホール・フェンスからおチンチンを突き出している男子達のじれったそうな声が響きます。
「……ね、ばれなきゃいいわけだし……」
「あたしたちも、やっちゃおうか……」
 お互いにうなずきあうと、生文研女子たちはショーツを下ろしながら、ラッキーホール・フェンスに
近付いていきました……。

*     *     *     *     *     *

 かくして生活文化研究会の<ラッキーホール>は、ちょっとヤバげな方向に進みながら
運営されていくのでした。
 ちゃんちゃん。




 よく考えたら、キャサリンさん正式エピソードでは初の登場かも。

 なんか似合ってなさそうだけど、彼女は一応ニホンの文化を学びにやってきた留学生なので
その勉強の一環として生活文化研究会なんてサークルに所属して、まじめに勉強しているんっスよ。
……へんなニホン文化ばっか勉強してるのかも知れないっスけど(^▽^;)



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