![]() <そのしめくくり> 年に一回開かれる『たぬき学園文化祭』! もっとも入場者数を獲得した展示やイベントを行ったクラス・クラブに与えられる 名誉ある『ゴールデンたぬき杯(謎)』を目指した戦いが繰り広げられる!(^_^;)> | |
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「たぬき学園文化祭2002」がその幕を閉じてから約一ヶ月。 いよいよ今日、文化祭入場者による投票結果に基づいて、全校生徒が待ちに待った『ゴールデンたぬき杯』の 授賞式が行われるのです。 |
![]() | 「それでは、結果を発表します!」 生徒や教職員が居並ぶ講堂に、壇上から校長先生のよく通る声が響き渡ります。 「全校投票の結果選ばれました、栄えある『ゴールデンたぬき杯』の受賞者は…… 養護教員の帆村龍美先生です!!」 おおう、と言う感嘆の声が講堂の中にこだましました。 「帆村先生は閉会イベントそして行われた<舞踏会>における、献身的な生徒達との ふれあいが高く評価されての受賞となりました。 それでは、帆村先生、壇上へどうぞ!」 わき上がる拍手と歓声の中壇上に上がった龍美先生は、校長先生から文字通り 全身が黄金に光り輝く狸をかたどった『ゴールデンたぬき杯』を恭しく受け取りました。 |
| 「みんなー、ありがとネ〜〜〜♪」 にっこりと笑みを浮かべ、胸にGたぬき杯を抱えながら 龍美先生は演台から歓声に応えました。その様子に、わー!と ひときわ高い 歓声が生徒達の中からわき上がります。 「みんなが先生に投票してくれて、イチバン取れたことは とっても嬉しいヨ。本当に、ありがとネ」 そういいながらも、龍美先生は手にしていたGたぬき杯を 演台の上に置きました。 「でもネ…… 先生、このGたぬき杯を本当に受け取るべき 人は、他にいると思うヨ」 え?なに?だれ? そんな疑問の声がどよめく中、龍美先生は静かに話を続けます。 「だって、この学園の文化祭はキミたち生徒のイベント。主役も キミたちであるべきだと先生は思ってるのヨ。……だから、先生が みんなからもらったこのGたぬき杯、君たちの中でイチバン投票を 受けた生徒と一緒にうけとることにするネ。 その人の名は…… 2年9組の「チョコバナナ」で 大活躍した、山崎知世さん!」 |
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![]() | 「え、え? あたし!?」 突然名前を呼ばれた山崎知世さんを囲んで、同じ2年9組の仲間達から大歓声が 上がります。 「やったな山崎!」 「すごいよ知世ぉ!」 「ばんざーい、ばんざーい!」 「さ、さ、早く壇上に上がってきてネ〜♪」 龍美先生に促され、クラスメイト達に背中を押されて、知世さんはあっという間に 壇上の人となっていました。 |
| 「それじゃ、これから先生と山崎さん…… ふたりで『Gたぬき杯受賞の儀』を おこなうヨ〜〜〜!」 龍美先生は声高らかに宣言すると、Gたぬき杯の隠しボタンを「ポチッ」と 押しました。 |
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| その途端、どういう仕掛けになっているのかGたぬき杯の 股間から立派なモノがそそり立ったのです。 「じゃ、始めましょうネ〜」 「ちょ、ちょっと先生、あたしまだ心の準備が」 「大丈夫大丈夫。<太い方>は先生が受け持ってあげるから♪」 「きゃ〜〜〜!?」 そして龍美先生はGたぬき杯を間に挟んで、知世さんを壇上に押し倒して 行きました……♪ |
| 「アッ、アッ、あんっ、せ、先生、せんせいっ!」 「うふふ……すごくいい声ネ。かわいいワ……♪」 |
というわけで、ダブル受賞というカタチでまとめてみました。 ……しかしホントに龍美先生がアソコまで票をもぎ取ってしまうとは思っていなかったっス……(^▽^;) 『文化祭入場者による投票結果』 ちなみに『ゴールデンたぬき杯』の形状に関しましては、「たぬきのでんごんばん」にU・Gさんが 書き込んでくださった一文を参考にさせて頂いたっス。ありがとうございます〜 |