バイクとえっち絵のコーナー
 『V−MAXでツーリング』
 V−MAXとあっち行ったりこっち行ったりした記録っス。



その3 『V−MAX、発動!(<井上和彦の声で)』 2004-01-09

 1月7日に無事慣らし運転の1000qを走り抜いたわがV−MAXは、初回点検も問題なく
クリアして、ついに待望の<Vブースト>初稼動の日を迎えました。
(ご存じ無い方のために説明しておきますと、Vブーストというのは通常1気筒あたり1個の
キャブレターから供給される混合気を、6000回転以上からは2個のキャブレターからの供給に
切り替えることでパワーアップを図るという、V−MAX特有のシステムなのです)

 さすがに町中で6000回転まで回すというのは無理があるので、初稼動の舞台には名神高速を
選びました。多々気温が低いものの快晴であり、まさにテスト走行にはうってつけです。
 京都南IC料金所でチケットを受け取り、大阪方面への合流ランプを上って行くにつれて、
こっちの気分も盛り上がっていきます。
 そして本線に合流……一気にアクセルオープン!

「V−MAX、発動!」
『レディ』
(<脳内で答えるレイの声)

 すみません。アホやと思われようと
これがずっとやりたかったんです。

 3000、4000、5000……タコメーターの針はぐんぐん上昇していきます。
 そしてVブーストの作動開始回転数・6000を突破!

「…………なんじゃ、こりゃぁ!」

 6000回転を境にガツン!と来るような「段付き加速」ではありませんでした。しかし、
明らかに車体に加わる加速度が増大したのです。
 はるか前方を走っていた乗用車の尻が、見る見るうちに目の前に近づいてきます。
 スピードメーターに目をやれば、針がぐんぐんやばい速度表示の上を通過していきます。
 そしてそれにつれて、空気が文字通り壁となって身体にぶつかってくるような風圧が身体に
押し寄せてきます。
 3〜4000回転でのんびり巡航しているときとは、まさに別次元の世界でした。
(こ、これがリッターバイクの実力なのくぁ〜〜〜〜!)
 メーター読みでぬえわq/hを突破した時点で、風圧に耐えきれなくなってアクセルを戻さざるを
得なくなりましたが、最大出力を発揮する8500回転までにはまだまだ余裕がありました……
「あ〜、こわかった……」
 始めてVブーストを作動させた、正直な感想です。

 などと言いつつ、茨木ICでUターンした帰りも高速を使って何度もVブーストを作動させて遊び
ました。追い越しの際シフトダウンすることでエンジン回転数を即座にVブースト作動域に持ち込んで
一気に加速して追い越したり(^_^)。

 しかしこの有り余るパワーはホントに使い道を誤ると命と免許がいくつあっても足りないような。
節度と良識を持ってつき合っていこうと思った次第です。

(おしまい)




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