プライベート★だいあり〜

  <そのなな>



★ 「2002年12月24日:寮母先生 物集亮子さんの日記」 ★


 クリスマスイブの夜、学校行事として行われるクリスマスパーティのほかに、寮母であるわたくしと
寮長である夫の亮太郎さんとで寮生たちにプレゼントを配ってあげることになりました。
 そして雰囲気を盛り上げるために、夫とわたくしはクリスマスらしい仮装をすることにしたのですが……

*     *     *     *     *

ぴちぴちトナカイさん♪

「ど、どう?似合いますか……」

 わたくしは夫が用意してくれた衣装を身に
まとい、目の前でくるりと一回りして見せました。

「うんうん、よく似合っているぞ、亮子。おまえは
スタイルが良いから、なにを着せてもよく似合う♪」
「そ、そうですか……?」

 ほめてくれる夫の言葉をうれしく思いながらも、
わたくしは気恥ずかしさを感じずにはいられません
でした。
 わたくしは角と耳のついたカチューシャをはめ、
おシリのあたりからはちょこんと可愛らしい
しっぽの生えた衣装を身にまとっていたのです。
……そう、トナカイを模したコスチュームなのです。
一方の夫は、もちろんサンタさんに扮しています。

(この歳でコスプレするなんて、ちょっと恥ずかしい
わね……)

 気恥ずかしいのはコスプレをしているからばかり
ではありませんでした。
 この服、わたくしにはちょっとサイズが小さい
みたいで身体のラインが「ぴちぴち」なのです。
(夫がせがむようにブラを着けずに着たものですから)
胸の先端には乳首がぽっちりと浮かび上がってしまい
特にお股のあたりなんて、前を引っ張ればおシリが、
おシリを隠せば前が見えてしまうといった大変なことに
なってしまっているのです。

(こんな格好、子供たちに見せられないわ……)

 やっぱり仮装はやめましょう、とわたくしは夫に提案
しようとしたのですが、

「……きゃあっ!?」

 わたくしは不意に夫に肩を掴まれると、ぐいっと
押し倒されてしまったのです。

「なっ、なにを……」

 なさるんです、と言葉を続けるよりも先にわたくしは
夫の意図を悟ってしまいました。夫はぎらぎらとした
目で、鼻息も荒く、わたくしを見つめていたのです。

「亮子、しよう」
「えっ……」

 わたくしはかぁっと、赤面してしまいました。なぜなら
夫がわたくしに『しよう』と言うならば、それは『愛の
営み』を求めている以外にはありえないからです。

「い、いけませんわ。これから子供たちにクリスマスの
プレゼントを……」
「わかっているさ。大事なことだからね。けれどその前に
『これ』をなんとかしたいんだよ、亮子」

 ばっと、夫は赤いコートの前を開きました。

「あ……」

 ズボンの前あわせのあたりから天を突くようにそそり勃つ
夫のペニスを目の当たりにして、わたくしの頬はいっそう
赤みを増してしまいました。

「普段と違うおまえの姿を見ているうちに、どうにも
収まりがつかなくなってしまったんだ」
「…………!」

 夫の視線がわたくしの身体の上をなぞっていくのを
感じて、わたくしはようやく衣服が大きくまくれあがり
とてもはしたない姿になっていることに気づいたのです。

「隠さないでくれ」

 あわてて裾を直そうとするわたくしを、夫がことばで
押しとどめます。

「すばらしい……すばらしい脚だよ亮子。特に太腿。
ぴっちりとした張りと柔らかさ。そして肌のきめ細やかさ。
今すぐにでもこの手で触れ、舌で味わいたい……」

 夫の視線がわたくしの爪先から、足の付け根へと
向かって這い上っていきます。

「そして、下着を透してうっすらと見える、愛おしい花園
……柔らかく暖かいその中へ潜り込みたくて、俺の
『男』ははち切れそうだ……
 頼む亮子、いまここでおまえを愛させてはくれないか」
「あなた……」

 わたくしは、不意に身体の奥から熱いものが
わき上がり始めているのに気づいていました……
パンちらり♪

*     *     *     *     *

「あっ、ああっ、あなた……ッ?!」

 夫は下ろしたショーツから片足を抜いたばかりのわたくしを後ろから抱きしめると、
何の前触れもなく自分の『もの』をわたくしの膣(なか)へと一気に挿入してきたのです……

愛の営み♪
(クリックすると別ウィンドウで表示するっス)
「そっ、そんなっ、いきなり……」
「いきなりが、好きだろう? 亮子……ッ」
「あっ、アアアアアアッ!」
 ハァハァと吐息も荒々しく夫が腰を振るうたびに、ゴリゴリと、まるで灼熱した鋼鉄のように熱くて固いペニスが
膣壁をこすりあげる感触に、全身が大きくふるえます。
「脚だけではなく……おまえは、乳房もすばらしい……」
 腰を振るいながら、夫の手はわたくしの胸へと伸び、やわやわと乳房をもてあそびます。
「こうやって……直接触れないのもまた感じが変わって良いだろう?亮子……」
 キュウッ! と夫の指がわたくしの乳首をつねりあげました。
「はぁぁううッッッ!」
 乳首から生まれた、脳天を突き刺すような快感に叫び声をあげてしまった後、わたくしはあわてて口元を手で覆い
隠しました。
「どうして、声を抑えようとする?亮子……」
「だ、だって、子供たちに聞こえたら……」
 ふふっ、と夫が笑いました。
「もう聞こえているよ、亮子」
「え………っ」
 夫の一言に、わたくしは固まってしまいました。
「ほら、あそこを見てごらん」
 夫が指さしたのは、私たち夫婦の個室の入り口…… きっちりと締めていたはずのドアが、わずかに開いているでは
ありませんか!
「あそこから見ているんだよ、子供たちが、さっきから。俺たち夫婦の、愛の営みをね……」
「ああ、そんな……」
「この角度だと、俺とおまえとがつながっている部分が丸見えだろうなぁ……」
 痛みにもにた羞恥心が、わたくしの胸を締め付けます。
 と、その瞬間、背後で夫が小さなうめき声をあげました。
「いっ、いま……おまえの膣がぎゅっと締め付けたぞ……ふふ、見られているとわかって感じたのか?」
「そんな、そんな、ちがいます……!」
「うそをつくな。ますます膣から汁があふれてくるぞ。子供たちに見られて感じるのか? いやらしい奴め……」
「…………」
 恥ずかしさに固く目をつむりながらも、夫の言うとおりであることを私は認めざるを得ませんでした。
心の中に羞恥心が生まれる度にわたくしの性器からは強い快感が生まれ、夫のものをきゅうっと締め付けずには
いられないのです。
「俺も、俺も……そんなおまえを見ていると興奮するよ……どうだ、いつもよりも固くておおきいだろう?」
「あっ、あっ、あ、あなた……」
 快感に浮かされたわたくしは、もうカクカクと肯くことしかできませんでした。
「おまえが文化祭の時にセックスした生徒たちよりも、感じるだろう?」
「あっ、あ、はい、はいッ、感じます、あっ、あなたが、あなたのが、いいのォっ!」
「そうか、そうかッ! それでは、そろそろ、イクぞっ!」
 夫の腰使いがますます激しく、ますます速さを増していきます。夫のものが、私の膣でぐぐっと大きく反り返って
いきます。 それを感じながら、わたくしの性感も絶頂に向かって上り詰めていきました。
「あっ、あっ、あなたっ、あなたあなたあなたァッ!!」
「りょうこォおっ!」

 ……わたくしの性感が絶頂にはじけたのと、夫のペニスからマグマのような体液が放たれたのはほぼ同時でした……


*     *     *     *     *

 ……結局、わたくしは激しい『愛の営み』のせいで腰が抜けたようになってしまい、プレゼントは夫が一人で子供たちに
配って回ってくれました。
 ベッドの中で夫の帰りを待ちながら、私は考えていました。

 本当にドアの隙間から子供たちはわたくしたちの『営み』を覗いていたのでしょうか。
……冷静になって考えれば、わたくしたちが準備をしていた頃はまだ学園主催のパーティの真っ最中だったはずです。

 そして、『営み』の最中に夫が口走った一言。
……普段性に対しておおらかなことを口にしつつも、もしかして夫は、舞踏会の時わたくしが子供たちのお相手をした
ことに嫉妬心をいだいていたのでしょうか。

(もしそうなら、ちょっとうれしいかも……)

 そんなことを考えつつ、わたくしは眠りに落ちていったのでした……



……てなネタを、2002年末クリスマスに発表するつもりだったんっスよ。
パソコンが壊れなければ。(;_;)
 この方々の夫婦生活もいつか描きたいと思ってましたし。

 久しぶりに大人同士のエッチというわけで、文体もいつものエロ文より
官能小説っぽくしてみました〜
               官能小説って読んだことないんっスけど(^_^;)



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