プライベート★だいあり〜

  <そのはち>



★ 「2003年02月12日:1年1組 大槻泰子さんの日記」 ★


1年1組 大槻泰子さん  バレンタインデーも間近な夜遅く、あたしは家族が寝静まってからキッチンに立っていました。
 同じクラスで片思いの**くんにプレゼントするチョコを作るためです。
「ん……んふっ……」
 思わず声が漏れそうになるのを押さえながら、あたしはチョコの『最終仕上げ』に入っていました。
 壁の時計を見ると、もう日付が変わろうという時間になっています。
(こんなこと……昼間出来るわけないよね……)
 心の中でそうつぶやきながら『仕上げ』を続けようとした時でした。
 がちゃっ!とドアが開いたかと思うと、ぱたぱたと足音を立ててふたつの人影があたしが『仕上げ』を
しているテーブルのそばに近づいてきたのです。
 それはあたしの二人の妹……4歳年下の真子と、5歳年下の優子だったのです。
「ほらほら!やっぱやってるじゃない、おねーちゃんってば!!」
「や、やだぁ……」
 きゃいきゃいはしゃぎながらあたしの『仕上げ』をのぞき込む二人。
「こっ、こら! 見……見るんじゃないっ!」
 慌てて隠そうとするあたし。けれどもうそれは手遅れでした……
*     *     *     *     *

愛のエキスを混入中♪
(クリックすると別ウィンドウで表示するっス)
「愛のエキスを注入中、ですかぁ?おねーちゃんっ♪」
 床の上でチョコ入りのボウルに跨っているあたしのすぐそばで、からかうように真子が言います。
「うふふ。いっぱいエキス出てるね……もうべちょべちょじゃない!」
「ほんと……泰子姉ちゃんのアソコからおつゆがとろとろとろとろ……」
 頬を真っ赤に染めながら、優子がじっとあたしのアソコを見つめています。
「うっ……うっさいわねぇ! 子供はもう寝る時間でしょ!? さっさとどっか行きなさいよぉ!」
 こみ上げる恥ずかしさに耐えきれずに、思わず大きな声で怒鳴ってしまうあたし。
でも当の二人はぜんぜん聞いてない様子なのです。
「おねーちゃんも案外乙女チックなんだねー……『好きな人への想いを込めたラブジュースを溶かし込んだチョコを食べて
もらえたら、恋が叶う』なんておまじない、信じてるんだから……♪」
「うっ……」
「で、その愛しい人のことを想いながらオナニーしてる真っ最中だったんだ……そんなにぽたぽたぽたぽた垂れちゃうまで♪」
 ふいに真子が顔をあたしの耳元に近づけてきました。
「その愛しい人って……おねーちゃんのクラスの、**くんでしょ」
「なっ……何であんたが知ってるのよ、そんなこと!?」
 あわてて振り向くあたしに、真子はさらっと言ってのけました。
「だって……おねーちゃん、オナニーしてたじゃない。その男の子の名前呼びながら」
「!」
 一瞬、心臓が止まったような気がしました。
「それも毎晩毎晩……隣の部屋で姉がハァハァしてるの聞かされる、妹たちの身にもなってほしいなぁ〜〜?」
『聞かれてた……聞かれてた……きかれてた……!』
 あたしの頭の中で、同じ言葉が何回もこだましてました……
 ベッドの中で、**くんとえっちなことするのを夢見ながら毎晩ひとりえっちしてたのを……コーフンに突き動かされるままに
思い出すだけで恥ずかしいようなことを口走りながらアソコをいじっていたことを……聞かれてた!!
「あれ……おつゆがどんどん出てくるよ? 泰子姉ちゃん、指動かしてないのに……」
……優子が不思議そうにつぶやくとおり、あたしは自分がどんどん高まっていくのを感じていました。
 毎晩毎晩自分がやっていた一人えっちの恥ずかしい記憶が、あたしのアソコをどんどん刺激していくのです。
「ね……おねーちゃん」
 股間からわき上がる衝動にうずうずしていたあたしに、真子がささやきかけます。
「やっちゃいなよ最後まで。いまさら恥ずかしがってもしょーがないでしょ? たっぷり愛のエキス、チョコに入れてやらなきゃ。
それにどうせ、今ここで中断するなんて出来ないでしょ♪」
「…………」
 くやしいけど、真子の言うとおりでした。あたしは高まりに高まりきってしまったカラダの疼きを何とかしたくて……妹たちの
目の前でアソコをまさぐり始めてしまったのです……。

*     *     *     *     *

「あっ……うっ、うっ、ううんっ!」
「すご……あんなにくちゅくちゅいじってる……痛くないのかな〜」
「バカね優子、気持ちいいからやってるんじゃない〜♪」
 真子がしたり顔で優子に解説しているのを頭の片隅で聞きながら、あたしはどんどんオナニーに没頭していきました。
ノリノリ♪
(クリックすると別ウィンドウで表示するっス)
「はっ、ああっ……**くん……**くん……」
「ほら、また呼んでる♪」
「ホントにその子のこと好きなんだね〜、泰子姉ちゃん」
「そうそう……ああやってアソコいじりながら、好きな男の子とエッチしてるとこなんか想像してるんだよ、きっと!」
「……えっちぃね……」
「えっちいよ〜♪」
「あ、あ、あ、あ、あ……」
「ほら優子、あの声が出始めた。お姉ちゃんがそろそろイクよ?」
「うん。いつもの声だね〜」
……この子たち、ホントにあたしがオナニーしてるときの声聞いてたんだ。
 そうわかった瞬間、とうとうあたしはいちばん気持ちいいとこにイってしまいました……
「あっ、あっ、ああ、ああ、ああああああっ!」
……その瞬間あたしのカラダにびくびくとけいれんにも似たふるえが走り、ぷしゃぁっ!と勢い良くおつゆがアソコから
あふれたのがわかりました……
「イっちゃった……泰子姉ちゃん、イっちゃった……」
 くたりと仰向けに横たわるあたしをのぞき込みながら、おずおずと優子が尋ねてきます。
「気持ちよかった……?」
 あたしは小さくうなずくことしかできませんでした。
「あたしたちに見られたんで、いつもよりコーフンしたんだよね? お姉ちゃん♪……想いのこもったおつゆがいっぱい
出せてよかったね!」
 今のあたしは、くすくす笑ってる真子にむかつく気力も残っていませんでした。(悔しいけど)確かにあたしは
ものすごく感じてしまったんです。
「ん?何もじもじしてるの、優子」
「なんだか……あたしもアソコがもじもじするの、真子姉ちゃん……」
「しょーがないなー……それじゃ、あたしたちもお部屋で、ね♪」
「うん……♪」

*     *     *     *     *

 しばらくして我に返ったあたしは、とんでもないことしちゃったなー、とか思いながらチョコの仕上げを再開するしか
ありませんでした。

『待てよ……それじゃあたしたちも……って?』

 最後に真子が言った言葉に何となく怖い想像をしてしまいそうになりながら、あたしはチョコを型に流して
冷蔵庫にしまい込むのでした……



 バレンタインネタっス。最初は寮でクラスメイトに見つかるという話だったんっスけど、クラスメイト用に描いたキャラが
幼くなってしまったのでかくのごとく変更しちゃいました……
 あ、ちなみにチョコに入ったらいやなので「毛」は事前に剃っちゃった、ってことにしておいてください。

真子ちゃん、末恐ろしいと描いた本人ながら思ったり(^_^;)。



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