![]() <そのじゅういち> | |
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春が来ました。今日はたぬき学園の入学式です。 校庭に整列した新入生達に向かって、演台に立った校長先生のお話が続いています。 それをまじめに聞いたり、あくびを漏らしながら聞いていたりする新入生達の中で ただ一人、鴻池リサちゃんは「ある緊張」に身を震わせているのでした…… | |
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(んもぉ……早くおわんないかな……校長先生 いつまで話してるのよぉ……) リサちゃんの頬は紅潮し、肌にはうっすらと 汗が浮かんでいます。 そして、回りに気づかれないようにと気を 使いながら……でもせわしなげに太股をもぞもぞと 蠢かせているのです。 (ああ……なんで式の前にトイレ行っとか なかったんだろ……いまさらみんなの目の前で 『先生トイレ!』なんて言えないよぉ〜(−−;)) 「……ですから、新入生の皆さん。これからの 学生生活をたっぷり楽しんで下さい。以上です」 校長先生のお話が終わったのは、まさにその ときでした。 (やったぁ……これでトイレに行けるぅ!) リサちゃんの頭の中は、トイレの個室にこもって ショーツを下ろしてそのまま思う存分おシッコを 放出するビジョンで一杯でした。 全身に張りつめていた緊張の糸がゆっくりほぐれて いきます。 ……ところが。 「では、引き続き生徒会長から学生生活についての 注意点を説明してもらいます」 (……うっそぉ!?そ、そんなぁ!?) あわててほぐれかけた緊張を取り戻そうとする リサちゃん。 でも、もう遅かったのです。 |
| <ちょろ……> |
| (……あ………) |
| <ちょろちょろ……> |
| (……ああ……あ……) |
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(おっ……お願い、止まってぇ〜〜〜!) リサちゃんの必死の願いを裏切るように、 たまりに溜まったおシッコは、一度ゆるんで しまった出口から、まるで泉のようにあふれ 出して、リサちゃんの白いショーツの布地を うす黄色に染め上げていきました。 ショーツに広がるなま暖かい感触が、やがて 必死に合わせられたふとももの間を、膝に 向かってたらたらと、滑り落ちていくのを リサちゃんは絶望的な気持ちの中で感じ 取っていました。 「ね……なんかおシッコ臭くなぁい?」 「気のせいだろ?」 他の生徒達がひそひそ話し始めているのが リサちゃんの耳にも聞こえます。 おシッコはもう白いソックスにまでしたたり 落ちていました。 もしかしたら足元に「水たまり」が出来ている かも知れません。 (こんなの……ウソよ…… 悪い夢よぉ〜〜〜〜!(TOT)) ……現実なのか、ウソなのか。 それは定かではありません……( ̄▽ ̄) |
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久々のおもらしネタ。 まぁ、たぬき学園なんでおシッコ漏らしたぐらいじゃ なんてこと無いっスよ、おじょうさん(^_^) <ヲイヲイ |