![]() <そのさんじゅうに> | |
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夕暮れが迫り、誰もいなくなった二年六組の教室に女生徒の熱を帯びた吐息と粘液質な音が微かに流れていました。 |
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「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ……」 (にちゅにちゅにちゅにちゅにちゅにちゅ……) 「あっ、うっ、はっ、はっ、はっ、はぁっ……」 (にちゅにちゅにちゅにちゅにちゅにちゅ……) 彼女の吐息にあわせて流れる粘っこい音は、アソコからじくじくと流れ出し続けているおつゆでぐっしょりと濡れそぼったブルマの股布が、柔らかく、けれど深く食い込ませた椅子の背もたれとこすれ合う音だったのです。 彼女は全身を使ってリズミカルに股間を椅子にこすりつけ続けていました。その動きにあわせて自分の童顔とは似合わぬ大きさのおっぱいが、身体を支える両腕の間でぷるぷると揺れ動くのを感じながら、彼女……上坂ゆかりさんは頭のどこかで考えていました。 『あたし……なにバカなことやってるんだろう……』 そんな風に思っているのに、ゆかりさんは自分の動きを止めることが出来ませんでした。もう10分以上もこんなことをしているのです。 ほんの数週間前に友人に教えられて覚えてしまったオナニー。それまで性的なことに疎かった彼女にとって、それはあまりに甘美な刺激だったのでしょう。 ゆかりさんはオナニーにすっかりハマり込んでしまったのです。 優等生だった彼女は今まで勉強にだけ向けられていた勤勉さで様々なオナニーの方法を、どうすればより強い快感を得られるかを「研究」し続けた結果、次第に普通のオナニーでは満足できなくなりつつありました。 そして今日、<自分の部屋以外でオナニーしてみたらもっと興奮するかも> ……ずっと考えていたその方法を、ゆかりさんはついに実践してしまったのです。 『こんなの……やだ……誰かに見つかったらどうしよう……普段優等生だってみんなに誉められてるのに、先生からも信頼されてるのに、オナニー好きの変態だって思われちゃうよぉ……!』 頭の片隅で理性が悲鳴を上げています。けれどそれを意識することで生まれる背徳感に似た感情は、からだの奥底からはいつも部屋でやっていたオナニーとは比べものにならない興奮と快感を引き出してくれるのです。 『いいじゃん、いいじゃん……これがあたしの本当の姿でしょ? 優等生だって思われ続けてるの、いいかげんつかれたんでしょ? そんなのみんなぶっこわして、きもちよくなっちゃったらいいじゃん……!』 だからゆかりさんはからだの動きを止められないのです。 「イっ……イく……ぅん……♪」 絶頂が近付いてきている。そう感じた瞬間、ゆかりさんは普段の彼女からは考えられない、鼻にかかったイヤらしいうめきをあげていました。 ……さらに興奮するするために、そのイヤらしい声を「わざと」出したのです。 そしてそのうめきを合図にしたかのように、ゆかりさんは一層深く、強く、早く背もたれの角にアソコをこすりつけて行きました。止めどなくあふれ出すおつゆはぶるまを潤すだけでは飽きたらず、背もたれの上にも流れ落ちていきます。 「あっ、あっ、あっ、あ、あ、あ、あ、ああああああああ!」 (にちゃにちゃにちゃにちゃにちゃにちゃにちゃにちゃ……) 「イっ、イく、イくぅ……イっちゃう……オナニーで、オナニーでイっちゃう、ヘンタイみたいなオナニーでイっちゃう〜〜〜〜っ!」 そう叫んだ瞬間、ゆかりさんは絶頂に達していました。びくびくと背筋をそらして快感にふるえた彼女は、やがて……ゆっくりと教室の床の上にへたり込んでいきました。 『だめ……だめだよぉ……こんなことしてたら……』 『すごく……気持ちよかったぁ……またこんど、やってみよぉ……♪』 ……心の中でまきおこる二つの心のせめぎ合いに耳を傾けながら、ゆかりさんは絶頂のあとの脱力感に身をゆだねるしかありませんでした…… |
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上坂ゆかりさん、ちょっと危険な一人えっちの風景でした…… でもこのあと彼女には心を癒してくれる彼氏が現れて、もうこんなことをする必要は なくなるのです……ってフォローを入れとくっス。 <自キャラに甘いたぬき……(^_^;) 今回ペインターの粗塗り風にしてみたかったんっスけど、結局ただ荒いだけ……反省。 あと、えろマンガのように効果音や吹き出し、動きを表す線なんかも実験的に描き加えてみたんっスけど どうっスかしら?ちょっと直接的すぎかな? ゆかりさんがなぜ体操服でオナニーしてるかは気にしないようにして欲しいっス〜〜 |