きゃんぱすアルバム

  <そのさんじゅうさん>



 新年を迎えた1月2日、たぬき学園では華道部の新年花展が行われると同時に、生け花の体験教室が
行われます。
 普通ならあまりにぎわいそうもない行事なのですが、華道部の部員……当然女子がほとんどです……から
マンツーマンで、しかも「たぬき学園式華道」の手ほどきが受けられることから、毎年多数の参加者が
駆けつけるのでした……

*     *     *     *     *

 参加者のひとり・富田ツヨシ君(3年2組)は、クラスメートでもある華道部部員・生野かおるさんと
体験教室のため和室に入りました。
「ま、まさか生野さんがお相手をしてくれるなんて……俺って、新年早々ラッキーだなぁ……」
 エヘエヘとうれしそうなツヨシ君に対して、かおるさんは頬を赤く染め、もじもじと恥ずかしそうです。
(まさか同じクラスの子と一緒になるなんて……ついてないなぁ)
「さ、さ、は、早く始めようよ。さ、さ、さ」
「わ、わかってるって……」
 ツヨシ君に鼻息も荒く急きたてられ、かおるさんはしかたなく「たぬき学園式華道の手ほどき」を
始めるのでした。
ぺろりんが♪
「ごくり……」
 かおるさんにはツヨシ君の生唾を飲み込む音が聞こえたような気がしました。それほど彼の
視線は、むき出しにされたかおるさんの下半身に釘付けになっていたのです。
(ううっ、やだなぁ……)
 ただでさえとんでもないカッコウをしているのがわかっているのに、しかもそれを普段クラスで
顔を合わせている男子に見られちゃうなんて…… かおるさんは出来ることなら今すぐにでもここから
逃げ出したい気分でした。
「わ、わかってると思うけど……活けるのは『後ろのほう』だけだからね。『前』に活けちゃダメだよ?
それと、活けるときはそっと、そ〜っと……」
「わ、わかってるわかってる」
 かおるさんの言葉もほとんど上の空で、ツヨシ君は傍らに用意されている花を手にすると「たぬき
学園式華道」を始めたのです。

『つぷっ』

「うっ……」
 おシリの穴の中に、冷たく細いものが挿入される感触に、思わず声を漏らしてしまうかおるさん。

『つぷっ』

 そしてもう一本、ツヨシ君は別の花を手にすると、かおるさんのおシリに活けるのでした。

……美しい女性の肉体を花器としてそこに美しい花を活け、双方の美しさをより高みへと昇華させる。
それが『たぬき学園式華道』の神髄なのです。
ぷらんぷらん♪
(クリックすると別ウィンドウで表示するっス)
「すげ……お花が、揺れてるよ……」
 ハァハァと熱っぽい吐息を漏らしながら、ツヨシ君はかおるさんの下半身に見入っていました。
「おっ……俺が活けた花が、生野さんのおシリの穴に二本きっちりとくわえ込まれて……生野さんが身じろぎすると
それがゆらゆらと揺れてるよ……」
「いちいち説明しないでよぉ……」
「ね……も、もしかしてきもちいいの? 生野さん……」
「きっ、気持ち良いわけないでしょ!」
 ただでさえ死ぬほど恥ずかしいのに変なことまで訊かれて、思わず声を荒げてしまうかおるさん。
「……アソコからおつゆ、垂れてるよ……?」
「ちがうっ! それは、お、お花のお水が垂れてるの!」
「で、でもこのお水、なんか妙にぬるぬるしてるんだけど……?」
「こら、変なとこいじるなっ!」
 でも、ツヨシ君にいじられる度に体の奥から新たなおつゆがわき上がってきてしまうのを、かおるさんは自覚せずには
いられませんでした。
(やだぁ……あたし、コーフンしてきてるよぉ〜〜〜)
 これ以上男子の目の前で下半身丸出しにしておシリやアソコいじられたりなんてことしてたら、マジ変になっちゃう。
かおるさんは火照ってくる自分の体に、焦りにも似た気持ちを感じていました。
「も、もうおしまい! ほら、早くお花抜いてよ富田君っ!」
「…………」

『すぽん』『すぽん』

 無言のままにツヨシ君がおシリの穴からお花を引き抜くのを感じて、ほっと安堵のと息をついたのもつかの間、
かおるさんは背後から聞こえる『かちゃかちゃ』という音に、あわてて後ろを振り返りました。
「ちょ、ちょっとなにしてるのよ富田君!」
 ツヨシ君はズボンのベルトをゆるめ、パンツをずりおろしていたのです。そして、あらわになったツヨシ君のおチンチンは
先端を先走りの液で濡れ光らせて、かおるさんのアソコに今にも触れそうな距離でそそり勃っているではありませんか。
「ごっ、ごめん。俺もうガマンできない」
 ハァハァと激しい息をもらしながらツヨシ君はかおるさんのおシリに手をかけます。
「がっ、ガマンできないって……ちょ、ちょっと、やだ、やだったら。ガマン出来ないんら自分一人でやってよぉ!
見せるぐらいならやったげるからぁ!」
「そ、そんなにアソコぬるぬるにして、生野さんだってコーフンしてるんでしょ? だったら、一緒に、いっしょに
きもちよくなろうよ、ね? そのほうがぜったいいいよ?」
「そりゃそうかも……って、ちがうっ! だっ、だめっ! これもクラブ活動なんだからえっちなんかしちゃダメなんだって
ばぁ〜〜〜!」
 じたばたと逃れようとするかおるさん。でも次の瞬間、

『ぬるん』

という感触とともに、ツヨシ君のビンビンに勃起したおチンチンがアソコの中に入ってきてしまったのです。

「ああっ!」

 そのあまりの熱さに、固さに、かおるさんは思わず嬌声をあげてしまいました……
ぬっぷぬっぷ♪
(クリックすると別ウィンドウで表示するっス)
「うっうっうっうっうっうっ、ううっ!」
「だっ……だめだったらと、富田く、んっ! ぬっ、抜いて、ぬいてよぉ……っ!」
 ぱんぱんと後ろから激しく突き上げるツヨシ君の腰の動きに全身を揺さぶられながら、絞り出すような声で訴える
かおるさん。
「こっ、こんなとこ、先生に、せんせいに見られたら、おこ、怒られちゃう……んくぅ!」
「ごっ、ごめんね、ごめんね生野さん……ごめんね……っ」
 ハァハァと、もはやかおるさんの声など聞く余裕もなくひたすら腰を振るい続けるツヨシ君。
「すっ、すぐ終わるから……終わるから……ああ、あっ!」
 かおるさんのおシリを掴む手に力がこもり、おチンチンがいっそう奥深くにまで突き込まれていきます。
(すっ、すご…… こんな、こんな激しいの、はじめて……!)
 もともと自分のあられもない姿を見られることにコーフンし始めていたかおるさんも、アソコの中で
暴れ回るツヨシ君のおチンチンに、次第に我を忘れて行きました。

 ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん。
 はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ。

 狭い和室の中に二人の体がぶつかり合う音、二人の吐息が重なる音が満たされていきます。

「あっ、ああ、俺、俺もう出そう……」
 激しく腰を使いながら、ツヨシ君があえぎ混じりの声を漏らします。
「だっ、だめ、だめ、も、もうちょっと、もうちょっとガマンして……あたしも、あたしももうすぐイくから、イくからぁ!」
「だっ、だめ、だめ、俺、俺、おれもう出ちゃう!」
「あっ、あっ、あっ、待って、待って、まってぇ〜〜〜〜〜〜っ!」

『びゅくんっ!!』

 二人が絶頂に達したのは、ほぼ同時でした。
(あ、あ、で、出てるぅ……)
 ツヨシ君のおチンチンが何度も何度もアソコの中でしゃくり上げ、そのたびに奥深くにまで熱い精液を吹き上げて、かおる
さんの胎内を隅々まで埋め尽くしていきます。
 そして、股間から爆発した快感にびくびくと身体をしばらく震わせた後、
「うっ…… ぁあ…………」
 満足げな吐息とともにツヨシ君がかおるさんから離れました。
とろりん♪
(クリックすると別ウィンドウで表示するっス)
「は、あぁ……」
 ぬるりん、とアソコからおチンチンが抜け出ていく感触に、ふるふるとからだを震わせるかおるさん。

『とろ……』

 ツヨシ君が力一杯放出した精液がアソコからあふれ出し、ぽたぽたと彼女の脚や敷物の上にしたたり落ちるのを
感じながら、かおるさんは今まで必死で支えていた上半身を、くたりと横たえるのでした……

*     *     *     *     *     *


 そしてコーフンの波が引いてから「バレては大変」とばかりにあわてた後始末をしたかおるさんとツヨシ君でしたが
見回りにきた顧問の先生はひとしきり鼻を利かせると、

「……栗の花を用意した覚えはありませんけどね?」

 と、じろりとにらみつけ、二人はただただ恐縮するしかないのでした……



 着物はもう描かないって心に決めていたのに……
「なんちゃって着物」っスけど、突っ込まないでくださいね〜〜〜(^_^;)




ブラウザの機能で戻って下さい