![]() <そのじゅう> 年に一回開かれる『たぬき学園体育祭』! もっとも高い得点を獲得したクラスに与えられる、名誉ある『ゴールデンたぬき杯(謎)』を 目指した戦いが繰り広げられる!(^_^;)> | |
『たぬき学園体育祭*2001』も、とうとう閉会式を迎えました。 数々の熱戦を戦い抜き、名誉ある『ゴールデンたぬき杯(謎)』を獲得したのは 2年3組でした。 そして、その2年3組の中でもいちばん活躍した生徒に<最優秀生徒賞>と ご褒美が与えられるのです。 「最優秀生徒賞男子の部・2年3組、柳田元太くん! 君は『2001年たぬき学園体育祭』において優秀なる成績を上げ……」 グラウンドに置かれた演台の上で校長先生が賞状を読み上げています。その前で姿勢を正し 直立している元太君……でも、校長の声なんてもう元太君の耳には入っていませんでした。 彼の心は賞状よりも、その後にもらえるご褒美のことでいっぱいだったのです。 「……それでは、最優秀生徒賞に輝いた柳田君にふさわしい、素晴らしいご褒美を 贈呈しましょう」 校長先生は元太君に賞状を渡すと、演台の上に「ご褒美」を招き入れました。 |
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「おめでとう、元太君」 「優子ちゃん……」 演台の上に現れたのは今大会のイメージガール・ 近藤優子ちゃんでした。最優秀生徒に与えられる ご褒美とは、彼女のことだったのです。 ……一晩、その年のイメージガールと好きなことを して過ごすことが出来る権利が最優秀男子生徒に与え られるのが、体育祭のならわしになっていました。 「俺……がんばったよ。約束、守ったよ!」 「うん……あたし、信じてたよ。元太君、絶対 最優秀生徒賞取って、あたしを迎えに来てくれるって」 微笑みを浮かべた優子ちゃんの瞳にうっすらと 浮かんだ涙が、夕日を受けてきらきら輝いていました。 「あたし、あたし……元太君以外の男の子のご褒美に なるなんて絶対イヤだったから……」 「俺だって、優子ちゃんを他の奴になんて……」 元太君の瞳にも、うっすらと涙が浮かんでいます。 「でも、俺だけの力じゃない。みんなが、クラスの みんなが最優秀生徒賞取らせようって俺のために…… いや、俺と優子ちゃんのためにがんばってくれたんだ」 「……みんな、ありがとう……!」 深々とお辞儀をする優子ちゃん、そして元太君。 クラス全員の公認カップルの二人を見守る2年3組の みんなの瞳にも涙が浮かんでいました。 「優子ちゃん、俺、おれ……もうガマンできないよ!」 「元太くぅん!」 二人は演台の上でしっかりと抱き合い、 そして…… |
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「あっ、ああんっ、はっ、はあんっ!!」 「ゆっ、優子ちゃん、ゆうこちゃんっ!」 「元太君、いいっ、いいのおっ!!」 |
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優子ちゃんが最優秀生徒賞を取った他の男子とえっちしているのを見ているしかない元太君、 というネタも考えてて、そっちの方が多分もっとエッチになったんだろうとは思ったんっスけど…… たぬき学園は基本的に「ラブラブえっちぃ」なもんで、こういう展開になりました。(^_^;) ……ちなみに、イメージガールにカレシがいた場合は、ほとんどの場合そのカレシがいるクラスが 力を合わせて優勝しちゃう事が多いらしいッス。 もちろん、最優秀生徒は女子の部もあるっス。彼女には(登場しませんでしたが)イメージボーイとの おつき合い権がご褒美として与えられるっス。 |