![]() <そのなな> 謎の特典『特別ボーナス』獲得を目指し、 紅白2チームに別れた生徒たちがたのしやらしい戦い(笑)を繰り広げる!! | |
たぬき学園体育祭2003、第8の競技は<借り物競走>です。 出場者は与えられたメモに記載されたモノを借り受けて来なければゴールできないというおなじみの競技ですが ココはたぬき学園。借り受けるモノもやっぱり普通ではないわけで…… 「あ、あの、おにいちゃん……」 借り物競走が始まってすぐ、紅組コーナーで応援に声を張り上げていた3年7組・川崎羽郁くんの前に やってきたのは、彼の妹で同じく紅組の、1年8組・川崎こだまさんでした。 「おう、おまえも出てたのか。なんだ? 借り物か?」 「う、うん……」 なぜか頬を真っ赤にしてもじもじしているこだまさん。 「こ……これ、貸して……」 消え入りそうに小さい声とともに差し出されたメモ帳に書かれていたのは…… |
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「なっ……」 思わず絶句してしまう羽郁くん。それも当然のことでしょう。 なぜなら妹が差し出したメモ帳には 「かっ、貸せって、おまえ……」 「う、うん……」 こだまさんは真っ赤な顔をますます赤くしてうなずきます。 「ばっ、ばかやろー! こんなの、カレシにでももらって来いよ!」 「そ、そんなの、いないもん……」 「クラスの男子にでも頼みゃいいだろ?!」 「やだよ……恋人でもない男の子のおチンチンさわるなんて〜〜」 どうやら精液を借り受けるとき、出す手伝いもしなければならない ようで…… 「おにいちゃんだったら……兄妹だし……小学校の時、見たことも あるし……」 「だからって、おまえ……」 羽郁くんが頭を抱えていると、そのやりとりを聞きつけたのか、 他の紅組男子が二人の元に集まってきました。 「だ、だったらさ、俺の精液つかってよ!」 「ばか!おれだおれ、おれの!」 「こだまちゃ〜〜〜ん、シコシコってやってよぉ!」 「…………あ、あの……」 目を血走らせた男子たちが一度に押し寄せてきて、おびえた こだまさんはもうほとんど半べそ状態です。 「お、おにいちゃ〜〜〜ん……」 「……わかったよ……」 目に涙を溜めてすがりつくように見つめられては、もはや妹を 突き放すことなどできない羽郁くん。 「俺の、貸してやるから……それじゃ便所にでもいこうか」 精液入れ用のコンドームをこだまさんから受け取った羽郁くん、 個室でオナニーでもして、出したモノを渡してやればいいと思って いたのですが、 「あ、あの……ココでじゃなきゃダメなんだって……」 「なにっ!?」 「隠れてモノの受け渡しをすると、不正行為になるって……」 「………(顔面滝の汗)……」 「おにいちゃ〜〜〜〜ん……早くしないとみんなゴールしちゃう よぉ……」 「………ああもう! わかったよっ!」 覚悟を決めて? 羽郁くんはその場でパンツごと短パンを脱ぎ捨て 下半身をさらけ出したのでした…… |
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こんなに時間かかっていてちゃんとゴールできるのか、という気もしないではないですが。(^_^;) 大丈夫。他の出場者たちも同じように時間のかかるモノを取ってこいと指示が出されています。 (と言うことにしておこう <をいをい) |