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![]() | たぬき学園保養施設の中にある女子大浴場では 今日一日をたのしくやらしく過ごした生徒たちが 身体の疲れと汚れをきれいに洗い流しています。 ……3年3組の木幡幸さんの姿もその中にありま した。 (ん〜、やっぱここのお湯って、気持ちいい……) そんなことを考えながら浴槽に縁に腰掛けて まったりしていた幸さんは、不意にそばでお湯に 浸かっていたクラスメートの女子たちが数人、 自分の身体を…… 正確には自分のおっぱいや おなかを見つめているのに気づきました。 「……やっぱおっきいよね、おかーさんの おっぱいって……」 「ホント。たっぷんたっぷんしてる……」 「おっぱいだけじゃなくて、体中柔らかそう……」 「『おかーさん』ってあだ名は、伊達じゃない よね〜〜♪」 おかーさんというのは、クラスやクラブで何か につけてイロイロと面倒見のいい幸さんに、クラス メートたちが親しみをこめてつけたあだ名なのです。 幸さんのぽっちゃりふっくらした体型も、まさしく そのあだ名を連想させるものでした。 「や、やだなぁ。そんなにじろじろ見ないでよ……」 恥ずかしいけれど、自分の身体をうらやましそうに 見られるのはそんなに悪い気分ではありませんでした。 |
だから、 「ね、おかーさん。ちょっとさわってもいい?」 「え?」 「……ダメ?」 「ちょっとでいいからー」 幸さんはクラスメートのお願いに、ほとんどためらいもなくOKしてしまったのでした。 「……うん。べつに触るぐらい、いいけど……」 「「「「それじゃ、しつれいしまーす!」」」」 クラスメートたちは一斉に湯船からあがって、幸さんに近づいてきました。 (ちょっと待って。触るって……どこを?) そして、幸さんがそれを訪ねるよりも先に、彼女たちは幸さんの身体に手を伸ばしてきたのです…… |
「……あ、あ、ああっ……もう、だめぇ!」 とうとう、幸さんは浴場内に響き渡る大きな声とともに、達してしまったのです。 |