たぬき学園★臨海学校2003
<専用ビーチにて>



 たぬき学園保養施設専用ビーチでは『マリンスポーツ教室』が行われていました。
 普段学校では出来ないスポーツを学び楽しもうというのがその趣旨で、2年1組のキャサリン・ヘイワードさんは
その中から『サーフィン講座』を選択して参加していたのですが……

*     *     *     *     *


すっころびキャサリンさん「オーーーーマイガーーーーーーーーーッ!」

 ビーチ中に響き渡るような大声を上げながら
ボードの上からすっ転ぶキャサリンさん。
 実はこれでもう6回目です。
「ん〜、どうも腰がすわってないんだよねぇ、
腰が〜〜」
 インストラクター役をしている、いかにも
サーファー風の男子がやれやれ、と言った風情で
肩をすくめます。
「金髪のガイジンさんなんだから、サーフィン
なんかお手の物だと思ってたんだけどねぇ〜」
「ンなことイったって……アタシ生まれも育ちも
テ○サスだから、海になんか入ったことだって
あんまりないヨ〜〜」
 ケホケホとむせながらぼやくキャサリンさん。
「はん、なるほどぉ……お山の育ちって訳ね。
でもまぁ、肝心なのは腰よ、腰。海育ちも山育ちも
関係無いね。腰使いがちゃんとしてないからダメ
なんだよ。そんな腰使いじゃサーフィンなんて
一生出来ないよぉ?んん?」
「…………………………」
 この物言いには、普段陽気なキャサリンさんも
ムッとしてしまいました。

「……そんなに腰コシ言うなら、腰使いのトレー
ニング、しっかりさせてもらおうじゃない。Boy?」

「うっ……はっ……ああっ、はっ、あっ……」
 ビーチから少し離れた岩場から、どことなく苦しげな男子の声が漏れ聞こえてきます。
「Hey、Hey、Boy! まだまだ、まだまだぁ!」
 それとは対照的に陽気で元気な女子の声も聞こえてきます。
……それはもちろん、先ほどのサーファー男子とキャサリンさんの声なのです。

「ホラホラ! これでもアタシの腰使い、
ナッテナイの?!」
「あっ……ああっ!」
 楽しそうに笑いながら、キャサリンさんが
大きく激しく腰をグラインドさせると、男子は
たまらずに悲鳴にも似た声を上げてしまいました。
「ホラホラ……さっきから動いてるの、アタシ
だけじゃない! サーフィンでならしたYouの
腰使い、Teach me Please?」
「くっ、くそぉ……」
 なんとかえっちの主導権を取り戻そうとする
男子でしたが、キャサリンさんのあまりに激しい
腰使いはそれを許す暇さえ与えてはくれません。
(こっ……こんなに激しいセックスなんて……
初めてだッ!)
 しかもただ単純に激しいばかりではなく、
キャサリンさんのアソコは彼女が腰を使うたびに
銜え込んだ男子のおチンチンをギュウギュウと
締め付け、クイクイっと引っ張り、キュルキュルと
ねじりあげて……ありとあらゆる刺激を与えてくるの
です。
(だっ、だめだ、気持ちよすぎて……)
男子はただただ翻弄されるしかありません
でした。
 そのうええっちを始めてからもう十数分も
経っているのに、キャサリンさんの激しさは一向に
衰える兆しさえ見せません。
「フフン……テキ○スの牧場で荒馬やカウボーイ
たち相手にロデオしまくって鍛えたアタシの腰使い
そうそう甘く見てもらっちゃ困る!……アタシが
あっちで跨った『馬』たちに比べたら、ワイルド
さが全然足りないヨ、Boy!」
 それまでグラインドするように動いていたキャサ
リンさんの腰が、今度は大きい上下運動へと変化
していきます。
(じゅぼ!じゅぼ!じゅぼ!じゅぼ!じゅぼ!)
 男子のおチンチンの先っちょから根元まで往復
するたびにキャサリンさんのアソコからあふれた
おつゆと、男子の先走りのおつゆとが混ざり合って
たてる大きな水音が岩場に響きます。
「うっ、うぁっ! ああっ!」
(どぴゅっ!)
 とうとう男子は先に達して、キャサリンさんの
アソコの中に思いっきりシャセイしてしまいました。
 けれどもキャサリンさんの腰は止まることなく
さらに速度を上げて行きます。
「あ、あっ、だ、だめだって、俺もうイって、
そんな、あっ!」
「マダマダ! こんなモンじゃ全然足りないヨ
Boy!」
(じゅぼじゅぼじゅぼじゅぼじゅぼじゅぼじゅぼ!)
「Ah!Ah!Oh、o、Uuh、Oh……Ah!」
 自らも歓喜の声を上げて身もだえながら激しく
はね動くキャサリンさんに、男子は美しい野生の
暴れ馬の姿を重ねていました。
「あ、あっ、ま、また俺、オレ……!」
見事な腰使いだ!
「I……I’m、Come……Come! Ah〜〜〜!」
「うっ、う、あ、ああーーーーっ!」


 ひときわ大きく叫んでキャサリンさんが絶頂に身を震わせたとき、男子もまた2度目のシャセイを
迎えていたのでした……

*     *     *     *     *

「ああ……すげえや、あんたの腰使い……俺もいろんな女の子とえっちしたけど、あんたみたいに
すごい子とは初めてだよ……って?」
 キャサリンさんに一方的に攻められた激しいえっちのためにげっそりと疲れた表情を悟られまいと
カッコウをつけていた男子はぎょっとして目を見開きました。
 同じく絶頂に達したはずのキャサリンさんがまだ自分のモノをアソコにはめ込んだまま、再び
腰使いを始めていたからです。
「ちょ、ちょっと、あんた何してるんだよっ!」
「ン〜?……あんな程度のセックスでThe Endだとオモッタの? マダマダ足りないヨ〜?
 モットモットアタシの腰使いYouに思い知らせてあげないと〜」
 そして肩越しに振り返り、にんまりと笑うキャサリンさん。
「今度はYouの腰使いも、しっかり教えてヨ♪」

……サーファー男子が上げた悲鳴は、岩場に押し寄せる波の音にかき消されて、
誰の耳にも届かなかったのでした……



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