たぬき学園★臨海学校2003
<学習室にて>



3年6組 楢崎えみりさん 臨海学校に来ていても、全ての生徒が遊んで
ばかりいるというわけではありません
 一応学校の施設ですから、たぬき学園保養施設
には勉強をするための設備も整っており、その一つ
・学習室では、夏休みの宿題や、来るべき受験に
向けての勉強に精を出す生徒たちが集まっており
ました。
 ページをめくったりペンを走らせたりする以外
には物音一つ立たない、歓声あふれるビーチや山
とは全く別世界のような教室……
「ひゃあっ!」
 その静寂を破ったのは、女生徒の悲鳴にも似た
奇声でした。
*     *     *     *

 無言のまま自分に向けられる非難の目の数々に
同じく無言のままゴメンナサイをすると、3年6組
楢崎えみりさんは、奇声を上げる原因を作ってくれた
勉強机を挟んで向かい側に座っている、同じクラスで
カレシの近藤マサルくんをにらみつけました。
「……なにするのよ、マサルっ!(以下、小声)」
「だって退屈なんだもーん(同じく以下、小声)」
 悪びれた様子もなく、机の上に頬杖ついたりしながら
マサルくんは答えます。
「だったら、出て行きなさいよっ!」
「いやで〜〜す♪」
「こっ、こら、やめてって……」

「おいおい、大きな声出すと、またみんなに
叱られるよ♪」
 声を上げそうになった口を、あわてて閉じる
えみりさん。
「そうそう。お勉強は静かにやんなくっちゃねぇ」
「だったらどけなさいよ、その足っ!」

……机の下、えみりさんの足の間には、彼女の
向かい側からのばされたマサルくんのつま先が
ぴたりとあてがわれているのでした。そして
そのつま先はしっかりえみりさんの一番敏感な
部分をしっかりととらえていて、時折むにむにと
その上でうごめくのです。
 先ほどえみりさんが奇声を上げてしまったのは
そのせいだったのです。

「おまえ、イスに座ると脚開くクセまだ直って
ないのなー。はしたないぜー? スカート
めいっぱいめくりあがって、ぱんつ思いっきり
丸見えになっちゃってるじゃん……」
「うっ、うっさいわねー! どうせ周りからは
見えないんだからいいでしょ!」
 痛いところを突かれて、えみりさんの頬が
恥ずかしさと怒りに赤く染まっていくのにも一向に
かまわぬ様子でむにむにと、またマサルくんの
つま先が蠢きます。
「こっ、こら!やめてって言ってるでしょ!」
「だって退屈なんだもーん……一緒にビーチに
行こうって誘ったのに、えみり、勉強するとか
言い出すしさー」
「仕方ないでしょ、来年受験なんだから。遊んで
ばっかいられないのよ……」
 ちょっと悔しそうにつぶやいてから、えみりさんは
キッ!とマサルくんをにらみつけました。
「もう、あそびたいんなら一人で泳ぎに行ってよ!」
「やだよ。俺はえみりと遊びたいの♪」
 むにむにむに、とマサルくんのつま先は蠢き
続けます。
 えみりさんがイスの上で腰をよじったぐらいでは
そのつま先からは逃れることが出来ません。かと
いって大きく体を動かせば物音が立って周りの
迷惑になってしまいそうで……
「な〜?あきらめて俺とビーチ、行・こ・う・ぜ♪」
「……………………行かない」
 内心の葛藤を見透かすようなマサルくんの意地
悪い声に、えみりさんはついムキになってしまい
ました。
「好きなだけ勝手にやってたら? あたしは、ここで、
べ・ん・きょ・う・す・る・か・ら!」
 そしてぷいっ、とそっぽを向いてしまったのです。
「あ、そ。 じゃ、好きなだけ勝手にやるよ〜ん
……いつまでがまんできるかな〜?」
 ふふふ、と笑いながら、マサルくんはつま先の
動きを再開するのでした……
いじいじいじり♪

 (もぞもぞもぞ・いじいじいじ)
 マサルくんのつま先が、ぱんつの上で蠢いています。
(フンだ……こっちは勉強に集中してるのよ。そんなとこいじられたって感じたりなんか
しないんだから!)
 ムカムカと胸の内に怒りをたぎらせながら勉強に集中していると、たしかに股間をつま先で
いじられたりしていてもあまり気にはならないのでした。
 けれども。
(………いつまでいじってるのよ、このバカは〜〜〜?)
 そのうちあきらめてどっかに行ってしまうだろうと思っていたマサルくんは、一向にそんなそぶりも
見せないまま、ひたすらえみりさんのアソコをつま先でいじり続けているのでした。
 つま先でアソコ全体をぐっと押し、円を描くようにくりくりとこね回し、ワレメをなぞるように
すりすりとさすり……
 ホントにこれが脚の指の仕業か?とえみりさんが思わず驚いてしまうほどに、それは巧みで
かつ、しつこい愛撫だったのです。
耐え耐え
(うっ……)
 それまで無視を決め込んでいたというのにえみりさん、
一旦意識をしてしまったとたん、股間で蠢くつま先の
ことが頭から離れなくなってしまいました。
じわ……
(じわ……)
耐え耐え……
(やっ、やだ……!)
 不意に股間にぬるみがわき上がってぱんつの股の部分に
にじみ広がっていくのを感じて、えみりさんは戸惑ってしまいます。

(あ、あたし……足の指なんかでいじられて……
コーフンしてきてるの……?)
じわじわ……
(じわじわ……)

 いっそう広がっていってしまう股間のシミ。
 それを感じることでえみりさんはさらにコーフンしてしまい
そしてシミはますます広がっていってしまうのでした。

はぁはぁはぁ……「ん? どーしたのえみりタン。
顔が赤いよ?」
「……………………」
 えみりさんは恨めしげな、けれども
熱く潤んだ瞳をマサルくんに向ける
ことしかできませんでした。
 頬は熱に浮かされたように赤く染まり、
全身にはうっすらと汗がにじんでします。
周りに気づかれまいと押さえていても
吐息は熱く荒く……そして股間は
そこを押さえるマサルくんのつま先が
濡れてしまうほどジュクジュクのおつゆ
まみれになっていたのです。
「ね……おねがい……」
 懇願の言葉がえみりさんの唇から
こぼれます。
「も、もうやめて……これ以上、変なこと
されたらあ、あたし……」
「ん〜、やめても別にいいけど……えみり、
それでこのあとちゃんと勉強できるの?
 なんかさっきからノートの上に落書き
ばっかしてるみたいだけどさ」
「………………うっ……」
 ノートの上にぐねぐねと走る意味のない
ペンの軌跡、それは押し寄せる快感に耐え
ようとするえみりさんの心の葛藤を
そのまま描いたようなものでした。
「むしろここで一回最後までイって、
すっきりした方がいいんじゃない?」
「いっ、いや……」
 おびえにも似たふるえを伴ったえみり
さんの声。
「こ、こんな、みんなのいる場所で……
みんなの目の前でなんて、そんな、
あたし……」
「大丈夫大丈夫。みんな勉強に夢中で
見てやしないって」
 そして、マサルくんはこっそりと言葉を
続けます。
「それに……みんなの見てる前でイク、
なんてのも感じるんじゃない?……ちょっと
ヘンタイっぽくってさ」
「あっ……」
 その言葉にえみりさんが反応したのか、
彼女の股間にまた新たなぬるみが生まれた
のを感じてにんまりと笑うマサルくん。

「じゃ……イかせてや・る・よ・♪」

「ひゃあ、あ、あっ、ああっ……」
 そして動き出すマサルくんのつま先。
それは今までよりもはっきりとした
強さと目的を持ってえみりさんのアソコを
パンツ越しに責め立てます。
「えみり……声出したらみんなにばれるよ〜」
「はー、はっ、は、はっ、は……っ!」
 こぼれそうになる嬌声を、呼吸に変えて
えみりさんは耐えようとします。
 大きく揺れそうになる上半身を支えようと
する左手と、ペンを握ったままの右手の指先が
白くなるほどに力を込めて、押し寄せる快感に
流されて我を忘れそうになるのを、えみりさんは
耐えようとします。
「ふふふ〜、えみりはイきそうになるのを
ガマンしてる顔がいちばんかわいいなぁ〜♪」
 そんな脳天気な言葉を囁きながらも、マサル
くんの頬もコーフンに赤く彩られ、つま先の動きが
激しくなるのにつれて吐息も熱く荒くなって
いくのです。
「あ、あ、あ、あ、っ……」
 ふるふると、えみりさんの体が小さくふるえ
始めます。それは彼女がイきそうになっている
前兆なのです。
 それに気づいたマサルくんはえみりさんの
ワレメの下側に、ぐっと力を込めたつま先を
ぱんつ越しに食い込ませます。
「そら……イっちゃえ!」
 そして、一気にワレメ全体をこすり上げ、
つま先で固くしこったクリトリスをはじき
飛ばしたのです。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
 その瞬間、じゅわっ!と一気に大量のおつゆが
アソコからあふれ出し、マサルくんのつま先
ばかりか、座席のクッションの上にまで大きな
シミを作っていきました。
「は、あ、あ……あー、は、あ、ああ……っ……」
 そして声を出すことが出来ないまま、えみり
さんは長く大きく息を吐いて……くたりと机の
上に伏せてしまったのです。

*     *     *     *

 学習室の入り口で管理番をしていた教師は、
マサルくんがぐったりしたえみりさんを抱える
ようにして教室から出ていこうとするのに
気づきました。
「あ、この子気分が悪くなっちゃったみたいなんで
帆村先生ンとこにつれていきます〜」
 といい残して出ていったマサルくんを見送ります。

(さ〜えみり、どっかべつの場所で続きしようか
……今度は、俺が気持ちよくなるお勉強する番ね♪)

 彼が内心ではそんなことを考えているなどと
教師には気づく由もありませんでした……
ひにっしゅーー




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