赤い靴履いてた男の娘が異人さんに連れられてイっちゃう話 (本文サンプル・書き下ろし分・えろ)


※ネット上で見やすいように装丁を改変しています。
※実際の冊子の装丁は、A5サイズ本 / 25行×28文字の2段組となります。

 

  テーブルに上半身を乗せて、両足を広げる。脚の間にラードゥガを抱え込んで、揺さぶられる度に、小さく喘ぐ。滲んだ視界と同じ目線にあるのは、整えられた夕食だ。
 スープ、サラダ、肉、魚、パン、ワインにチーズ。鼻先をくすぐる食事の匂いと、温かい湯気。欲しくて欲しくて、ごくんと喉を鳴らす。
「ラー……ドゥ、ガ……にく、ぅー……、にく」
「んー……」
 両手はツァイフに触れるので忙しいので、顔面を皿に押しつけて、前歯で肉に噛みつく。それをツァイフの口元へ運ぶと、口を開けたツァイフが、がぶりと食らいつく。
「……あぁ、ぐ」
 ソースの絡んだレア肉に歯を立てる。じゅわ、と赤い肉汁が溢れて、ごくんと飲み込む。
「僕にも頂戴」
「ンっ……ぅう」
 脂でべたついた唇に唇が重なる。唾液以外の味がする不透明に濁ったそれが、口端から零れた。噛み切ったはずの肉の断片が、いつの間にか、ラードゥガの口中に移動していた。ラードゥガの金髪を引っ張って手前に引き寄せ、肉を取り返す。
「野菜は?」
「ぃ、ぅう……にぃ、く、ぅ……」
 手探りで、皿の上の肉を探す。指先でつまみ上げた一枚肉を、わざとらしく出した舌の上に載せて、その口で、ラードゥガにキスをする。
「あーぁあ、きれいな顔が肉まみれ。手で食べるなんてお行儀悪いで、しょ……っと」
 両手をテーブルについて、ぐ、と腰を進めた。
「ひぃ、ぁっぁ……ぁあっぁっ」
「下のおなかは、すぐにいっぱいになるね」
 ツァイフの下肢を、油まみれの手で撫でる。
 随分と前から、ツァイフの中には、ラードゥガが入っていた。びっちりと隙間なく、限界まで筋肉と皮が伸びている。伸びきったふちに、濁った腸液と先走りがまとわりつき、白く泡立っている。ツァイフが上の口で食べ物を咀嚼する度に、下の口がひくりと蠢くのがいやらしい。
「上も下も卑しいね。ばくばく食って、そんなに欲しかったの?」
「ほし、……ひ、……ひ、ぃいっ」
「ほら、ご馳走あげようねぇ」
「……ち、ぁっ、そこ……結腸、ぬけ……っ」
「あぁ……ごりっていい音したね、ツァイフの結腸、狭くて気持ちいいよ」
「ぅ、ぅうぐ、ぇ、ぇっ、ぇぁあ」
「吐きそう? 駄目だよー、折角、ツァイフの為に作ったのに」
「ンぁ、ぁえ……えっぁ、ぅうっ」
「クレープに包んだお魚ってさ、丸飲みしたら喉に詰まるかなぁ? どう? 詰まってみる?」
 白濁色のソースをまとったそれを左手で鷲掴んで、ツァイフの口に突っ込む。
「……っ、ンぅ、……っ!!」
「あー、締まる。いい、これ……ツァイフのケツマンまだまだ使えるね」
「んんっ、ん、ぅう……ぅー!」
 噛み切ることも飲み込むこともできず、開いた口からぼとりと食べ零す。
「悪い子。ほら、ちゃんと食べて」
「ひゃっ、ぃ……ひぃっ」
 ぐるんと体をひっくり返され、後背位の姿勢をとらされる。後ろからラードゥガに犯されながら、顔面をテーブルに押さえつけられた。
「いついかなる状況下でも食べ物は粗末にしちゃいけないよね」
「……はっ、ふぁ、っ」
 食べ零しに食らいついて、必死に噛んだ。
「きれいに食べられたら、中出ししたげるよ」
 ツァイフの背中にワインをかけ流して、ずるずると音を立てて啜る。啜るふりをして、肩甲骨に歯を立て、薄い皮膚を破り、血の滲んだそこをなめたり、ゆるんできた臀部を叩いたりを繰り返す。
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 以下、同人誌のみの公開です。



2011/10/03 赤い靴履いてた男の娘が異人さんに連れられてイっちゃう話 (本文サンプル・書き下ろし分・えろ) 公開