フェイトさんも負けない

八神家から刺客が送り込まれようとしている事を察知したフェイトさん。

フェイト:「ユーノ、やっぱり胸が大きい方が好きなのかな……。うぅん、そんな事考えちゃダメ。今は自分が出来る事を考えなきゃ……」

後ろ向きに考えてしまっている自分の心を律する為に、彼女はすっと静かに目を閉じる。
そして、自室の洋服箪笥に大事に仕舞ってある何かを手に取った。

フェイト:「リニス、これ使わせてもらうね……」

それは、かつてリニスから「いつか自身の大事な人の為に使うように」とフェイトに贈られたものだった。
当時のフェイトには、よく意味が分からなかったが、いわゆる勝負下着のようなものである。
今の自分には、まだ少し早いのではと感じてしまう程、大人の色香を感じさせるキャミソールとショーツ。
しかし、今が自分にとって一番大事な時。この機を逃せばずっと後悔するかもしれない。

フェイト:「うん……行こう。待ってて、ユーノ」

心に微かに残る迷いを振り払い、フェイトはユーノの元へと急ぐのだった。