投稿作品『セタさきゅパイズリドレイン』  



文章:開発室さん

挿絵:しきさん










豪華な装飾が施されている貴族の洋室、
柔らかなベッドの上で若い男女が二人カラダを重ねていた。

「ほほほ、もう音をあげてしまうのか?
 勇者というのも夜伽に関しては大したことはないのう」

年は二十歳を少し越え鍛え抜かれた体つきの男と、
頭部からは角と背後に蝙蝠の羽を生やし、
麗しい見た目と厚手のセーターを着た美少女のサキュバスだった。

「妾の魔乳責めを受けて十分保った男はおらぬとはいえ、
 お主も勇者ならば、もっと耐えてみせよ……ほれほれ」

その言葉が終わるや否や、
サキュバスの胸が大きく揺れ、
挟まれた肉棒から押し出されるように、
大量の精液が噴水のように吹き出す。

「もっとも、今のお主にはレベルを一桁まで下げられ、
 ベッドの荒縄の拘束を解くことも出来ぬ。本当に情けない限りじゃな」

よく見ると青年はベットの縁に両手と両足を丈夫な縄で縛り付けられ、
柔らかなスプリングに腰掛けた姿勢からまともに動けていない。

「まさか人間たちの希望である勇者が、
 こうも簡単にサキュバスの色仕掛けに引っかかるとは思わなんだぞ」

少女は少しだけクスリと笑い、
裸の青年の肉棒を愛おしそうに魔乳で刺激しながら、
なおも話を続ける。

「力や魔力では魔王様にさえ匹敵する勇者が、
 たかが妾の胸をチラ見させただけで、
 盛りのついた猿同然にのぼせあがるとはのう」

少しだけおかしそうにサキュバスは微笑み、
魔乳の谷間の弱点をゆっくり扱き続ける。

「ほほほ、その結果が今のお主じゃ。
 自らの純潔を散らすこともなく、
 妾の胸擦りで搾りカスにされるのじゃぞ」






そう話すサキュバスは何処までも嬉しそうに、
ゆっくり両側かのおっぱいで肉棒を挟み、
上下左右にこねくり回し始める。

「ほれほれ、悔しければ妾に呪文の一つもお見舞いしたらどうじゃ?
 何なら荒縄を引きちぎり、逆に押し倒しても構わんぞ?」

ケラケラと勇者の弱点をセーターの上からでもわかる巨乳で挟み、
甘く理性を溶かそうと刺激し続ける。
そしてまたも青年の肉棒の熱い滾りが情けない喘ぎ声と共に、
思いっきり吐き出されてしまう。

「ほほほ、また大切な命が吐き出されたようだのう。
 これが人間たちの希望とはな。
 サキュバスの胸責め一つで思うがままに喘がされる、
 ただの猿ではないか」


射精した肉棒をなおも二つの柔らかな乳房で挟んだまま、
タプタプと優しく刺激を続ける。

「妾の色に溺れ、大切なレベルを目先の快楽のために気持ち良く吐き捨てる。
 ほれ、今のお主のことじゃぞ。人間たちの希望……無敵の勇者様」

何処までも妖艶なサキュバスは、
セーター越しの柔らかな魔乳の誘惑で勇者を責め、
快楽の沼に沈めようとする。

「レベル制限付きの強力な武器や防具も、そして必死に覚えた呪文すら、
 全てお主の魔力不足で扱うことは出来ぬ」

サキュバスは言葉を続けながらも勇者から視線を外すこと無く、
ゆったりとおっぱいを動かし、徐々にスピードを早めてくる。

「お主が誘惑に負けたのが悪いのだぞ。
 普通に妾と戦えば、確実にこちらが敗北していたじゃろうな。
 しかしベッドに縛り付けらている勇者の今の有様はどうじゃ?」

そして両側から一層強く魔乳を押し潰し、
谷間の肉棒をこれでもかという程、
激しく揉みくちゃにしてくる。

「今までだって何度もチャンスはあったはずが、
 レベルを全部吸い取られようと犯され放題じゃしな。
 人間たちの希望は妾の魔乳責めにご熱心なようじゃ…のう!」

その瞬間、胸の谷間に包まれた肉棒から、
勇者の屈服の証がドピュドピュと吐き出される。

「ほほほ、今の射精でお主のレベルは1まで下がってしまったぞ。
 そして妾の胸擦りを受けても、これ以上のレベルドレインは起きぬ。…安心したか?」

しかしサキュバスは妖艶な笑みを浮かべたまま、
ベッドに縛り付けた青年の肉棒に、
相変わらずおっぱいを押し付け続ける。

「確かにレベルは吸われぬが次に奪われるのはお主の命じゃ。
 そして魂まで妾に搾り尽くされれば、もはや教会での復活は不可能じゃな」

ケラケラと笑うサキュバスは何処までも楽しそうに、
おっぱいで包んだ肉棒を、上下左右にこねくり回す。

「戦闘の前のサキュバスの色仕掛けに誑かされ、
 気持ち良い胸擦りと引き換えにお主の冒険はココで終わるのじゃ。
 悔しいか? しかしその惚け顔を見る限り、もはや何とも思わんようじゃな」

パイズリの快楽に骨まで蕩けきった青年を、
サキュバスの魔乳が止めを刺す。

「お主が干からびて死のうが、
 他の人間や家族や友人たちが妾の同族に蹂躙されようと、
 目先の欲望に溺れ腑抜け同然にアヘ顔を晒されておっては、
 もはや誰も勇者などとは思わぬじゃろうよ」

サキュバスの魔乳がゆっくり両側から圧迫し、
挟み込んだ肉棒を激しく揺さぶる。
それが止めとなり精液がまるで噴水のように、
勢い良く吹き出してくる。

「ほほほ、お主は必死に耐えようと頑張ったが結局無駄じゃったな。
 人間の男の下半身を支配すれば、
 上の頭でどう考えようが全ては妾の思うがままじゃ」

いまだにふくよかな胸をタプタプと動かし、
気持ち良くペニスを扱き脈打ちを長続きさせるたびに、
勇者の全身から力が抜けてゆく。

「どうじゃ? 妾の魔乳責めは心地良かろう。
 お主が今まで必死に抗っても、一向にされるがままじゃったからな。
 それにほら……今度は力がまるで入らないじゃろう?」

彼女が命を吸い取るたびに、
勇者の全身がゆっくりと痩せ細り、
あれだけたくましかった肉体から活力が消えてゆく。
それでも一向に、サキュバスはパイズリを止める気配はない。

「ほほほっ、並の男であれば今の射精でミイラになるのじゃが。
 いやはや流石は勇者だけあって、なかなか頑丈じゃのう。
 だが命を吸い続ければいずれは死ぬはずじゃ」

サキュバスの二つのおっぱいが肉棒を弄び、
余すこと無く魔性の快楽を堪能させ、
勇者の瞳から希望の光を奪い、ただの腑抜けへと変えてゆく。

「ほれほれ、どうじゃ? 妾の胸擦りは最高じゃろう?
 今までの人生で、色も知らぬ勇者に耐えられるはずはないぞ。
 か弱い女にされるがままになっておるのが良い証拠じゃ」

時折両胸を交互に擦り付け、
パイズリに悶える勇者の様子を観察しながら、
サキュバスは妖艶に微笑みかける。

「お主のような全く経験のない男を誑かすのは楽で良いのう。
 ちょっと胸をチラ見させただけで、妾を襲うことしか考えられなくなり、
 カラダ一つで容易に籠絡出来たのじゃからな」

言葉を続ける間も休みなく魔乳を動かし、
包み込んだ肉棒に快感を送り続ける。

「ほれ、また脈打ち始めたぞ。
 お主の魂がサキュバスの魔乳に屈服した証拠じゃ。
 女のナカに入れもせずに胸責めで果てるとは、
 人間たちの希望というのは随分と安いのう」

妖艶な笑みを崩さずにふくよかな胸を動かし、
ヌメったセーター越しに肉棒を可愛がり、
徹底的に男のプライドを溶かし続けてくる。

「ほれほれ、そろそろ終わりにしてやろう。
 お主の魂を全て吸い尽くし、天国へ連れて行ってやるぞ」

そして言葉が終わるや否や、
両胸をギュウっと押し潰し、
中央の肉棒を徹底的に締めあげる。

「ほれっ…これでどうじゃ。
 経験豊富な男すら瞬殺するサキュバス魔乳責め。
 今のお主には耐えようがあるまい。
 逝け……全ての魂を妾に捧げ、…気持ち良く天国へ逝ってしまうのじゃ!」

瞬間、勇者のペニスから勢い良く無数の命が吐き出され、
サキュバスのセーターを余すとこなく汚し、
その間も弾力のある魔乳で休みなくこねくり回して、
心地良い脈動を数秒から数分へと無理やり引き伸ばす。

「さてと、続きを……おや? 干からびて死んでおるのう。
 流石の勇者も、本気のサキュバスには勝てなかったようじゃな」 

パイズリを止めすっくと立ち上がると、
もはや骨と皮だけになった元勇者から一歩二歩と離れ、
気だるそうに言葉を続ける。

「やれやれ、この服装は気に入っておったのにのう。
 また魔王様に進言して新しい物を用意してもらわねばな。
 何せ、あの勇者を吸い殺したのじゃ。服の一着や二着余裕じゃて」

そして大きく伸びをすると、最後に勇者の方を向き語りかける。

「よく考えたら勇者の魂は、
 先程の魔乳責めで吸い尽くしてしまったんじゃったな」

そしてベッドからも離れ、おもむろに部屋の外に歩き始める。

「何にせよ、取り込んだ魂は妾と交わり干物にされる淫夢を永遠に見続けるのじゃ。
 男にとって、これ以上本望なことはあるまい」

少しずつサキュバスの足音が遠ざかり、
残るはベッドに拘束された干からびた死体だけが残った。

そして数年後、二度と勇者は復活せずに世界は魔王の手に落ちてしまった。
傍には美しい魔族の女の姿があったとか…。

……BADEND