ジゼリナさんより  『戦士の末路』



<1>
理性がなくなったわけではない。
感覚も死んだわけではない。
しかし、我々はかけがえのないものを失った。
その失ったものは、二度と我々の元へは戻るまい。

ガラスの向こうに雀たちのさえずりが聞こえる。
僕は朝食のトマトを口に運んだ。
食卓の向かいには、じっとこちらを見つめる彼女がいる。
こうやって一緒に過ごすとき、僕の全神経は、幸福さのあまり
麻痺してしまう。
彼女の一挙一動が、僕の感情を高揚させ、喜びに震わせ、毎秒
ごとに永遠の愛を誓わせる。
僕の心、そしてあらゆる細胞、僕という存在のすべては、彼女
の所有物であることに最高の喜びを感じるのだ。
だから、彼女に従属する限り、絶え間ない幸福感に溺れさせら
れるのである。
乾いた喉に大量の水を注ぎこまれるように。

結婚してすでに5年がたつというのに。
初めて肌を重ねた以上の緊張と鼓動が、毎朝の僕を苛んでいる。
ずっとこんな感じなのだ。
たちの悪い拷問に似ている。
僕は死ぬまで、妻である彼女に恋焦がれ続けなくてはならない
のだ。

「おはしが進まなくなっちゃったね?」

気がつけば、彼女と見つめあっている。
含み笑いを浮かべて、苦しむ僕を楽しそうに見ている。
その表情に、僕は恍惚となった。
長い被調教生活のせいか、ちょっとした微笑みが僕の性を強烈
に刺激する。

「別に、ちょっと考えごとをしてただけさ。」

「あたしのことじっと見てると、色々思い出しちゃうよ?」

白いブラウスに山吹色のカーディガンを着た彼女。
自分ではしを持つことはない。
はしなど必要ないのだ。
彼女の食料は、僕の精なのだから。

「別に、思い出したからどうだっていうんだよ。夫婦なんだか
ら、おかしいことないだろぅ。ちょっとくらい・・・くっつい
てたって、・・・夫婦なんだから。」

「そういってもらえると、嬉しいな。今日もおいしいご飯
を作ってあげるからね。」

「別に・・この朝ごはんだって、十分おいしいし・・」

「いいよね、結婚記念休暇って。」

「始まってまだ三日だなんてね、こんな調子じゃ、何回も
結婚したくなっちゃうよ。」

「えへへ、あたしはいいよ。結婚式はどこでもタダでして
くれるしね。」

社会のあり方は、ここ数年で大きく変わった。
結婚は義務、結婚式は無料。
人間族の勤労は許可制。
勤労者は、毎年三ヶ月間の結婚記念休暇を取得しなくてはならない。
この休みは、勤労する暇を削って、妻のために精と愛をささげるため
のもの。

我々の社会の中心は貨幣経済ではない。
貨幣の占める役割は、いまや非常に限定的だ。
貨幣自体が、モノに近いといってよい。

社会の中心となる概念は、主と従のつながりである。
つまり、僕と彼女のような家庭がこの社会の構成要素。
支配するサッキュバス族と支配される人間族。
サッキュバス族は、人間族に生涯にわたり幸福を与える。
人間族はサッキュバス族に生涯にわたり愛と精をささげ続ける。
人間族は、女という性を失った。
サッキュバス族により強制的に排除されたのだ。
それゆえ、人間族の子孫はサッキュバス族によって作られる。
人間族のみで子孫を作ることはできなくなってしまった。
かつて我々が保持していた高度な技術力も、すべて彼女たちの所
有物となり徹底的に管理されている。
人間族には、抵抗する力はほとんど残されていない。
この日本、あるいは海外で、一部の抵抗勢力がサッキュバス族と
戦いを続けている。
残念ながら、その勢力は衰退の一途をたどっている。
長くはもつまい。
遅かれ早かれ、皆、サッキュバス族の捕囚となるのだ。
僕のように。
僕こそは、おそらく、サッキュバス族に屈服した戦士の第一号。
不名誉なことだが、認めなくてはならない。
しかし、この不名誉の上にこの生活が成り立っている。

「戦ってるときから、好きだったんだ。」

ふと、想いが口をついて出る。
慌てて口をつむぐが、言葉は彼女に届いてしまう。

「いっぱい愛してくれたの、今でもよく覚えてるよ。戦うことな
んかそっちのけで、あたしのことばっかり求めて。すごく嬉しか
ったよ。」

「だって、仕方ないんだ。好きだって想いはとめられないんだか
ら。いまだって・・そうだよ。」

「もうっ、朝からそんな調子なの?ほら、元気な朝のスタートは
朝食から。考える前にまずご飯を食べて。さめちゃうぞ。」

「ああ、ごめん・・」

でも、本当のことだ。
かつて、僕と彼女は戦っていた。
その最中。
僕は、敵である彼女に墜とされてしまったのだ。
受け止めきれないほどの愛情と快楽の海に呑み込まれ、溺れ死んだのだ。





<2>
彼女の名前は【愛穂】(まなほ)。
最初の出会いから随分と時間が経った。
その間、僕らの環境は大きく変わった。

愛穂と出会ったころ。
僕はまだ、自由だった。

窓から差し込む朝日を浴びながら、僕はレモンティーに口をつける。
「どう?5種類比べてみたんだけど、それが一番よかったみたいよ。」
「飲んでほっとするね。香りのせいかな。あまり強くない感じ。」
「そう。強ければいいってわけでもないの。」
「愛穂ちゃんの匂いも、最近弱くしてるでしょ。」
「だってそのほうが顔を近づけてくれるから。新たな発見よ?」
彼女はにっこりと微笑んだ。

ずっとずっと一緒に暮らしているのに、愛穂のことが愛しくて仕方ない。
笑顔を見るたびに、胸が苦しくなる。
心臓が破れそうなほど鼓動を打つ。

僕はときおり、己の正気さを疑ってしまう。
敵をこんなに好きになってしまうなんて。
あの醜い化け物をこんなに愛してしまうなんて。

温かいレモンティーが喉に流れ込む。
いつからだろう、敵意が愛情に変わってしまったのは。
そして、この問いかけは何回目なのだろう。
この問いのたびに僕は記憶の糸をたぐりよせる。

思い出すのは、戦いの記憶。
彼女の征服されるまでの過程。
そして、屈したくて屈してしまった僕の弱さ。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

駅前広場に駆けつけ、唖然とする。
時すでに遅く、仲間たちがサッキュバスたちに襲われていた。
僕ら、この町の平和を守る『ジャスティス・レンジャー団』。
略して『JR団』。
一応言っておくが、国鉄から民営化した企業とは何の関係もない。
JR団は5人。
カーマイン、ブルー、イエロー、ブラック、グレー。
僕はカーマイン。一応、リーダーということになっている。
残りの4人は、散り散りになってサッキュバスの精を吸われていた。
あちらこちらで全裸になって犯されている。
「あ♪あ♪あっ♪い、イイっ!」
目の前のベンチでは、イエローがサッキュバスの餌食になっている。
不気味な化け物にのしかかられて喘いでいる。
第三者的に見て、こんなに気味の悪いものはない。
サッキュバスは人間とは似ても似つかない怪物だ。
全身、赤茶けた色のひび割れた肌に覆われている。
背中には伸縮可能なコウモリの翼。
顔には目がなく、鼻と口がある。
口はだらりと開いて裂けたように大きく、ときおり、歯や舌が垣間見える。
メスしか存在せず、人間の男から精液を奪って食糧にしたり、子種に使っ
たりする。
忌まわしい尻尾が、楽しそうに揺れている。

こいつらの厄介なところは、魔法を使ってくること。
美しい女性に化けたり、いやらしい夢を見せたりして、性的に男を
惑わす力をもっているのだ。
この力の前では、たいていの人間はサッキュバスに屈し永遠の虜となっ
てしまう。
JR団の4人もそうなりかけている。
今、この場面がまさにそうなのだ。

一月前、突然この町にサッキュバスの群れが現れた。
僕らJR団はすぐさま退治に乗り出したのだが、簡単に倒せる相手ではなか
った。
僕らが手を焼いている間に、サッキュバスは対JR団用の戦闘班を作り上げ
たのだ。
その名も『チームJK』。
このチームは、フレイム、ウォーター、ウィンド、アース、ビューティー
の5体のサッキュバスから構成されている。
当然、可愛い女の子に化けて、僕ら一人ひとりに迫ってきた。
色仕掛けで各個撃破しようというのだ。
JR団のメンバーは次々と誘惑に負けていき、チームJKに心を奪われてしまった。

雑魚サッキュバスたちの狼藉を止めるためにこうやって出動しても、JKが出てくると言いなりになって、戦闘を止めてしまう始末だ。
「イ、いひぃ、イクッ!いっちゃうよ!若菜ちゃん!」
目の前でイエローが切羽詰った声をあげた。
若菜とは、サッキュバス【アース】が人間に化けたときの名前だ。
長くて黒い髪が艶っぽい女の子で、イエローの理想の娘に化けている。
素っ裸になっているイエローは、アースの騎乗位でイかされそうになって
いる。
サッキュバスの幻覚攻撃で、若菜と性交している気になっているのだろう。
甘い声を漏らしながら優しく腰を揺らすアース。
醜くひび割れた肌の化け物が、イエローには最高の美少女に見えているのだ。
少し大きめのアースの乳房を両手で掴みながら、イエローは絶頂をのぼりつ
める。
「若菜っ、若菜ちゃんっ、イクっ!もう、イクよっ!」
「うん、きて。マサヤ君の精液、若菜の子宮にいっぱい注いで♪赤ちゃんで
きるまで、いっぱい、いっぱい精子注いでほしいのっ♪」
アースは前傾姿勢になって、イエローことタカイ・マサヤの体に覆いかぶさる。
異形の生き物は口を少し開く。
そこから這い出てきたのは、蛇のように長い舌。
それをのばして、マサヤの口の押し込む。
化け物とディープキスを楽しむマサヤの表情は、恍惚そのものだ。
まるで地上の楽園で、この世の春を楽しむかのよう。
「ワカっ・・なっ・・ううっ!!・・・ああっ・・・」
マサヤは苦しそうに呻き、腰の動きを止める。
と、アースが天を仰いでびくっと震える。
精液がアースの子宮に流し込まれたのだろう。
「あはぁっ♪いいぃっ♪マサヤ君の精子もっとぉ♪若菜の卵、マサヤ君の精子で受精させてほしいのぉ♪」
イったばかりだというのに、二人はお互いに腰を動かし始める。
淫らな愛情がつむぐ甘美な快楽に夢中になって、僕の気配に気づいていない。
マサヤはサッキュバスに犯してほしいかのように、彼女の肩に手を回した。
「二人とも!いい加減にするんだ!」
僕はそばで叫ぶ。
すると、アースは慌てて上半身を起こした。
イエローに跨り膣内にペニスを収めたまま。
振り返って、目のない顔で僕をにらみつけた。
「乙女の恋路を邪魔するやつは、地獄に落ちるよ!」
「よく言うぜ。自分の顔を鏡で見てからいうことだな。」
「ふん、おまえよりはましさ。」
「なにをっ!そこをどけ!マサヤから離れるんだ!」
「誰が離れるもんか。あたしはこの人とずっと一緒にいるんだ。そう二人で決
めたんだから。」
サッキュバスの一族は、特定の男から続けて精を吸うことで、その男が好きになる。
そして、その男を独占しようとするのだ。
結果として、サッキュバスに好かれた男はペットか愛奴隷にされてしまうのだ。
冗談じゃない。
こんな化け物に飼われるなんて!
ふと、後ろに気配を感じた。
振り返ると、すぐそばに女の子が立っている。
「あはっ♪残念、見つかっちゃった。カーマイン!あなたの相手はあたしよっ!」
「卑怯者めっ!」
僕を背後から攻撃しようとしたのは、サッキュバス【ビューティー】だ。
こいつにはまだ、JR団の彼氏がいない。
こいつが狙っているのは僕なんだ。
他のサッキュバスが正体を丸出しにしているのに、ビューティーは美少女の姿
に化けたまま。
その理由は簡単だ。
そのかわいらしい姿を僕に見せるためなのだ。
脚が丸見えのマイクロミニスカートと、セーラー服を模した戦闘コスチューム。
彼女は僕の好みの姿に化けている。
化けているとは分かっていても、僕が受ける心理的影響は計り知れない。
腰まで伸びた美しい金色の髪と、人懐っこそうな優しい顔立ちが、僕の心臓をわしづかみにする。
「ビューティー、君とは戦いたくない。」
余裕の笑みを浮かべて腰に手をあてる彼女。
その体つきに、しばし僕の目は釘付けになってしまう。
胸のふくよかなふくらみといい、脚の健康そうな肉付きといい。
「そう?じゃあ、こうして待ってようか?仲間たちが精を搾られるのを見ながら、ゆっくりと♪」
「だめだ、止めさせるんだ。」
「もう!意味不明なこといわないでよぅ。」
「このままじゃ、皆仲間がやられてしまう!」
「手遅れよぉ。もう存分にヤられちゃってるじゃない。性的な意味で。」
「いや、まだ手遅れなんかじゃない。僕は諦めないぞ!」
「だーめ。あたしの仲間の邪魔はさせないわよ。いくわよ!ビューティー・セダクティブ・バインドっ!!」
ビューティーが僕を指差して必殺技の名前を叫ぶ。
すると・・・
途端に彼女の髪が伸び、まるで金色の洪水のようになって僕に向かってくる!
左に飛びのいてかわすが、髪の毛はUターンして僕を手足にまとわりつく!
「うあっ!?」
手足だけじゃない。
あっという間に、僕の全身がビューティーの髪で覆われてしまう。
僕は顔だけ出して、ビューティーの髪で出来た繭の中に閉じ込められてしまった。
立った姿勢のまま、僕はずりずりとビューティーの目の前に引っ張られる。
しかも、もぞもぞと髪の毛が動いて僕の体を撫で回す。
髪の匂いと相まって、僕の胸はますます高鳴る!
「どう?いいでしょ?この技。ちょっと興奮するよね?」
「ぅぅっ、なんだかすごくいい匂いがする・・・」
「いっぱい吸っていいからね?」
言われなくても、いやでも鼻腔に入り込んでくる。
甘酸っぱい、頭がくらくらしそうなほど濃い匂い。
だんだん理性が痺れていく。
ビューティーのふっくらした胸、むっちりした脚腰に触りたい。
股間からは、早くも我慢汁が漏れてしまう。
金色の繭の内側で、波打つように激しく髪が動く。
「あうっ!?」
僕の一番大事なところを、ビューティーの髪が触る。
「あっ、ごめんね急に触って。でも、すごく濡れてるよ?」
続いて、背中や胸の肌をさわさわと淫魔の髪が愛撫してくる。
「どお?こうやって触られると、力が抜けちゃうでしょ?」
僕は、この繭の中で素っ裸にされてしまったのだ!
「くぅ・・・」
「恥ずかしい?えへへへ、もっともっと恥ずかしいことしてあげる。」
ビューティーの頬が朱に染まってきた。
「どんな風に責めてほしい?リクエストとかある?」
変に刺激するのは危険だ。
僕は慎重に言葉を選んで懇願する。
「ねえ、離してよ。」
「ダーメ!こんな可愛い子の髪に包まれて、幸せだと思わないの?」
「そりゃ光栄だけど、仲間を助けなきゃないんだよ。」
「そんなこと、忘れるほどよくしてあげる。」









<3>
「よせ!離すんだっ!」
僕の言葉を聞いて、ビューティーは不敵に笑う。
「せっかく獲物を捕らえたのに。そんなことするわけないでしょ?」
髪は、触手のように束となって僕の首元、腕や脚を縛ってくる。
少しづつ強く、ゆっくりと締め上げる。
束縛する力に抵抗しようとぐっと力む。
しかし、無意識のうちに大きく呼吸し、肺いっぱいに空気を吸い込んでしまう。
しまった!
僕はかなりの量の甘い香りを吸ってしまった。
なんていい匂いなんだろう。
オレンジがいっぱい入った木箱に頭を突っ込んだような、濃い果実の香り。
一度吸い込んでしまうと鼻の奥にずっと残る。
もっとこの匂いを楽しみたい誘惑に駆られる。
「痛かったら教えてね。」
痛いということはないだが、急激に戦う気力が萎えてくる。
好きなようにして欲しい。
体を委ねたい。
髪の毛が腕や脚を帯状に締めるだけではない。
僕を包み込む繭全体が締まってくるのだ。
金色の髪の毛に抱きしめられる状況が、倒錯した興奮をかき立てる。
「だんだんいい顔になってきたわ。まあ、これだけ淫気を吸えば当然ね♪」
「淫気・・?」
「そう♪今あなたが吸っている匂い、これは淫気の匂いなの。」
「吸うと?いったいどうなるんだ?」
「ふふん。あたしのお腹がふっくらしてくるの。」
ビューティーは目を細めて、大事そうに下腹部を撫でる。
その誘うような微笑みに、僕のペニスは一際強く反り返り、我慢汁をドフッと吹き出す。すると、髪の毛が一斉にペニスに絡みつき、わずかな刺激を与えてくる。
シゴくという強度には達しないものの、射精欲求をじわじわと高めてくる。
絡まった髪の毛に誘われて、ピュッピュッピュと連続的にカウパー液を分泌してしまう。
「男の体って悲しいくらい素直よねぇ。」
ビューティーは1歩踏み出して、鼻と鼻が触れそうな距離まで顔を近づける。
「恥ずかしいよね、おちんち○カチカチして。あたしの正体知ってるくせに、こんなに勃起しちゃうんだ?」
「違うっ。」
「あたしの本性知ってるのに、おちんち○、セックスしたがってるよ?淫魔とシたいんだ?最低のド変態だね♪」
ここまで言われても、鈴口が粘液を垂れ流している以上、僕は反論できない。
彼女が汚らわしい化け物だというのはよくわかっている。
しかし、この偽りの姿は魅力的すぎるのだ。
可愛らしいセーラー服風のコスチューム。
短いスカートで強調された美しくいやらしい脚。
腰まで延びた流れるような髪。
そして、僕の理想を具現化したような整った顔立ち。
この姿に本能を刺激されてしまい、生殖の欲求がどんどん沸き上がってくる。
初めて会ったときから、僕はこの子に心を奪われていた。
何度も何度も彼女をオカズにして精子を吐き出した。
一日に5回とか6回とか。
戦闘で会ってしまったときは、特に多くて10回近くシコシコしてしまう。
戦わなくてはいけない相手のデジタル画像めがけて、いったい何回射精したんだろう。
自分が危険な状態にあるのはわかっているが、どうしたら解決できるのか分からなかった。
ビューティーと知りあって、エッチなことをしたい。
そんな欲求だけがどんどん強くなって、抑えきれなくなっていく。
好色そうなビューティーなら、頼めば後腐れなしでエッチさせてくれそうだ。
別に、何回かエッチしたってどうってことないだろう。
そんなふうに、自分の欲望に屈しつつある。
悲しいが、それが現実の僕の姿。
そして今。
僕が渇望する体が、目の前にいる。
目が合う。
「ねぇねぇ、そんなにあたしとエッチしたい??」
にっこりと微笑んで、僕の頬に短くキスをする。
心の底で僕が望んでいる行為をそそのかす、甘い誘惑。
一瞬僕の思考回路が停止する。
「あたしのおまん○でスッキリしないと戦えないよ?エッチしたい気持ちは、エッチしない限りなくならないんだから。」
これから起こるであろう出来事への期待に、胸がバクバクと激しく鼓動する。
呼吸が苦しいくらい。
「ふふっ♪顔が真っ赤だよ?サッキュバスとエッチしたくてタマラナイの?」
目の毒にしか思えない短いスカートを少し捲り上げて、肉付きのいい脚を誇示してくる。「見て。体つきには結構自信あるの。ヤリガイあるわよ♪」
「すごく素敵だよ、君みたいな可愛い子、見たことないよ。」
「うふ、ありがと♪それで、あなたのはほうはどんな感じかしらね。」
僕の股間を覆っている髪の毛が一斉に縮んで、淫魔の腰に戻っていく。
後に残されたのは、ビンビンに天を仰ぐちん○と締まりきった玉袋。
「あら☆」
一番見てほしくないところだけが見事に晒された。
「ずいぶんと遊べそうなモノじゃない♪エラがしっかり張って、太くて、激しく使っても大丈夫そうね。」
金色の髪をもつ美少女は、歓喜の色を浮かべた。
「ねぇねぇ、君の味方になってあげるから。おちん○○使わせて?」
「み、味方!?」
「うん。悪いことしない。約束するから。おちんち○、入れさせて?」
「わ、分かった。約束するんだぞ。」
こくりとうなづくと、嬉しそうに体を近づける。
薄い戦闘コスチュームごしに膨らむビューティーの豊かな柔らかさが二つ。
(こんなに近づかれたら、揉んだり甘えたりしちゃうよ〜!)
胸を覆う髪の毛がサッと逃げていき、僕の裸の胸が姿を現す。
そこに、サッキュバスのおっぱいが吸いついてくる。
「あうっ!?」
「こんな風になりたかったんでしょ?」
「それはそうだよっ、でも、敵同志なんだからっ。」
欲望と使命の間で板ばさみになって、僕は意味不明な言葉をつぶやく。
「お、おっぱいが・・!」
「いいでしょ?これからは、毎日シテあげてもいいのよ?」
唇にサッキュバスの舌が割り入って、積極的に頬を舐めまわしてくる。
頭が真っ白になった。
白い手袋が左右から僕の肩を抱き、拘束する。
さらに強く、ビューティーのおっぱいが僕の胸に押し付けられる。
(ら、らめだぁっ、ビューティーとエッチしたい気持ちがどんどん沸き上がってくる!ここはもう、お互いに満足するまでエッチするしかない!)
僕がサキュバスの誘惑に屈したのか、サッキュバスが僕のナニの魅力に負けたのか。
どっちか分からない。
どっちもかもしれない。
何度か息継ぎをしながら、立位のままキスを楽しむ。
お互い、代わりばんこで口内を責めあう。
気づくと、僕の両手に至高の柔らかさがある。
セーラー服を模した戦闘コスチュームの上から、胸を揉みしだいていたのだ。
容赦なく鷲掴みにして、彼女の胸についたリボンごと強引に。
いつの間にか、僕の全身は髪の毛の繭から開放されて、自由になっていたのだ。
僕は全裸だった。
彼女は何度も舌を絡ませ口内をなめまわし、口を離す。
唇が離れていくにつれ、二人の唾液がだらりと糸を引いた。
欲望の糸がふつときれるのを見届けてから、彼女は言う。
「君の心をもらっちゃう。悪く思わないでね。」
キスで恍惚となった僕の耳には、その言葉は届かない。
「あたし、遊べるおちん○○に目がないのよ♪」
言い終わるなり体を離して、スカートをたくし上げる。
シミの浮いた白いレオタードが僕の目に飛び込んできた。
心臓がドキッと震える。
その衝撃で僕の全身が痺れる間、彼女はひと指し指でVカットをズラし、ベトベトに濡れた股の花びらをあらわにする。
毛がないキレイな女性器からジクジクと粘液が湧き出て、太ももを伝って垂れている。
「君のおちん○○が欲してく欲しくてしょうがないのよ。ヤラせて?いいよね?」
「ん・・いいよ・・・」
「うふっ♪君はもう欲望のしもべ。たくさん種を抜いてあげる。」
ビューティーは、僕の反り返った亀頭を手袋でつまんで、腰を近づけてくる。
見る間にビューティーの女性器がペニスに近づいてくる。
そしてついに、鈴口が陰唇に触れる。
(こ、こんな可愛い子とエッチできるなんて!)
高揚感が精神を支配し、僕にはもう抵抗する気がない。
竿をしっかりと握って、美少女は膣口に亀頭を押し付けてくる。
「んっ・・・」
ビューティーは腰を突き出して息を飲み込む。
ぬちゅっと音を立てて、狭い肉筒にペニスが飲み込まれていく。
初めての性交の相手がサキュバスとは。
淫魔に童貞を奪われる喪失感と、自分好みの美少女とセックスできる喜びが同時に下腹部に渦巻く。
一方で、亀頭を包み込む媚肉の鞘が、優しく上品な心地よさをペニス全体に擦り込んでくる。
生まれて初めて味わう挿入の感触に、脳髄がしびれる。
僕は、甘く呻くような声をあげてしまう。
「これくらい我慢できるよね?」
耳元で艶っぽく囁くビューティー。
「え、うん・・・」
「一番奥につくまで我慢してね。奥でイってくれたら、君の恋人になってあげるから。ご褒美だよ。」
そういいながら、ゆっくりと腰を進めて僕のペニスを深く飲み込んでいく。
しかし、少しづつ膣の感触が遠のいて希薄になっていく。
信じられないが、奥へ行けばいくほど性感が弱くなっていくのだ。
間違いなくペニスは子宮口目がけて進んでいるのだが。
散々オカズに使った美少女への生挿入。
この喜びだけで、危うく射精しかねない。
むしろ、膣の性感が弱まることで僕は命拾いしていた。
そして・・・
「君の恋人になって、いっぱいおまん○させてあげるよ?いいでしょ?」
「ほんと?」
「うん。君が望むなら、恋人どころか、お嫁さんにだってなってあげるよ♪」
ビューティーは強く僕を抱き寄せながら、ペニスを押込んでくる。
竿や亀頭、裏筋に膣壁が触れる感覚はあるが、微弱で射精の心配はない。
と、急に、亀頭の先端がコンと「底」にぶつかる。
「あ♪そこぉっ♪一番奥よ。」
「ここで出せば・・・」
「身も心もあなたにあげちゃう。」
「じゃあ遠慮なく・・・」
ビューティーはにっこりと微笑むと、チュッと僕の右頬にキスする。
「ほんと、救いようないほどバカね。」
「えっ・・・」
「安心していいわ。死なない程度に精力を頂くから。それじゃ、スーパードピュドピュタイム、始めるわね?」
途端に、膣全体が収縮してペニスを締め上げる。
と同時に、膣壁に、襞とイボ状の突起が隆起して起伏に富んだ肉筒を形成する。
「ぐうっ!?」
無数の突起をもつ毛布に亀頭を包まれたような刺激に、思わず僕はのけ反る。
しかも、それぞれの突起が意思をもったように、ぞわぞわと蠕動運動を繰り返しているのだ。
ビューティーが腰を使うまでもなく、僕は5秒ほどでイきそうになってしまう。
イキそうになって初めて、僕は自分が極上の名器に深く挿入してしまったことを知った。下腹部に力を入れてペニスを緊張させるが、射精を促してくる膣壁の誘惑に逆らえるわけがない。
「どう?これで腰を振ってズコズコすると、どんな男もドッピュンしちゃうの。」
「あううっ・・・」
「恋人になってあげるから、好きなだけドピュドピュしていいわよ。人間と違って、あたしたちは中出し大歓迎だからね?」
上半身だけでなく、ビューティーは腰と脚を僕に押し付けてくる。
柔らかな、年頃の少女のふくよかな太もも。触れ合う脚の感触。
ペニスをくすぐる無数の搾精突起。
蠕動運動のせいで、挿入しているだけでどんどん射精感が高まってくる。
一つ一つの突起の動きは微小なのに。
数が多い上に個々の動きがシンクロして、絶え間なく、隙間のない快楽をペニスに擦り込んでくる
我慢しようにも、名器の誘惑に誘われて勝手に射精中枢が反応してしまう。
「やばいっ・・気持ちいいよ!もうイクっ!」
理性が警鐘を鳴らしても、肉体は射精を始めてしまう。
前立腺から精液が押し出される快感に、ふっと意識が飛びそうになる。
ビックン!
「ああん♪」
白濁液の塊が、ビューティーの子宮口から子宮に注ぎ込まれる。
思わず目を細めて恍惚の表情を浮かべるサッキュバス。
その美しい姿に目がくらんで、本能的に僕はビューティーを抱いてしまう。
ビュッ!ビュ!ビュルッ!
「あ♪あっ♪ああん♪」
断続的に精液が子宮に打ち込まれ、トロトロと子宮壁を白く染め上げる。
「はぁっ、はぁっ。」
「んふっ♪こうやってサッキュバスのおまん○で何回も気持ちいいことすると、女相手にイケなくなるのよ。」
「そ、それは困るよ・・・」
「いいの。男はあたしたちをお嫁にすればいいのよ。さ♪もっとドッピュンして、ほんとうにイけない体にしてあげるわね?」
「ふあ、はぁっ・・・」
射精の余韻から回復する間も与えてくれない。
ビューティーは立位のままで腰を小刻みに揺らしてくる。
「うふっ♪バカなヤツ!ヌキまくって腑抜けにしてやるわ。」
ギュウギュウと締め付けながら、無数の搾精突起がペニスを責め立てる。
撫で、擦り、擽り、射精を催促してくる。
ほんの数秒の刺激で、ペニスは先程以上の固さになり、再び我慢汁をジクジクと膣内に漏らす。
サッキュバスは両手を僕のお尻にあて、バイブレーションを与えるように、執拗に腰を揺らしてくる。
「あはあっ♪き、気持ちいい、ひい、いいよ、もっとぉ〜〜!」
亀頭も竿も豊かな凹凸に擦り上げられ、快楽を刷り込まれる。
僕の脳幹は桃色の性感に染まり、ビューティーとの性行為に溺れてしまう!
そして・・・
「ビューティーっ!好き、スキ・・好き好き・・!」
あっという間に、目の間の美少女が僕のすべてになってしまう!
「はーいどうぞ♪好きな人の中にいっぱい射精してくださいね☆」
肉筒奥深くまで導かれたペニスは、サッキュバスの淫液にべっとりと濡れ、虚しく媚肉をこすり続ける。
愛欲を甘やかす耐えようのない快感に誘われて、無意識のうちにパンパンと腰を打ちつけてしまう!
「たくさんドッピュンして、あたしのお腹、膨らませてね♪」
「イイッ!気持ちいいっ!気持ちいいよぉ!ビューティー・・・!」
パンパンパンパンと激しく腰を打ち付ける。
すぐに強烈な射精欲求が股間で膨れ上がり、子宮内に注ぎたい誘惑にかられる。
この子と赤ちゃんを・・・
性欲と愛欲の熱に焼けた本能が、射精して情欲を満たせと命令してくる。
「だめだっ、ビューティー・・す、好きぃぃ・・」
サッキュバスに腰を押し付けると、亀頭に固いものが触れた。
想いに応えるように、彼女も僕の腰を強く抱いてくれる。





<3 後編>
嘘でも真実でもどうでもいい。
この子のお腹に、ドッピュリと種をまきたい。
「だめじゃないよ。とってもイイことしてるの。さあ。来て。あなたの愛、いっぱい注いで欲しいの。」
囁くビューティーの言葉にうっとりとして、僕はラストスパートを迎える。
僕の腰は壊れた機械のように激しく揺れ、極上の名器を突きまくる。
膣壁の隙間なく形成された凸部と凹部は、イかされるだけの肉棒に吸いついたり擦ったりして、精子を噴き出させる準備に余念がない。
「またイっちゃうね。」
「・・ん・・んっ!!!!も、もうっ!!!」
「安心してイっていいよ。」
そう言って、優しく微笑むと目を閉じて唇を近づけてくる。
その美しい表情が僕への止めとなった。
ビクッ!!
臨界点に達した僕の肉棒が、子宮口めがけて断続的に白濁の塊を打ち込む!
ビュッ!!
「あぁんっ♪」
コンペイトウのような大きさの精液が、勢いよく子宮壁を叩く。
元気な子種の直撃に、たまらずビューティーは体を震えさせる。
ドビュッ!
「やんっ♪」
再び、先ほどのものにも劣らない大きさの塊が子宮壁にぶつかり、弾けた。
ビュッビュッ!
ビュッ!ビュッ!ビュッ!
「あぁぁん♪」
流れ込む愛欲の甘美さに悶えるビューティーとは対照的に、僕は息を切らせる。
「はぁっ、はぁっはぁっ・・!」
「んふ♪いまの精、よかったわよ♪でもあなたにとっては致命傷。生命力をかなり絞っちゃったからね♪」
「・・・そんな・・」
「んふふふ、でも、一回エッチしちゃうと止められないよ。力を吸われるのが分かっていても、エッチしちゃうの。ほら、膣の中でどんどんおち○ち○が固くなってる。まだまだいっぱいエッチしたがってるよ?続き、したいよね?」
「したいよ、もっとしたい・・」
「んふっ♪いいよ♪死ぬ一歩手前まで搾ってあげるね?」
「うん・・・はぁはぁ、ぜぇぜぇ・・」
「立ってられないでしょ♪そんなときは・・・」
そう言うと、腰をひいてペニスを引き抜く。
僕のソレは、大量の射精にも関わらずビンビンにエラを張り天を仰いでいる。
サッキュバス特有のピンク色の粘液にすっかり汚されて・・・
ビューティーの淫らな愛液は僕の玉袋から糸をひいて、ぽたぽたと滴っている。
好みの美少女との愛の行為の跡に、僕はますます恍惚としてしまう。
「えいっ!」
ビューティーは突然僕を突き飛ばす!
すでに衰弱状態の僕は、後ろ向きに地面に倒れるが・・
歩道のコンクリートにたたきつけられる直前、ビューティーが肩に手をかけ助けてくれる。
そのままゆっくりと、彼女は僕を仰向けにした。
間髪いれずに僕の股間に跨る。
年頃の娘のふくよかな脚と腰の魅力に誘われて、思わず両手を伸ばす。
むにっと太ももを掴む。
暖かい、すべすべとしたさわり心地に恍惚とする。
「うふふふ♪気に入ってくれたみたいね。」
むにむにむにっ!
むにむにむにむに・・!!!
(あったかくて、ふわふわして、すべすべ、いいよぉ・・・)
極上の感触が心地よく、手が止まらない。
(この子を僕だけのものにしたい・・・)
鷲掴みにしてキュウキュウと揉んだり、撫でたり、親指の腹でこすったり。
数十秒そんなことを続ける間に、ビューティーの腰と僕の頭の間にそびえるペニスが、ビクビクとわななく。
苦しそうに反ると、鈴口からビュッビュッと連続的にカウパー液を分泌する。
「かわいそう♪早くおまん○でイかせてくださいって泣いてるねっ☆」
「お願い・・・」
「えへへ♪戦う気持ちが折れちゃったの?おちん○○壊れるまでエッチな欲求を抜いてほしい?」
「はい・・・」
「あははっ、バカ。もう言いなりじゃない。そんなにあたしが好きなのぉ?」
「うん・・・」
ビューティーは含み笑いを浮かべると、僕の竿を掴む。
純白の手袋がゆっくりと上下し、先程の魔性の膣襞に代わって射精を促してくる。
竿から亀頭の首にかけてを手のひらで撫で、亀頭の腹を親指で擦って責める。
三度往復したところで、ブッと一際大きな雫が吹き出た。
「わっ!すごいね〜。ちょっと触っただけでイきそうね。」
「うん・・」
「手でイキたい?それともおまん○でイキたい?」
「○○んこで・・」
「お○○こでイキたいんだ?いいけど、あんまりサッキュバスの膣で遊んじゃうと淫ポになっちゃうよ?」
「淫ポ?」
「そう!さっきも言ったでしょ。人間の女で勃起しなくなるの。あたしたちが相手じゃないと射精できなくなるのよ。」
「え、なにそれ・・」
「あたしたちって、すっごく気持ちいいからね。それに慣れると人間じゃ興奮しなくなるのよ。」
「サッキュバスが増えれば増えるほど、勃たない男が増えていくの。そして、人間は子孫を残せなくなるのよ♪あなたの仲間は、もー全員淫ポ♪あなたも淫ポになりたい?」
「だめ、淫ポ、だめぇ・・」
「でもぉ、セックスはしたいんだよね〜♪セックスすると淫ポになっちゃうぞ?」
「う・・」
撫でるような右手の動きが次第に激しくなる。
シュッシュと緩急をつけて、竿と亀頭の首を重点的に扱きあげる。
「うぁっ!?」
「あたしとセックスしたい?」
今度は竿を締めるように素早く、小刻みに擦る。
じんわりとした甘い射精の誘惑が、鈴口をくすぐり亀頭を痺れさせる。
「ひい!!いくっ!!」
「だーめ。だめよぉ♪」
手袋の動きが止まる。
「セックスしたいんでしょ?手でイっちゃだめよ?我慢しなさい?」
「はぁはぁ、ぜぇぜぇ・・・」
「焦らして射精させると、精液も生命力もたくさん抜けるの。」
ビューティーは左手でマイクロミニスカートをめくり上げると、レオタードに覆われた股間を誇示する。
「これに耐えたら、おまん○させてあげる。」
彼女は少し腰を進め、テカテカに濡れた亀頭をレオタードに触らせる。
「あたしのことを好きになってくれた分、少しサービスするわね。」
右手で竿を押さえつけ、腰を使ってレオタードごしにマンズリしてくる。
滑らかで薄い生地ごしに感じる、ビューティーの女性器。
亀頭の先端が擦れる快感と、コスチュームの上から秘部に触っているという倒錯した興奮で、鈴口から吹き出る粘液が増える。
「はあっ、はあ、はあ・・」
太ももを揉む僕の手から力が失われていく。
こうしてサッキュバスと肌を重ねている間にも、少しづつ生命力が削られているのだ。
スリスリ・・
ブッ、ブッと間欠泉のよう飛び出す透明な汁が白いレオタードに染みを作る。
「あっ!?あっ?あ、あ、あ〜〜〜!!」
「もう限界?いいよ。あたしのおまん○にいっぱい精子かけて♪」
その言葉を合図に、ペニスの根っこで快楽の白い液体が装填されてしまう。
「頭だけ入れてあげるね♪」
腰を突き出して、ビューティーは亀頭に膣口を突かせる。
レオタードが一枚間に入っているとは思えないくらい、はっきりと性器の形がわかる。
「入れたいよ、入れたい・・うっ!!」
ペニスはレオタードごしの性器の形に感触に惑わされ、とうとう射精してしまう!
挿入することができないまま、幾億の種を含んだ熱い奔流が亀頭の先から一気に吹き出る!
しかし、鈴口から打ち出された特濃の精液は、すぐにレオタードに進路を遮られ、行き場を失って周囲に染み込んでいくだけだ。
ビュル!
虚しい行為のはずなのに、甘い快楽と多幸感が全身を支配する。
ビュクッ!
「あはっ♪こんなに出しちゃうんだ♪もったないわねぇ。」
ビュッ!ビュッ!
「まだ出てる♪すごいね〜っ♪よっぽどあたしとセックスしたかったんだ?」
僕は体を震わせながら射精する。
見ると、大量の性器でレオタードを汚されたビューティーが腰に座っている。
「どう?よかった?」
見下すような軽蔑のまなざし。
「ぜえ、ぜぇ、はあ、はあ・・」
力を振り絞って、僕は愛しい人の太ももを揉む。
冷たい視線が少し同情を帯びてくる。
「まだシタいって顔してるわね。」
「はぁはぁ、はぁはぁ・・」
「リクエストにお応えして、もう一回イかせてあげよっか?」
「うん・・」
「呆れた。嬉しそうな顔しちゃうなんて。ま、いいわ。次であんたは動けなくなる。」
言い終わるなり、ビューティーは僕に覆いかぶさってきた。
甘酸っぱい香りがカプセルのように僕を包み込む。
嬉しくて、彼女の背中に手を回して愛撫する。
「ビューティー♪大好きだよ。もう離さない・・・!」
彼女は、僕の頬に短いキスをするだけ。
「はあ。あんたって救いようのないバカね。今までのは色仕掛け、罠なの。あんたを動けなくするために精を抜いたの。分かる?」
「ずっと一緒だよぉ。」
「はいはい。次の一発で気絶させてあげる。」
肉棒がふわふわと柔らかい温もりに包まれる。
その心地よさに、思わず声を漏らしてしまう。
「あうっ・・・」
「いいでしょ。あんたがずっと揉んでたところでイかせてあげる。」
ビューティーは、豊かな曲線を描く二本の太ももにペニスを挟みこみ、巧に腰を使って
精液を搾り出そうとしてくる。
「お持ち帰りしてあげるから、感謝するのよ?」
キュっと脚を締めると、結合感と快楽に腰がじんわりと痺れる。
「やだ、すごい我慢汁。お尻まで濡れちゃいそうっ。」
ズンズンと淫魔が腰を使うたびに、男性器の表皮と太ももの柔らかな肌が擦れる。
自ら分泌する粘液と、精液の残滓、そして淫魔の愛液がローションの代わりとなり、ビューティの美しい脚にいいようにシゴかれてしまう。
僕がビューティーの一番好きなところ。
それは脚だった。
その脚が、僕のペニスを責めている。
射精するのは分かっていたが、ほかに伝えたいことがあった。
欲望に完全に呑まれた僕であったが、それゆえに、本能が理性を蘇らせた。
「ひい、い、いいっ!ビューティーの脚、いいっ!いいようっ!」
「んふ♪」
この脚を眺めながら何回自慰にふけったことだろう。
「ビューティーの脚が好きで、好きで、一人で何回も・・」
「あはははっ。言わなくても分かるよ。顔に書いてあるもの。ビューティー様のおみ足で、何百回もオナニーしましたって、しっかり顔に書いてあるよ?」
「うん・・・」
「あはははは、”うん”だって。あはははっ♪」
腰の動きが小刻みになり、精液搾りが正念場となる。
無意識のうちに体をひねって我慢しようとするが、どうにもならない。
世界で一番好きな人の、一番好きな部位が僕のペニスを責めているのだ。
「んっ、んっ♪ん〜〜♪イキそうっ!!」
「あたしのこと、愛しながらイクのよ?好きなんでしょ?あたしのこと。」
「うん、ビューティーのこと、好きっ、好きっ、好きいい・・」
性的興奮が最高潮に達し、射精反射が起こる。
前立腺内にいっぱいになった精液が押し出され、尿道をとおって亀頭から吹き出る。
むっちりとした太ももの間に挟まれながら、次々と命の素をこぼしてしまうペニス。
その量と勢いは、マスターベーションの射精とは比較にならない。
ビューティーの脚で搾り出された精液は、お尻やオレンジのスカートに付着し、情の跡を残す。
「んっ、イったわね。ふふ♪可哀想なくらい、いっぱい出たわね。」
「ああ・・・」
「すっごく気持ちいいでしょ。あんたも、あんたの仲間と同じになったわね。」
「ビューティー、僕の・・恋人になって・・・」
「ぷっ!やーよ。」
「そ、そんな!お嫁さんにだってなってくれるって言ったじゃないか。」
「そんなの嘘にきまってるでしょうが?」
「嘘?そんな。そんなこと言わずに。お願いだよ。君と・・暮らしたい・・」
ビューティーの背中を愛撫しようとするが手が動かない。
力が抜けて、何もできない。
「そんなに好き?」
「大好きだよ・・・」
「じゃあ、精奴隷になって?」
「ん・・・」
「奴隷になってくれたら、毎日愛してあげる。」
「そんな、奴隷なんて。もっといい関係になりたい・・・」
「分かった。どうせ奴隷に堕ちるんだから、しばらくいい関係になってあげよっか。」
「ほんと?」
「恋人になってあげる。その代わりに、毎日精子出してもらうわ。それならいいでしょ?」
「うん・・・」
「じゃあ、今からあたしたちは恋人同士。でも、毎日、さっきみたいに精子いっぱい搾るからね?」
「うん・・・」
「よしよし♪JR団首領の精奴隷化完了、と♪意外と簡単に堕ちちゃうもんねぇ。」
まぶたが重い。
急激に眠くなっていく。
大きなあくびをした。
「安心して眠っていいわよ。お持ち帰りしてたっぷり搾ってあげるから♪願いどおり、あんたの恋人でもお嫁さんにでもなってあげる。その代わり、気が遠くなるほどの長い時間、あたしたちに精を提供し続けるの。」
「・・・ふあああああ・・・」
「のんきなものね。死ぬことも朽ちることもできず、この世の終わりまで精を搾られるのに・・」
「むにゃむにゃ・・」
「んふふ、可愛い王子様、夢の檻で飼ってあげるからね。」
目の前が真っ暗になり、僕は熟睡してしまった。





<4>
目を覚ますと、自分の部屋の天井が見えた。
見慣れた、白い天井。
一瞬の思考の空白のあと、ビューティーとの戦いを思い出した。
徹底的にやられてしまった。
完全に屈してしまったという後ろめたさ。
そして、二人で一つになることができたという幸福感。
彼女の魅力的な姿をゆっくり、一通り味わう。
ふと疑問が浮かぶ。
犯された後、僕はどうなったのだろう。
どのようにして、部屋に戻ってきたんだろう。
記憶がない。
「お目覚めね。」
そばで聞き覚えのある声。
僕は慌てて寝返りを打って声のほうに向き直る。
「ビューティー・・・」
彼女はうつ伏せになって、水色のチェック模様の枕に頬杖をついていた。
美しく流れる髪が布団にかかっている。
動揺する僕を面白そうに見つめて、ウィンクする。
その愛らしさに僕の心臓は握りつぶされそうになる。
「恋人になってっていうから、なってあげたわよ?」
言葉に詰まった。
倒さなきゃいけない相手が恋人になってくれて、僕と同衾しているだなんて。
脳内で快楽物質が分泌されているのか、高揚感が全身を包んでいく。
彼女は頬杖を解いて、側位で体をくっつけてきた。
濃い柑橘系の香りに鼻腔を刺激され、オスの本能が目を覚ます。
彼女は半袖の体操着姿、襟と袖に紺色のラインが入っていた。
布団で隠れていて分からないが、きっと下はブルマに違いない。
そこまで考えて思考停止する。
ここで欲情してはいけないのだ。
「喜ばないんだね。」
「急すぎるよ。君にとっていいことかどうかだって分からないし。」
「わ〜♪すごいこと言うのね。あたしにとっていいか悪いか?気にする必要あるの?あたしを倒せばそれでいいんじゃない?」
「あれだけくっついておいて、倒すもなにもないよ。」
そういうと、僕の胸元に唇を吸い付けて幸せそうに目を細めた。
「情が入ったんでしょ。だらしないヤツ。ま、分からないでもないけど。あたしも少し入ったかも。人のことは言えないわね。」
くすくすと笑いながら腕を背中に回してくる。
「よ、よせよぉ。こんなことばかりしてたらおかしくなっちゃうぞ。」
「そうよ。あなたを戦えなくするの。戦う意思も力も奪って立ち上がれなくするのよ。」「やめてくれっ、だめだっ、急すぎるよ。」
「そんなワガママ、あたしが聞くと思う?」
「聞いてくれるさ。こんなにキレイな人なんだから。」
「そお。」
彼女は、僕の温もりに浸るように胸元に頬をつけた。
僕のパジャマの上から、両手でそっと胸を触る。
「ワガママを聞く子だったら、よかったね?」
こたつに入って首を出す猫のように、幸せそうにしている。
「胸、ドキドキしてきたよ?」
体操服の袖から突き出たフンワリとした腕の質感を見るにつけて、やはりビューティーの体が欲しくなってしまう。
「こうやって一緒にいるとどうかしら。時間の問題よね。」
そうだ。
このまま抱いていたら、またエッチに走ってしまう。
僕は体をひいて、ビューティーと距離を置く。
「あれ?嫌われちゃったね。」
「そんなんじゃない、間違った方向に進んじゃいけないんだ。」
「わー、ひどい言い方。あたしは正しい方向にひっぱってあげてるつもりだけど?」
「違うよ。二人で正しい方向に進まなきゃいけないんだ。」
「じゃあどっちに行くのよ。ついて行ってあげるから。教えて?」
僕は体を起こした。
周囲を見回す。
確かに僕の部屋なのだが、本棚も机もなくなっている。
この部屋にある家具は、ベットだけになっている!
窓も、見慣れないオレンジ色のカーテンで覆われている。
他人の部屋のような気もするが、しかし、間取りといい雰囲気といい、ここは間違いなく僕の部屋だ。
そして、僕はこの部屋の秘密に気づき唖然とする。
ドアがない。
この部屋には出入口がないのだ。
「なんだって?出られないじゃないか!?」
僕は裸足で立ち上がって、窓に歩み寄る。
カーテンを恐る恐るひっぱる。
そもそも窓がなかった。
カーテンは何もない白い壁を覆っているに過ぎなかった。
「オドロキでしょ?あたしに服従するまでこの部屋から出られないの。」
「ひどいよ、そんなの・・・」
ビューティーは布団を押しやって起き上がる。
白く美しい両脚を折ってベットに座る。
案の定、魅惑的な下腹部を覆い隠しているのは紺色のブルマだった。
露骨に晒された肉付きのよい太もも。
目に飛び込んできただけで、心臓の鼓動が速まって仕方がない。
(あの格好で誘われたら、エッチに溺れてしまう!)
「心配しなくていいわ。あなたを堕とすのに時間はかからないから。二日もエッチし続ければ、永遠の愛を誓うようになるのよ。」
「そう簡単に服従するものかっ。好きなのは好きだけど・・・服従とは別だ!」
「強がっても仕方ないの。出る方法はないんだから。」
「いったいどうしたらいいんだ・・・」
「エッチするのよ?」
「だめだ、そんなことばかりしてちゃ・・」
「あたしの心を動かして、情に流してしまえばいいの。」
「・・・・・」
「あなたのことで頭がいっぱいになれば、願いを聞きたくもなるわ。」
「なるほど・・・」
「早く出ないと仲間がどうなるか分からないしね?だから、エッチして?」
「・・・分かった・・そうするよ。でも・・」
「はいはい、強がりはいいから。好きなんだよね、あたしのこと。分かってる。分かってるから、エッチしたいの。君とエッチしたい。」
「うん・・・」
僕はサッキュバスに吸い寄せられるように、ベットに近づく。
ベットに這い上がり、ビューティーと腕を絡めながら覆いかぶさった。
「愛してくれて嬉しいよ。エッチすればするほど、愛が強くなって絆が深まる。愛し合いながら、どっちがご主人様になるのか決めよう?」
彼女の言葉に頷いた。
仰向けになった彼女にのしかかる。
典型的な正常位だ。
一見僕が有利そうだけど、相手はサッキュバス。
入れればすぐにイってしまうだろう。
かといって、イカせる方法なんか見当もつかない。
とりあえず、即席の恋人と唇を重ねようとするが。
プイと顔を背けられてかわされる。
「ねえ、入れると簡単にイっちゃうんでしょ?入れる前に二発くらいヌいておいてよ。」
「えっ?」
「入れてる最中に柔らかくなるの嫌なの。いいでしょ?」
「ああ・・なるほど、分かった。」
「脚で挟んで擦ってあげる。おちん○○、脚に入れて。」
僕は一旦上半身を起こすと、紺色のブルマに擦りつけるようにビューティーの股間へ亀頭を挿入する。
亀頭の先端を押込むにつれて、滑らかな至高の肌触りが暖かく包んでくる。
(あっ!?気持ちいいっ!何回か腰振ったら簡単にイかされそうだ!)
「うふふふ、イっちゃいそうって顔に書いてあるよ?」
「ん、ごめん。」
「好きな人の脚だから、気持ちいいんだよ?」
「うん・・・」
「よかったら、脚で全部出しちゃってもいいよ?これからいっぱいエッチするんだから、練習だと思ってもいいし。」
腰を進めて、ゆっくりと肉棒を差し込む。
「ビューティーの脚に夢中になっちゃうよ。」
「んふっ♪誰も邪魔しないから好きなだけ楽しんじゃおうよ。」
亀頭も竿も、肌色の温もりに深くくわえこまれて、イかされるばかりになってしまう。
むっちりした質感がペニス全体を圧迫し、触っているだけで我慢汁をこぼしてしまう。
僕は脱力しながらサッキュバスの体と重なり唇を吸う。
チュッチュッと数回音を立てて唇を舐め合った。
呼吸するごとに、ビューティーの甘酸っぱい香りが鼻腔を犯し、肺を甘く爛れさせる。
「大好きだよ、ビューティー。」
「じゃあ、愛の証、いっぱいあたしにかけて?」
彼女は右手で僕の背中を押さえ込み、左手で腰を拘束した。
このまま腰を使われれば、僕はあえなく彼女の太ももに濃い精液を吐き出してしまう。
しかし、避ける方法も避ける意味もなかった。
射精してペニスを萎えさせるのが目的なのだから。
イかされてもいいのだ。
「それじゃ、イかせちゃうね。んっ、んんっ・・♪」
ビューティーは断続的に僕と唇を重ねながら、両脚を腰を動かす。
僕が上である以上、敵は激しい運動はできない。
それでも、両脚を互い違いに擦り合わせるように上下させ、小刻みに腰を揺らしてくる。脚と腰の組み合わせが絶妙で、亀頭のエラからペニスの根っこに向けてを重点的にシゴいてくる。
「んっ!?はぁっ!くぅっ!すごいっ!」
シコシコと扱かれ始めて10秒、20秒と経過するごとにペニスに染み込む快感の量が等比級数的に増えていく。
手練のサッキュバスの脚技に耐えられるわけがない。
尿道から鈴口へ溢れてくる透明な粘液は刻一刻と濃く、多くなっていく。
「我慢してみる?うふふっ♪どこまで我慢できるかな?」
「あうっ♪ううっ♪ビューティーの脚、すごい気持ちいいよぉ・・・」
「あたしの脚で欲情する変態に調教してあげる。」
(もうなってるよ・・・だって、何回もオナニーしてるから・・)
「ふふふっ、あたしの脚のよさ、たっぷり擦り込んであげるね。」
「びゅ、ビューティー・・」
「ん?」
「はっきり言うよ、君の脚、大好きなんだ。もうどうなってもいいくらいだよ・・」
「うふふ。分かってるよ〜♪どれくらい好きかもどこが好きかもしっかり分かってるんだよ。安心してどうにかなっちゃおうね?」
彼女の眉毛が少し釣り上がった。
ビューティーの脚は緩急つけてペニスを締めてくる。
さらに、上下に円を描くような脚と腰の執拗な動き。
彼女の太ももに精子をたっぷりと注ぎたい欲望が抑えがたいほど強くなり、収縮したばかりの括約筋がほんのわずかに緩む。
「やぁっ!?も、もうイッ・・・ちゃいそう・・」
「もう?もうなの?我慢できないんだー♪」
「すごくぃぃっ、もぉっ無理だよ・・!」
「顔、胸につけて。」
サッキュバスに言われるまま、僕は彼女のおっぱいに鼻を押し付けた。
白い体操服が視界を遮り、果物を思わせる濃い香りが嗅覚を狂わせる。
顔の表皮の神経を撫でるように触る、柔らかな布地。
両頬で感じるふくよかな乳房。
「・・ああ・・もう降参だよ・・」
「おちん○○が勃つ間は降参も何も関係ないのよ?」
甘美な快楽の陰に見え隠れする淫魔の本性が、僕の理性をかろうじて延命させる。
しかし、彼女の脚調教から逃げたり耐えたりする術があるわけではない。
顔面が体操着とおっぱいで責られる間、股間は射精の準備を終える。
ペニスの根っこと先端が真っ白な快楽の電撃で短絡される。
強すぎる射精欲求が脳髄を焼き尽くし、ビューティーの脚に精液をかけたくて仕方ない。ビューティーの太ももの間でビクンと肉棒が震える。
と、一瞬の間をおいて、精嚢と精巣からあふれ出てきた白濁のオーガズムが亀頭から吹き出す。
三回に分けてふき出てくるヨーグルトのように濃い精の塊。
これを太ももやお尻に撒き散らされて、サッキュバスは愉悦の笑みを浮かべながら甘い声を漏らした。
わずかな時間、僕とビューティーは身も心も融け合う。
今だけ、二人だけ。
思考のない感覚だけの存在。





(未完。ここまで)