四十八手習得・実践編 美月 ~アイドルの実力~




おユキに尋ねられて考え込んだ結果、僕は美月さんを選ぶことにした。

横山美月…みぃちゃんは人気アイドルグループの一員として学園にいる時間よりもお仕事の時間のほうが長いという超多忙な女子校生。




歌は正直アレなんだけど、流れるようにツヤツヤした髪と大きな瞳、衣装の上からでもわかるスタイルの良さと可愛らしい声に魅了されているファンは僕だけではないはず。

年に一度の人気投票「総選挙」では常に順位一桁の安定感。

それこそ数千、数万人のファンがいてもおかしくない彼女との距離を一気に詰めてみたい。

いや本音を言おう、やりまくりたい!

あのネコミミに隠されたエッチな素顔を覗いてみたい…そして今の僕ならきっとそれができる!

おユキのおかげで「神通力」などという現実離れした力を得たんだから、ちょっと普通じゃないことにチャレンジしてみたい。


しかし学園でいきなり握手を求めるとか僕の性格的に無理だし、何より彼女も迷惑だろう。僕も逮捕されるかもしれないし。

彼女の住まいも通学圏内だろうから、僕の家からそれほど遠くないと思う。
とは言え、自宅襲撃というのもマナーの悪い芸能記者みたいでサイアクだ。

なにか正当な手段で、他のファンたちにもばれずにこっそりと……


「あっ!」

頭の中で何か閃いた。







そんなわけで僕はおユキを連れてCD屋へ出かけた。


「ここはなんぞ? なんとも不思議な場所よのぅ…ところでワタル、なぜ同じものを何枚も買おうとしておるのじゃ?」

「とにかく握手会だ……ここで僕の全てが決まる!」

フワフワと漂いながらおユキは不思議そうに、束になったCDシングルと僕を順番に見つめている。


「質問に答えんか。どうして同じものを買うのじゃ? もしかしてそれは美味なのか? わらわも食べたいぞ」

「食いもんじゃねえ! この中に握手券が入ってるんだよ。1枚あれば10秒、10枚あれば100秒、みぃちゃんの前に立てるんだよっ!」


「はぁ、熱く語りおってアホかおぬし……それなら1枚だけで良いではないか。さっさと握手して神通力で虜にしてしまえばよい。あとはやりたい放題じゃ」

「野蛮なことを平気で言いやがって…ちがうっ、そういうもんじゃないだ! おユキはファンの心理を全然わかってない! それに神通力よりも本当の僕を感じて欲しいじゃない?」


「やれやれ……これが脳内お花畑ってやつか。つくづくあわれな奴じゃのぅ」

「うっさい!」

あきれ果てた表情の巫女幽霊を無視して僕はレジでお金を支払った。

今月のお小遣いはこれで全部消えた…。







――そして握手会当日。

都内某所の大会場で行われた握手会は盛況だった。

今回は握手券の数がそのまま投票に繋がるということで僕なんかよりも熱烈なファンが徹夜したみたいだ。

自分の推しメンを上位に食い込ませたい気持は痛いほどよくわかる。

開場まで三時間、それから順番に二時間並んでようやく僕の番になった。


「次の方どうぞー」

「あ、はい!」

CDに付属してた握手券10枚をバッグから取り出して係の人に渡す。

このカーテンをくぐったブースの先に彼女がいる…



「あっ、同級生くん! 握手会きてくれたんニャ!」

「う、うん!」

いつも以上にキラキラしてる! 学園の中でも充分輝いて見えたのに、やっぱりアイドルはこういう場所でさらに綺麗になるんだなぁ……。


でもやっぱり僕の名前は覚えてないよね。こちらから名乗った覚えもないけど。

顔を覚えていてくれたのは素直に嬉しいからそれで良いことにしよう。


「うれしいニャ~、みぃのために朝から並んでくれたんだニャ?」

「そうだね……朝から……うん」

飛び切りの笑顔で彼女は続ける。

大丈夫だ、お話する時間はたくさんある。

自然に握手だってできるはず。




「なにはともあれ握手握手~~~♪」


ぎゅううう♪

「うわあああっ!」

しかし突然彼女の方から僕の右手を握りしめてきた。

いつもどおりの猫耳衣装に、猫ハンド。そして尻尾。

こっちは心の準備ができてないというのに……仕方ない。

僕は手のひらにありったけの思いを込める。

その瞬間、


「ひゃううううっ!!」

パリッという小さな音がして、明らかに僕の手が白く光った。

そしてみぃちゃんの体もボンヤリと輝いて――、


「美月さんどうしましたか!」

みぃちゃんが驚きの声をあげた途端、カーテンの外から腕章をしたスタッフが慌てて飛び込んできた。



「な、なんでもないニャ……警備スタッフさん驚かせてごめんニャ……同級生くんもごめんニャ?」

「あ、ううん……謝られても困るよ…」



ちょうどそこで僕の持ち時間終了の知らせ。


彼女の表情を見る限りそれほど変化はない。

少し頬が赤く見える程度だ。

これでは神通力がみぃちゃんの心をとらえたかどうかわからない。

でも持ち時間はきちんと守らないとあとがつかえちゃう…僕はしぶしぶ背を向けて出口へと向かおうとした。




「はぁ、はぁ、はぁっ……まって! お名前、ちゃんと聞かせて……おねがい……」

「えっ!」


なんと、背を向けた僕にみぃちゃんが駆け寄ってきた。

しかもさっきより近い距離で話をしてる!


「ワタル……うん、覚えたニャ!」


僕が名前を伝えると彼女は口の中で何度か復唱した。そして…

「あとこれをあげるニャ……!」


無造作に僕の手のひらに小さなメモを握らせると、みぃちゃんは忙しそうに自分のスペースに戻っていった。








――帰宅後。


「煮え切らない男じゃのぅ……」

机の上に広げてあるのは小さな紙。
みぃちゃんから無理やり握らされたそれはメアドと電話番号が書かれていた。

(本物かな……コレ……)

疑う気持ちしかない。

彼女ほどのアイドルがそう簡単にこんな真似をするわけが…


「これが神通力の仕業なのかどうか…とにかく連絡してみようか……」

後ろでブーブー文句を言ってるおユキを黙らせるためにも、とりあえずダイアルしてみる。

メールだと文面を考えるのが難しいので電話のほうがいい。

そして数コール目、


「はーい、美月です!」

(うわあ! ホントに繋がった!)


これ留守電じゃないよな? 間違いなく横山美月その人の声だろう……そう思うと今更ながらドキドキしてうまく言葉も出せなくなってしまう。


「あっ、もしかしてワタル! おそーい」

「は、はい! すみません


「そんな改まった話し方しないでいいよー! でもずっと待ってた……見た目によらずワタルは意地悪なのね」
電話越しにでもわかる、ちょっとすねたような声…なんだか本当に恋人同士になったみたいだ。

沿う感じてから僕もリラックスできた。


「みぃちゃんなのに猫語じゃないの?」

「プライベートではできるだけ猫にならないようにしてるニャ!」

猫になってるけど。
そんなツッコミを入れると彼女は嬉しそうに笑った。


「あははは……ところで、ワタルは今ひましてるの?」

「えっ、暇ってわけじゃないけど……なんでも出来る状態だね」


「じゃあ、みぃの家まで来てくれない?」

「!!」

突然のお誘い。マジか。



「みぃが外に出てしまうと必ずカメラさんがついてきちゃうの……なんでかなぁ」

「当然だろ……」

でも逆に僕がそこへ行くとスキャンダルとかゴシップ記事にならないか!?

そんな心配をよそに彼女は言葉を続ける。


「住所メールで教えるから悪いけどこっちに来て。ワタルと色々お話したいの」








そして一時間後。


「いらっしゃい、ワタル」

「なんの問題もなくたどり着いてしまった!」

驚くほどスムースに僕は彼女に合うことができた。

しかし……


「あ、そうだねぇ……これは役作りみたいなものだから許して?」

家の中でも猫耳かよ!

思わず突っ込んでしまったが、これも彼女なりのプライドらしい。


「やっぱりアイドルなんだね。24時間休みなしで」


「みぃだって普通の女の子だよ? ちょっと自由時間が少ないだけで…」

「普通の女の子は猫耳つけない」


「うっ!」

「男を呼びつけたりしない」


「はううう! ……じゃあワタルが試してみれば?」

「えっ、なにを?」


「みぃが普通の女の子かどうかを。あのね、女の子が自分の部屋に男の子を呼ぶって、どういう意味だと思う?」

「!!」


不意に彼女の顔を見ると、思わず息を呑むほど色っぽい表情を浮かべていた。

そしてみぃちゃんがゆっくりと僕に寄り添ってきた。







「ふふふふふ……」

みぃちゃんは急に僕に抱きついて耳元でそっとつぶやいた。


「ワタルのこと、ずっと待ってた…握手会の時、手を握られた瞬間に気づいたの。運命の人だって」

「えっ、えええええ!?」

これが神通力の効果なのか。
どう考えても出来過ぎというか、うまくいき過ぎててこわいぞ。

だがそんな不安を打ち消すほど大胆に彼女が迫ってくる。

そっと伸びた腕が僕の首に回される。

フワリとした花みたいな香りに包まれ、しかも目の前には花よりもきれいな彼女の顔…

整った唇がゆっくりと開く。


「みぃの大事なところ、見せてあげる……だからワタルも、ね?」

「ぅあ、あああぁぁ~~~!」

みぃちゃんは片方の手のひらで僕の股間をズボンの上から撫で回す。


「クスッ、すごく元気……ねえねえ、触ってもいいかニャ?」

(もう触ってますけどおおおおお!!)

服の上からでもわかる、ほっそりした指先が僕を感じさせようと懸命に刺激を繰り返してくる。

視線を落とさずしっかりと僕を見つめたまま彼女はゆっくりと手のひらを動かす…


(あ、あのアイドルの、横山美月が僕を触ってるうううぅぅぅ!!)

頭の中がパニックになり、それだけで天にも昇る気持ちになる。

憧れのアイドルが不意打ちみたいに僕に抱きついて、しかもこんなエッチな事をしてくるなんて。


「もちろんワタルも……ふああぁっ! まだ触っちゃダメだよぉぉ!」

無意識に僕も触り返していた。こんなチャンス、絶対無駄にできない。

しばらくお互いの秘所を服の上から撫で合う。それだけで僕達はお互いに腰をよじらせ、たまらくなってモジモジしてしまう。


(アイドル服のまま、こんなエッチなことをおおおぉぉぉ!)

彼女の指先が亀頭を捉える。

グニグニと円を描くように僕を追い詰め、視線は常に僕を見据えている。

だからこそ僕も負けられない。

目をそらさずに手探りでピンと張ったアイドルの太ももを触りまくる。

小指の先がみぃちゃんのクリトリスをかすめたのか、かすかにため息がこぼれた。


「も、もうっ! みぃからもお返しするよっ」

不意に僕は彼女に押し倒された。

そしてクルリと背を向けた彼女が覆いかぶさるようにして僕を抑えこんできた!



(おおおおっ、これは四十八手の一つ、二つ巴ではないか!! まさにバトル……先に美月をヒイヒイ言わせるのじゃあああ!)


これってもしかしておユキに応援されているのだろうか?


『超乳戯画』のページを少し埋めた!


いわゆるシックスナインの体勢。

でも相手がとびきりの美少女……それだけで興奮してしまう。

(さわってみるか……)

しっとりと濡れ始めているであろうワレメを優しく爪の先でなぞる。



「あはああぁぁ、なんでそんな……エッチな指使いなのぉ!」

ピクンと体を揺らすみぃちゃん。

少し怒ったような顔でこちらを見つめてから、ぐいっと僕のズボンを全部おろしてしまった!


(うわあああああっ、みぃちゃんに全部……見られて、ルうううぅ)

さらに指先で何度かペニスの真ん中から下にかけてしごかれ始めると、完全に僕の動きは停止してしまった。


「……唾液たっぷりのお口の中へいらっしゃい。優しくしゃぶってあげる。はむっ♪」

ジュリュウウウッ!


「ふああああっ!」

クプッ、レプッ、チュルルル……

見えない! でもこれはああああああ~~~~!!


ズプッ、キュプッ……レロ、レチュ、チュプチュプププ……

亀頭が暖かいものに包まれ、そのまま上下に揺らされてる!

まるで女性器に閉じ込められたのと同じようにペニスが我慢汁を止めどなく溢れさせる。


「みぃのお口の中、こんなに汚していいと思ってるの? ワタル……ジュルッ、レルッ!」

(やややややっぱりいいいいい!!)

みぃちゃんが僕をしゃぶってる! ペニスをドロドロに溶かすみたいにあの可愛いお口の中で何度も何度も大おおっ!?


クチュ、クチュ、レロ、レロロ……

ジュップジュップジュップ!

「あひいいいいっ!!」

組み敷かれた僕が感じまくると、みぃちゃんの舌技はさらに僕を責め立てる。

あっという間に射精寸前まで高められ、僕は身動きできないまま彼女に降参してしまいそうになる……

(イきたいぃ……みぃちゃんのお口、ドロドロにしたいよぉ!)

ほんの少ししゃぶられただけで抵抗力が失せてしまう。

それほどまでに甘美なフェラ……



「おちんちん硬くなった……ねえ、これ入れてみようよ?」

「え、ちょっ! どうするのそれえええ」

みぃちゃんの言葉にハッとなる。

だがすでに彼女は次の行動に移っていた。


みぃちゃんが僕の体を抱き起こす。

無理やり膝立ちにされた状態で、クスッと笑ってから背を向けて四つん這いになる。

そして……


「こうするのっ!」

いきりたったペニスの先に自らの花弁を押し付け、えぐるような腰使いで僕自身を一気に飲み込んだ!


じゅりゅううううううううう!!


「んはああああっ、ああ、あ、ああああ~~~~!!」

「あはっ、ワタルが可愛い声だした~!」

膝立ちにされたまま逆レイプされた……

いわゆるバックの体勢なのに、男が有利な態勢なのに!

(しかもみぃちゃん、こ、これえええぇぇ!)

ペニスを飲み込んだ彼女の肉壷が不規則にうごめいてる。


「んふふ……好きに動いていいよ? みぃのこと感じさせてええぇぇ」

全然腰を動かしてないのに、内部の締め付けだけで僕はさらに固くさせられてしまう!


「あ、ひ、ぎいいい!」

「うふっ、あんっ……ふふっ、まだ遠慮してるの? それとも……」

くいっ♪


「あはあああああああ!」

みぃちゃんが軽く腰を打ち付けた反動で僕も彼女のお尻を強く打ち付けてしまった。

ペニスがさっきよりも深い位置まで潜り込む。き、気持ちいいいいぃぃ!


「くすっ、そうこなくっちゃ……みぃも、んっ、すご、くぅっ! いい、これぇ気持ちいいよ……」

彼女に導かれるように始まるぎこちない腰使い。

後背位という絶好の体位なのに、彼女を攻めきれずに快感だけに翻弄されてしまう。



(んほおおおおっ、これは四十八手の一つ、ひよどり越えではないか!! ワタルが圧倒的に有利……なかなかやりおるわい!)


僕が有利? バカなあああぁぁ……!


『超乳戯画』のページを少し埋めた!


おユキの言う通り普通なら男性が有利だ。

でも今は……


「ワタルのおちんちん、すごく喜んでるね」

くにゅっ、くにゅっ!


「んあっ、あっ、あっ、ひいい!」

この体位は彼女が全てコントロールしてる。

また軽く腰をひねられ、快感で悶えながら僕は反応する。その動きが彼女を喜ばせ、さらに気持ちよく内部で僕を締めあげてくるのだ……



「あはっ、みぃが締め付けるたびにムニュムニュ動いて悶えてるもん」

「だ、だってええ、これっ、しゅごいよおおぉ!」


「みぃの中、そんなにお気に入り? うふふふ……じゃあもっと好きにさせてあげる……こうやってぇ……こう!」

グッチュウウウウウ!!


「はああああぁぁぁん!」

ひときわ大きな水音。

僕と彼女の結合部から飛び出す卑猥な雑音……みぃちゃんはお尻で僕を押すようにしながらリズミカルに腰を使い始めた。

パチュッ、パチュッ、パチュッ!

「んあっ、あああ、すご、いひいい!」

この淫らなダンスに悲鳴を上げたのは僕の方だ。

アイドルってこんなに激しい動きを連続してできるんだ……そのためにレッスンしてるんだ……!


「これ、すごくエッチでしょう? 感じちゃうでしょ……ん、はうんっ! あうっ、あっ、おちんちんが、ひいいっ……みぃの一番奥で悪い子になってるぅ!」

(じょ、じょうだんじゃないいいいい!)

彼女は喘いでみせるけど、僕のほうが数倍感じさせられてる。

憧れのアイドルが目の前で乱れ、しかもペニスは快感の波状攻撃で縛られ、倒れることすら許されない。


「負けないよ。ほらぁ……」


クチュウウウウウウウウウウウウウウ♪

「が、ああああ!」

僕の動きがピタリと止まる。いや、止めさせられたのだ。

急激に締め付けられたショックで体中が固められたみたいな僕を、みぃちゃんがベッドに横たえた。

そして両足の間に長い脚を滑りこませ、ねじり込むように再びペニスを膣口にあてがった。


ヌチュウウウウウウウウウ!

「あはああああ、み、みいいちゃあああん!!」

斜めにねじ込まれたペニスが窮屈な彼女の膣内でもがいてる。



「くすっ、腰の動き止めちゃうんだ? でもみぃの中はもっと締まるよぉ……」

その言葉通り、ゆっくりとペニスを追い詰めはじめる彼女の膣。

入り口はそれほどでもないのに、奥へ行くほどに狭くなってペニスに致命的な快感を植え付けてくる。

そして僕がたまらなくなって引き抜こうとする瞬間、今度は入り口がきつくなって根本を締め上げる。


(一度この門をくぐったら……快楽漬けにされて病みつきになってしまう!)

みぃちゃんのアソコは貪欲にペニスを求めている。

しかもこの体位は……僕も知ってる!


(なんとなんとっ、これは四十八手の一つ、松葉くずしではないか!! 深く、さらに深く……とめどなくまぐわってエロさを感じる体位じゃのぅ!)


おユキの解説もどんどん卑猥になっていくようだ……


『超乳戯画』のページを少し埋めた!




身動きが取れず快感にしびれる僕の両足が、彼女の細くしなやかな足とこすれあう。

(ア、アイドルの足ってこんなに細いのに……強いんだぁ……)

引き締まった細い足に挟まれた僕の体はもうここから抜け出せそうにない。

それなのにみぃちゃんはまだまだ余裕の表情だ。


「ワタルのおちんちん、雑巾絞りみたいに捻ってあげるの」

クキュウウウ…

「ひいいいっ!」

「みぃのオマンコで降参させちゃう前に、ワタルのおちんちんを魅了して……腰砕けにしてあげる」


パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!

「ああぁ、らめえええ、腰、それあ、らめえええええ!!」

はずかしさで気が狂いそうになる。

こっちは動けないのに彼女のほうが圧倒的有利にこの体位を楽しんでる。

ゆらゆら揺れる長い脚を見ながら、ヌルついた内部ではさらに淫らなもてなしを受けているのだ。


「ダメ? 腰を使っちゃダメなのぉ? ねえねえどうして? なんでダメなのか教えてぇ~」


(イ、イくうう、イっちゃうから駄目なのおおおおおぉぉぉ! こんなの販促、絶対無理いいいいい!)


だが喉が渇きすぎて言葉が出ないっ!

口をパクパクさせるだけの僕を見ながら不満そうに彼女は言う。


「早く教えてくれないとぉ……えいっ!」

グチュ、ヌチュ、クチュ、ニチュッ♪

股間同士を結合させたままでの小刻みなひねり。

しかも軽いピストン運動みたいなリズムに乗せて彼女は何度も腰をぶつけてくる。

短い間隔で飲み込まれたペニスが膣内の、まだ当たっていない壁にこすられて柔らかなイボイボに当てられて悲鳴を上げる。

快感が突き抜けて一気に足の先まで張り詰めて……


「みぃちゃんダメええええっ、そんなにグリグリしたら! あそこが蕩けて我慢できなくなっ――!」


ドピュルッ、ビュルルルルルルル!!!


考えるより先の射精。僕の体はとっくにイかされていたんだ……

でもみぃちゃんの腰の動きは止まるどころか更に激しくなっている!


パチュ、パチュッ、ジュップジュップジュップ!


「ぐああああああああ!! 出る、止まらないいいいぃぃっ」

「なぁにぃ? ワタル」


「で、でりゅうううう!」


びゅるッ! ピュルッ!


射精直後の、イかされたままでの追撃。

無抵抗な僕の体を容赦なくなぶるアイドルのなまめかしい肉体。


ピュウウウウッ~~~!


さらに絶頂に導かれた僕が何度も体を痙攣させると、ようやく彼女も徐々に腰の回転を和らげてくれた。

その間に不覚にも二回、彼女の中で漏らしてしまった……





「はぁい、ゲームオーバー! みぃの勝ちィ」

「ハァッ、ハァッ、ハァ!」

こ、呼吸がまとまらない……


「こんなにいっぱい中出ししてくれちゃって……赤ちゃんできちゃうよ? 先にドッピュンしちゃったワタルはみぃの言うことを聞かなきゃいけないよね?」


「わかった……なんでも、聞く……からぁ……」


見せつけるように柔らかな膣肉をかき分け、敗北した証である白い液体を指先に塗りつける彼女。



「何でもいいの? うふっ、じゃあね……」

そして少し考えこむような素振りを見せてから、みぃちゃんはポンと手を叩く。


「みぃが満足してないから、もう一回エッチすること!」

「ええええええっ!? 駄目だよそんなの……それにみぃちゃん明日もアイドル活動……」


「大丈夫大丈夫、明日はオフだから今日はいっぱいしよ? ワタルのおちんちんをみぃの中でい~~っぱい踊らせてあげる♪」

「ひいいいいいっ!!」


可愛らしい顔に常人離れした体力、魅力的なスタイルに負けてない膣内の性能……

僕はもしかして、とんでもない人に神通力の矛先を向けてしまったのかもしれない。








(ここまで)




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