姫祭り (画:時空戦士さん  文章:11-47)



あかりをつけましょBFに~♪

お花をなめましょクリトリス~♪


「なんだ? あの歌は」

僕の部屋にいる淫魔が眉をひそめた。
そういえばきょうは雛祭り。
桃の節句だ。

「人間たちの発情祭りか?」

こちらを向いてクソマジメに問掛けてくる淫魔の表情がまたおかしい。

僕は彼女に向かって丁寧に説明した。
異文化交流は真面目にやらないといけない。

一通りの説明をおとなしくフムフムと聞いていた淫魔だったが、雛人形を見たいと言い出した。
ちょうどここから歩いて20分くらいのところに人形の卸問屋がある。
散歩がてら淫魔をつれて僕は外に出た。


「おお、あれか! 美しいものだな」

金屏風の前に鎮座する人形を見て淫魔が感嘆の声を上げた。
どうやら美しいと感じてくれたらしい。

「だが、女の数に比べて男の数が少ないな!けしからん」

細かいところに目を配る淫魔。
そこでまたさっきの歌が店内に流れてきた。
そしてアナウンス。

「本日はお忙しい中のご来店誠にありがとうございます。ただいまより15分間はBFタイムとさせていただきます」

な、なんだそれは!?
さらにアナウンスは続く。

「各コーナーに控えているBF姫を性技でノックアウトしたお客様にはステキな豪華賞品を進呈いたします」

「ほう……なかなか粋な店だな」

淫魔はすでにノリノリだが、ちょっと待て! なんだBF姫って!!


「なお、本日はひな祭り本番です。BF姫たちのステータスが普段の33%アップとなりますのでご注意ください」

「これは気を引き締めてかからんとダメなようだなっ!」

淫魔よ……お前はその意味がわかってるのか?

僕にはまったくわかりません。なにが33%アップするんだ。



「お客様の白酒、いただきまーす!」

「ぶはあぁっ!!!!」

ブツブツ言ってる僕の背後から突然一人の女性が飛び掛ってきた。




背中からタックルされた僕は前方にバターンと倒れた。

フロアの絨毯のおかげでぜんぜん痛くなかったが……


「急に何を……はうぅぅぅ!」

「きゃはっ」

倒れた僕の左肩がグイっと持ち上げられ、そのまま仰向けにされてしまった!

僕の目の前には女子中学生くらいの可愛らしい……姫?




「き、きみはお店の人!?」

「ううん、違うよー。あたしは三人姦女の一人・舞姫!」

ダメだ……完全になりきりだ、この娘。

でも確かに可愛いな。

真っ黒な髪をふたつに分けて、白いリボンで結んでいる。

胸はまだ発育中だけど、むしろ危うい魅力が漂ってる!


「このロリコンめ……」

淫魔の野次も気にならない。

女の子らしい赤とオレンジの着物がとてもよく似合ってる。

本当に三人官女がひな壇から抜け出してきたみたいに可愛い!


「ふふっ、あたしにBFで勝てたら、鶴姫さまへの挑戦権をあげるよぉ」

「つ、つるひめぇ!?」

なんか間抜けな名前だけど、何でもいいや。

レッツ、バトルファーック!!!



さっさと服を脱いだ僕の前には、まだ着衣のままの舞姫がいる。

「舞姫……舞ちゃんでいいのかな?」

「うん、いいよー」

僕が本気っぽいのを確認したのか、彼女も肩をずらして着物を脱ぎ始めた。

ちらっと露出した肌の白さがまぶしい。

「ねぇ、脱がせて?」

流し目の彼女を見ていたらドキドキが増してきた。

僕はそっと彼女の肩に手をかけた。


「あん……上手ぅ」

着物をゆっくりと脱がせながら決め細やかな肌に触れ、指先を這わせる。

かすかにもらす喘ぎ声までどこか上品に感じる。

舞ちゃんの上半身がむき出しになったところで、僕は脱がすのをやめた。

そして彼女を押し倒しておもむろにその細い足をM字に開脚させた!


(一気に決めてやる!)

何かにとりつかれたかのように秘所に手を伸ばす僕。

かなり恥ずかしそうな表情はしていたが、舞ちゃんも本気で嫌がってはいないようだ。


手を伸ばした先はすでにしっとりと濡れていた。

痛くしないように指先を泳がせる。

「触るよ……いい?」

コクンと頷く舞ちゃん。

クチョッ……ピチュ……

「きゃうっ」

「あっ、ごめんっ!」

小さな体がビクンと跳ねた拍子に忍ばせた中指がさらに深く突き刺さる!


「すごい! すごくい、いいー! 上手だよぉっ……」

「わわわっ!」

ぎゅっと閉じられる太もも。

舞ちゃんは僕の腕をきつく締め付けたまま体を前に押し倒してきた。


「えいっ」

少女の髪が鼻先に突きつけられる。

ふわん、とした空気の流れに手の動きを止めてしまう。

(あっ、いいにおい……)

舞ちゃんの髪は少し桃の香りがした。



「うっとりしちゃってる。かわいー♪」

「ふっ……くぅ……」

なぜだか知らないけど体の自由が利かない。

ゆっくりと僕の手を押さえ込む舞ちゃん。


「ねえ? おちんちんに触れずに挿入されたことあるぅ?」

僕が弱々しく首を振ると、舞ちゃんはとても嬉しそうな顔をした。

「じゃあ、初体験させてあげるねっ」






選択肢

1・初体験させてもらう!

2・彼女に勝ってやる!














































選択肢1



腕を締め付けていた舞ちゃんの太ももが緩んだ。

でも僕は動けない。
腕がしびれて動かせない。
指先を少しだけ動かすのがやっとだ。

無意識に動かした指先が何かをかすめた。

「ああんっ!」

小さな身体がビクンと跳ねる。
どうやら僕の指は舞ちゃんの大事なところに触れたようだ。

「もうっ、お仕置きしちゃう! 勝手に動いちゃダメだよぉ?」



再び太ももで腕を挟みこんで僕を上目遣いで見つめてくる。

少し怒った表情も可愛いなと考えていたら、いきなり顔がアップに!

「んっ!!」

小さな唇の感触。

「んふふ~、ちゅっ……」

舞ちゃんにキスを奪われた!

唇をぐりぐりと押し付けながら、今度は小さな舌先がチョロチョロと僕の口の中に侵入してきた。

(な、なんだか……また……)

さっきと同じようなふんわりした気分に浸る。

「気持ちいい?」

気持ちに靄がかかったまま、コクンと頷く。
舞ちゃんの唇の感触にすっかり骨抜きにされてしまった。




「ふふっ、いい子♪ 今から指先でニュプニュプしてあげるね」

「えっ、あっ! あああぁ!!」

キスを続けながら舞ちゃんの小さな手のひらがペニスを包み込んだ。
手のくぼみで何度か軽く撫で回されたあと、細い指先が亀頭を這い回り始める。

「んんー! んっ、ふぅ!!」

上の口はキスで捕らえられ、ペニスは一方的に嬲られる危険な快感。
気を抜いたら一気にイカされてしまいそう。

あっという間に僕のガマン汁が舞ちゃんの指先を滑らせる。

「このままカッチカチにしちゃってぇ……それから食べてあげるぅ」

いったん唇を開放して、じっと僕の瞳を覗いてくる舞ちゃん。
この子に支配されつつある自分を感じる。

「ああっ、ダメだよ舞ちゃん! イッ……ちゃう……」

亀頭で踊る細い指先に腰がカクカクと震えだす。


「ダメよぉ!」

脈打ちをはじめるペニスの棹部分をペシペシと軽く叩く舞ちゃん。
絶妙なタイミングの寸止めに、さらにドクドクとガマン汁が滲んでしまう!

「ほら、ヌルヌル~♪」

あふれ出した粘液を指に絡めて、舞ちゃんはイタズラっぽく微笑んだ。
そして再び行われる亀頭責め……

くちゅくちゅくちゅくちゅッ

「ああっ!」

すでに僕のペニスは今までで最高の硬さに達していた。
舞ちゃんがくっきりと浮き出たペニスの血管をツツツーっとなぞってきた。

「んくぅっ!!」

「うわぁ~。そろそろいいかなぁ」

さらに何度かピンピンと軽く弾かれるペニス。
そのたびに僕は喘がされるわけだが。

「こっちにもキスしちゃお♪」

僕の顔を固定していた手を肩まで滑らせると、舞ちゃんがとうとう馬乗りになってきた!
そしてゆっくりと亀頭の真上から降りてくる彼女のマンコ……

(やばい、やばいよ……今入れられたらガマンできない!!)

寸止めのせいで敏感になったペニスが震えている。
もう少しで彼女の膣口が僕の先端に触れる。

「ほらぁ、もうすぐだよぉ」

「うっ、うううぅぅ」

舞ちゃんは僕を焦らすようにゆっくりと腰を落としてくる!


ぴちょっ


「んああああああぁぁ!!」

「あんっ♪」

膣口から亀頭への温かいキス。
幼いマンコが触れた瞬間、本当にイきそうになってしまった。
だが僕は何とか耐え切った!

「おっきい! でも、舞もヌルヌルだからゆっくり噛み噛みしてあげられるよ!」

彼女の愛液なのか、鈴口から流れ出したガマン汁のせいかわからない最高に淫らなヌルヌル感。
僕は声を押し殺すのに必死だ。

「ふふふっ」

彼女がゆっくりと腰を振る。
亀頭は膣の入り口付近をクチュクチュと舐めまわす。
いや、実際には彼女が主導だから……膣口で舐めまわされているのだ。

「おにいちゃん、このままドッピュンしちゃう?」

「そんな……ことないっ!」

「あんっ、カチカチすぎて入りにくいよぉ」

舞ちゃんは亀頭を飲み込んだままその硬さを確かめるように少し振り向いた。
その柔らかな身体のひねりさえ微妙な振動となって僕に伝わる。

クニュップ……

クチュッ、クニュッ……

「ふあああああっ!」

「うふっ、どうしたのぉ?」



膣口がまるでソフトクリームを舐め溶かすようにペロペロと僕の亀頭を嬲り続ける。
舞ちゃんはきっとわかってるんだ。男を喜ばせる腰使いを。
ほんの少し、それこそ2~3cmだけの上下運動に喘がされてしまう!!

「あったかいよぉ……あっ、ああ、ひっ!」

くいんっ

自分から舞ちゃんの中に入りたいという無意識の欲望が腰を跳ね上げる。

「ダメぇ……♪」

意地悪なことに舞ちゃんは突き上げた腰の分だけ身体を少し浮かせた!

「ああぁ、そんな! 舞ちゃん……」

「イったらダメなんだもん。もっとゆっくりゆっくり」

舞ちゃんは亀頭だけをくわえ込んだまま上半身を押し倒してきた。

チュッ、チュッ、ピチュ……♪

鼻先と唇に軽くキスをされた。

こんなことされたら僕の頭の中が彼女でいっぱいになっちゃう!!

「おにいちゃんは舞が沈めてあげるんだからネ?」










何度も繰り返される彼女の可愛らしい寸止め攻撃。

意識がとろける寸前に舞ちゃんはキスで僕を引き戻す。

僕はもう耐えられなくなってしまった。

徐々にグラインドを激しくするわけでもなく、舞ちゃんは亀頭愛撫を続ける。

このままだと入り口で……ここで暴発してしまう!


「は、はやく……」

「あはっ♪ もう挿入てほしいの?」

思わず僕の口から漏れた言葉ににっこりと微笑む舞ちゃん。
彼女からの言葉にぶんぶんと首を縦に振る僕。


「もう楽になりたいんだ?」

「あ、ああ……」

「でもこのまま腰を落としたら舞に秒殺されちゃうよぉ? それでもいいの?」

僕を心配するような言葉遣い。
それとは裏腹の滑らかな腰使い。
決して体重をかけずに舞ちゃんのマンコが僕の亀頭を何度も往復して、ヌルヌルにしてくる。
時おり裏筋部分にヌルヌル感が広がると、そのままイってしまいそうになる!


「も、もうイかせてぇ!!」

僕は恥も外聞もなく舞ちゃんに懇願した。
目をぎゅっと瞑ることで恥ずかしさから目を背けた。

「あーあ、とうとう言っちゃったね。ふふふ♪」

勝ち誇った口調の舞ちゃん。
滑らかな腰の動きがだんだんゆっくりとしてきた。
そして狙いを定めたかのように膣口をぴたりと裏筋に密着させる!

「約束どおり、手を使わずに挿入してあげるね!」

クニュ、クプュクプュ……!

「ほらぁ……♪」

「あっ、ああっ!!」

もうすでに充分潤った彼女の秘所が、ゆっくりと亀頭を包み込んできた。

「おにいちゃんのアソコ、ヌルヌルのクチュクチュだよぉ?」

「んあああああああぁ!」

「クスッ♪ まだ先っぽだけだよ? 出しちゃだめよぉ」

初めのころと同じようにじっくりと味わうように行われる舞ちゃんの腰使い。
たっぷり焦らされながらの挿入はわずかに残された僕の抵抗力を根こそぎ奪い去る!

「熱いっ! 舞ちゃんの……!!」

カリ首の部分まで完全に飲み込まれたところで、彼女の腰がいったん止まった。

「舞はね、入り口のところが良く締まるんだよ。だからぁ……」

「だ、だから?」

「敏感な亀さんをプチュッてしてあげるぅ」

じゅぷうぅぅ!

「ひいいっ!?」

「あはっ、舞のテクニックで降参させてあげるねっ」


舞ちゃんがにっこり笑った。

それも飛びきり淫らに……


「ほら、きゅんっ」

「んあっ!」

亀頭がクキュッと握りつぶされた……みたいに感じた!
しかし痛みはまったくない。
それどころかジワジワと快感が広がって!

「もっと感じさせちゃうね!」

「ぐあああぁぁっ、何これぇ!!?」

クニュクニュクニュクニュッ

入り口をきつく締めたままの前後グラインド。
舞ちゃんの言葉通りとんでもないテクニックだ。
さっきまでの指先愛撫で敏感になっている亀頭に与えられる容赦ない刺激。
でも、これじゃイクにイケない!!
体験したことのない生殺しテクニックに僕は悶絶した!

「気分はどぉ?」

「あっ、あっ、あっ……」

「いいお顔になったね。じゃあご褒美だよ♪」

もはやメロメロになっている僕の顔を見た舞ちゃんがいったん腰を浮かせた。
一瞬だけペニスを解放して外気に触れさせ、感覚を取り戻させる。
そして再び今度は腰を一気に沈めてきた!


「思いっきりイっちゃえ!!!」

ヌリュリュリュリュ~~~~~~~


「あああああああああああああああ!!!!」

亀頭を、ペニスを包み込む熱い刺激。
僕は背中をのけぞらせながら快感に耐える……いや、耐え切れない!!

「とどめ刺してあげるね……んちゅうううう♪」

「んんんー!!!」

さらに僕に襲い掛かる小さな唇。
もはや快楽に絶叫することすら舞ちゃんに遮られる……
小さな彼女の腰を力いっぱいつかんだまま、僕は何度も何度も腰を浮かせた!

ドピュドピュドプププププ~~~~~~~~!!!!!

あふれ出した精液が僕らの間を濡らした。
それでもお構いなしに彼女の膣はペニスをグニュグニュ揉み解してくる。

「し、しびれる……ああぁ、また締まって」

「残っているもの全部出してねぇ」

「ででで、でる……」

「んふ♪ いっぱい出ちゃうね? おにいちゃん」

さっきより優しく、きゅうううぅっと締め付けられる。
もう逆らえない。
舞ちゃんに言われるがままに、僕のペニスから精がもれる。

BFタイムが終了するまで何回か僕は舞ちゃんに搾り取られた。








お店からの帰り道。
僕は淫魔から散々なじられた。

「本当に情けないヤツだな!」

「面目ない……」

淫魔が勝ち取った両手一杯の景品。
それを抱えさせられる僕。

「とりあえずこれでも食え!」

しょんぼりしている僕に向かって淫魔が何かくれた。
ひょいっと投げられたそれを口でキャッチする。
ほんのりした甘さが口に広がった。

「ん……おいしい」

「私はこの雛あられが気に入った。来年もひな祭りに参加しよう」

気分上々といった様子で歩く淫魔を見て、僕はとりあえず来年こそは舞ちゃんに勝ってやろうと誓った。







おしまい























































































選択肢2


このまま舞ちゃんの誘惑に負けて快楽におぼれたら、男としてあまりにもだらしなさ過ぎる!

「えいっ」

僕は気合と共に思い切って身体を起こすと、舞ちゃんを押し倒した。
突然の反撃に舞ちゃんも驚いた様子だ。

「きゃっ、まだ堕ちてなかったのぉ!?」

「ここからは僕が責めさせてもらうよ」

この半年間、淫魔といっしょに暮らしているのはダテじゃない。


「ふふっ、どーぞ♪」

意外にも舞ちゃんはそれほど抵抗せず、むしろ嬉しそうに股間をそっと開いた。

「やさしくしてね、おにいちゃん」

「う、うん……」

恥らう姿も可愛い舞ちゃんを見て、僕は急に胸が高鳴りだした!

(こ、これから僕はこの子と……)

どうみても中学生くらいにしか見えない舞ちゃん。
そのあられもない姿に僕は興奮していた。
自然に呼吸が乱れ、息が弾んでくる。

「はやく来てぇ」

舞ちゃんは完全に仰向けになって脚をゆっくりと開いた。
両足の奥に見えるワレメを、吸い寄せられるように僕は凝視してしまう。
つるつるの秘所はすでに充分潤っていた。

(このまま入れたら一分も持たないかも……)

僕は舞ちゃんのアソコが名器であることを本能的に感じ取っていた。
ここに入れたら最後、僕は徹底的に高められて、何もできないまま舞ちゃんに搾り取られてしまうだろう。

「おにいちゃんの元気なところ、早くちょうだい」

気がつくと僕のペニスは今までにないほどカチカチになっていた。
これなら一気に舞ちゃんの奥を刺激できるだろうけど、こちらも大ダメージを受けることは間違いない。

「じゃ、じゃあ入れるよ。舞ちゃん」

歯をぐっと食いしばり、へその下に精神を集中させた。
そしてペニスの先をもう一度マンコへあてがうと、ついに挿入を始めた。

クチュ……

びしょびしょに濡れた秘肉を割って、舞ちゃんの下の口へゆっくりと侵入していく。

(うわああ……。こ、これは……)

あまりの気持ちよさに、思わずため息が漏れてしまう。
とてもじゃないが、奥まで一息に刺し貫くことなどできない。



「クスクスッ、もっと奥まで来てぇ」

くぅ、想像以上の気持ちよさだ……。
僕の背中はじっとりと汗に濡れ、極度の快感のために腰が小刻みに震えてしまっていた。
すでに射精感の高まりをジワジワと感じ始めていた。

「あんっ、どうしたのぉ?」

くにゅん!

「ひいっ!?」

舞ちゃんが突然腰を軽くひねった!
たったそれだけのことなのに、情けないことに僕は快感でしびれて動けなくなりつつある。
そんな僕のすべてを見透かす舞ちゃんの言葉。

「もうおしまい?」

「ぬ! く、くそっ!!」

ずりゅううぅぅう……

舞ちゃんの挑発に乗せられた僕は一気に根元まで挿入した。


(えっ、ああっ! うあ、やばいっ!!)

その瞬間、ペニスが溶けてなくなってしまうかのような快感が僕を襲った。
腰がガクガクと痙攣し、僕は自分の上半身を支えきれず、ぺったんこの舞ちゃんに突っ伏した。
その小さな胸に顔をうずめ、ゼイゼイと息を切らす僕。

「ふふっ、よく我慢できたね。ほめてあげるぅ」

んちゅっ

コロコロ笑う舞ちゃんが僕に軽いキスをしてきた。


「こ、こんなに……気持ちいい、なんてっ……」

舞ちゃんは余裕の表情だというのに、僕は息が上がってまともに喋ることができない。
挿入しただけだというのに こんなに消耗させられるとは!
予想通りとはいえ、舞ちゃんのとんでもない名器ぶりに僕は驚かされた。

「ほらどうしたのぉ。舞を感じさせて、おにいちゃん♪」

「くっ……」

「動いてくれなきゃ、気持ちよくならないよぉ?」

「ちょっと待って! 今すぐ気持ちよくしてあげる……」

激しい呼吸をしながら僕はやっとのことでそう言った。

「うふっ、もうダメぇ♪ 舞から責めちゃうもん」

彼女がそう言った直後、僕のペニスを包んでいた名器が驚くべき変容を見せ始めた。

きゅきゅきゅきゅうううぅうぅ~~~~

「んあああっ!!」

思わず喘がされてしまう僕を見てクスクス笑う舞ちゃん。
つるつるのマンコがとてつもない強さで僕を締め上げてくる。

「んっ、くうぅぅぅぅっ!」

僕は思わず叫んでしまっていた。

「そんなに気持ちいい? じゃあこうするとどうなっちゃう?」

さらに肉壁がまるで生きているかのようにじわじわと動き始める。
いろいろな部分の秘肉が、それぞれ意思を持つかのようにペニスに吸い付き、擦りつき、締め付けてくる。

「ああああぁぁっ」

淫猥なぬめりを帯びた蠕動運動に押し包まれ、僕は感じさせられていく。
一気に射精の高まりへと導かれるような責めではないものの、じわじわと真綿で
首を絞めるように少しずつ、しかし一歩一歩確実に僕は追い込まれていく。

「クスクス♪ おにいちゃん、まだ一回もピストンしてないよぉ?」

「くうっ……うああぁぁ! 締め付けないで!!」

「舞を気持ちよくしてくれるんじゃなかったんですかぁ?」

頭の上から舞ちゃんの可愛い笑い声が聞こえる。
けれど、僕はどうにかして態勢を整えようとするので精一杯だった。

「おにいちゃんをイかせるのなんて、これだけで十分なんだねぇ」

彼女はそう言いながらさらに秘肉を激しく動かしてくる。

「んんんんんああぁっ!」

「年下の女の子のオマンコに、一擦りもできずにイかされる気分はどうですかぁ?」

自信に満ちた舞ちゃんの言葉が、僕の顔に屈辱感の泥を塗りつける。
情けないと思いながらも、その屈辱感が快感へと昇華し、体中を熱くさせてしまう。

「ほらほら、おにいちゃんもっと動いてぇ。このままじゃ一方的にドッピュンしちゃうよぉ?」

僕が耐えるのに精一杯だと見抜いていながら、舞ちゃんは余裕の表情を浮かべて挑発してくる。

「あーあ、もうしょうがないなぁ。おにいちゃん」

「このままイかせるのも面白いけど、 私から動いてあげるぅ」

舞ちゃんはそう言って上半身を起こすと、

「ほら……見て……」

妖しく光る大きな瞳に魅入られ、僕はなすがままに肩を押され、押し倒されてしまう。
再び騎乗位の体勢だ。
僕に覆いかぶさり、蠱惑的に見下す小悪魔の瞳に、僕の視線は釘付けになってしまう。

「優しくいじめてあげる……おにいちゃん」

舞ちゃんは舌なめずりすると、僕のペニスを根元まで飲み込んだ腰を、ゆっくりと上げていく。

「うあああぁぁんっ!」

それだけで、僕の喉から歓喜の声が上がってしまう。
そしてカリ首がマンコの入り口に差し掛かると、上がってきたのと同じスピードでゆるゆると腰を落としてくる。

「もう一回ペロペロしちゃう~~」

「ぐぅぅぅぅっ!」

ペニスが焼けるように熱い。僕は歯を食いしばり快感に耐える。
やがて根元まで腰を降ろしてしまうと舞ちゃんは、

「おにいちゃんすごーい!まだドピュドピュしないなんて!」

「くっ、バカにするのも程々に……」

「え~? でもおにいちゃんのおちんちんはぁ、舞にいじめられて喜んでるみたいヨ?」 

「そんなことは……ああぁぁ!!」

くすくすっと妖しく笑う舞ちゃん。




「ほら、また舞の中でおちんちん動いた。きゃはっ」

舞ちゃんにここまで言われても、今の僕にはそれを跳ね返す実力がない。
あまりの屈辱に耐え切れず、僕は舞ちゃんから目をそらしてしまう。

そんな僕を余裕の笑みを浮かべた瞳で見下すと、

「それじゃあ、いよいよ舞の本気、見せてあげるぅ」

ま、まだ実力を隠していたのか!?

「覚悟してネ。最後の一滴まで、ちゅるちゅる吸い出しちゃうから」











「でもその前に~」

にゅぽんっ……!

舞ちゃんは深々と突き刺さっていたペニスをいったん引き抜いた。

「んはぁっ!!」

熱い膣内に閉じ込められていたペニスがひんやりとした空気に包まれた。
もはや陥落寸前といったように、ヒクンヒクンと脈を打ち続けている……

ヌルヌルしながらも名器のザラつきをたっぷりと刻み込まれた。
さっきの引き抜きに伴う刺激だけでも射精してもおかしくなかった。

「きゃはっ、かわい~~♪」

「な、なにを……?」

「上のお口でおちんちんの味を見てあげるの」

ぷちゅっ♪

外気に触れて少し落ち着いたペニスを柔らかく握ると、舞ちゃんは優しいキスをしてきた。
小さな舌先が亀頭をツンツンした後、裏筋の部分にスライドしてきた。

「あっ、そこ!」

「ここ感じちゃう?お兄ちゃん……ぴちゅっ……」

柔らかい舌先を少し尖らせて、舞ちゃんは上目遣いで僕を見ながらフェラを続けている。
ぱっくりと咥えられたらそのままイってしまいそうだが、これくらいなら……

「これくらいなら我慢できると思う?お兄ちゃん」

「えっ!?」

急に舌使いが変わった!
僕の心の隙というか、余裕を感じ取った舞ちゃんの表情が少し淫らになった気がした。

「おちんちんの弱いところ、舞が見つけてあげるぅ」

様子見程度の刺激だったフェラに、射精を導くための動きが加わった。
ペロペロと下から上に舐めあげる動きがピタリと止まる。

「きっとここね、うふふっ♪」

ピチャピチャピチャピチャ……

何気なく同じところをなぞる舞ちゃんの小さな舌先。
はじめの数秒間は何も感じなかったが、

「えっ、ちょ……ああぁぁ!!」

「そろそろヒットしたかな?」

的確に僕のウィークポイントをあぶりだしてきた!
猫のようにざらついた舌先でしつこく舐められているだけでこんなに……
普段ならディープスロートでも耐え切れる僕だったが、今日は違った。

レロレロレロレロ……

「へっ、あひっ、うっ、ああああ!!!」

あくまでも優しい舌使いだが、この上なく凶悪な刺激。
絶妙な舌技の前に腰がカクカクと震えだす。
自分の意識が抑えきれないほどに舞ちゃんのフェラに狂わされてしまう!
ここで舌先だけじゃなく、棹を優しくしごかれたなら僕は一瞬で射精してしまっただろう。

「これ以上やるとイっちゃう?もうだめ?」



ブンブン激しく首を縦に振る僕を見て、舞ちゃんのフェラが完全に一時停止する。
そして再び騎乗位の体勢になる。
今のフェラテクのせいで、体中を駆け巡る快感に僕は全身をヒクヒクさせてしまう!

「もうカチカチだね。今度こそ覚悟してネ。」

硬さを確かめるようにペニスをきゅきゅっと握り締める舞ちゃん。

「舞の下のお口で最後の一滴まで、ちゅるちゅる吸い出しちゃうから」

くそっ……これまでか……。
ステータスが33%アップしているとはいえ、自分より年下の女の子によってイかされてしまうなんて……。
歯を食いしばり、必死で快感を抑えようとする。
けれども、歯止めの効かなくなった僕の身体がそれを許さなかった。

「もうイきたくてイきたくてしょうがないんだぁ……エッチなお兄ちゃん」

こんなところであっさりやられるわけにはいかないっ!!
僕は気力を振り絞りガバッと上半身を起こすと、舞ちゃんの背中に両手を回しぎゅっと抱きしめた。
そして、

「うわあああああっ!」
雄叫びを上げて舞ちゃんのマンコを突き上げる。

「えっ!? ウソおぉぉっ!?」

僕の突然の反撃に、舞ちゃんが目を丸くする。

「すごいよぉ!まだこんな力が残ってたなんてっ!?」

「ああああああっ!」

がむしゃらに小さな身体を突き上げまくる。

「アアンッ! 舞の奥に当たってるぅっ!」
初めて舞ちゃんが上ずった嬌声を上げる。

ここか! とうとう彼女の急所を探り当てたんだ!

「だめだめだめぇ!!キャァァァァッ!」

舞ちゃんが背中に爪を立ててくる。
僕はここが勝機とばかりに、無我夢中で彼女のマンコを突き上げまくった。

「ひんっ! アアァァンッ!」

「おああああああっ!」

舞ちゃんの嬌声とともに、僕のペニスも限界点に達しようとしていく。
まだか、まだイかないのかっ。早くイってくれっ!
でないと……こっちがイってしまうっ!
焦る気持ちを必死で抑え、僕はピストンを繰り返す。

そのときだった。

「ふふ……うふふふふっ」

舞ちゃんが不敵に笑った。

「ほらほら、がんばってお兄ちゃん。そんなんじゃ、まだまだ舞はイかないよぉ」

平然と言ってのける彼女のセリフに、僕ははっとする。
目をすっと細めた舞ちゃんが、涼しげな顔で僕の瞳をのぞき込んでいた。

(感じていないのか!? そんな……馬鹿なっ!?)

僕は崖から突き落とされたかのようなショックを受け、動きを止めてしまう。
た、確かに、僕の身体が汗にまみれてビショビショになっているのに対して、
彼女は息ひとつ乱しておらず、背中には汗もにじんでいない。
頬がほんの少し紅く染まっているだけだ。

「きゃはっ、舞が本気で感じているかいないかの見分けもつかないのぉ?」

あまりのショックに、その言葉も耳に入らなかった。
小さな胸元にうつむいて、ハアハアと息を荒げてしまう。

「そんなんじゃ鶴姫様にも勝てないよ。えいっ」

舞ちゃんは再び騎乗位の体勢を整えた。
これで僕は3度彼女に押し倒されたことになる。

「それじゃ、次は舞から行くね♪」

彼女はそう言うと、膣内の秘肉をさっきしたように動かしてきた。

きにゅううぅうぅぅぅぅ~~~


「ううっ!」

「さっきよりも気持ちよくしてあげるね。」

そして、ゆっくりと腰のグラインドを開始する。

くいっ、くいっ、くいっ……

「うあああっ!」

「どんどん早くしちゃう♪」

くいんっ、くいんっ、くいっ……

それぞれが意思を持った生き物のような秘肉の動き。
さらに加えられる強烈なグラインド。
くっ……ペニスが膣の中で溶けてしまいそうだ……。

「お兄ちゃんのおちんちん、私の中で暴れてるぅ。」

舞ちゃんが完全に僕を見下ろしながら囁いてくる。

「セイシを出して楽になりたいのに我慢してるから怒ってるよぉ。ほらぁ」

クプクプッ、クチョッ、クチョ、キュプッ!

「あがっ……ううううっ!」

「本当はもうドピュドピュしたいんだよねぇ?」

僕を圧倒するその快感に、もはや何も考えることができない。

「もう我慢できないよね? お兄ちゃんは我慢できなくてイっちゃうんだよね。」

心なしか舞ちゃんの吐息が荒くなってきた。
だが、いまさらもう遅い。
このままでは僕のほうが……

「舞より年上なのに、エッチで我慢できなくて負けちゃうんだよね?」

年下の舞ちゃんに手も足も出ないまま絶頂させられてしまう。
それは男にとって屈辱でしかないのに……僕は心のどこかでそれを望んでしまっている。

「はっずかしー……クスクスクス」

目の前が真っ白になっていく。
僕の中で何かがはじけ飛ぶのがわかった!

(ああああぁぁぁ……)

どこまでも身体が浮き上がっていくような、それでいて深い闇の中に落ちていくような不思議な感覚に包まれた。

「ほら、もう……舞の中で……イって!」

クキュウウゥウゥゥゥゥ!!!!

腰を緩やかに上下させながら、舞ちゃんはひときわ強く膣を締め上げた。
その瞬間、

どっぴゅうう、どぴゅどぴゅどぴゅー!!!!

「きゃんっ♪」

僕は声も出せないほど身体を張り詰めさせ、舞ちゃんの中に思いっきり精を吐き出していた。
ほんの十秒程度の時間が永遠に感じるほどに僕は意識が薄れていくのを感じた……

ビクンビクンと脈打つ僕が落ち着くのを見てから、舞ちゃんは優しくキスをしてくれた。



「お兄ちゃん、サイコーに可愛いからもっともっと搾っちゃうね♪」

BFタイムが終了するまでさらに何回も僕は舞ちゃんに搾り取られたのだった。








お店からの帰り道。
僕は淫魔から散々なじられた。

「本当に情けないヤツだな!」

「面目ない……」

淫魔が勝ち取った両手一杯の景品。
それを抱えさせられる僕。

「とりあえずこれでも食え!」

しょんぼりしている僕に向かって淫魔が何かくれた。
ひょいっと投げられたそれを口でキャッチする。
ほんのりした甘さが口に広がった。

「ん……おいしい」

「私はこの雛あられが気に入った。来年もひな祭りに参加しよう」

気分上々といった様子で歩く淫魔を見て、僕はとりあえず来年こそは舞ちゃんに勝ってやろうと誓った。







おしまい