対決! テクニシャン鶴姫
振り向いた僕の目に映ったのはスラリとした美しいOLさんだった!
「ミキおねえちゃん!」
「だめよ、舞。ここでは鶴姫様とお呼びなさい」
「ごめんなさい……」
ペコリと頭を下げる舞ちゃん。
つ、鶴姫!?この人が舞ちゃんの上司!!
栗色のふわっとしたセミロングの髪を揺らしながら、こちらに向かってゆっくりと近づいてくる。
「フフッ」
少しツリメっぽくて小さく整った顔立ち。
舞ちゃんよりも少し年上のお姉さんといった容姿だが、なぜか淫魔と同じように僕を圧倒するオーラを放っている!?
まだ近くではないのでわからないけど、胸も結構大きい……
細身の体を包んでいる紺色の制服のおかげで、むしろ彼女の美しさが強調されている気がする。
鶴姫は僕の手前1mぐらいのところで立ち止まると、丁寧にお辞儀をしてきた!
「いらっしゃいませ」
「あ……どうも」
「このフロアの責任者、鶴田美姫(つるたみき)と申します」
つるひめ、いや鶴田さんというのか。
(うわぁ……)
近くで見ると息を呑むほど彼女は美しかった。
艶やかな栗色の髪と、切れ長の瞳、それと少し微笑んだ口元を見比べる僕。
「お客様、そんなに見つめられては……困ります」
「あ…………す、すみません!」
慌てて視線をそらす僕を見て、彼女はクスッと笑った。
その笑顔もとても綺麗で見とれてしまう……最初のきつい印象とのギャップがありすぎて可愛い!
パサッ
顔を上げたときに髪をかきあげる仕草がまた美しい。
それだけじゃない。
なんだか甘い香りが漂ってきて……
「おにいちゃん!ダメ!!」
「はっ」
舞ちゃんが大声をあげたので我にかえった。
気が付くと僕と鶴姫の距離は30cmにも満たないほど近づいていた!
「うわっ!」
「フフッ、残念」
本当に無意識のうちに彼女に魅了されかけていた……
もう少しで僕は彼女に押さえ込まれていたかもしれない。
それもまったくの無抵抗の状態で!!
「舞ちゃんありがとう!」
鶴姫から放たれる色香……それはもはや淫気といってもいいほど。
身の危険を感じた僕は鶴姫から一歩下がって距離をとった。
本当に危なかった……こっちが油断していたというわけでもないのに、一瞬で虜にされそうになった。
鶴姫の手に落ちる寸前で、僕は何とか踏みとどまった!
「どうやら舞もあなたに本気みたいね……」
クスクス笑いながら舞ちゃんのほうをじっと見つめてる鶴姫。
舞ちゃんは蛇に睨まれた蛙のようにじっとしている!
それにしても鶴姫の美しい顔には余裕の表情が良く似合う。
僕自身、舞ちゃんみたいに可愛らしい妹系の女の子は大好きだ。
それと同じくらい、鶴姫みたいなクールな美女も好きだったりする。
(本当に綺麗な人だ……)
ほんの少しだけ距離をとったことを後悔する。
だけど、この人の間合いに入ったらそれだけでヤバイ気がする。
でももう少し近くで彼女を感じたい……
「おにいちゃん、美姫おねえちゃんを見つめちゃダメー!」
舞ちゃんの声が聞こえるが、今度は目の前の美女から目がそらせない……
何とか視線を落としても、制服のミニスカートから伸びた真っ白な脚に目を奪われる。
「無駄よ、舞。もうすぐ彼は私に夢中になるわ」
鶴姫がこちらを向いて、ニッコリと笑いかけてきた。
「舞の素敵な彼氏さん、先に言っておくわ」
彼女は一歩前に足を踏み出すと、僕の右手をぎゅっと握ってきた。
そしてそのまま自分のほうへと引き寄せる!
(ああっ!)
せっかく距離をとったのに、あっさりと詰め寄られた!
いや引き寄せられた。
ぜんぜん抵抗する気が起きない……
「私の得意技はこの手を使った攻撃よ」
鶴姫は僕の手のひらをキュッキュと細い指でマッサージしてきた。
両手で僕の右手をしっかりと握り、小指と薬指の間で僕の親指と小指をフックする。
そして鶴姫の親指が僕の手のひらをぐりぐりと刺激してくる。
(気持ちいいだけじゃない、なんだかエロい!!)
うっすらとピンク色のマニキュアが施された鶴姫の指先が僕の手のひらを這い回る。
その動きを見ながら、僕はある事を考えていた。
もしもこの指が僕の股間に伸びてきたら……
ペニスを優しくなでまわしてきたら……
だがその思いもむなしく、鶴姫はパッと手を離した。
「せいぜい気をつけることね?」
「ふあっ……」
股間は既にいきりたって、彼女の愛撫を求め始めていた。
「あら? もっと手を握ってて欲しかったの?」
「ううっ……!」
思わず頷きそうになったその時、僕の背後にいる舞ちゃんのことを思い出した。
背中を見守る温かい視線を感じた。
(おにいちゃん……!)
振り返ると胸の前で手を組んでこちらを見ている舞ちゃんがいた。
今にも鶴姫に虜にされそうな僕を見なが不安そうな顔をしている。
「だ、だいじょうぶだよ! 舞ちゃん」
「あっ!……おにいちゃん、前を見てー!!」
「えっ……」
「よそ見するなんて失礼ね?」
再び前を向いた瞬間、目の前に鶴姫の顔があった!
彼女は素早く両腕を僕の首に巻きつけてきた!!
「もう逃げられないわよ?」
突然、息がかかる距離にクールな舞姫の顔が迫ってきた。
それだけで顔が一気に赤く染まる!
「だ、だめだよ……こんなのっ」
「なにがダメなの?」
余裕の表情を崩さずに、彼女は片手を僕の背中に回した。
鶴姫の左手が僕の背中を撫で始める。
「うあああぁっ!!」
これ、ヤバイ! き、気持ちいい!!
「あ、ああっ! 力が……あああぁぁぁ……」
「男の人はね、こんな風に優しくされたら抵抗できなくなっちゃうのよ」
鶴姫の言うとおりだった。
こんなに優しく背中を撫でられたり、密着されて微笑まれたらどんな男だって堕ちちゃう!!
「くふうっ……」
必死で彼女を遠ざけようとする僕の手に、指先を絡ませてくる鶴姫。
さらに密着感がまして抵抗しようとする力が抜けてしまう。
「逃げられないっていったでしょ? フフッ」
しばらくの間、僕は彼女に手を握られたまま背中を愛撫された。
その間ずっと彼女は僕を見つめていた。
(こんな……これじゃ鶴姫から目が離せない……)
どんなに見つめていても慣れることのない美しさに呑まれて、僕は彼女に魅了され続けた。
ひとしきり僕の背中を愛撫し続けたあと、鶴姫はすっと体を離した。
「横になってくださる?」
「はい……」
言われるがままに近くのベッドに横になる僕。
体の芯が火照ってる。
彼女に溶かされたみたいに力が入らない。
「くすっ、かわいいあなたを、舞から寝取ってあげる」
「……」
女性の言いなりなんて恥ずかしいのに、それでもいいと感じている僕がいる。
鶴姫に支配され、恍惚となった僕のズボンが脱がされようとしていた。
「下半身だけむいちゃうね。そのほうが恥ずかしくて素敵でしょう?」
「ぐっ……」
「クスッ、もう抵抗できないみたい」
悔しいがその通りだった。
心ではどこか彼女を拒んでいても、体が言うことを聞かない。
この先に待っている快楽に心が震えているのもわかる。
「なかなか立派ね……」
鶴姫の目の前で無防備にそそり立つペニス。
彼女はそっと顔を近づけると、小さくキスをし始めた。
「ご あ い さ つ♪」
チュッ
「はうっ! な、なにを……?」
「手のひらで包んだらすぐに終わっちゃうでしょ? だから」
なんと、鶴姫は大きく口を開いて亀頭をパクッとくわえてきた。
「念入りにヌルヌルにしてあげる……」
クプッ、キュププププ……
「うあああああああああぁぁ!!」
美しい彼女にフェラされている……それだけでも官能的な光景なのに!
鶴姫はペニスを固定せずに、口の中でクニュクニュと転がし始めた!!
「んっ……♪」
ヌチュ、チュプウゥッ……!
「はぁっ!ああぁぁ……う、うまい……ふああぁぁ」
自分の意思に反して腰を突き上げてしまう。
だがそれにあわせて彼女も顔を上げる。
彼女の口の中はまさに桃源郷のようだった。
ほんの数秒間で僕は天国に連れて行かれそうになってしまった。
「ふぅ、はむ……気持ちいい?」
「はぁ、はぁ…………すごい……」
そういうのがやっとだった。
彼女の口から解放されたペニスは、すでにビクビクと脈を打って射精しようとしていた!
「もっと感じたい?」
クプッ……!
「んあああぁぁ~~!!」
もう一度ゆっくりと口に含むと、今度はさっきよりも丁寧に隅々まで舐めまわしてきた。
そしてヌルヌルになった肉棒を顔を上下させて少しだけ扱いて、とろけさせる。
ぎゅ……
(あっ……!)
僕の両手が彼女の手で握られた!
完全に両手を封じられてしまったことが余計に僕を感じさせる。
「そんな……それ、すごい……感じる……!」
「私に支配されて嬉しいんだ……フフッ……」
指先の全てを絡め取られたまま、顔をゆっくりと上下に動かす鶴姫のフェラ。
その動きは激しさを伴わないだけに、無理なく僕を射精の高みに導くものだった。
(腰がとろけちゃうよぉ……)
ネロネロと口の中でペニスを舐めあげながら、顔の上下の動きで棹を扱いてくる。
その甘すぎる感触はまるで舞ちゃんの名器にも勝るとも劣らずの気持ちよさだった。
そして再び顔を上げる鶴姫。
僕の下半身の力が彼女の小さな唇に飲み込まれてしまったようだ……
「もうイきそう?」
「はぁっ、はぁ……!」
「もっと私を楽しませて」
クププププ……
「うあっ、また……!!」
再びゆっくりと亀頭から棹全体を飲み込んでくる鶴姫。
このままじゃ両手を封じられたまま彼女のフェラに完敗してしまう!!
「このまま優しくイかせてほしい?」
僕はその言葉に答えるようにガクガクと震え始めた。
「も、もう!! イ、イくうううぅぅぅー!!!」
僕の腰が跳ね上がり、いよいよ鶴姫の口の中に盛大にぶちまけようという直前だった。
彼女の細い指がペニスの根本をギュウウっと強く握りつぶした。
激痛とともに瞬時に射精感が治まる。
「あぎいいいい!!」
「ダメ。イかせてあげない」
「な、なんで……?」
ここまで高めておいてイかせてくれないなんて酷すぎる。
すがるような目で彼女を見上げると、ニヤリと淫らな笑みを返してきた!
「さあここで選ぶのよ……私のものになるか、それとも舞をとるか」
「なっ!!」
「私を選んでくれたら、最高の気持ちよさのまま……何度も昇天させてあげる。
足腰立たなくなるまでこの口で吸い取って、あなたをメロメロにしてあげるわ」
鶴姫は舞ちゃんに対する僕の気持ちを試しているのだろうか。
いや、快楽と引き換えに僕と舞ちゃんを引き離そうとしている!?
「でも今さら舞を選んでも、私のテクニックを知ってしまったあなたの体は元に戻らないかもね?」
悩む僕に向かって、鶴姫は指先をクネクネと動かしながら微笑んでいる。
まるであの指で僕を何度も射精させてくれる……とでも言わんばかりに。
「おにいちゃん……」
不安そうに見つめる舞ちゃんの目には諦めの色がうっすらと浮かんでいる。
■
「……」
何も言わずに僕は一歩前に足を進めた。
「おにいちゃんっ!」
後ろで舞ちゃんが小さく叫んだ。
鶴姫に向かって足を踏み出す……それは明らかに舞ちゃんへの裏切りだ。
(舞ちゃん……)
ズキンと少しだけ僕の胸が痛む。
でもこれから始まる快楽地獄のことを考えると痛みが消えた。
もちろん舞ちゃんには悪いと思ってる……
でももう限界なんだ……あんなに淫らなフェラをされてしまって……
こんなにジラされて体が言うことをきいてくれないんだ。
「私に気持ちよくして欲しいんだ?」
目の前には余裕の表情で僕を見つめる鶴姫がいる。
まるで誘うように右手の指先を開いたり閉じたりしている。
僕は黙ってコクンと頷いた。
フラフラと吸い寄せられるかのように彼女の目の前まで足を進める。
僕の心を奪った鶴姫は涼しげな顔で僕を見つめて微笑んでいる。
(フフッ……男なんてみんな同じ。もろいものね。)
その美しい顔を見ていたら、まるでそんなことを言われているような気分になった。
あとほんの少しで鶴姫に触れることが出来る……という距離まできたとき、
彼女は自分から僕の腰に手を回してきた!
「えいっ!」
「うあっ……」
「捕まえちゃった♪」
細い腕がしっかりと僕の体を固定する。
鶴姫の豊かなバストが遠慮なく押し付けられ、柔らかく押しつぶされる。
僕はまるでクモの巣にかかった獲物のようだった。
しばらくの間は舞ちゃんの元に戻るためにジタバタともがいては見た。
けど……結局無理だった。
鶴姫に甘い毒を盛られて、身動きが取れなくなってしまったんだ。
そして抵抗をやめて動けなくなったところを鶴姫にくいっと引き寄せられてしまった。
「私にどういうふうエッチをしてほしいの?」
僕を少し見上げながら、小さな声で鶴姫が囁いた。
リクエストに応えてくれる……のだろうか?
鼓動が高鳴って自分でも頭に血が上っていくのがわかる。
「め……」
「うん?」
「めちゃくちゃにして……ください……」
僕はありのままの気持ちを話した。
たくさんの思いを一言でいうなら……そういうしかなかった。
得意技の手コキも、さっきのフェラの続きもしてほしい。
それに鶴姫のスラリと伸びた脚にも擦り付けられたいし、
アソコに挿入してクチュクチュに揉まれてイかされたい……。
言葉責めされながら虜にされたい……
「めちゃくちゃにされたいんだ……?」
「は、はい」
「私のことしか考えられなくなっちゃうよ?」
「いいです……」
「お口でされたいの?それともアソコに入れちゃう?」
「できれば全部……」
「欲張りなヘンタイさんだね。フフフ……」
そっと彼女の顔が近づいてきて、唇を奪われた!
「んんー!!」
僕の唇をこじ開けるように舌先が差し込まれて、ピチャピチャと音を立て始める。
さらに侵入してきた彼女の舌が僕を絡めとり、甘い唾液を流し込んでくる!
(あ、ああぁぁ……!!)
それだけで僕はすでにイきそうになっていた。
密着した腰がブルッと震える。
鶴姫は僕のお尻に手を回して、自分の腰にぶつけるように小刻みに揺らし始めた。
下半身全体がバイブで刺激されているような感覚……
ディープキスと妖しいバイブレーションのおかげで、一気に僕は脱力してしまう。
「気持ちいい……よぉぉ……」
「フフッ……もっと気持ちよくしてあげる」
鶴姫がそっと自分の腰に手を回す。
ジー……
ファスナーが開く小さな音が聞こえたあと、パサリと彼女のタイトスカートが床に落ちた。
「こういうのは好き?」
片方の手を腰に当てて鶴姫が微笑んでいる。
でも僕の視線は彼女の脚の付け根に集中せざるを得なかった。
「ああ、あぁ……」
スカートの下には男の視線を釘付けにする罠が仕掛けられていた。
理想的な曲線を描く腰のくびれを際立たせ、男を惑わすような甘い罠。
(女性の下着のことは良くわからないけど、ガーター……っていうんだっけ。)
こんなの……見ているだけでもどんどん興奮させられてしまう!
あと淡い光沢を放つ透明なパンストもまるでニーソみたいですごく脚が綺麗に見える。
(ヌードよりもこの姿のほうが……すごくエロい……)
これほどうまく自分の体を魅せる女性に僕は出会ったことがなかった。
そして彼女の大事なところを包んでいるのは上質なシルクのパンティ。
無意識にゴクっと唾を飲み込む僕。
この綺麗な女性が今から僕を…………妙な緊張感が僕の体に満ち溢れていた。
スカートを脱いだ鶴姫の脚のラインを見ただけで、ペニスがさらにカチカチになってしまった!
「……あなたは特別に着衣のまま犯してあげる」
僕が言葉を発しない代わりにペニスはヒクヒク震えている。
その様子を見た鶴姫はゆっくりと床に膝立ちになった。
「私は衣類を着ているのに、あなたは裸にされてアンアン感じちゃうの」
彼女は僕を見上げながら視線を決して外そうとしない。
そのおかげで僕も彼女に釘付けにされたまま動けない!
「まずはさっきの続き……してほしいでしょ?」
さっきのつづき、と聞いても一瞬頭が働かなかった。
ただ体の底からムズムズと期待感が膨れ上がり、ペニスにも血液が流れ込む。
「一方的に包み込まれるフェラ……病み付きにしてあげる」
そうだ、あの極上フェラだ……!
鶴姫の小さな口に包まれて、ペニスの芯を直接なぶられるような愛撫。
まるで本番、いや膣よりも上に感じる男殺しのテクニック。
それが彼女の言う「さっきの続き」の正体だった。
「もちろんさっきよりも念入りに感じさせてあげる」
膝立ちのまま淫らに微笑む鶴姫。
僕に見えるように舌先をチロチロと唇の外に出し入れしている!
(あの舌が絡みついて……)
柔らかく溶かされるような感覚を否が応でも快感を思い出す。
早くあの口の中へ入りたい。そんな僕の思いがペニスに伝わる。
「クスッ、今度はしっかり堪えてないと倒れちゃうよ」
鶴姫の両手が僕のお尻をしっかりと固定した!
さっきと同じように手を使わずにフェラをするのだろうか。
「じゃあ食べてアゲル」
ゆっくりと彼女の口が開く。
続いて、僕を見上げながら唇でペニスを捕え……
そのまま滑らせるようにして亀頭をパクリと包み込んだ!
「んふぅっ♪」
クププ……
「うああぁぁ!!!」
さ、さっきよりも刺激が強いいいいいぃぃっ
それもそのはず、彼女は大きく口を開いてなかった。
膣への挿入と同じようにある程度の抵抗があったほうが男が感じることを鶴姫は知っているんだ!
「そんなっ、いきなり!……やばっ」
まだ口の中に入ったばかりだというのに、僕は前屈みになろうとしていた。
与えられた快感が大きすぎて力が抜けていく。
自分の体を支えられない僕は彼女の肩に手を置いてなんとか堪える……!
ちゅぽっ!
「立ったままでお口の中で爆発させてみる?」
すでに陥落寸前の僕の様子に満足そうな鶴姫。
いったんペニスを解放しつつも、舌先でペロペロと舐め上げたりツンツン弾いたりしてくる!
ピチュッ、チュル……ペロペロペロペロ……
僕に慣れさせないようにリズムを変えて快感を刻み込む舌先。
「んっ、ああぁ、くふうっ……くそ……!」
「腰がこんなにブルブル震えてる♪」
彼女の言うとおり、体の震えが止まらない。
しかも快感のせいで呼吸も整わない。
「包んであげるね」
クップウウゥゥゥゥ!!
「んああああああああ~~~~!!!」
彼女が再び僕自身を咥えてきた。
しかも今度は一気に奥まで包み込まれる。
(これは、デ、ディープスロートってやつか……なんだこれえええ!?)
鶴姫のフェラテクのせいで下半身の力が全く入らない!
ペニスの快感神経以外が全部駄目になったように、体がいうことを聞かない!
「おあああぁぁぁ!」
恥も外聞もなく僕は彼女にかぶさるように倒れこんだ。
「もう一往復したらイっちゃうかな」
震えるペニスと息を切らせる僕を見比べながら、クスクス笑う鶴姫。
彼女は徹底的に僕を辱めることはせず、射精を我慢させようと仕向ける。
だが卓越したフェラの技術が僕に我慢を簡単にとろけさせてしまうのだ。
「まだ……イかない!」
このままじゃ男として悔しすぎるので強がりを言ってみたものの、
すでにペニスの先からはダラダラとカウパーが垂れ流し状態となっている。
「もういいわ……吸い取ってあげる」
そしてとうとう鶴姫がトドメを刺しにきた!
ジュプッ!!
「んんん~~~♪」
「えっ、ちょ……わああっ、ああああああ!!!」
鶴姫は激しく顔を上下左右にふって、ペニスをこね回しながらグリグリとひねってくる!
それと同時に玉袋をやわやわと揉みしだきながら射精を促してくるぅぅぅ!?
「だめ、こんなのもうっ!!!」
さっきまではゆっくりと時間をかけて僕の体に染み込ませるような愛撫だった。
それが今は急に体全体から精液を搾り取るような激しいフェラ。
突然やって来た強い刺激に、僕はなすすべもなく喘がされてしまう。
「で、でるっ! イク~~~~~~~!!!!」
彼女の頭を抱えるようにしながら、僕は喘ぎ声とともに絶頂に達した。
一度の射精をとても長く感じながら、断続的にビクンビクンと体を震えさせる。
鶴姫はその精液を一滴残らず飲み込んでしまった。
(まだ少し残っているよね?)
井戸水をくみ上げるポンプみたいに鶴姫はしばらくの間、顔を上下に振り続けていた。
彼女の頭が上下するたびにほんの少量ずつペニスから搾り取られていくのがわかる……
(気持ちいいのが止まらない……はやく止めてぇ……!!)
激しい愛撫から穏やかな動きにかわってからも、ペニスは彼女の口に囚われたままだった。
ようやくペニスが解放された瞬間、僕はその場にペタンとしりもちをついてしまった。
「ふふっ、足腰立たなくなっちゃった?」
鶴姫は制服のポケットからハンカチを取り出すと、上品に口元を拭い取った。
「でもここからよ」
「えっ?」
「もっと硬くしてあげる」
しりもちをついたまま座っている僕の足をグイっと広げて、その脚の間に座る鶴姫。
そして……
キュッ
「ふあああぁぁ!」
「ウフッ、もう一度しましょ?」
「やめっ……まだ無理っ」
ペニスをおもむろに掴む彼女の手を払いのけようとしても押さえ込まれてしまう!
くそっ、全然力が入らない。
「無理にガマンする必要ないわよ……私が勃たせてあげる」
そういいながら僕の体に寄り添うような体勢になる。
さらに時折キスをしながら甘えるような仕草をしてくる鶴姫。
彼女の香りと体温に包まれると、あれだけ放出して疲れ果てていたペニスがムクムクと復活し始めた!
「そんな……」
「ほら、この通り♪」
そして僕は静かにベッドに押し倒された。
ビンビンになった股間が鈍い悲鳴を上げている。
「次は私の中に入れてアゲル……」
いよいよ彼女の中に……
どんな男でも興奮するであろう、そんな甘いささやきを受けてペニスがピクンと跳ね上がった。
「その前に動けなくしてあげるね」
鶴姫は僕を大の字にしたまま、その長い手足を絡ませて拘束してきた!
■
僕の肩をすべるように、鶴姫の細い腕が絡みついてきた。
まるで滑らかな白い蛇に巻きつかれたような錯覚。
「これじゃ動けない……」
思わず僕の口から漏れた言葉を聴いた鶴姫が微笑んでいる。
「あら、そう?」
さらに彼女はほっそりとした太ももを僕の右足に絡める。
徐々に覆いかぶさってくる鶴姫の体を僕は振りほどこうとしてもがいた!
「フフフッ」
体を左右に揺さぶって抵抗する僕の上で、巧みにその美しい体をくねらせる。
僕が次にどう動くのかを予想しているように。
「女の子に押さえ込まれちゃうなんて、男にとってこれほどの屈辱はないんじゃない?」
とうとう鶴姫の体が僕にぴったりと重なった。
あんなにもがいていたのに……結局僕は大の字のままで彼女に見下されている。
「くそっ……」
右手に力を入れようとしたが、急に脱力してしまう。
手のひらを見ると、僕の指と指の間に鶴姫の指が滑り込んでコリコリと刺激している!
「たっぷりもがいてごらんなさい。全部潰してあげる」
妖しいマッサージのせいなのか、全然力が入らない!
しかもだんだん彼女と触れている部分が痺れてくるような……
「あああっ、動かないっ!! くそっ……なんで?」
「不思議ね?」
鶴姫は体をすっと起こした。
僕の肩に両手を置いて上半身をゆっくりと持ち上げる。
彼女の美しい顔と、ふっくらとしたバストが僕の視界一杯に広がる。
(うわ……ぁ……)
さっきまではなんとなくしか見てなかった双房。
目の前で柔らかに震えるその美しさは尋常ではなかった。
「そんなに見つめないで?」
視線に気付いた鶴姫が淫らに微笑んだ。
彼女と肌が触れ合っているだけで自然に魅了されてしまいそうだ!
「は、はなれて……」
肘をついて体を起こそうとしたのに、指先すら動かない。
「あなたは知らないうちに体力をもぎ取られてるのよ」
僕の様子を見ながら鶴姫は余裕の表情だ。
そして指先を僕の乳首に乗せると、クリクリと愛撫を始めた!
「んあぁ……!や、めて……」
悶える僕の一声で、もちろん彼女の指先が止まることはない。
「くすっ……♪」
チュパッという小さな水音がした。
僕が見上げると、彼女は左手の指を口元に運んでクチュクチュと舐めまわしていた。
そして唾液をたっぷりと乗せると、そっと僕の口の中に指を差し込んできた!
(んぐっ……あ、甘い……)
本来なら嫌悪感すら覚えるような行為……だとおもっていた。
いくら美しい人だからって、唾液をそのまま指で……なんて……
「体力は失ったその代わりに、私に対して愛情と欲望が増えてるの」
「…………」
鶴姫のいう通りかもしれない。
僕は何も答えることもなく、彼女の仕草をボーっと見つめていた。
(本当に綺麗でエッチで……彼女のことしか考えられなくなりそうだ……)
無意識で彼女に対して抱いた気持ち。
僕はそばで見ている舞ちゃんのことなどすっかり忘れかけていた。
「でも今度はそれを奪ってあげる」
「……ふあっ!!」
恍惚感いっぱいの僕を見ながら、彼女は囁いた。
さらに耳の穴にクプッという感触……舌先をねじ込まれた!
耳元でさっき唾液をたっぷりとこね回した舌先がピチュピチュと音を立てる。
(あ、あああぁ……おかしくされちゃう!!)
体と心の両面を犯してくる鶴姫の愛撫の前に、僕の心は折れそうになっていた。
最低限自分からは彼女を求めない、そう思っていた。
でも今はその気持ちすら溶かされかかっている。
「そろそろ私の中にお招きするわね?」
たっぷりと僕の耳を犯してから、鶴姫はゆらりと体を起こした。
「あなたが可愛く悶えるから、私も濡れてきちゃった」
体を起こした鶴姫は、僕の体の上で少し腰を持ち上げて、パンティの紐をほどいた。
(は、はやく……!)
ゆっくりとした動作で、彼女の細い指先がパンティラインをなぞる。
そして僕を焦らすように細い紐を解いた。
「くすっ……♪」
半分だけ解けたパンティの奥に、彼女の秘所の茂みが見え隠れする。
一気に脱いだりしないことで完璧な演出効果を発揮するチラリズムに僕は興奮させられてしまった!
「ほら、もうこんなに……」
続いてゆっくりと反対側の紐が解かれた。
まるでスローモーションのようにベッドにはらりと落ちるパンティ。
そして僕の目の前にあらわになった鶴姫の大事なアソコ……
ク……チュッ
「あなたの熱いところを欲しがってるの……わかる?」
なんと彼女は自ら人差し指と中指でアソコをくぱっと開いた!
あまりにも扇情的な……その光景に釘付けになる僕。
「ゆっくり飲み込んであげる」
僕が凝視している間も、鶴姫の指は淫らに蠢いている。
人差し指で茂みを掻き分け、中指がクリをそっと撫でる。
指先が敏感な宝珠に触れた瞬間、ビクンと体を震わせ息を乱す彼女。
「すごい……」
「早く入れたいの……でもね……あ、ぁんっ!」
チュプッとのめり込む指先に連動して鶴姫が喘いだ。
ここで手を伸ばせば彼女を攻撃することは出来る。
だがなぜか僕は身動きできなかった……この先の彼女のオナニーをじっと見てみたかったのだ。
「目一杯ここを熱くしてから飲み込んであげたいの……」
少し息を整えながら、鶴姫は淫らに微笑んだ。
もはや準備完了……というところか。
快楽にふけるというよりは、獲物を見るようなクールな視線を僕に投げかけてきた。
「じれったくなって、悶えちゃうくらいゆっくりとね……」
ついに片膝をついて、僕のペニスの真上に腰を移動させた。
さらにペニスの根元を握って硬さを確かめてきた!
ツツツー……
(うああぁぁ……!)
カリ首にそっと彼女の指先が這い回る。
たったそれだけでジュワッと我慢汁がにじんだ。
「先っぽが一番感じちゃう?」
ねちょねちょと指先で粘液をこねる彼女。
その指先を自らの秘所にしのばせ……こすりつけた。
「でも私の中に入ったら……その考えも変わるよ、きっと」
トロリとした淫らな液体。それは鶴姫の秘書のしずく。
その奥に潜む快楽の坩堝に早く飲み込まれたい……
まるで強烈な媚薬をかいだように僕は興奮してしまう。
「先っぽはもちろん、下のお口の中で飲み込まれたらぁ」
再び彼女の指先が秘所を大きく押し広げた。
今度は僕を飲み込むために……そしてその魔膣がゆっくりと近づいてきた!
「あなたは全部とろけちゃうんだから」
「ぜ、全部……」
先端が彼女に触れる。粘液が溶け……合う!
「そうよ。そしてあなたは一方的に感じちゃうの。私の中で」
ほんの少しだけ鶴姫が腰をピストンしてきた。
ペチャッ……
「ぐあああぁっ!!」
熱い!
思っていたよりもずっとリアルで、本当に溶かされてしまいそうな感触。
僕の体がブルッと震えた瞬間、鶴姫はもう一度腰を落とした。
亀頭が一瞬で彼女の膣に滑り込む……
「あ、ああぁ~~~!!!」
「どんなにもがいても、暴れても抜けられなくしてあげる……」
チュッパチャップスを舐め回すように、ペニスを膣の入り口で一周させる鶴姫。
熱い粘膜が満遍なく亀頭に擦り付けられる。
(まだ入り口なのに……!こんなのって……)
すでにイく寸前だった。
彼女にしてみればまだまだ序の口の性技。
そうだとわかっていてもこの刺激はキツすぎる!!
「こ、腰がっ……吸い寄せられちゃう!!」
「そうよ、このまま溶かしながらねじ込んであげる」
彼女の腰が左右にゆらゆらと揺れる。
僕は無意識に腰を跳ね上げている。
快感を求めて腰を突き上げるテンポにあわせて鶴姫はたまに腰を沈めてくる。
(き、きもちいい!!こんなのっ……ズルいよぉー!!)
自分の力では腰の振りが止められない。
吸い上げられたり、中で潰されたりしながら僕は我慢汁を吐きだしつづけた。
「もうすぐおしまいね?」
すっかり騎乗位の体勢になった鶴姫の声が降り注いでくる。
彼女は両手を僕の体の脇について、腰をぶつけることなくジュプジュプとピストンを重ねてくる……
「も、もう出ちゃう……!!うううぅ~~~!」
「そう?じゃあそろそろ……」
チュポッ!!
「くああっ!!」
「中で出すなんてナマイキだわ」
突然ペニスが膣から引き抜かれた。
あのままあと数秒でイクことができたのに……
そんな僕の悔しそうな表情を満足そうに見つめる鶴姫。
「最後は私の得意技でイかせてあげる」
彼女は大の字になった僕の脚の間に正座で座り込むと、そっと手を伸ばしてきた。
「ぐっ……!」
「こんなに震えてるわ。思いっきり飛ばしてあげるからね?」
そしてニヤリと微笑んでから、ペニスの真ん中辺りをそっと左手で握り締めた!
(な、なんだこれ……!?)
ただ握られただけ……にしか見えない。
だが彼女の手のひらは先ほどまでの膣内と同じくらい気持ちいい!!
「私がおちんちんをシコシコするとね」
彼女の指先をじっと見詰めてみた。
ゆっくりとした動作なのに……なぜかムズムズ感が収まらない。
まるで射精直前の状態で弄ばれているように。
「みんな夢中になっちゃうのよ」
わけもわからずに呼吸だけが乱される僕。
その様子を見て嬉しそうな鶴姫。
ひとつだけいえるのは彼女の手のひらはまるで魔法の手のようだということだ……
「きっとあなたも気に入るわ」
我慢するという気力すら起きない優しさと、我慢しても絶対に打ち砕かれるような感触。
ペニスの芯の部分だけをじんわりと締め付けられるような絶望的な快感が僕の体を駆け巡る!
「もう自分でしごいてもイケない体にしてあげる」
この指はヤバイ!
膣よりもなぜか危険な気がする……そう思った僕は体をひねって逃げようとするが、もはや手遅れだった。
すでに快感に慣らされた神経が僕の思考を邪魔する。
もっと鶴姫のフィンガーテクを味わえと僕に逆命令する!
「ほら、もうすぐ終わりよ?コリコリしてるとこが上がってきたもの」
「く、くそっ……こんな簡単に……」
「悔しい?それとも気持ちいい?」
僕の意思に関わらず、ゆったりとした彼女の愛撫は続く。
そして僕の体は彼女の指先に従順になっていく。
(も、もうだめだ……イっちゃう……きっとさっきまでよりも一杯出しちゃう!)
とうとう僕は観念した。
その瞬間を見計らったような彼女の一言がトドメとなった。
「ほら、これでおしまい……よ?」
鶴姫の人差し指がペニスの太い血管の部分を強めになぞった。
それがスイッチとなり、僕の腰が一気に砕けた……
「ぐああああああああぁぁー!!イクううう~~~~!!!」
快感を堪えることが出来なくなった僕が吠えた瞬間、鶴姫は手のひらをそっと亀頭をかぶせた。
彼女の手の中に向かって、僕は腰を何度も跳ね上げながら射精を繰り返した。
「うあっ、と、とまらない!?」
「そうよ、何度もイっちゃいなさい」
彼女に言われるがままに出続ける精液。
7回目の腰の律動を境に、僕は気を失った……
「少しやりすぎちゃったかしら?ウフフッ」
気絶した僕をさらに何度か手コキで射精させたあと、鶴姫はフロアをあとにしたのだった。
おしまい