【はじめに】

F○7 テ○ファに関する二次創作です
詳細設定適当ですが、突っ込まないように

※画像は raikos さんから頂きました

※この物語はフィクションであり、神羅カンパニーおよび登場人物は実在しません。
 なお、警備兵の名前については変更可能です。



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「ほんとにもうっ! しつこいわね!!」

潜入した30階建てのビルの階段を駆け下りながら不満げに彼女は呟いた。
後ろからは複数の足音が聞こえる。
このビルの警備兵たちだ。
だがそれも少しずつだが遠ざかっていく。

「やっと地上についたわ」

白いタンクトップに黒いミニスカートという軽装。
そして俊敏を誇る彼女の動きに銃火器を持った警備兵たちは全くついていけない。
遥か遠くにいる追っ手をチラリと振り返る。

「ふふっ、遅い遅い♪」

ビルの谷間に風が吹いて、美しいブラウンの髪がふわりと揺れた。
彼女の名前はティファ・ロックハート。
愛らしい顔立ちと長い手足が印象的な美女。
だがその伸びやかな肢体には強力な武術が仕込まれている。
彼女はザンガン流格闘術の使い手である。
実際にビル潜入から脱出まで、すでに20数名の敵兵が彼女に気絶させられていた。

「早く戻ってクラウドと一緒に次の街に向かわないと――」

この世界を支配する「神羅カンパニー」治安維持部門。
会社の一部門とはいえ、もはやそれは立派な軍隊である。
その執拗な追跡を振り切るために、ティファはミッドガルの裏道を駆け抜けていた。

ふたつ目の路地を抜けたとき、ティファの前に一人の男が現れた。
彼女を待ち構えていたかのように彼はサングラスを取った。
その異様な迫力に彼女の足が止まった。

「誰!?」

「おまえか……うちの新米ソルジャーを倒しまくってる女というのは」

ここは裏通り。この時間になれば人通りなどあるわけもなく、ティファにとってその男が敵であることは明白だった。
ギラギラと輝く眼光、背中から立ち上る威圧感、軍服の上からでもわかる鍛え抜かれた肉体。
今までの警備兵やソルジャーとはわけが違う。

「俺は神羅治安維持部門のショウだ」

「あたしはティファ。よろしく!」

名乗りを上げると同時にショウの懐に飛び込む。
そして流れるような動きで蹴りを放ち、唸りを上げるティファの拳。
攻撃が当たるギリギリのタイミングまで彼女を観察しながら、ショウは身を交わし続けた。

「なるほど、たいしたもんだ」

ショウはティファの熟練の動きに感心していた。
部下たちは敵を女とあなどり油断したと仮定していたが大間違いだった。
なかなかの素早い動きと破壊力。
下っ端ではどうにもならないだろう。

「あたしの技を全部交わされたのは久しぶりよ!」

「俺を甘く見ないことだ……」

ティファの回し蹴りに合わせてショウも蹴りを放つ。

「きゃあっ!!」

「ふんっ」

予想以上に重い蹴りを受け、ティファがバランスを崩した。
さらに追撃の左ストレートを放つショウ。
確実にヒットするタイミングだったが、ティファは上体を反らしてなんとか回避した。
女性特有の柔軟性があってこその防御術だ。

「ほう、あれを交わすか」






「へぇ、あなた強いのね……中ボス登場ってとこかしら?」

「失礼なやつだ。大ボス登場にきまってるだろ」

ニヤリと不敵な笑みを浮かべ、ショウはティファとの距離を詰めた。

(速いっ!!)

驚くべきスピードで接近してきた敵に対して、背筋を凍らせる思いでガードをした。
ショウはガードを無視して至近距離から彼女の腹部めがけて右の掌打をお見舞いする。

「ぐっ……」

なんとか腕を交差させてその打撃を受けるティファだったが吸収できるレベルではなかった。
あまりの威力に体ごと数メートル吹っ飛ばされてしまった!
空中で一回転しながら受身を取るものの、目の前の敵に対して次の一手が浮かばない。

「そろそろ終わりにしてやろう。」

複雑な呪文を唱えるショウ。
彼の背後に急速に黒雲が渦巻き始めた!

(なんなの……)

渦巻いた雲がパリパリと音を立て始めた。
本能的に危険を感じたティファは、慌てて腰袋から何かを取り出そうとして―――

「終わりだ、女」

ショウは右手をティファに向かって振り下ろした!
同時に彼の背後の黒雲から一条の光がティファめがけてほとばしった!!

「きゃあああああああああああああ!!!!」

雷系の最強呪文・サンダガ。
容赦ない一撃がティファの細い体に降り注いだのだ。




「他愛ないものだな。」

ショウは懐から葉巻を取り出して火をつける。
たちまちのうちに紫煙が彼の周りに広がった。

「仕事とは言え、女子供に手をかけるのは気が引ける……」

ティファが立っていたところには直径10メートル程度の大穴が開いていた。
最強クラスの雷撃はいともたやすく建造物を破壊してしまう。
自分でも少しやりすぎてしまったか、と彼は反省していた。

「さて、帰って報告書の作成だな……」


「ちょっと待ちなさいよ!!」

大穴に背を向けたショウの頭上から聞き覚えのある声が降ってきた。
続いて風を切り裂くような鋭い蹴りが彼の後頭部をかすめた。
とっさに身をかがめたおかげで彼は不意打ちを避けることが出来た。

「貴様……」

ショウは一瞬たりとも気を抜いた自分を恥じた。
ここは戦場。何が起こってもおかしくはないのだ。

「あんな魔法ぐらいでこのあたしを倒せると思ってるの?」

地面に大穴が開くほどの雷撃。
それを受けてなお平然としている女が居たとしても……おかしくないのだ。
彼の目の前にいるのはまぎれもなく先ほどの娘だった。

「今度はあたしから行くよっ」

まだ平常心を取り戻せないショウに踊りかかるティファ。
しかも先ほどより攻撃速度が上がっている。

(あの女いったいどうやって……!?)

未だに信じられなかった。
回避できないタイミングだった、とショウは考えていた。
だが彼女はここに立っている。
そして再び自分に挑んできた。
少し衣類にすすがついているようだが全くの無傷というのは信じがたいが……
これは何かの間違いだ。
ショウは自分にそう言い聞かせた。

「えいっ!!」

気合と共に放たれるティファのストレート。
このパンチを受け流してもう一度必殺の掌打を……
だが、ティファのその小さな拳を見たショウは戦慄した。
とっさにパンチを掴もうとしていた手を引っ込める。

「はっ!!」

空を切る拳が気合とともに光り輝いた。
そして、次の瞬間ティファの拳の延長線上に稲妻が駆け抜けた!!

「な、なんだ!?」

「もうっ!逃げないでよ……滅多打ちにしてあげるんだからぁ」

呪文の詠唱なしで起こる雷撃。
こんな拳をまともに受けられるわけがない。

「貴様いったい……」

再び自分に向かってくる彼女の拳を避ける。
うまく交わしたつもりでもその周囲の空気が熱い!
なんとか回避し続けるショウだったが、その背中には大量の冷や汗が流れ始めた。

(この女、いったい何者だ!?)

そのときショウは気付いた。
さっきまでとは違う彼女の手に光るグローブを!!

「なんだそれは!!」

「ああ、これ?プレミアムハートっていうのよ」

聞いたことのある名前だった。
だが判断力の大半をティファの攻撃回避に当てている今、とっさに思い出すことができない。
ショウ目掛けて振り抜いたティファのアッパーカットが頬をかすめた。

「ぐああああああああああぁぁぁ!!!」

ショウは顔半分が焼けただれた錯覚に陥った。
皮肉なことにその痛みが彼に「プレミアムハート」が何なのかを思い出させた。

それは伝説の武器のひとつ、失われた神の拳。
扱う者の精神の高揚をそのまま攻撃力に変換するという古の魔道具。
ミッドガルに存在する都市伝説のひとつで、実在するかどうかも怪しい噂の類だ。

そんなものあるわけがない……彼もそう思っていた一人だ。

だが、そのとんでもない威力を持つ武器を携えた少女が目の前にいるのだ!
戸惑う彼の隙をついてティファがさらに間合いを詰めてきた。






「やっと捕まえたわ」

一瞬で放たれる数発のジャブ。
彼はその全てをかわすことができず、わき腹に一発受けてしまう。

(がああぁぁっ!!)

ほんのすこしかすっただけでこの威力……
しかも体の芯まで衝撃が駆け抜けた。

「ぬぅ……ぐくっ……」

「ほらほらほらほらー!!」

とっさに回避行動に移るショウだったが、既に手遅れだった。
逃げようとしたところをティファに回り込まれての掌打ラッシュ。
とたんに防戦一方となってしまった。

(なんて重い突きだ……)

息を止めてパンチを高速連打するティファにショウは逃げることすら許されない。
少しでも気を抜いたら彼女の拳で蜂の巣にされてしまう。
この重さの突きを数発食らったら身動きが取れなくなってしまう。

ヒュンッ……

「!?」

ふいに目の前の美女の姿が消えた。


「はいっ!」

次の瞬間にはショウの視界の外でティファの長い足が華麗に弧を描いた。
彼女お得意の水面蹴りが見事に彼の足を払った。
パンチをガードすることに専念していたショウは突然の下半身の攻撃に対応できない!

ビシィッ

「ぐわっ!!」

地面に転がされたショウに素早くまたがるティファ。
マウントポジションを鮮やかに奪い、もはや勝ち誇ったような顔で相手を見下す。

「ひっ……」

ショウはこのあと起こる惨劇を覚悟していた。
逃げ場のない状態であの重い打撃を無限に受け続けなければならない絶望感……

「私のリミットゲージもそろそろ一杯になるわ」

マウントを取ったまま彼女は囁いた。
無駄な抵抗とわかりながらも身を捻り、マウントを崩そうとするショウ。
同時に、いずれやってくるであろう激痛に備えて歯を食いしばる。

ティファはショウの胸に掌をそっと押し付けてきた……

助かるのか?
一瞬甘い期待感がショウの胸に広がった。

「さあ受けなさい……ファイナルヘヴン!!」

バリバリバリバリバリ!!!!

両手に装備したプレミアムハートがまばゆい光を放ち、大量の電撃がショウに流れ込んだ!


「いぎゃああああああああぁぁぁぁ」

先ほどショウが放った電撃をティファはこの魔法の手袋に全て吸収させていた。
正確には武器に仕込んだマテリアが吸収していた。
サンダガの強力な威力を吸収するだけでも脅威的であるのに、プレミアムハートはマテリアが吸収した魔力を数倍にまで増幅していた。
自分の出した技をそれ以上の威力で返されたショウはぐったりとしたまま動かなくなった。

「うふふっ、ここからがお楽しみよねぇ♪」



電撃で痺れて動けない彼に向かってティファは治癒魔法ケアルを唱えた。
淡い光に包まれながらほんの少しだけ回復するショウ……

「ううっ……なにを……!?」

「これを見てくれる?」

ティファは魔性のグローブ「プレミアムハート」をショウに見せ付けた。
そこには見慣れないマテリアが三つ埋め込まれていた!

「このアイテムはマテリアホールが少ないのよ。左から魔法のマスターマテリア、スピードアップのマテリア、自然治癒のマテリア……」

これがティファのパワーの源だった。
サンダガの強力な雷撃をマスターマテリアが吸収し、ショウと互角に渡り合うだけのスピードをマテリアで補い、しかもダメージは自然治癒させていたのだ。
バランスのいいマテリアの組み合わせだった。

「これを今から入れ替えるの♪」

体中が電撃でしびれて動けない彼を見下したまま、ティファはスカートのポケットから新たなマテリアを取り出した!
それは紫と黄色の光を放つ不気味なマテリア。
いずれもショウの見たことがないものだった。

「スローの魔法マテリア、変化のマテリア……これだけでいいわ」

そんなことを言いながらプレミアムハートに埋め込まれたマテリアを差し替えるティファ。

「悶絶させてあげる……今からが罰ゲーム、いいえご褒美かな?」

ティファは動けないショウの服を無造作に取り払うと、股間にそっと手を添えた。
プレミアムハートは指先が露出したタイプのグローブだ。
ひんやりとしたティファの指先を感じて、股間がビクンと跳ね上がった。

「すぐに元気にしてあげる」

「うくっ……」

白いタンクトップの下で、大きくて柔らかそうな胸がふよふよと揺れ始めた。
馬乗りになったまま獲物を見下しながら後ろ手でペニスを弄ぶティファ。
ペニスの先端をコチョコチョとくすぐりながら棹をゆっくりとしごく。
彼の視界には隠れていたが、プレミアムハートの魔力は既にショウの体を包み始めていた。

「ほら、もうカチカチだね!」

「ば、馬鹿な!」

スローの魔法がかかったマテリアが光を放っている。
ティファの絶妙な手コキによってペニスはすっかりビンビンにされてしまった。
だが、マテリアの魔法効果がショウの体に快感が伝わる速度をいつもの10倍以上遅くしているのだ。




「じゃあ見てご覧なさい」

「ううっ!?」

ティファは彼の目の前に自らの両手を開いて見せた。
彼女の指先、手のひらは既に我慢汁でべとべとになっていた!

「どうせ動けないよね?」

ティファは彼に添い寝をするような体勢になった。
マウントを解かれたショウは体を動かそうとするが……全く動かせなかった。
さっき受けた電撃のせいで体中がしびれて言うことを聞かないのだ!





「撫で回してあげる」

プレミアムハートが紫の光を放つ。
スローの魔法を発動させたままティファは彼の体をゆっくりと撫で始めた。

「うはああぁぁっ!!!」

対戦相手とはいえ、ティファのような美少女に体を撫で回される快感。
乳首やわき腹、へその周りなどをゆっくり丹念に愛撫されて、彼は甘い声を漏らすしかなかった。

「気持ちいいでしょう?でもおちんちんはお預けだからね~」

「あ、あっ、あああぁぁぁ~~~!」

悶絶しながら彼は考えた。何かがおかしい。
いくらなんでもこんなに感じるはずがないのに、ティファに触られた部分の快感が消え去らない!
ずっと性感帯をくすぐり続けられてる感覚……これこそがマテリアの魔法効果だった。
指先で皮膚が撫でられた感覚など普段なら一瞬で消え去ってしまうのに、スローの魔法はその一瞬を永遠に変えようとしているのだ。

「このまま出しちゃえば?」

「だ、れがぁ……!!」

精一杯の強がりを見せる彼を見てティファは楽しそうに微笑んだ。
彼の首から下の部分はティファによって念入りに撫でられ、時間の流れを遅くさせられている。
魔法が効いてるうちは、もはや自力で体を起こすことさえできない状況。

「クスクス……そろそろ狂わせてあげる」

すでに大きくなっている彼のペニスがせつなそうにヒクヒクと震えていた。





ティファはおもむろに亀頭を指先で揉み始めた!
その刺激はものすごくゆっくりと彼の体を駆け巡る。






「んあっ、ああああああ!!!!!」

体をねじって快感に抗う彼だが、思うように体は動かせない。
魔法効果によって彼の体の自由はとっくに失われている・
さらにティファは両手でペニスを包み込んだ。

「イきたくてもイけないくらいゆっくり犯してあげるね」

そして彼女は目いっぱいの魔力をスローの魔法マテリアに送り込む。
ペニスが紫色の魔力で包まれた。

「今度はこっちのマテリアの出番だよ~」

ティファは悶絶する彼を見つめながら、黄色いマテリアに魔力を注ぎ始める。
この「変化」のマテリアは成長こそしないものの多くの魔力を秘めた宝玉だ。
彼女は果たしてどういった使い方をするのだろうか……

「ねえこれから何されると思う?」

「う……あぁ……」

ティファの両手が金色に輝き始めた。それを見ながらも何も言い返せないショウ。
絶え間なく駆け巡る快感のせいで、既に彼の意識はどろどろに溶けかかっていた。

「体中を性感帯に……おちんちんみたいにしてあげる」

「ああぁぁっ!!!」

ティファの黄金の指先が体中を這い回る。
触れられたそばから彼の体は変化していった。

「フフフッ」

すりすりと彼の体を丹念に嬲るティファ。
その動きはすごくゆっくりとしていたが、触れられているショウにとっては逆に地獄だった。
ただでさえ快感が抜けきらない体にされてしまっているのに、今度は体中がペニスのように敏感にされてしまったのだ。
もちろん見た目には変化はない。
ただし、彼自身の体の感覚を強制的にマテリアが変化させてしまったのだ……

「うっ、あっ……!!!!!!」

「もう叫ぶこともできないくらい気持ちいいんでしょ?」

ティファの言うとおりだった。
体中を駆け巡る刺激がゆっくり過ぎて狂いだしそうだった。
だが大声を出すことも、体を暴れさせることもできないまま彼の体は快楽漬けにされていく。

(お願い、いかせて……イカせてえええええ!!!!)

身動きできないショウは、許しを請うような視線をティファに向けることしかできなかった。
その顔を見たティファがにっこりと笑った。

もはや勝負は決まった。
彼女はプレミアムハートを両手から取り去って、素手でペニスを優しくしごき始めた。

「一度スッキリしよっか?」

しこしこしこしこっ!!

「あああああああああああ!!!!!」

容赦ない手コキにあっという間に射精するショウ。
だが亀頭部分はしっかりとスローの魔法がかかっているため精が弾け飛ぶことはなかった。

「うわぁ……とろとろ漏れ出してるみたい」

だが逆にショウにしてみれば待ちに待ったペニスへの刺激である。
ただし通常時とは違って魔法のせいで射精の絶頂が何度もリフレインするのだ。

(イく!イく!!イってるのが……止まらないいいいいい!!!!?!?!)

たった一度の射精を数十回の連続射精に感じさせてしまうティファの凶悪コンボが彼の体内で炸裂していた。

「ほら、もう一度元気にして?」

射精が始まったばかりのペニスを舌先でチロチロと刺激するティファ。
カリ首と裏筋を丁寧に舐め上げ、玉袋をマッサージしながら棹を少ししごく。
心なしか亀頭の表面から溢れる精液の量が増えた。

「このまま体中を愛撫したらどうなるかな?きっとまた出ちゃうね~~~」

ペニスへの直接攻撃はいったん止めて、彼の体を手のひらや太ももで愛撫する。
魔法のせいで時間が止まった様な彼にとっては、これだけでも相当な快感だろう。
手のひらを優しく揉んでやったりするだけでもペニスを揉んでるのと同じ。
予想通り、この責めの途中で彼に喘ぎ声を上げさせてしまった。

「んああああああああ!!!」

体ををガクガクと震わせながらあっさりと引き出されるショウの射精。





「もう4回目……」

自分の下で悶える彼を見ながら、ティファは嬉しそうに笑った。

「さっきまでの威勢はどうしたの? だらしないなぁ……クスッ」

すでにショウは苦しげな様子だ。
全力疾走後ように息を激しく弾ませている。

(回復する時間も与えないんだから!)

彼女にしてみれば獲物を落とした後のお楽しみタイム……
今回は手ごわい相手だっただけにその喜びもひとしおだ。

「せっかくだからおっぱいでも責めちゃおうかな?」

ゆっくりと上体を起こして、ティファはシャツを脱ぎ始める。
服の上からでもはっきりとわかる彼女の谷間がショウの目の前に現れた!






ぷるんっ

(すごい……キレイな胸だ……!)

目の前にいるのは自分を拷問する敵であるということも忘れて、ショウは思わず感嘆した。
彼女の細身とあいまって、予想していたよりも大きく見える豊かな双丘。
ティファのEカップバストが惜しげもなく目の前にさらされたのだ。
それもスローの魔法の効果でねっとりと見せ付けられ、焦らされるようなスピードで。

しかし彼の意識よりも早くペニスは敏感な反応を返していた。


「あ……反応したね?」

彼の股間の反応を楽しみながら、パサッと白いシャツを脱ぎ去るティファ。

「もっと喜ばせてあげる」

脱いだ衣類をわざと彼の口元にかぶせる。
そうすることで甘酸っぱい汗の香りが彼の心に染み込む……

「どうかしら?」

ショウの顔の脇に両手をついて、豊かなバストをふるふると揺らすティファ。

(やめろ!迫ってくるなぁ!! こんなことされたら……お、おかしくなっちゃう!)

真っ白で張りのある彼女のバストは、相手が男である限り魅力的に感じないものはいないだろう。
予想通り彼の視覚、嗅覚、そして敏感にされた体全体はティファに支配されてしまった。

「ふふっ、いいんだよ別に。大体の男の人は夢中になっちゃうんだから。」

このまま彼の心を完全に折る。
そのためには……顔の脇に両手をついたまま、ティファは少しだけ肘を曲げた。
彼の鼻先にほんの少しだけ乳首が触れる。

「へへっ、けっこう大きいでしょ?」

さらにゆっくりと肘を曲げ続けると、ティファの右の乳房がショウの顔を押しつぶした!

(んんっ!うぶ~~~~!!!!)

強制的に視界をふさがれ、柔らかい乳房で押しつぶされる。
それは苦痛というよりも甘美な屈辱……


「形にも自信あるんだよね、実は……」

ほんの数秒だけ彼を窒息させた後、ティファは肘を伸ばして彼を解放した。
ショウは離れていく乳房を追い求めるように、本能的に物欲しそうに口元をパクパクと動かしてしまった。


「可愛いわね。でも私も気持ちよくなりたいの。乳首でツンツンさせて?」

ティファは満足そうに獲物の反応を確かめながら、体を起こして彼の股間を大きく広げた。

(恥ずかしい……くっ、なんて格好をさせるんだぁ!)

男のプライドを打ち砕くような強制的な大開脚。
そして彼女は両足の間に座り込み、今度は彼の腰骨の辺りに手をついた。
ちょうどペニスの真上にバストが覆いかぶさるような体勢……

「じれったいでしょ……言わなくてもわかるよぉ」

今度は谷間の間に亀頭の先を滑りこませてみる。
真っ赤に腫れ上がった男の急所をすっぽりと包み込む。
気のせいかペニスが完全に埋没した瞬間、彼の下半身がブルッと大きくふるえた。

「こういうのも好きよね? 男の人って不思議……」

2,3秒だけ静止した後、ゆっくりとペニスを解放する。
そのまま今度は乳首での愛撫。
震え続ける亀頭部分をティファの上向きの乳首がコリコリと這い回る。

(ひっ……)

先端ににじむ粘液を乳首だけでクチュクチュとこねまわされる。

「私に完全に支配されたい?」

その問いにはショウは答えられなかった。
目を瞑って次々と襲いかかる快感に、もはや耐え続けるのみ……

「私も気持ちいい!……乳首って感じちゃう!」

快楽地獄の真っ只中にいるショウを無視して、自分のために乳首とペニスをぶつけ続ける。
亀頭の柔らかさが乳首に擦れると独特の快感が呼び起こされる。
ティファもこの刺激は嫌いではなかった。
じんわりとミニスカートの奥が濡れ始める。

「すごい……いい! はぁ、あん、あなたは……どう?」

ちらっと彼を見ると、何も言わないがとても気持ちよさそうに口からよだれを流し始めていた。

「ふぅ、ぁん……むぎゅってしてあげる」

ティファの乳首は既に彼の我慢汁でネトネトになっている。
その粘液を細い指先で谷間にこすりつける。

「包み込んであげるねぇ」

豊かに張った左右の乳房がとうとうショウのペニスを真上から包み込んだ!

「ほら、いくよ~」

むぎゅ……ぎゅむ、ぎゅむっ!!

彼女の手元から青い光がこぼれる。
プレミアムハートが一瞬だけ輝いたのだ。

ティファはその瞬間だけスローの魔法を解除した。
そのことは快感で悶えるショウにはわかるはずもなかった。

だが彼の体は瞬時に魔法解除による異変を理解することになる。
今までショウの体をゆっくりと巡っていた快感が、パイズリによって一気に爆発した!


「ああああああああぁぁぁぁっ!!出るッ!!」

「いいよ、出してっ……!」

ショウの腰が大きく跳ね上がった。
そのタイミングを見逃さず、さらに両手にほんの少しだけ力を入れるティファ。
胸の谷間がさらに深くなりペニスへの圧力もあがる。

「ほら、イっちゃえええ~~~」

「!!!!!」

自ら押しつぶしたバストを左右に不規則にこね回すと、あっという間にショウは射精させられてしまった!

ドッピュウウウウウウウウウゥゥ~~~~!!!!

本来なら勢いよく飛び出すはずの精液が胸の中で閉じ込められたまま爆発させられてしまった。

「フフフッ……」

だがティファは自分の胸の中で弾けた熱いほとばしりをしっかりと感じていた。
確実に搾り取った男のエキスが谷間に小さな水たまりを作っていた。

「休ませないわよ」

数秒間大きく震えていた彼の下半身が落ち着いたころ、再びクチャクチャとバストの中でこね回してみる。

「んっ、ああ……もう止めてくれ!!ああああ、ほんとに、もうっ」

「だめよ。これが楽しいんじゃない。もっと気持ちよくなろう?」

逃げようとするショウの腰をガッチリと抱えたまま、さらにティファはねっとりと彼を責め続けた。
抵抗する体力すら完全に奪い去る射精直後責め。
その責めの威力はすさまじく……さらに十数秒間の後、彼は意識を失ってしまった。






「ちょっと早すぎない?クスクスッ」

再び彼の体にスローの魔法を発動させるティファ。
魔法が切れるまでの間、ティファはねっとりと彼の体を弄び続けた……








(了)





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