このまま膣責めでイかされたい

 

「あはっ、やっぱりウチの中で出しちゃいたいんだぁ~」

 

そういいながら彼女は俺への締め付けをキツくした。

俺はもはや敏感に喘がされるだけだった。

 

「このまま締め付けてイかせちゃうのは簡単すぎだよね…………」

 

極上の締め付けと熱い膣の中で俺はヒクヒクと止めを刺されるのを待っていた。

彼女はベッドサイドから備え付けの髪ゴムを取り出した。

そして何のためらいもなく一気に膣からペニスを引き抜いた。

 

「あああっ!!」

突然ペニスを襲う刺激に俺は必死で耐えた。

キツキツの状態で、引き抜かれたのだ……ほんの少しの時間差で俺の体に大量の快感が駆け抜けた。

 

「ちゃんとガマンできたね」

淫らに笑いながら彼女は俺のペニスをつかむと、取り出した髪ゴムで根元を縛り付けた。

(……っ!)

軽い痛みがペニスに走るが、その次の瞬間には再び膣に飲み込まれる快感にさらされていた。

 

「ここからはウチが好きに動くから……覚悟してね」

根元が縛られたせいで瞬間的に快感が遠のいたが、それも束の間。

膣の中は先程と同じようにきゅうきゅうと締まり、俺を喜ばせてくる。

下半身から急速に力が奪われていくようだ……

 

「手……貸して」

言われるままに両手を少しあげると、彼女は自分の両手とぴったりと合わせて、俺の手を握った。

騎乗位で見下ろされながら手を握られると、なんだか妖しい気分が高まる。

 

「……完全に動けなくしてあげる」

手の平を合わせた状態で、少しだけ腰を浮かせる彼女。

俺は軽く押さえ込まれている状態だ。彼女が言うとおり全く身動きが取れない……

 

「くっ……んん……」

少しは抵抗しようとするのだが、どうにもならない。

俺の動きを無視して彼女の腰がグラインドを開始する。

その途端にペニスからジワ~~~っと快感が広がり、全身がくすぐられたような錯覚に陥る!

 

「ああっ、あああああ!!! なんだ……これ…………!!!」

両手を拘束されたままの拘束グラインドと膣の締め付けに、俺の抵抗力は一気にゼロになった。

膣の入り口をきつくしたままで、棹と亀頭との間を何度も往復する。

両手に体重を預けたままで腰を自由に動かすそのテクニックは、快楽だけを俺に与え続けたまま

俺の体の自由を奪い去った。

 

「とろけちゃいそうでしょう……ウチのあそこ」

勝ち誇った顔の元カノを見ていると、ますます感じてきてしまう。

射精感が一気に膨らむが先程の髪ゴムのせいでペニスの根元で精液はせき止められている。

ペニスが張り詰めて痛いはずなのに、快感を上乗せすることで何も考えられない。

彼女が言った『完全に動けなくしてあげる』というのは、こういう意味だったのか……

 

「そろそろイかせてあげる……」

中腰のままで円を描くようだった彼女の動きが、上下のピストンに変わる。

強く腰がぶつかるたびに、少しずつ精液が漏れているような気がするのだが……

快感がせき止められている・・このままではイけない!

 

「は、はずしてっ……イかせて!!!」

俺は思わず懇願した。

年下の元カノに恥も外聞もなく頼み込んだ。

しかし……

 

「だめ。ゴムつけたままでお漏らしさせてあげるね~」

俺の限界を見計らった彼女が、上体をぴったりと俺に預けてきた。

体が密着されて、俺の性感が高まる。しかし逆にペニスへの軽い痛みがはっきりとしてくる。

射精したいのに痛みが邪魔をする……そんな感覚。

 

「このまま膣の中でじわじわ搾ってあげる……」

さっきまでの腰のグラインドやピストンはない。

しかし、彼女の熱い膣がねっとりと亀頭や棹に絡みついてくる感触だけは残る。

 

あいまいな快楽に俺は悶絶した。

頭の中で射精への願望が一気に膨らみ、体を震えさせるのだが……彼女の押さえ込みによって自由が利かない。

そのうち、俺のペニスの先端から勢いも泣くじわりと何かが滲み出した……

 

とろ……とろとろ……

 

(ああ……そんな……)

最大限に高められたペニスの感度のまま、少しずつ搾り出される精液。

しかもそこには期待しているはずの開放感や快楽がやってこない……

俺は半泣き状態で彼女を見上げたが、彼女は優しく微笑むだけだった。

 

「これがウチのあなたへのリベンジ…………もう虜になっちゃった? ふふっ」

 

じわじわと搾り取られる感覚に、俺の頭の中は真っ白になった。

俺の体を彼女はがっちりと抱きしめ、最後の一滴まで精液を搾り取った。

ペニスの芯まで抜き取られてしまった俺は、しばらく身動き一つ出来なかった……

 

BAD END





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